選び方次第で理想のまつげになれるまつげエクステ。その反面、選択肢がありすぎてデザインのオーダーを迷ってしまうのが、初心者さんにとってハードルを上げてしまっているのかもしれません。
今回はまつげエクステの種類をそれぞれ解説し、どんな効果があるのかをご紹介していきたいと思います。
みなさんのなりたいまつげを、サロンでオーダーできる手助けになれればと思います!
目次
まつげエクステのデザイン要素①カールの種類
マツエクのカールの種類はいくつかあり、それぞれ付けてみると全く異なった印象の目元になります。お店によっても使用されているものは異なりますが、今回は代表的な4つの種類のカールをご紹介したいと思います。
Jカール
Jカールはまつ毛の曲がり具合が一番緩やかなカールです。ほとんどストレートに近く、何もしてない状態の時の自まつ毛のようなカールです。すっぴんの時のようなまつ毛の形なので、ナチュラルなまつ毛にしたい方におすすめです。
Cカール
CカールはJカールよりも少し角度のついたカールです。ビューラーでふんわりと上げたような曲線で、ナチュラルだけどかわいい感じに仕上がるまつ毛です。マツエクをあまり強調させたくないけど、ぱっちりとしたかわいい目の雰囲気にしたい方に人気のカールになります。
CCカール
CCカールはCカールの次に角度のついたカールです。少し強めのカールで、目元を強調したい方におすすめのカールです。くるんと上がったカールなのでキュートな印象に仕上がります。
Dカール
Dカールは強めに角度のついたカールです。かなりまつ毛が上がって見えるので、目元がとても華やかな印象になります。ゴージャスに魅せたい方におすすめなカールです。
まつげエクステのデザイン要素②本数
まつげエクステの本数次第で目の印象は大きく変わるというくらい、本数がマツエクのデザインの1番のポイントになります。
ここではどれくらいの本数を付けると、どれくらいの量のまつ毛になるのかの大体のイメージをつかんで頂ければなと思います。
80本
とても自然体に見える本数です。片目で40本ずつになります。80本だととてもナチュラルで、すっぴんにも馴染むような本数になります。マツエクをしたいけど、あまり強調させたくない方や、まずはお試しで付けてみたいという初心者の方にはおすすめの本数です。
100本
両目で100本付けると、少しボリュームも出てきて印象的な目元に仕上がります。ナチュラに見せたいけど、少し目元もぱっちり見せたいという方にとてもおすすめです。ナチュラルさも残しつつ、華やかさも演出できるのが100本の特徴です。
120本
両目で120本付けると、まつ毛の密度がかなり高くなってきます。120本あたりからまつげのボリューム感も大きくなってきます。まぶた全体が満遍なくまつげでカバーされるようなイメージになります。普段目元をバッチリ決めたい方にはおすすめです。
140本
両目で140本付けると、かなり目元が強調される本数になります。マツエクに慣れてきて、もっと本数を増やしたいという方におすすめです。華やかさを演出できるようなボリュームがあるので、ぱっちりとした存在感のある目元に仕上がります。
まつげエクステのデザイン要素③長さ・太さ
エクステの長さ
基本的に自然なまつげの仕上がりにするには、自まつげの長さ+2ミリ以内の長さのエクステを選ぶのがいいと言われています。自まつげが6ミリの方は8ミリ程度、自まつげが7ミリの方は9ミリ程度のマツエクを選ぶと、自然体なまつげに仕上がります。
また、場所によってエクステの長さを変えることもでき、例えば目の中央や目尻に長めのエクステを付けることで、様々な印象のまつげを作り上げることができます。
エクステの太さ
エクステの太さは主に0.1ミリ、0.12ミリ、0.15ミリ、0.18ミリ、0.20ミリの5種類あります。日本人の平均的なまつ毛の太さは0.1ミリ程と言われているので、ナチュラルなマツエクにしたい方は、0.1ミリ、0.12ミリを選びましょう。
一番人気のある0.15ミリでは、自まつ毛にマスカラをつけたような、少しボリューム感のある太さになります。
0.18ミリ以上になると、目元がより強調されるようなゴージャスな仕上がりになります。このくらい太くなると、まつげにかかる負担が大きく、取れやすくなってしまうのがデメリットです。
まつげエクステのデザイン要素④素材
マツエクの素材には主に3つの種類があり、それぞれ特徴や価格が異なります。
シルク
シルクは3つの中で1番価格が安くお手軽に付けられるエクステです。毛質は硬めで太く、少し引っかかりやすいのが特徴です。光沢のあるツヤ感のあるまつ毛になります。毛質が硬いゆえに取れやすく、あまり持ちがよくない素材です。
ミンク
ミンクはシルクの次に安い素材です。毛質はシルクよりも柔らかく軽やかな毛質で、ミンクよりもつけ心地は軽いのが特徴です。3種類の中で、最も愛用者が多いのがこのミンクの素材になっています。
セーブル
セーブルは3つの素材の中で最も高価な素材です。人間のまつ毛に近い素材なので、たくさん付けてボリュームを出しても不自然さがなく、まるで自分のまつ毛のように自然な仕上がりになります。つけ心地も軽くてフワッとしていて、違和感なく付けていられます。
タイプで選ぶまつげエクステのデザイン
マツエクはエクステの選び方次第で、いろいろなタイプのデザインを作ることができます。ここではざっくりと4パターンのデザインをご紹介したいと思います。
ナチュラル
カールはJカールで、短めのエクステを使用し、本数は少なめの80〜100本程度を選びます。マツエクがあまり主張せずにナチュラルなまつ毛に仕上がります。普段はナチュラルメイクをされている方や、すっぴんが多い方にもお顔にしっかりなじむナチュラルなデザインです。
キュート
カールはCカールで、まぶたの中央には長めのエクステを選びます。中央の長さを出すことで黒目が強調されてキュートな印象に仕上がります。お人形さんのようなぱっちりとした可愛らしい目元にしたい方におすすめなデザインです。
セクシー
カールはJまたはCで、目尻にかけて全体的に長めのエクステを使用します。さらに目尻にかけて長めのエクステを付けることで、セクシーさのあるまつ毛を演出します。長めで緩やかなカーブのまつ毛が特徴です。
ゴージャス
カールはDで強めのカールを選びます。長さは長めなものを、本数も多めに付けるので目元が強調されるようなまつ毛に仕上がります。視線を目元に集めることができるので、パーティや華やかな場面におすすめなスタイルです。
まとめ
まつげエクステのデザインを決めるのに、カール、本数、長さ・太さ、素材など要素が様々あり、これらを組み合わせて、お好みのまつ毛を作り上げることができます。
一人ひとりの目に合わせたデザインや、ご要望に合わせてどんなまつげにも変身できてしまうのがまつげエクステのメリットです。
ぜひ、こんなまつげにしたいという気持ちを担当のアイリストさんに伝えてみましょう。