格安スマホを使うとき意識したいのはコスパです。特に通信速度が早く、料金の安いocnモバイルoneはぜひ検討したいです。しかし実際のプランを見てみると複雑なことも多く、自分にどのプランが合っているのかを探すのは大変です。そこで今回はocnモバイルoneのプランについて詳しく解説します。格安スマホはちょっと不安という人に向けて、格安スマホについての解説もあわせておこないます。
ocnモバイルoneは格安スマホの中でも通信品質のよさが有名で、その通信品質はTOP3に入るとも言われています。そのocnモバイルoneのプランを参考に、あなたにぴったりの格安スマホをぜひ見つけてみてください。
目次
格安スマホとは、ocnモバイルoneも含まれている新しいスマホ会社
最初はについて解説します。格安スマホとは月の料金が安いスマホ会社のことではありません。正式にはMVNOと呼ばれる通信事業者の中でスマホを扱っている会社のことを言います。このMVNOですが、自前で通信回線設備を持たずに回線の一部を借りることで、サービスを提供する会社のことをまとめて呼びます。スマホでは回線を自社で持っているのはドコモ、au、ソフトバンク、楽天の4社です。
この4社から回線を借りてサービスをおこなう会社が格安スマホとなります。ocnモバイルoneの場合、ドコモから回線を借りています。そして格安スマホは回線を借りることで通信料金を安くしています。これは回線の管理や維持にお金がかからないため、安い料金でサービスを提供できるからです。しかし、その反面通信速度が遅いという弱点もできてしまいます。
格安スマホが回線を借りるとき、すべての回線を借りることはできません。それは貸す側であるキャリアも、通信サービスを提供しているので仕方ありません。イメージとしては10本回線があるとき、格安スマホに貸す回線は2~3本であると言われています。そのため時間帯によってはその2~3本に、多くの通信が集中してしまいます。その結果、通信速度が遅いということになります。
格安スマホはその混雑の影響を受けやすいため、通信速度が遅いと言われるわけです。しかし。その反面通信料金は格安になっています。ocnモバイルoneはその中でも通信速度に優れており、その速さはTOP3に入ります。このようにocnモバイルoneは格安スマホの中でも通信速度に優れた会社と言われています。そのため格安スマホの中でも人気があり、多くの人が契約をしています。
しかし、人気のため多くのプランが存在します。他の格安スマホに比べるとプランが多少複雑であり、自分で最適なプランを見つけ出すのはなかなか難しいです。そこで次は実際のocnモバイルoneのプランについて解説します。
ocnモバイルoneのプラン一覧、ポイントはここだ
ocnモバイルoneのプランは大きくわけて2つあります。それは本体+simカードの同時契約、もしくはsimカードのみ契約の2つプランです。今回はsimカードのみの契約をもとに解説していきます。まず、simカードとはスマホに差し込むことで通信ができるようになるカードです。実際はショップではこのsimカードの契約をおこなっており、このsimカードの種類と内容がプランと呼ばれます。
ocnモバイルoneの場合、simカードのみプランが3種類存在します。それは電話機能付きの音声対応simカード、ショートメールのみ可能なSMS対応simカード、データ通信のみ可能なデータ通信専用simカードの3つです。それぞれ料金が違うため今回はその違いを含めて解説します。
通信量1GBのとき
音声対応simカード 月額基本料金1,180円(税抜)
通信量3GBのとき
音声対応simカード 月額基本料金1,480円(税抜)
SMS対応simカード 月額基本料金1,000円(税抜)
データ通信専用simカード 月額基本料金880円(税抜)
通信量6GBのとき
音声対応simカード 月額基本料金1,980円(税抜)
SMS対応simカード 月額基本料金1,500円(税抜)
データ通信専用simカード 月額基本料金1,380円(税抜)
通信量10GBのとき
音声対応simカード 月額基本料金2,880円(税抜)
SMS対応simカード 月額基本料金2,400円(税抜)
データ通信専用simカード 月額基本料金2,280円(税抜)
通信量20GBのとき
音声対応simカード 月額基本料金4,400円(税抜)
SMS対応simカード 月額基本料金3,920円(税抜)
データ通信専用simカード 月額基本料金3,800円(税抜)
通信量30GBのとき
音声対応simカード 月額基本料金5,980円(税抜)
SMS対応simカード 月額基本料金5,500円(税抜)
データ通信専用simカード 月額基本料金5,180円(税抜)
料金プランについては以上となります。抑えておきたいポイントは通信量1GBの場合、音声対応simカードしか契約ができないことです。そのため、通信量が少ない人は必ず音声対応simカードを選ぶか、3GBのプランを選ぶ必要があります。またどのプランも音声対応simカードが基準となり、種類によって一定額値引きされる料金になります。SMS対応simの場合は480円、データ通信専用simカードの場合は600円値引きされます。
このように詳しく解説するとsimカードのみの契約は、シンプルで分かりやすいものです。契約したい通信量を選択し、音声対応simカードの料金から電話機能が不要な場合は-480円、SMS機能も不要な場合は-600円と覚えておけば大丈夫です。では次に本体+simカードの同時契約についてもプランを解説します。
実際は、本体+simカードの同時契約についてもsimカードのプランは一緒です。しかし、注意するポイントが2つあります。1つ目は本体代の支払いはsimカードの契約とは別になります。例えばZenFone Max(M2)を購入した場合、月々の支払いとは別に初回は本体代の支払いをする必要があります。この場合は初回のみ6,300円(税抜)+simカードの契約料金となります。間違えて支払い忘れないように気を付けましょう。
2つ目は本体+simカードの同時契約は、音声対応simカードのみしか契約ができないことです。正しく言うと音声対応simカード以外を選ぶと、本体代の値引きと言った特典が受けられません。そのため本体+simカードの同時契約は音声対応simカードの契約プランを選ぶようにしましょう。
このようにプランはポイントを抑えれば、意外とシンプルなことが多いです。では最後に実際のモデルケースを想定しておすすめプランの解説をおこないます。
実際のモデルケース別、ocnモバイルoneのおすすめプラン
最後に実際のモデルケースごとに、おすすめのプランとオプションを解説します。今回はモデルケースを3つ用意して、それぞれ解説します。
モデルケース1 あまりスマホを使わない人
最初のモデルケースはあまりスマホを使わない人向けのおすすめプランです。スマホを使うときはLINEやWebサイト閲覧、調べものが中心でそこまで多くの通信量を使わない人を想定しています。また電話についても自分から掛けることは少なく、特にオプションの加入はしないものと想定します。
今回のケースの場合、おすすめするのは音声対応simカードの3GBです。月額料金は1,480円(税抜)で、電話が30秒につき20円かかります。Webサイト閲覧、LINEの返信といった行動は1ヶ月で5000回ほど可能です。また動画についても合計6時間ほど見ることが可能です。これなら困ることも無さそうなので、安く済ませたい人におすすめのプランです。
モデルケース2 よくスマホを使う人
次のモデルケースはよくスマホを使う人向けのおすすめプランです。スマホの使い方はSNSの利用や動画視聴、Webサイト閲覧といった様々な使い方を想定します。また電話については自分から掛けることは少なく、特にオプションの加入はしないものと想定します。
今回のケースの場合、おすすめするのは音声対応simカードの30GBです。月額料金は5,980円(税抜)で、電話が30秒につき20円かかります。動画視聴の場合、60時間ほど可能であり、1日あたり2時間動画を見ることが可能です。これなら通勤が長い人でも安心して使うことができます。たくさん使いたいけど、安く抑えたい人にはおすすめです。
モデルケース3 電話機能をよく使う人
最後のモデルケースは仕事で電話をよく使うという人向けです。スマホの使い方はSNSの利用やWebサイト閲覧、たまに動画視聴といった使い方です。電話については仕事に使い、また個人でも家族と電話をしたりするため長い時間使います。そのため今回はオプションに加入します。
今回のケースの場合、おすすめするのは音声対応simカードの6GBとかけ放題ダブルのオプションです。月額料金は1,980円(税抜)+オプション代1,300円(税抜)で3,280円(税抜)で、電話が1回あたり10分間無料となり、さらに月の中で長電話した相手TOP3の料金が無料になります。これなら時間を気にせず電話ができ、しかも6GBもあるので問題なくスマホが使えます。仕事で電話を使う人におすすめです。
まとめ ocnモバイルoneのプランは魅力的
まとめとして今記事ではocnモバイルoneのプランについて解説しました。格安スマホの仕組みを解説し、ocnモバイルoneのプランを分かりやすく解説しました。その後、実際に想定されるモデルケースごとのプラン料金を紹介しました。格安スマホのプランはシンプルなものから複雑なものまであり、スムーズに読むためには少し慣れが必要です。今記事を参考にぴったりのプランをocnモバイルoneで見つけてみましょう。