まつ毛エクステといえば、カラーができたり種類が豊富であることは多くの方がご存じでしょう。しかしまつ毛エクステをした後のクレンジング方法や選ぶべきクレンジング剤についても知っておく必要があります。
世間的にもまつ毛エクステのクレンジングに関しては、まだまだ知られていないことが多いようです。そこで今回は、まつ毛エクステをした後のクレンジング方法とおすすめのクレンジング剤についてご紹介していきたいと思います。
これからまつ毛エクステを始めようと思っている方やまつ毛エクステを少しでも長持ちさせたいと思っている方は、ぜひ参考にしてください。
目次
まつ毛エクステをした当日のクレンジングは?
まつ毛エクステの施術を受けた当日は、目元のクレンジングはしないようにしましょう。さらに施術後6時間は、エクステをつけるための接着剤が完全に固定できていないので、目元に触らないようにしてください。
そして施術当日は、目元を濡らしてしまう洗顔や入浴も控えるべきです。まつ毛エクステで使用されている接着剤は、中までしっかりと乾ききるまでに24時間が必要になります。そのため湯銭に使ったり洗顔をしたりすると、接着剤が乾く前に揮発してしまうのです。
接着剤が揮発してしまうと、まつ毛エクステの持ちが悪くなったりデザインが乱れたりしてしまいます。
このようにまつ毛エクステの施術当日は、クレンジングだけでなく入浴も控えましょう。そして、極力まつ毛に触らないようにしてください。どうしてもお風呂に入りたい方は、軽くシャワーを浴びることがおすすめです。
まつ毛エクステをしたらクレンジングは変えるべき?
まつ毛エクステをしたらクレンジングを変えることをおすすめします。まずは、今使用しているクレンジング剤がまつ毛エクステにも使用できるものかを確認しましょう。
そしてまつ毛エクステに使用できるクレンジング剤であったとしてもそうでなかったとしても、まつ毛エクステに合っているクレンジング剤に変えることをおすすめします。
まつ毛エクステに合っているクレンジング剤の特徴は、3つあります。
- オイルフリー
- 植物由来
- 摩擦を防ぐ
1つ1つ解説していきます。
オイルフリー
まつ毛エクステに合っているクレンジング剤の特徴1つ目は、オイルフリーです。最近では、オイルクレンジングでも問題ない接着剤を使用しているサロンもあります。しかし一般的にオイルクレンジングは、まつ毛エクステとの相性が良くないです。
オイルは粒子が小さいために、接着剤とまつ毛との間に入り込んでしまいます。入り込むとエクステが取れやすくなってしまうのです。
今使用しているオイルクレンジングを変えたくない方は、通っているサロンにオイルクレンジングを使用しても問題ないかを聞いてみましょう。またオイルが含まれているクレンジング剤は非常に多いので、おすすめのものをアイリストに聞いてみるのもいいでしょう。
植物由来
まつ毛エクステに合っているクレンジング剤の特徴2つ目は、植物由来です。植物由来成分で作られているクレンジング剤は、接着剤への影響があまりありません。
オイルクレンジングであっても、オリーブ油・アルガンオイルなどの植物性のオイルは接着剤への影響が少ないです。
石油由来のクレンジング剤は、洗浄力が強いことで人気があります。しかし高い洗浄力によって、まつ毛エクステの接着剤も洗い流されてしまいます。
摩擦を防ぐ
まつ毛エクステに合っているクレンジング剤の特徴3つ目は、摩擦を防ぐことです。まつ毛エクステは摩擦に非常に弱いです。そのため、やわらかいテクスチャーやサッと流せる物を選びましょう。
特にクレンジングシートは使用しないでください。繊維がまつ毛と絡まって、まつ毛エクステが抜けてしまいかねないからです。
そして最近使用している方が増えているというダブル洗顔不要のクレンジングは、まつ毛エクステに合っています。これならクレンジングと洗顔の2つをしなければならないところが1回で済みます。少ない回数で済むので、まつ毛への摩擦を減らすことができるのです。
ここまでまつ毛エクステに合っているクレンジング剤の特徴を3つご紹介しましたが、3つすべてに当てはまっている物なんてないだろうと感じている方もいるでしょう。
そんな方はクレンジング剤を選ぶ際に、まず商品のパッケージやホームページなどに「マツエク対応」と書かれているものを選んでみてください。
まつ毛エクステが長持ちするクレンジング方法
まつ毛エクステが長持ちするクレンジング方法をご紹介していきます。
- まずまつ毛に触れないように、アイシャドウなどのまぶたのメイクを落とします。
- 綿棒でアイラインや落とし残しなどのまつげの根元のメイクを落とします。(ポイントは、できる限りまつげの根元に触らないこと)
- 指の腹を使って目を閉じた状態で、まつ毛を上から下になでるようにまつ毛を洗う。
- 洗い流すときは、目元に直接シャワーをあてないようにして優しく洗う。
- 洗い流したら、コットンで目元の水分を拭き取りドライヤーの冷風で乾かす。
- まつげ美容液を塗る
上記のやり方を順番通りに1つ1つ行えば、まつ毛への摩擦は最小限にとどめることができるでしょう。段階的にアイメイクを落としたり、ドライヤーで乾かすなど面倒に思う工程はいくつかあります。
しかし施術から1ヶ月ほど根気強く続けることで持ちがよくなっていることやまつげが伸びていることを実感できるでしょう。面倒くさがらずに、時間のある休日のメイク落としから実践してみてください。
まつ毛エクステをしている人におすすめのクレンジング
まつ毛エクステをしている人におすすめのクレンジングを2つご紹介していきます。今回は、誰もが1度は聞いたことのあるメーカーを選びました。そのため薬局やスーパーなどにも置いてあり、購入しやすいと思います。
- 豆乳イソフラボンシリーズの水クレンジング(なめらか本舗)
- ビオレメイクアップリムーバー(KaO)
それぞれ解説していきます。
豆乳イソフラボンシリーズの水クレンジング(なめらか本舗)
おすすめクレンジング1つ目は、なめらか本舗から販売されている豆乳イソフラボンシリーズの水クレンジングです。この水クレンジングは、1本でクレンジング・洗顔・化粧水の3つの役割を果たします。
また豆乳発酵液が配合されているので、やわらかくもちっとした肌に導いてくれます。
ビオレメイクアップリムーバー(KaO)
おすすめクレンジング2つ目は、KaOから販売されているビオレメイクアップリムーバーのジェルタイプです。こちらはジェルタイプなので、目元をこすらずに済み摩擦軽減が期待できます。
さらに保湿成分も58%配合されているので、洗い流した後も肌がしっとりしていることからリピートしている方が多いです。
まとめ
今回は、まつ毛エクステ後のクレンジングについて徹底解説いたしました。まずは、今使っているクレンジング剤が「マツエク対応」しているクレンジングかどうかを確かめましょう。
マツエク対応していないけれど今のクレンジング剤を変えたくない方は、ご紹介したクレンジング方法を試してみてください。少しはまつ毛エクステの持ちが良くなるはずです。
新しいクレンジング剤に変える方は、まつ毛エクステに対応していることだけでなく自分の肌に合うものを見つけてくださいね。最後までお読みいただきありがとうございました。