この記事ではHUAWEI Mate 20 liteのレビューについて取り上げます。2020年8月でHUAWEI Mate 20 liteの発売から2年になりますが、HUAWEI Mate 20 liteはどのような評価をされているのでしょうか。そのレビューを探ってみましょう。
目次
【レビューの前に】HUAWEI Mate 20 liteとは?
HUAWEI Mate 20 liteは2018年8月31日に海外発売されたスマホです。発売元は中国の深圳市に本社を置くHUAWEI社。HUAWEI Mate 20 liteは、2017年12月に先立って発売されたHUAWEI Mate 10 liteの後続モデルと言えるでしょう。
HUAWEI Mateシリーズは技術やビジネスがテーマで、HUAWEI Mate 20 liteには大画面ディスプレイやダブルレンズカメラなどの技術が導入されています。姉妹シリーズとも言えるHUAWEI P20 liteと比較すると、HUAWEI Mate 20 liteは一回り大きなボディとなっています。
【レビューの前に】HUAWEI Mate 20のスペックを紹介!
それではHUAWEI Mate 20 liteのレビューに移りましょう。まずはHUAWEI Mate 20 liteとはどのような機種なのか、そのスペックを一覧表にしてみました。
OS | Android 8.1
EMUI 8.2 |
SoC | kirin 710 |
メモリ | 4GB |
本体保存容量 | 64GB |
MicroSD | 最大256GB使用可 |
ディスプレイ | 6.3型/TFT/ノッチディスプレイ |
解像度 | 2,340×1,080/FHD+ |
メインカメラ | 2,000万画素+200万画素
AI対応 |
サブカメラ | 2,400万画素+200万画素
AI対応 |
バッテリー容量 | 3,750mAh
USB Type-C 9V/2A |
カラー・バリエーション | ブラック/ブルー |
サイズ | 158.3×75.3×7.6mm |
重量 | 172g |
WiFi | 802.11a/b/g/n/ac
(2.4GHz/5GHz) |
Bluetooth | 4.2 with BLE
aptX,aptX HD,HWA対応 |
ネットワーク | FDD LTE:B1/3/5/7/8/18/19/28
TDD LTE:B38/40/41 キャリアグラデーション対応、auVoLTE対応予定 WCDMA:B1/5/6/8/19 GSM:850/900/1,800/1,900MHz |
大手通信会社回線 | いずれも対応 |
HUAWEI Mate 20 liteのメリットとは?レビューを紹介!
ここからはHUAWEI Mate 20 liteのレビューです。まずはHUAWEI Mate 20 liteを使用する上でのメリットについて見てみましょう。
メリットのレビュー①ダブルレンズカメラ
HUAWEI Mate 20 liteのレビュー、まずはカメラについて取り上げましょう。HUAWEI Mate 20 liteのメインカメラはダブルレンズです。このダブルレンズはHUAWEI社が真っ先に導入し、今ではスマホ業界のトレンドとなりました。ダブルレンズのカメラは被写体のピント表現を自由自在にします。
まるで人間の2つの目のように、被写体との距離感を割り出したり、背景のピントをあえてぼかす事によって被写体を際立たせたりします。ピントをぼかす表現に特に威力を発揮するのがダブルレンズカメラ。撮影時にダブルレンズの情報が記録されている事により、撮影後に背景のぼかしを調整する事も可能です。
またAIが導入されている事も大きなポイント。AIが搭載されたカメラはまるで判断能力を持った人間のように、撮影時にどのような環境がベストであるか判断して調整します。
メリットのレビュー②CPU
HUAWEI Mate 20 liteのレビュー、次はCPUについてです。HUAWEI Mate 20 liteのCPUにはkirin 710が採用されています。kirin 710は中級クラスのCPUですが、WEB閲覧や動画視聴の上では充分な快適さを感じられるでしょう。
また4GBのメモリによって、マルチタスクの同時進行も、ストレスを感じる事なく実行できます。またゲームに関しても、問題なくプレイできると言って良いでしょう。例えば同じ価格帯の機種と比べるとダウンロードが速くて良いというレビューもありました。
メリットのレビュー③大画面
HUAWEI Mate 20 liteには6.3型の大きなディスプレイが採用されています。HUAWEI Mate 20 liteはサブカメラのレンズ部分に切り欠けがあるデザインになっているので、ディスプレイの占有面積が大きくなっています。HUAWEI Mate 20 liteは同時に、流行を意識した縦長のモデル。
大画面のスマホの場合は持ちにくさが問題点となる事があります。HUAWEI Mate 20 liteは縦にディスプレイを長くする事により、6.3型の画面でありながら5.2型とそれほど変わらない持ちやすさを実現しています。
縦長のディスプレイである事により、WEBページはより多くの範囲を表示でき、動画は迫力が増します。
メリットのレビュー④DSDV対応
HUAWEI Mate 20 liteのレビューとしてはDSDVに対応している事も大きなメリットとして挙げられます。近年、SIMカードを2枚装着してスマホを使用する人が増えています。2枚のSIMカードを装着する事によって2種類の電話番号を1台のスマホで同時に使用できます。
2枚のSIMカード使用によってそのスマホは2つの電話番号を同時に待ち受ける事ができ、受信中はもう片方の電話番号は通話中となります。仕事とプライベートの電話を一台のスマホで利用したい人などに人気のサービスです。DSDVは、その中でも、2つの回線を共に4G回線で利用できる優れものです。
メリットのレビュー⑤ゲーム性能はまあまあ良い
HUAWEI Mate 20 liteでゲームをプレイする時の性能はどうなのでしょうか。HUAWEI Mate 20 liteでPUBGをプレイした場合の動作について確認しました。PUBGはデータが重いゲームとして知られ、スマホによってはプレイに支障がある場合もあります。
HUAWEI Mate 20 liteではPUBGをプレイする際に自動で環境設定をします。自動設定ではクオリティは標準、フレーム設定は中となりました。試しにクオリティをHD、フレーム設定を高にした場合、動作が鈍くなってプレイがスムーズにできません。
クオリティをスムーズ、フレーム設定を高とした場合、多少フレームレートが落ちる場面があるものの、全体を通じて快適には遊べます。PUBGをこのレベルでプレイできるのであれば、このクラスのスマホとしては合格と言えるでしょう。
メリットのレビュー⑥価格が良心的
ここでHUAWEI Mate 20 liteの価格について見てみましょう。HUAWEI Mate 20 liteの本体価格は34,800円となっています。セールなどでは2万円以下で入手可能な場合も。この価格帯でこれらの特徴を持ち合わせているHUAWEI Mate 20 liteはコスパの良いスマホであるとレビューできるでしょう。
メリットのレビュー⑦顔認証・指紋認証
現在、スマホ業界でも個人情報問題においてのセキュリティー対策は重要なテーマとなっています。HUAWEI Mate 20 liteではサブカメラを用いた顔認証ができます。HUAWEI Mate 20 liteの顔認証は顔全体を認識し、目をつぶっていては認識されないレベルの精度を誇ります。
顔認証が上手くいかない時は、指紋認証も使う事ができます。HUAWEI Mate 20 liteの指紋認証センサーは裏面のメインカメラの下部に付いています。HUAWEI Mate 20 liteはセキュリティー面でもしっかりしているとレビューできるでしょう。
メリットのレビュー⑧ナックルジェスチャー
HUAWEI Mate 20 liteのレビューとしては、ナックルジェスチャーも忘れてはならない機能です。ナックルジェスチャーとは人差し指を曲げて第二関節の部分でディスプレイ上に文字を描く事によりコマンドが出せるという機能。例えば第二関節でディスプレイ上を叩けばスクリーンショットを撮影。
その他画面上に線を描く事で画面分割をしたり、特定の文字で特定の動作ができます。使い慣れれば便利な機能だと言えるでしょう。
HUAWEI Mate 20 lite のデメリットとは?レビュー紹介!
HUAWEI Mate 20 liteのメリットをレビューしました。このように、HUAWEI Mate 20 liteを選ぶべき理由は多数あります。その上で当然、HUAWEI Mate 20 liteを選ぶデメリットも存在します。HUAWEI Mate 20 liteを選ぶ上で留意しておくべき注意点についてもレビューしましょう。
デメリットのレビュー①トリプルスロットがない
HUAWEI Mate 20 liteのデメリットとしては、トリプルスロットが搭載されていない事が挙げられます。つまり、前述のDSDVを利用する場合、同時にmicroSDカードの利用はできません。DSDVとmicroSDカードを同時利用したい人は、トリプルスロット搭載の機種を選ばなければなりません。
デメリットのレビュー②おサイフケータイ非対応
HUAWEI Mate 20 liteにはおサイフケータイ機能がありません。日常からおサイフケータイ機能を利用している人にとっては、HUAWEI Mate 20 liteは対象外の機種となってしまいます。
デメリットのレビュー③アプリのクローン機能がない
HUAWEI Mate 20 liteにはアプリのクローン機能がありません。HUAWEIの他の多くの機種に搭載されているクローン機能。それを用いる事によってLINEなどのアカウントを2つ作る事ができる便利な機能です。日頃からクローン機能を利用している人にとってはネックになるかもしれません。
デメリットのレビュー④PCモード非対応
インターネットのWEBページはPC版とスマホ版で異なります。HUAWEI Mate 20 liteでは残念ながら、PC版のWEBページは表示できません。日頃からPC版表示をスマホで見る事があれば、留意しておく必要があります。
【レビュー総括】HUAWEI Mate 20 liteはコスパの良いスマホ!
人気のスマホであるHUAWEI Mate 20 liteについてレビューしてきました。HUAWEI Mate 20 liteには幾つかのデメリットもありますが、3万円台で購入できるスマホとしてはハイスペックだと言えるでしょう。HUAWEI Mate 20 liteは、デメリットが気にならないのであれば、おすすめできるスマホです。