最近はスマホが普及し、機種が豊富になりました。その中でもandroidは多く人が使っていて、とても人気です。しかしandroidの中には台湾のスマホメーカーが作っているスマホがあることを知っていますか?実は日本で販売されているスマホの中で、日本で作っているスマホはそこまで多くないのです。そこで今回はandroidと呼ばれるスマホ、中でも最近話題の台湾スマホについて解説します。
あなたがいつも使っているそのandroidスマホも、実は海外で作られたものかもしれません。ぜひチェックしていってください。
目次
国産、中国、韓国や台湾にも スマホメーカーとその種類
最初にスマホの種類とスマホメーカーについて解説します。スマホにはiPhoneとandroidの2種類があります。iPhoneはアメリカのappleという、スマホメーカーが作っているスマホの名称です。しかしandroidはiPhoneと違い多くのスマホメーカーが作っています。これはandroidは規格を共有することで、androidと呼ばれるスマホに分類されるからです。ではandroidの特徴とは何でしょうか?
androidの特徴として、日本の規格であるFeliCaを使っていることがあります。FeliCaとは日本のソニーが開発した通信システムのことで、タッチにて通信をおこなう規格のことを言います。日本で一番有名なものとしてはSuicaがあります。FeliCaはその手軽さが売りで多く流通していますが、androidにおいても重要な役割をはたしています。それがおサイフケータイと呼ばれる電子マネーサービスです。
おサイフケータイとはその名の通り、サイフの中に入っているようなカード類、少額の現金がケータイに入っているサービスの総称です。日本ではEdy、IDをはじめSuicaやPayPayなどもおサイフケータイの中に含まれています。様々な電子決済サービスの総称としておサイフケータイと呼ばれているということです。このおサイフケータイが使えることがandroidの一番の特徴です。
さらにandroidはFeliCaと同じように多くの規格を持ちますが、その規格を共有しています。そのためandroidと呼ばれるスマホの種類が多く、専門的な機種も存在します。日本においては20シリーズ、100種類以上の本体が使えるため自分で好きな機種を選びたい人にはandroidをおすすめします。このようにAppleが作ったスマホ以外は、日本ではandroidと呼ばれています。
日本ではこの2大スマホが流通しています。ではそれぞれどのようなスマホメーカーが作っているのでしょうか?各スマホメーカーについて確認してみましょう。
スマホメーカーの代名詞、apple
スマホメーカーとしてもっとも有名なのはappleです。appleはあのスティーブ・ジョブズが創業したスマホメーカーで、iPhoneシリーズを製造しています。iPhoneの特徴として高性能であること、アプリとの相性がよいことがあります。iPhoneシリーズはスマホの代名詞と呼ばれるぐらい高性能であり、多くのスマホがiPhoneをイメージして作られています。そのためiPhoneを使えば間違いないといった性能を持っています。
その高性能に加えて、アプリの開発の多くをappleのシステムでおこなっているためアプリと相性がよいという特徴があります。androidに比べるとアプリがスムーズに動くのはそれが理由です。このようにスマホメーカーの代表としてスマホを開発したappleですが、弱点もあります。それは高性能のため本体代が高いということです。最新モデルでは20万円することも当たり前であり、なかなか手が出しにくいです。
国産スマホメーカー、ソニー・シャープなど大手多数
スマホメーカーとしてandroidを作っている会社は多く存在します。日本ではソニー、シャープ、富士通、京セラなど多くの会社がスマホメーカーとして有名です。国産スマホメーカーの特徴として多くの場合、電子機器や液晶を製造していることが多いです。そのため特徴として画面がキレイであること、電池持ちがよいことがあります。特に画面のキレイさはandroid中でもトップクラスです。
また料金面も安いものから高いものまで幅広く取り揃えています。安いもので3万円程度、高いものでは10万円程度と幅があり、機種を自分で選びたい人には最適です。しかし弱点として全体的な性能の低さがあげられます。海外のスマホメーカーに比べると、機種代の割には性能が低いことが多いです。国産スマホは国内の大手スマホメーカーが作っているだけあって安心感があります。
画面もキレイなためよさそうなに感じますが、反面性能が低めであることが気になってしまいます。高性能で安いスマホをを作っているスマホメーカーはないのかなと思っているあなた、なんとあります。それが今記事のメインとなる台湾のスマホメーカーです。
台湾スマホメーカー、日本のスマホメーカーと比べてみてどうなの?
台湾のスマホメーカーは大きく3社あります。Acer、ASUS、HTCの3社で日本ではあまり知名度がない会社も多いと思います。しかし、海外では有名なスマホメーカーも多く、人気もあります。そこで今回は簡単に各社の特徴を解説します。
- Acer(エイサー)の特徴最初はAcerです。Acerは台湾ではPCメーカーとしても有名な台湾スマホメーカーです。スマホの特徴として機種代が安く、性能が高めです。日本ではLiquidシリーズのスマホを販売しています。Liquidシリーズの特徴としてインカメラの画素数が高く、自撮りがキレイに撮影できます。
- ASUS(エイスース)の特徴次はASUSです。ASUSは日本での知名度は低いですが、海外では格安スマホで一番有名と言ってもよい知名度を誇ります。スマホの特徴としてZenFoneシリーズと呼ばれるコストパフォーマンスに優れたスマホを販売しています。ZenFoneシリーズは性能と価格のバランスがよく、デザインや種類も豊富です。そのためスマホ初心者から上級者まで自分にあった機種を選べます。
- HTC(エイチティーシー)の特徴HTCは台湾国内で人気の格安スマホメーカーです。日本ではau向けのスマホの製造しています。スマホの特徴としてHTCシリーズと呼ばれるバランスのよい性能のスマホを販売しています。HTCシリーズはそのデザイン性も評価され、ポップな色使いのスマホとして人気です。
このように台湾スマホメーカー3社は独自の特徴を持ち、人気があります。その3社に共通する売りが機種代は安いのにスペックが高いというものがあります。そこで実際にどれぐらいコストパフォーマンスがよいのか解説していきます。
台湾のスマホメーカー、スペック・費用のパフォーマンスよし
台湾スマホメーカーのスマホは4~8万円で購入できます。そこで今回は、各社のスマホの性能と同じ程度の国産スマホを用意し、その機種代を比較してどれぐらい安いのかを見ていきます。
- Liquid Z530の場合ROM16GB、RAM2GB、バッテリー2420mAh無駄のないシンプルなデザインと高速処理CPUが売り
定価約20000円(税抜)
国産スマホで同等の性能として購入する場合、安くもっとも流通しているAQUOS sense2を比較対象にします。スペックに関しては同等ですが、おサイフケータイがついていないため若干AQUOS sense2のほうがよいとします。定価は24000円(税抜)です。比較すると若干性能面では劣りますが定価が4000円安いため同等と言えるでしょう。ちなみに発売時期に3年の差があるのに性能が変わらないのはすごいと思います。
- ZenFone5の場合ROM64GB、RAM6GB、バッテリー3300mAhオクタコアのCPUを搭載し、ハイスペック性能を実現
6.2インチの大型画面も魅力
定価約50000円(税抜)
国産スマホで同等の性能として購入する場合、AQUOS zero2を比較対象とします。スペックに関してはほとんど差がありませんが、防水、防塵機能があるため若干AQUOS zero2のほうがよいとします。定価は約90000円(税抜)です。若干機能が少ないとはいえ、40%OFFで同じスペックのスマホが買えるのはすごいと思います。台湾スマホメーカーでもっともコスパがよいと言われるのも納得です。
- HTC U11の場合ROM64GB、RAM4GB、バッテリー3000mAh高速通信力が高く、カメラの性能が非常に高い
その他顔認証や防水、防塵機能完備
定価約75000円(税抜)
国産スマホで同等の性能として購入する場合、同時期に発売されたxperia XZs SOV35を比較対象にします。スペックに関してはほぼ同等か若干HTC U11のほうが高いです。定価は約85000円(税抜)です。比較すると性能面では若干高いHTC U11が、10000円安く購入できることが分かります。これはコスパがよいと言えるでしょう。
まとめ 台湾スマホメーカーはコスパよし
まとめとして今記事では台湾スマホメーカーが製造しているandroidについて解説しました。androidの特徴、各スマホメーカーの特徴を解説し、コストパフォーマンスに優れた台湾スマホメーカーを解説しました。実際に台湾スマホメーカーはコスパがよく、満足した性能をしていることが分かります。最近では大手キャリアも扱っていることが多いので、気になった方はぜひ検討してみてください。