キャリアから格安スマホへの乗り換えを検討しているという人はいませんか?キャリアから格安スマホへ乗り換える場合、単純に乗り換えることができる場合と、「simロック解除」というものが必要となる場合があります。では、simロック解除とは一体どのようなものなのか。この記事では、simロック解除について詳しく紹介します。simロック解除を行うためには、様々な解除条件があるようです。興味のある人は、ぜひ、ご覧ください。
目次
simロック解除とは?
まずは、simロック解除について説明します。simロック解除とは、自分のスマホをどこの格安simでも使えるようにするために、利用制限を(simロック)を解除すること。現在利用しているキャリアから同じ回線へ乗り換える場合は必要ないのですが、現在利用しているキャリアから異なる回線へ乗り換える場合には、このsimロック解除が必要となるわけです。
simロックを解除するメリットとは
ではここで、simロックを解除するメリットについて紹介します。
通信費用をコストカットできる
一つ目のメリットは、通信費用をコストカットできるということです。simロック解除を行うことで、現在利用している端末をそのまま使うことができます。また、キャリアから乗り換えることによって、月額料金もグッと下げることが可能。端末代金もかかりませんし、月々の料金を下げることができれば、かなりお得。家計も助かります。
海外でも利用ができる
二つ目のメリットは、海外でも利用できるということです。simロックを解除することで、海外製のsimにも対応できます。これにより、わざわざ端末をレンタルすることなくsimを入れ替えるだけで、使うことができるのです。
乗り換えがしやすくなる
三つ目のメリットは、乗り換えがしやすくなるということです。キャリアから格安スマホへの乗り換え方法にはいくつかありますが、ただsimロックを解除するだけで、自分が好きな格安スマホを選ぶことができます。各格安スマホによっては、通信速度や月額料金、キャンペーンなど異なりますので、自分がお得になる格安スマホを選んでみましょう。
simロックを解除するデメリットとは
ここで、simロックを解除するデメリットについて紹介します。
解除手数料がかかる
一つ目のデメリットは、解除手数料がかかるということです。simロック解除には、各キャリアのユーザー専用WEBページの利用、ショップでの店頭手続き、電話などの方法があるのですが、電話やショップでのsimロック解除手続きの場合、各キャリアとも3,000円のsimロック解除手数料が発生します。WEBで行った場合は、手数料は無料となりますので、できるだけWEBで行った方がお得です。
simロック解除ができない端末もある
二つ目のデメリットは、simロック解除できない端末もあるということです。simロック解除は全ての端末でできるというわけではありません。格安スマホでは、「動作確認済端末」として、simロック解除ができる端末が各格安スマホのホームページに記載されています。契約する際は、事前に自分のスマホがsimロック解除して利用できる端末であるかどうかを確認する必要があるのです。
電話帳などのデータが消失してしまう可能性もある
三つ目のデメリットは、電話帳などのデータが消失してしまう可能性もあるということです。これは、OSのアップデートなどと同じで、電話帳などのデータが消えてしまう可能性があるということです。心配であれば、乗り換える前に一応バックアップはとっておきましょう。
simロックの解除方法とは
それではここで、simロックの解除方法について、各キャリアそれぞれを紹介します。
ドコモ
ドコモのsim解除方法は、まず最初にIMEI番号を確認します。IMEI番号の確認方法は「電話発信画面で「*#06#」と入力する」、androidの場合は、「設定 →端末情報 → 端末の状態」、iPhoneの場合は、「設定 → 一般 >→情報」で確認できます。IMEI番号を確認したら、My docomoへアクセス。ドコモオンライン手続きをクリックし、「simロック解除 → お手続きへ」の順で進み、IDとパスワードを入力してMy docomoにログインします。ここで、IMEI番号を入力して、「次へ」をクリック。最後に、注意事項などをチェックして、「手続きを完了する」をクリックすれば申し込み完了となります。
au
続いて、auです。auのsimロック解除方法は、まずIMEI番号を確認します。確認方法はドコモと同じです。次に、My auのsimロック解除可否判定ページへアクセスし、IMEI番号を入力。その後、判定をクリックし、判定結果が「〇」であれば、「こちらからお手続き」のリンクをクリックして進みます。表示されている電話番号や機種名が合っていることを確認し、選択をクリックした後、契約時に設定している4桁の暗証番号を入力し、次へをクリック。最後に、注意事項や解除理由などをチェックボックスで確認していき、「この内容で申し込む」をクリックすれば完了となります。
ソフトバンク
続いては、ソフトバンクです。ソフトバンクのsimロック解除方法でも最初にやるべきことは、IMEI番号の確認です。確認方法は、ドコモ・auと同じです。次に、My SoftBankへアクセスし、携帯電話番号とパスワードを入力してログインします。次に、PCの場合は「タブから料金プラン→オプションの確認・変更→simロック解除対象機種の手続き」へと進み、スマホの場合は「契約確認・変更→simロック解除対象機種の手続き」へと進みます。対象機種の手続きまで進んだら、IMEI番号を入力し、次へをクリック。注意事項を確認し「解除手続きをする」をクリックします。そして最後に、「simロック解除方法を見る」をクリックし、指示に従って操作を行っていけば完了となります。
ドコモのsimロック解除条件とは
ではここで、ドコモのsimロック解除条件について紹介します。ドコモのsimロック解除条件は「契約者本人であること」「2015年5月以降に発売されたsimロック解除対象の端末であること」「購入から100日経っていること(ただし、端末を一括購入の場合は、即日でsimロック解除が可能。分割払いの場合、代金の精算が済んでいれば即日でsimロック解除が可能)」「ネットワークの利用制限などを受けていないこと」です。また、既に解約している場合は、「契約者本人であること」「利用料金を滞納していないこと」が条件となります。
auのsimロック解除条件とは
ここで、auのsimロック解除条件について紹介します。auのsimロック解除条件は、「契約者本人であること」「2015年5月以降に発売されたsimロック解除対象の端末であること」「購入日を1日目として101日経っていること(ただし、端末を一括購入の場合は、即日でsimロック解除が可能)」「ネットワークの利用制限などを受けていないこと」です。また、既に解約している場合は、「契約者本人であり購入履歴がある、または、委任状で家族であること」「利用料金を滞納していないこと(滞納している場合は支払い完了後に手続き)」「解約済みのsimロック解除の対応は店舗のみ」であることが条件です。
ソフトバンクのsimロック解除条件とは
ここで、ソフトバンクのsimロック解除条件について紹介します。ソフトバンクのsimロック解除条件は、「契約者本人であること」「2015年5月以降に発売されたsimロック解除対象の端末であること(ただし、端末を一括購入の場合は、即日でsimロック解除が可能。分割購入の場合は、購入日から101日経っていること)」「ネットワークの利用制限などを受けていないこと」です。また、既に解約している場合は、「契約者本人であること(ただし、本人確認書類が必要)」「解約済みのsimロック解除の対応は店舗のみ」であることが条件となっています。
【simロック解除後】おすすめ格安スマホとは
それでは最後に、simロック解除後に乗り換えてほしいおすすめの格安スマホを紹介します。
楽天モバイル
まずは、楽天モバイルです。楽天モバイルは、ドコモ回線のおすすめ格安スマホ。月額2,980円でデータ使い放題や国内通話かけ放題など、データに関しても、通話に関しても使い放題になるプランを設けているのが特徴です。また、楽天市場の買い物で貯めたポイントをスマホの月額料金として利用することも可能。スマホだけでなく買い物でも損をしません。
mineo
続いては、mineoです。mineoはau回線のおすすめ格安スマホ。データ容量を家族で分け合える「パケットシェア」や友達にデータ容量を送ることができる「パケットギフト」など、独自のシェアプランが特徴。スマホに関するお役立ち情報や、Q&Aが頻繁に投稿されている「マイネ王」はコミュニケーションツールとして人気を集めています。
Y!mobile
続いては、Y!mobileです。Y!mobileはソフトバンク回線でおすすめの格安スマホです。他社とは異なり、独自の回線を使っているため、通信速度が速く、回線が込みあう時間帯であっても安定した通信を誇ります。料金・サポートなど全てにおいてバランスが取れているのも大きな特徴。全国に店舗を構えているため、困ったときも助かります。
【まとめ】simロック解除とは格安スマホ乗り換えで必要となるもの
simロック解除とは、について詳しく紹介しました。simロック解除を行うことで、自分の好きな格安スマホを選ぶことができると共に、安く、そして、快適にスマホを使うことができます。格安スマホへ変更する場合は、ぜひ、simロック解除でスムーズに乗り換えを行ってみてください。