毎日のメイクがとてもラクになって、目元もパッチリすることで人気のまつ毛パーマですが、やはり気になるのはまつ毛へのダメージですよね。まつ毛パーマをする上で、まつ毛のケアはとても大切です!
健康的なまつ毛を保つことは、まつ毛パーマの持ちの良さにも関わってきます。少しでもまつ毛パーマをきれいな状態で保つために、今回はまつ毛パーマをする人向けのまつ毛のケアについてご紹介していきたいと思います。
目次
【まつ毛パーマのケア】まつ毛へのダメージ
まつ毛へのダメージはいくつか種類があります。
紫外線からのダメージ
紫外線はまつ毛の表面を覆っているキューティクルにダメージを与えます。紫外線を浴びすぎてキューティクルがボロボロになると、まつ毛はツヤがなくなり、コシもなくなってしまいます。
また、キューティクルが剥がれると、まつ毛の中心部に蓄えられている水分や栄養が流れ出てしまい、乾燥しやすくなります。そうすると、細くてもろいまつ毛や、切れやすいまつ毛になる可能性があります。
物理的なダメージ
まつ毛への物理的なダメージには、目をこすった時の摩擦や、ビューラー使用時の圧迫、強すぎるクレンジングなどがあります。
特にビューラーは使い方を誤ると、まつ毛へのダメージが大きいです。力を入れすぎると、まつ毛が折れて切れ毛の原因になる場合があります。また、強く引っ張ってしまうと、まつ毛が抜けることもあります。
生活の乱れ
十分な睡眠が確保されなかったり、栄養不足になるとまつ毛にも影響が出てきます。まつ毛が成長するには、成長ホルモンが分泌される夜10時から深夜2時の間にしっかり睡眠をとる必要があります。この時間に細胞修復が行われて、痛んだまつ毛もじっくり修復されていきます。生活が乱れてしまうと、まつ毛の修復が追いつかなくなり、まつ毛の成長もあまり進まなくなってしまいます。
【まつ毛パーマのケア】施術後のケア
施術後のケアについて解説します。
施術当日は濡らさない
施術当日はなるべくまつ毛を濡らさないのが長持ちのポイントです。施術後24時間はまだ薬剤が定着しておらず、まつ毛を濡らしてしまうと、カールが伸びてしまう可能性があります。髪の毛のパーマをかけた時にも「今日はシャンプーを控えてください」と言われたことがある方もいると思いますが、これと同じ理由です。
施術当日は洗顔は控える
施術当日はなるべく洗顔は避けて、濡れたタオルで顔を拭く程度にしましょう。そのために、まつ毛パーマをする当日はメイクは控えて、すっぴんの状態で施術を受けることをおすすめします。なるべくまつ毛が乾いている状態にしておくのがベストですが、止むを得ず洗顔する場合は、洗顔後速やかにタオルで優しく拭き取りましょう。
まつ毛美容液でケアをする
まつ毛パーマをしたら、まつ毛美容液でのケアが必要です。まつ毛パーマをしたまつ毛は、普段よりも少なからずダメージを受けている状態です。ダメージを受けたまつ毛は、抜けやすかったり、伸びにくかったり、まつ毛自体が細く痩せてしまう可能性があります。
そこで、日頃まつ毛美容液でケアをして、まつ毛に栄養を与えて保護することで、カールをなるべく長持ちさせることができます
【まつ毛パーマのケア】まつげ美容液の使い方
まつげ美容液の使い方をご紹介します。
塗るタイミング
まつ毛美容液の塗るタイミングは、朝の洗顔後と夜の入浴後の1日2回です。ポイントは洗顔後の1番最初にまつ毛美容液を塗ることです。化粧水・乳液の後だと、場合によってはまつ毛がコーティングされてしまし、まつ毛美容液の効果が届きにくくなってしまうこともあります。
朝夜それぞれ塗れば、朝は日中の外気による乾燥から守り、夜はまつ毛が伸びる時間にまつ毛の成長をサポートする役割を果たします。
塗り方
まぶたを少し持ち上げ、まつ毛の根元にブラシを当てられるようにします。ブラシに美容液をたっぷりつけて、まつ毛の根元から先端まで軽く左右に揺らしながら塗っていきます。
目頭や目尻などの細かい部分にはブラシを縦にして、まつ毛1本1本にそうようにして塗ります。
下まつ毛に塗る時は目の下を少し引っ張り、生え際が見えるようにして塗ります。下まつ毛は、ブラシの先端を使うと塗りやすいです。
【まつ毛パーマのケア】まつげ美容液の選び方
まつげ美容液の選び方は次のとおりです。
ブラシタイプ
先端の塗る部分がマスカラのようなブラシ状になっています。マスカラを塗るのと同様に塗れて、一度で広範囲にたっぷり美容液を塗れるのが特徴です。時間がなくてもささっと塗れてしまうので、朝などの忙しい時でもまつ毛のケアができます。
チップタイプ
チップタイプは、先端がリップグロスのような形状をしたものです。チップにはたっぷり美容液をつけられるので、簡単に全体に広げることができます。細いタイプのものは、目頭や目尻の塗りにくいところにも届きやすいので、満遍なくまつ毛のケアができます。
また、チップタイプは柔らかな素材でできていることが多いので、肌触りがよく、塗り心地がいいのもメリットです。
筆タイプ
筆タイプは、先端が筆タイプのアイライナーのような形状のものです。先端がとても細くなっているので、まつ毛全体に塗るのには向いていません。筆タイプのものは、まつ毛の根元や、目の端のキワなどの細かい部分に塗るのにはとても使いやすい形状です。
細い部分にピンポイントで美容液を塗布できるので、生え際やこれから伸びてくる短いまつ毛にも届いて、効果的にまつ育をすることができます。
【まつ毛パーマのケア】まつげ美容液の注意点
まつげ美容液の注意点を解説します。
事前にパッチテストを
まつ毛美容液はまぶたに直接触れるものです。人によってはまつ毛美容液によってアレルギーが出てしまったり、炎症を起こす可能性があります。肌の弱い方は特に、事前にパッチテストをして異常が出ないかを確認することをおすすめします。
つけすぎに注意
美容液の効果を早く出したいからといって、規定以上の量を塗ってしまったり、1日に何度も塗らないように注意しましょう。多少の量は目に入ってしまうことは想定して、成分が配合されていますが、それを超えて多量に目に入ると、目の炎症や痛みといったトラブルにつながる恐れがあります。説明書をしっかり読んで、用法・用量を守って使いましょう。
成分に注意
市販のまつ毛美容液の中には、含まれている成分によっては副作用の生じる可能性があるものもあります。特に海外製品などには、日本では化粧品として販売できない成分が入っていたり、質の劣るものが使われている可能性があります。
具体的には、頭髪への使用を想定した育毛剤が、まつ毛美容液として販売されている事例も確認されています。購入の際は、美容液に入っている成分の確認と、製造元が明記されているものを選びましょう。
まとめ
何気ない生活の中でも、まつ毛は常に外部からの刺激にさらされています。その刺激から守るためにも、まつ毛美容液を塗ることはひとつの有効なまつ毛ケアです。
まつ毛美容液を使用する際には、しっかり説明書を読んで、最初は少しずつ塗っていくことが重要です。何か異常があった場合はすぐに停止して、眼科を受診しましょう。
まつ毛パーマをきれいに保つには、日頃のケアがとても大切です。特にまつ毛パーマを継続して楽しんでいる方は、まつ毛美容液を利用して、健康で美しいまつ毛を保っていきましょう!