auのスマホを利用しているという人も多いと思いますが、月々の料金が気になるという人も少なくありません。できることならもう少し安くならないかなぁと思っている人も中にはいるのではないでしょうか。そんな人におすすめなのが格安スマホ。au回線をそのまま利用して格安スマホとして利用すれば料金もグッと抑えることができます。ですが格安スマホと言えば気になるのが、デメリット。au系の格安スマホにはどのようなデメリットが存在するのかについてまとめました。
目次
au系格安スマホのデメリットとは?
au系の格安スマホには、様々なデメリットがあります。ですが、デメリットだけでなくもちろんメリットも存在するのでご安心を。そもそもデメリットは自分が必要としなければデメリットになりません。考え方次第では、デメリットと感じない部分もあるため、格安スマホに乗り換えるのはおすすめなのです。
au系格安スマホのデメリット
ではここで、au系格安スマホのデメリットについて紹介します。
本家auと比べて通話料金が高い
まずは、本家auと比べて通話料金が高いということです。格安スマホは、どちらかという都通話よりもデータ量をメインとしています。そのため、データ量に関するプランは非常に多いのですが、通話に関しては、本家auと比べると少し高めの設定。30秒の通話で20円かかります。
本家auと比べて通信速度が遅い
続いては、本家auと比べて通信速度が遅いということです。格安スマホは、大手キャリアの回線を間借りして利用します。そのため、回線が混雑すると優先されるのは大手キャリアのスマホ。そのため、どうしても通信速度が遅くなってしまうのです。
本家auとサポートの内容が異なる
続いては、本家auとサポートの内容が異なるということです。大手キャリアは全国に店舗を構えていますが、格安スマホは実店舗が少なく、トラブルが起きた時は、メールや電話での対応となります。また、大手の格安スマホであればある程度サポートはしてくれますが、大手の格安スマホでない場合は、サポート体制も手薄状態。そのため、大手キャリアのような満足できるサポートを受けることもできないのです。
購入可能端末が限られる
続いては、購入可能端末が限られているということです。格安スマホとして本家auのスマホをそのまま利用することはできるのですが、sim対応のものでなければ格安スマホとして利用することはできません。そのため、sim対応でないスマホを利用している場合、端末を購入する必要があるのですが、全ての端末がsimに対応していないため、購入可能となる端末が限られてくれるのです。
キャリアメールが利用できない
続いては、キャリアメールが利用できないということです。キャリアメールトは大手キャリアで提供しているメールアドレスです。auの場合は、「@ezweb.ne.jp」となるわけですが、このキャリアメールは格安スマホでは利用できません。そのため、格安スマホで利用できるメールは、GmailやYahoo!メールといったフリーメールとなります。
LINEのID検索が利用できない
続いては、LINEのID検索ができないということです。LINEのID検索を行う場合、年齢確認が必要となります。大手キャリアではこのシステムを導入しているのですが、格安スマホはこの年齢確認を導入していないため、LINEのID検索ができないのです。
クレジットカード決済が多い
続いては、クレジットのカード決済が多いということです。大手キャリアでは、クレジットカード・口座振替・振込用紙といったように、支払い方法を選ぶことができますが、格安スマホのほとんどはクレジットカード決済です。中には、口座振り込みができるところもありますが、数はそれほど多くありません。そのため、格安スマホを利用したいのであれば、クレジットカードを契約しておくことをおすすめします。
テザリングが利用できないケースがある
続いては、テザリングが利用できないケースがあるということです。テザリングとは、自分のスマホをwifiルーターの様に使い、様々な機器を接続して利用することができる機能のことです。このテザリングは、大手キャリアであればほとんどのスマホに搭載されているのですが、格安スマホの端末ではこの機能がついていないものもあります。そのため、テザリングが利用できないケースが発生してしまうのです。
初期設定は自分で行う
続いては、初期設定は自分で行うということです。大手キャリアで契約を行うと、店舗側が設定を行ってくれます。ですが、格安スマホは実店舗が非常に少ないため、初期設定は自分で行う必要があるのです。
電話が利用できない期間がある
続いては、電話が利用できない期間があるということです。格安スマホは、simカードを挿入して利用します。このsimカードは申し込みをして手元に届くまでに数日かかるため、電話が利用できない期間が発生してしまうのです。
au系格安スマホのデメリット以外のメリット
au系格安スマホのデメリットを紹介したところで、ここではau系格安スマホのメリットについて紹介します。
月々の料金が安くなる
まずは、月々の料金が安くなるということです。格安スマホと言えば料金の安さが最大の特徴でもあります。大手キャリアと比べると月々の料金は数千円もお得になります。そのため、契約期間が長ければ長いほど、お得度も高まるのです。
シンプルなプラン
続いては、シンプルなプランであるということです。大手キャリアで契約をすると料金形態が複雑で、説明を聞いてもよく理解できていないという人もいるでしょう。また自分で調べてもオプションが多かったり、組み合わせによって料金が変動するためよく分からないという人もいます。ですが、格安スマホはとてもシンプルなプラン設定となっているため、そのようなことがありません。むしろシンプルすぎて選びやすいです。
2年縛りがない
続いては、2年縛りがないということです。大手キャリアの契約期間は2年設定です。ですが、格安スマホの契約期間は0ヶ月~1年がほとんど。そのため、契約期間に縛られることなく、いつでも解約することができます。
デメリット込みでau系格安スマホが向いている人
ではここで、デメリット込みでau系格安スマホが向いている人を紹介します。
自分で設定が行える人
一つ目は、自分で設定を行うことができるという人です。上記でも述べたように格安スマホは自分で設定を行う必要があります。設定の詳しい手順は、各通信会社のホームページに記載されていますが、ホームページを見ても分からないという人は、格安スマホへの乗り換えを考え直した方が良いでしょう。
通話頻度が少ない人
二つ目は、通話頻度の少ない人です。これも上記で述べたように、格安スマホは通話料金が大手キャリアと比べると高いです。そのため通話頻度の高い人は、格安スマホよりも大手キャリアの方が、安くなる可能性は高いです。
wifi環境に恵まれている人
三つ目は、wifi環境に恵まれている人です。自宅にwifiルーターを設置して格安スマホを利用すれば、スマホのデータ通信量を消費せずに済みます。スマホのデータ通信量を消費しないのであれば、プランも安いものへ変更することができ、結果月額料金も安くなります。
2台持ちを検討している人
四つ目は、2台持ちを検討している人です。大手キャリアが提供している「かけ放題プラン」を利用しつつ、データ通信だけは格安スマホで、と役割分担することで節約をすることができます。つまり、大手キャリアと格安スマホのいいとこどりで、料金を下げるという狙いがあるのです。
デメリット込みでau系格安スマホが向いていない人
それでは最後に、au系格安スマホが向いていない人を紹介します。
キャリアメールが必要な人
一つ目は、キャリアメールが必要な人です。キャリアメールは格安スマホでは利用できません。ですが、どうしてもキャリアメールで無ければ困るという人は、大手キャリアでの契約をそのまま続けることをおすすめします。
店舗でのサポートを受けたい人
二つ目は、店舗でのサポートを受けたい人です。格安スマホは、サポート体制が大手キャリアのように万全ではありません。そのため、スマホが壊れた場合などに対処しきれない人であれば、格安スマホはおすすめできないのです。
より高速な速度通信を求めている人
三つ目は、より高速な通信速度を求めている人です。格安スマホは大手キャリアと比べると通信速度は遅め、そのため、高速通信を希望するのであれば格安スマホは契約しない方がよいでしょう。
通話が多い人
四つ目は、通話が多い人です。格安スマホの通話料金は30秒で20円です。これは誰にかけても、どこにかけても変わりませんが、通話が多ければ多いほど、料金も高くなってしまいます。そのような人は、大手キャリアのかけ放題プランを選択した方が、断然安いです。
【まとめ】au系格安スマホはデメリットよりメリットを参考に
au系格安スマホのメリット・デメリットについて紹介しました。格安スマホに乗り換えることで様々なデメリットが生じてしまいますが、料金が安くなったり、2年の契約期間からは回避できます。メリット・デメリットのどちらかを重視して選ぶかは人それぞれではありますが、利用頻度の少ないものがデメリットであるならば、格安スマホにしても問題ありません。ぜひ、デメリットよりもメリットを重視して選んでみてはいかがでしょう。