おサイフケータイと言えばキャリアで利用できるイメージですが、実はmvnoでもおサイフケータイを使うことは可能です。が、キャリアのおサイフケータイとは異なり、利用する上で気を付けてほしいポイントも。ということでこの記事では、mvnoのおサイフケータイにつて詳しく紹介。利用できる機能をはじめ、使う上での疑問点についてまとめました。mvnoでもおサイフケータイを使いたいと考えている人は、ぜひご覧ください。
目次
そもそもmvnoで使えるおサイフケータイとは何?
おサイフケータイとは、あらかじめ現金を電子マネーに変えてチャージしておくことで、コンビニなど、おサイフケータイに対応しているお店で支払いができたり、電車や飛行機などのチケットの代わりに利用できたり、お店のポイントカードや会員証、クーポンなどをまとめることができるものです。このおサイフケータイ機能は、キャリアであってもmvnoでも同じ。全く同じ内容で、全く同じ使い方で利用できます。
mvnoのおサイフケータイで利用できる機能
ここで、mvnoのおサイフケータイ機能について紹介します。
電子マネー
まずは、電子マネーです。利用できる電子マネーの種類には「楽天Edy」「WAON」「nanaco」「モバイルSuica」「モバイルスターバックスカード」「iD」「QUICPay」といったものがあります。
乗車券・航空券
続いては、乗車券・航空券です。乗車券・航空券の種類には、「モバイルSuica」「ANA SKiPサービス」「JAL タッチ&ゴーサービス」と言ったものがあります。
会員証・ポイント
続いては、会員証・ポイントです。会員証・ポイントの種類には、「ローソンモバイルPonta」「ゴールドポイントカード」「モバイルdポイントカード」「モバイルTカード」「スマホサイフ」「ビックポイントケータイ」「モバイルクロネコメンバーズ」「FeliCaポケットモバイル」と言ったものがあります。
mvnoでおサイフケータイを使う上での疑問
ここで、mvnoでおサイフケータイを使う上での疑問について紹介します。ここで紹介する疑問は、初めてmvnoでおサイフケータイを使う人が思うことです。
どこのmvnoでも利用できるのか
まずは、どこのmvnoでも利用できるかどうかということです。答えは、NO。おサイフケータイはどこのmvnoでも利用できるわけではありません。おサイフケータイのサービスを行っているmvnoであっても、機種が対応していなかったり、そもそも対応してる機種がmvnoにないなど、サービスや機種に左右される部分もあるため、全てのmvnoで利用できるということはないのです。
「iD」は利用可能か
続いては、「iD」は利用可能かということです。これは、上記で述べたように、mvnoであってもiDは利用でいます。ただしこの場合も対応している端末に限っての話です。
iphoneも同じ条件か
続いては、iphoneも同じ条件であるかということです。iphoneの場合は、Apple Payを使える機種であれば、mvnoへ乗り換えてもおサイフケータイを使うことができます。ただし、iphone6s、iphone6s Plus以前のバージョンでは、読み取り・通信を行うための「FeliCa」を搭載されていないため、利用することはできません。
simロック解除は必要か
続いては、simロック解除は必要かどうかということです。simロックを解除するしないに関わらず、使用しているスマホが対応していればおサイフケータイは使うことができます。
また、simロックされた状態から解除しても、端末が対応していれば、サイフケータイのサービスを引き続き利用することもできます。
mvno乗り換え後も快適におサイフケータイを使うには
ここで、mvno乗り換え後も快適におサイフケータイを使うには何をすればいいか、について紹介します。
移行の手続きをする
まずは、移行の手続きをするということです。おサイフケータイを利用している人が、機種変更後もそのまま利用したい時は、、機種変更前に手続きを行う必要があります。その際、手続きはサービスごとに行うことが重要です。この手続きには、「旧機種からデータの預け入れをし、変更後の機種でそのデータを受け取る方法」と、「旧機種にある情報を削除し、変更後の機種で再設定を行う方法」と「事前に手続きをすることなく機種変更し、変更後の機種で再設定を行う方法」の3つがあります。
端末は変えなくても利用できない機能もある
続いては、利用できない機能もあるということです。例えば、ドコモで使用していた端末をsimロック解除してmvnoへ乗り換える場合、端末はそのままでもdカードやdカードminiは利用できなくなります。つまり、simを入れ替えてしまえば、これまでキャリアで使っていたサービスは一切利用できなくなりますので注意しましょう。
おサイフケータイに対応している機種を持つmvno
ここで、おサイフケータイに対応している機種を持つmvnoを紹介します。
mineo
最初に紹介するのは、mineoです。mineoは顧客満足度No.1のmvno。月額料金も最安値で、キャンペーンの数も多いです。また、mineo独自のデータシェアで、家族や友達、グループでパケットをシェアできます。さらに、困ったときには「マイネ王」で同じmineoユーザーに相談が可能。コミュニケーションツールにおいては、文句のつけようがありません。
BIGLOBEモバイル
続いては、BIGLOBEモバイルです。BIGLOBEモバイルの最大の特徴は、「エンタメフリーオプション」があること。このエンタメフリーオプションは、YouTubeなどの動画や音楽、ゲームなど対象サイトが使い放題になるオプションです。データ容量に関しても、大容量プランを用意しているため、まさにエンタメを楽しみたい人にはピッタリです。
楽天モバイル
続いては、楽天モバイルです。楽天モバイルは、全国に店舗を構えるmvno。大容量高速通信プランで、回線が込みだす時間帯であっても通信速度を気にせずに済みます。また楽天市場で貯めたポイントは、楽天モバイルの支払いに充てることができるなど無駄がありません。
UQ mobile
続いては、UQ mobileです。UQ mobileは、auの回線を使っていることでmvnoの中でもトップクラスの通信速度を誇ります。また月額料金がほとんど一定のため管理がしやすいというのもポイント。定期的に様々なキャンペーンを実施しています。
Y!mobile
続いては、Y!mobileです。Y!mobileは、ソフトバンクのサブブランド。自社の回線を使っているため、通信速度も速いです。また、10分以内の通話が無料になるオプションが最初からプランに組み込まれているため月額料金がとても安いです。
mvnoでおサイフケータイを使うメリット
ここで、mvnoでおサイフケータイを使うメリットを紹介します。
支払いが簡単になる
一つ目のメリットは、支払いが簡単になるということです。mvnoでおサイフケータイを使うことで、会計時の精算が楽になります。おサイフケータイは機械にサッとかざすだけで支払いが完了するものですので、細かい小銭を出す必要がありません。
荷物を減らせる
二つ目のメリットは、荷物を減らすことができるということです。お出かけする際には、スマホと財布をバックに入れて持ち運ぶという人がほとんどだと思いますが、おサイフケータイであれば、お財布もスマホも一緒になっているため、持ち歩くのはスマホだけ。ポケットにスマホを入れれば手ぶらで外出できます。
クレジットカードでチャージできる
三つ目のメリットは、クレジットカードでチャージできるということです。おサイフケータイは、現金だけでなくクレジットカードでもチャージできます。そのため、電子マネーとクレジットカードのポイントを一緒に貯めることが可能。一石二鳥です。
mvnoでおサイフケータイを使うデメリット
ここで、mvnoでおサイフケータイを使うデメリットについて紹介します。
利用できる端末が限られている
一つ目のデメリットは、利用できる端末が限られているということです。これは上記でも述べたように、mvnoは全ての端末でおサイフケータイが利用できるわけではありません。おサイフケータイをmvnoで利用したい場合は、契約前に確認をしましょう。
サービスの種類がmvnoによって異なる
二つ目のデメリットは、サービスの種類がmvnoによって異なるということです。mvnoによって対応しているおサイフケータイのサービス内容は異なります。これは、各mvnoで確認する必要がありますので、知りたい時は契約先のmvnoへ問い合わせてみましょう。
【まとめ】mvnoでもおサイフケータイを使ってみよう
mvnoのおサイフケータイについて紹介しました。mvnoであってもおサイフケータイを利用することはできます。ぜひ、mvnoでおサイフケータイを活用させ、買い物を快適に楽しんでみてください。