「イオンモバイルで契約を考えているけれど、はじめての格安SIMで不安。どんなデメリットがあるか知りたい」このように考えている人もいるかと思います。
イオンモバイルは全国200店舗以上のイオンで購入できる格安SIMです。実店舗を持っている格安SIMはあまり多くないので、初めて格安SIMを利用する人でも安心して契約できますね。ただしはじめての格安SIMだったり、イオンモバイルをあまり知らない人は、どのようなデメリットがあると不安に思っているでしょう。
本記事ではイオンモバイルのデメリットを中心に、特徴やメリットについても紹介します。イオンモバイルとの契約を考えている人は、ぜひ参考にしてください。
目次
イオンモバイルとは?デメリットの前に特徴を紹介
イオンモバイルのデメリットについて紹介する前に、まずは簡単にイオンモバイルとはどのような会社なのか紹介します。
イオンモバイルは名前の通り、イオンが運営する格安SIM事業です。実店舗数が多く、料金プランも豊富なのが特徴的です。
全国200店舗以上のイオン店舗で契約できる
イオンモバイルは全国200店舗以上のイオンで店頭契約できます。
一般的に格安SIMは、新規契約から解約まで全てインターネットで完結するものです。コストを削減して料金を抑えているので、格安SIMが実店舗を持っているケースは多くありません。
しかしイオンモバイルは実店舗を持っている数少ない格安SIMです。インターネット経由での契約や、店員さんにしっかりサービス内容を紹介してもらったり、疑問点について対面で説明を受けたい人にはありがたいですよね。
また全国各地のイオン店舗でイオンモバイルは取り扱われているので、身近で入手しやすいというのもポイントです。
料金プランが豊富
イオンモバイルは契約できる通信プランの種類が非常に多いです。大容量プランからかなりの大容量プランまで契約できるので、スマホのライトユーザからヘビーユーザーまで、幅広い人に対応できる料金プランとなっています。
また音声シェアプランにも対応しているので、家族全員や複数デバイスでイオンモバイルを利用すれば、よりお得に利用できます。
取り扱っているスマホラインナップが充実している
イオンモバイルは様々な格安Androidスマートフォンを取り扱っています。格安スマホは2~5万円程度で購入できるお手頃価格のスマートフォン。スマホゲームや動画の撮影・編集などをあまりしない人やスマホ購入費用を抑えたい人、スマホを利用するのはインターネット検索やSNSだけといった人におすすめです。
格安スマホといっても最近ではカメラ性能に優れたモデルも多く登場しています。デザイン面でも最新のハイエンドモデルに見劣りしない格安スマホも多く、普段の日常利用でも便利に利用できます。格安スマホを契約しようか迷っている人は、この機会に機種変更を考えてみてはいかがでしょうか。
要注意!イオンモバイルのデメリットを紹介
イオンモバイルの特徴について理解できたでしょうか。それでは早速、イオンモバイルのデメリットについても紹介します。
イオンモバイルのデメリット1:短期解約するとMNP転出手数料が高い
どれだけ調べても実際に使ってみると思っていたのと違ったと言うこともあるでしょう。しかしイオンモバイルの場合、あまりに短期間での解約はお勧めしません。
イオンモバイルで契約から90日以内にMNP転出を利用する場合、15,000円ものMNP転出手数料をとられてしまいます。一般的な格安SIMのMNP転出料は3000円程度のところが多いので、これは非常に高額な手数料といえます。
もしイオンモバイルが思っていたものと違ったものでも、90日以内に再びMNP転出は利用しない方が良いでしょう。
イオンモバイルのデメリット2:全てのイオン店舗にイオンモバイルがあるわけではない
イオンモバイルと言う名前から、全国すべての4店舗で取り扱っているようにも思われるかもしれません。ただし一部のイオンでは、イオンモバイルを取り扱っていません。
イオンモバイルの取り扱い店舗は公式ホームページ上に掲載されています。身近なイオンモバイル店舗はどこか、あらかじめチェックしておきましょう。
イオンモバイルのデメリット3:サービス内容が決め手に欠ける
イオンモバイルは豊富な料金プランが魅力です。しかし料金プランがありすぎて、自分はどのプランに申し込めば良いのか迷っている人も多いのではないでしょうか。
様々なデータ通信容量プランを契約できますが、自分はどの通信プランの最適なのか、完全に把握している人も少ないでしょう。また他社の格安SIMでは、カウントフリープランや音声通話し放題オプションといったサービスに対応しています。しかしイオンモバイルには、そういった特徴的な通信サービスがありません。
唯一私や音声プランに対応しているので、家族全員でデータを共有するならお得に利用できるでしょう。しかし一方で、一人暮らしや夫婦2人で生活している人などには、他の格安SIMの方がオススメのケースもあります。
デメリットだけじゃない!イオンモバイルのメリットを紹介
これまではイオンモバイルのデメリットについて散々紹介してきましたが、もちろんイオンモバイルを利用するメリットもあります。
イオンモバイルを利用するメリットは、下記の2点です。
イオンモバイルのメリット1:家族利用だと他社よりお得
イオンモバイルは「シェア音声プラン」に対応しております。これは契約したデータ通信容量を家族全員で共有するプランです。
シェア音声プランを活用すれば、個別に通信プランを契約するよりも安くイオンモバイルを利用できます。家族全員で格安SIMを利用できれば、大きな通信費削減効果が見込めるでしょう。
イオンモバイルのメリット2:高速通信をオフにできる
データ通信容量が気になる人は、公式アプリから高速データ通信をオフに設定することも可能です。高速データ通信がオフの状態であれば、通信速度が遅くなるもののギガを消費しないので、データ通信容量を節約することができます。
デメリットから考える、イオンモバイルをおすすめする人としない人
イオンモバイルの特徴やデメリットデメリットについて理解できたかと思います。しかし、結局のところ自分はイオンモバイルを契約すべきなのかどうか判断できない人もいるかと思います。
そこで下記では、イオンモバイルをお勧めする人とお勧めしない人の特徴について紹介します。イオンモバイルとの契約を迷っている人は、ぜひ下記特徴をチェックしてみてください。
イオンモバイルをおすすめする人:家族全員でイオンモバイルを利用する人
イオンモバイルの大きな特徴は、シェア音声プランに対応していることです。シェア音声プランを活用すれば、イオンモバイルで契約する家族が多いほどお得に通信費を削減することができます。
自分だけでなく家族全員で格安SIMを利用したい人や、複数のデバイスでデータ通信や音声通話を楽しみたい人はイオンモバイルをお勧めします。
イオンモバイルをおすすめしない人:独身もしくは夫婦のみで格安SIMを利用する人
イオンモバイルをお勧めしない人は、1人もしくは2人といった少人数で格安SIMを利用する人です。特にインターネットに詳しい人や、特定のSNSをたくさん利用する人は他の格安SIMを利用した方が、よりお得に通信費を削減しつつスマホを楽しめるでしょう。
例えばUQモバイルは格安SIMとWiMAXのセット割引が非常にお得になります。またLINEモバイルはLINEアプリを利用した時に必要となったデータ通信料をカウントしない、カウントフリーオプションに対応しています。
独身一人暮らしの若い人や、結婚したばかりの夫婦などは、他の格安SIMを契約した方がお得になることもあるでしょう。
まとめ:イオンモバイルはデメリットもあるけどおすすめです
いかがでしたか。
イオンモバイルにはデメリットがあるものの、比較的多くの人にお勧めできる格安SIMかと思います。特に通信費を削減したい家族や、初めて格安SIMをデビューする人に優しいのがイオンモバイルです。全国各地のイオン店舗でイオンモバイルを契約できるので、インターネットに詳しくない人でも手軽に格安SIMを契約できるのは大きな魅力です。
イオンモバイルのデメリットについてしっかり理解し、それでもメリットの方が上回ると思えたのであれば、この機会にイオンモバイルを契約してみてはいかがでしょうか。