この記事ではHUAWEI P10 liteのレビューについて紹介します。HUAWEI P10 liteは安定した人気を誇っているスマホのモデルです。その人気にはどのような秘密があるのか、その特徴やスペックをレビューしましょう。
目次
- 【レビューも】HUAWEI P10 liteとは?
- HUAWEI P10 liteレビュー①基本スペックを表で紹介!
- HUAWEI P10 liteレビュー②デザイン
- HUAWEI P10 liteレビュー③カメラ
- HUAWEI P10 liteレビュー④CPU
- HUAWEI P10 liteレビュー⑤バッテリー
- HUAWEI P10 liteレビュー⑥アプリ
- HUAWEI P10 liteレビュー⑦指紋認証
- HUAWEI P10 liteレビュー⑧ナックルジェスチャー
- HUAWEI P10 liteレビュー⑨Emotion UI
- HUAWEI P10 liteレビュー⑩HUAWEIのサポート
- レビューではHUAWEI P10 liteはコスパの良いスマホである!
【レビューも】HUAWEI P10 liteとは?
HUAWEI P10 liteは2017年6月に日本発売されたスマホのモデルです。発売元はHUAWEI(ファーウェイ・テクノロジーズ)。HUAWEI P10 liteはHUAWEI P10の廉価版モデルとして、スペックを抑えた分のお手頃価格で発売されました。本体価格は税抜で29,980円。現在は更に安価で入手できます。
HUAWEI製のこの価格帯のスマホでは当時、HUAWEI nova liteが人気機種でした。HUAWEI P10 liteは当時、HUAWEI nova liteよりも更にハイスペックは中級機種として発売されました。
HUAWEI P10 liteレビュー①基本スペックを表で紹介!
HUAWEI P10 liteのレビューを行うに当たり、まずはHUAWEI P10 liteのスペックを一覧表にまとめてみましょう。以下のようになります。
サイズ | 146.2×72×7.2mm |
重量 | 146g |
ディスプレイ | 5.2インチFHD/16:9 |
カラー・バリエーション | サファイアブルー/パールホワイト/ミッドナイトブラック/プラチナゴールド(SIMフリーモデル専用)/サクラピンク(UQモバイル専用) |
OS | Android7.0 Emotion UI 5.1 |
CPU | Kirin658オクタコア(4×2.1GHz+4×1.7GHz) |
RAM | 3GB |
ROM | 32GB |
メインカメラ | 1,200万画素 |
インカメラ | 800万画素 |
バッテリー | 3,000mAh |
WiFi | 802.11a/b/g/n/ac(2.4/5GHz) |
DSDS | 使用不可 |
認証方法 | 指紋認証 |
USBコネクター | Micro USB |
センサー | 加速度/コンパス/環境光/近接/指紋 |
HUAWEI P10 liteレビュー②デザイン
HUAWEI P10 liteについて、早速レビューを取り上げていきましょう。まずはデザインです。まずディスプレイは16:9のアスペクト比の5.2インチ画面。サイズ的にも申し分なく、動画視聴が楽しくなるでしょう。ボディは両面とも2.5D曲面ガラス仕上げ。
お手頃価格を感じさせない高級感あふれる仕上げと言えるでしょう。2.5D曲面ガラスは指紋を目立たせず、傷が付きにくいというメリットも兼ね備えています。HUAWEI P10 liteはボタンにもこだわりが表れています。ボディの右側面にある電源ボタンと音量調節ボタンを比較すると、電源ボタンのみがザラザラ加工。
この違いは、特に暗闇の中での操作時に有り難く感じる人もいるでしょう。HUAWEI P10 liteには、電源ボタンと音量ボタンが触感で瞬時に判断できる工夫もなされています。
HUAWEI P10 liteレビュー③カメラ
スマホの購入を考える時に、カメラのレビューが重要な決め手になる人も多いでしょう。HUAWEI P10 liteのカメラのレビューも、中堅派モデルのスマホとしては魅力的だと言えるでしょう。HUAWEI P10 liteのメインカメラは1,200万画素。自撮り用のインカメラは800万画素となっています。
日中の撮影テストおいて、メインカメラはビルの窓、電線、線路などがくっきり写せるレベルの画素数。花など発色が大切な被写体を撮影した場合でも、オート撮影で元の色に近い写真が撮影できました。被写体以外の背景も適度にぼやける効果があり、風景を写すカメラとしては平均以上と言えるでしょう。
被写体の背景をぼかしたいのであれば、ポートレートモードを使って意図的にぼかす事ができます。もし背景のぼけ具合に更にこだわるのであれば、予算と相談してデュアルレンズのスマホにするのも手でしょう。特殊モードとしては、料理の接写に役立つナイスフードモードがおすすめ。
料理の質感が、よりみずみずしく撮影できます。美顔などポートレートの撮影にこだわりのある人にはビューティーモード。HUAWEI P10 liteはこのように便利な特殊モードが用意されています。
HUAWEI P10 liteレビュー④CPU
HUAWEI P10 liteのCPUはKirin 658のオクタコアというもの。HUAWEI nova liteの初期モデルに搭載されていたKirin 655のオクタコアよりも更に機能的なCPUとなっています。HUAWEI nova liteは当時、2万円台の価格帯では最強だと騒がれたモデルです。
HUAWEI P10 liteのCPUも、このモデルの中では最高クラスだと言えるかもしれません。高級クラスのスマホと比較すると劣る面もありますが、ゲームのヘビー・ユーザーなどでなければ、日常の使用に問題はないでしょう。
HUAWEI P10 liteレビュー⑤バッテリー
HUAWEI P10 liteのバッテリー容量は3,000mAhです。近年はバッテリー容量4,000mAhのモデルもある中で、HUAWEI P10 liteのバッテリーは特に大容量だとレビューできるものではないかもしれません。しかし、ヘビー・ユーザーではない限り、日常の中では充分に余裕がある容量だとは言えるでしょう。
あるバッテリー容量のテストで、HUAWEI P10 liteでバッテリー持続時間を計測しました。YoutubeのBGM動画(音源のみでサムネイルは静止画像のもの)を再生し続けたところ、約10時間の持続時間を記録。Youtubeのそれ以外の動画では約7時間を記録しています。
ヘビー・ユーザーでなければ、これ以上のバッテリー消費をする事はあまりないでしょう。1日に1回程度充電ができる環境であれば、大抵の人はHUAWEI P10 liteのバッテリー容量に問題を感じる事はないでしょう。
HUAWEI P10 liteレビュー⑥アプリ
HUAWEI P10 liteには『端末管理』というプリインストールのアプリがあります。このアプリ1つを使えばさまざまな事ができるので便利なアプリと言えるでしょう。このアプリで可能な事を挙げると、まずは最適化やクリーンアップ。不要なメモリーを削除して使いやすい状態に戻します。
モバイルデータ通信やブロック機能、電池残量の確認なども可能。データ内のウィルスをスキャンするソフトも内蔵されています。他、アプリの権限やロックの設定、アプリの通知の有効や無効を決めるドロップゾーンもここから設定できます。
端末管理で使えるアプリのうちの多くはホーム画面にショートカット作成可能。HUAWEI P10 liteはこの端末管理アプリによって使いやすくなります。
HUAWEI P10 liteレビュー⑦指紋認証
個人情報の管理が重要な現代。スマホにおけるセキュリティー管理も大切なポイントです。HUAWEI P10 liteの指紋認証機能では、最大5種類の指紋を登録可能。端末に指紋認証のロックをかけておけば第三者に見られる心配はまずないでしょう。
HUAWEI P10 liteでは万が一指紋認証が認知できない場合でもPINやパターンでロックを解除できるようになっています。その場合でも別にパスワードは設定できるので、セキュリティー対策は安全と言って良いでしょう。
またHUAWEI P10 liteの指紋認証モニターは別の用途にも使えるようになっています。カメラ使用時にはシャッター動作の代わりに。長押しは通話の応対やアラーム停止ボタンとしても使えます。
HUAWEI P10 liteレビュー⑧ナックルジェスチャー
HUAWEI P10 liteには『スマートアシスト』という便利な機能があります。スマートアシストの中でも特に便利なのがナックルジェスチャーと呼ばれる機能。ナックルジェスチャーとは、人差し指などを曲げて、その第二関節でディスプレイ上をなぞる事によってスマホのコマンドとなる機能です。
ナックルジェスチャーの例として、まずディスプレイ上を人差し指関節で2回叩く事によってスクリーンショット撮影ができます。指定領域を囲む動作をすれば、その指定領域のスクリーンショットが可能に。HUAWEI P10 liteのカメラモードで録画をスタートもしくはストップする際も2回叩くこの動作が使えます。
指関節でディスプレイ上に『S』の字を描けば、スクロールスクリーンショットの撮影。あらかじめ文字を指定してディスプレイ上にその文字を描く事によって、指定したアプリを開くように設定も可能。HUAWEI P10 liteではディスプレイの上に分割線を描く事によって、画面分割モードにする事も可能です。
HUAWEI P10 liteレビュー⑨Emotion UI
HUAWEI P10 liteにはEMUI 5.1というOSが搭載されています。EMUIとはEmotion UIの事で、ほとんどの操作が3動作以内で可能になっているOSです。EMUI 5.1では特に、ホーム画面が標準とドロワーの2種類から選べる点でしょう。
標準画面はiPhoneの形式でアプリアイコンをディスプレイ全面に表示、ドロワーはandroid式にドロワーで引き出します。特に今までiPhoneを使用していた人はホーム画面がこの標準画面に似ているので、違和感なく機種変更できるでしょう。
HUAWEI P10 liteレビュー⑩HUAWEIのサポート
HUAWEI P10 liteについてのレビューとして、最後にHUAWEI社のサポートを挙げましょう。HUAWEIことファーウェイ・テクノロジーズは今やスマホ業界で世界第3位のシェアを誇る大企業に成長しました。現在は日本国内に支社や研究所を完備。
サポート体勢としては国内メーカーと変わらないクオリティーが保証されています。サポート体勢は電話・LINE・チャット・メールなどの方法から選択可能。もちろん日本語対応です。
レビューではHUAWEI P10 liteはコスパの良いスマホである!
この記事ではHUAWEI P10 liteについてのレビューを紹介しました。このようにHUAWEI P10 liteは約3万円の価格帯の中でハイスペックを実現したコスパの良いスマホです。また最近は更に安価での入手も可能になってきています。
HUAWEI P10 liteは、機種変更の際に視野に入れるべきモデルのスマホであると言えるでしょう。