スマホが主流となっている現在、ガラケーを愛用しているという人も少なからずいます。ガラケーと言えばキャリアでしか利用できないイメージがありますが、実はmvnoでも利用することは可能。ということでこの記事では、mvnoでガラケーを使う方法について紹介。mvnoでガラケーを使うメリットやデメリット、セット購入できるおすすめの端末についてまとめました。ガラケー愛用者の人は、ぜひチェックしてみてください。
目次
ガラケーをmvnoで使うメリット
まずは、ガラケーをmvnoで利用するメリットについて紹介します。
使い続けることができる
一つ目のメリットは、使い続けることができるということです。冒頭でも述べたように、ガラケーは、キャリアでしか利用できないと思っている人が多数います。ですが、mvnoであってもガラケーを使うことができるため、ガラケー愛用者としては大きなメリット。使い慣れたガラケーを手放さずに済みます。
余計な操作が必要ない
二つ目のメリットは、余計な操作が必要ないということです。ガラケーはスマホとは異なり、利用できる機能や操作方法がとても簡単。そのため、余計な操作を一切行わずに利用し続けることができます。
無料通話分がある
三つ目のメリットは、無料通話分があるということです。mvnoと言えば通話よりもデータ量に特化したプランが多いです。が、中には、ガラケーの無料通話分があるため、データ量をあまり利用しないガラケー愛用者にとっても大助かりなのです。
電話番号が引き継げる
四つ目のメリットは、電話番号が引き継げるということです。キャリアからmvnoへ乗り換える際、MNPを利用すると、キャリアで利用していた電話番号をそのまま使うことができます。そのため、電話番号を変えたくないガラケー愛用者であっても心配する必要はありません。
ガラケーをmvnoで使うデメリット
ではここで、ガラケーをmvnoで使うデメリットについて紹介します。
通話とSMSしか利用できない
一つ目のデメリットは、通話とSMSしか利用できないということです。ガラケーをmvnoで利用する際、使うことができる機能は、通話とSMSのみ。データ量は利用することができないため、ネットを使うことは難しいですが、通話ができればそれでいい、という人にとっては、問題はありません。
通話料金が高い
二つ目のデメリットは、通話料金が高いということです。上記で述べたように、mvnoでのガラケーには、無料通話分があります。ですが、それ以外では30秒で20円の通話料がかかってしまうためかなり割高。皮肉にも、キャリアより高くなってしまう可能性が高いのです。
ガラケー用の料金プランがない
三つ目のデメリットは、ガラケー用のプランがないということです。実は、mvnoでガラケーを利用する際に用いられるプランは、スマホのプラン。ガラケー用のプランが存在しないため、契約する際は、スマホプランから選ばなくてはなりません。
ガラケー専用のSIMがない
四つ目のデメリットは、ガラケー専用のSIMがないということです。mvnoでスマホを使うためには、SIMカードの挿入を行わなければなりません。これを回避するためには、ガラケーとSIMのセット購入が必要となるため、現在利用しているガラケーをそのまま使うことができないといった場合も多いです。
mvnoでガラケーを使う方法
ではここで、mvnoでガラケーを使う方法について紹介します。
持っているガラケーにSIMカードを挿入する
まずは、持っているガラケーにSIMカードを挿入するという方法です。持っているガラケーにピッタリなSIMカードサイズがあれば、そのSIMカードをガラケーに挿入して使うことができます。端末は限られていますが、持っているガラケーをそのまま利用することができるのであれば、端末代を浮かすことができ、節約にもなります。
mvnoでSIMカードとガラケーをセット購入する
続いては、mvnoでSIMカードとガラケーのセット購入をするということです。mvnoでは、スマホだけでなく、ガラケーとSIMカードのセット購入ができるところもあります。セットで購入をすれば、間違いなくSIMカードもピッタリですので安心して利用できます。
ガラケーをセット購入できるmvno
ではここで、ガラケーをセット購入できるmvnoについて紹介します。
Y!mobile
まずは、Y!mobileです。Y!mobileは、国内外のガラケーが豊富に揃っており、順次新機種も登場しています。価格帯は、30,000円台と少し高めではありますが、高速通信可能な4G対応機種や、高音声なVoLTE対応機種などハイスペックなガラケー端末を主に取り扱っているため、ガラケー愛用者としてはY!mobileを選んで損はありません。
UQ mobile
続いては、UQ mobileです。UQ mobileは、以前までガラケーの販売を行っていませんでした。が、ここ最近、ガラケー端末とSIMカードのセット販売を始めています。販売されている端末は、KYOCERAが製造するDIGNOphoneのみ。DIGNOphoneは、VoLTE対応で4G LTE対応と高性能。 さらに、おサイフケータイ機能やテザリング機能も対応しているため、スマホで利用できる機能と引けを取りません。
イオンモバイル
続いては、イオンモバイルです。イオンモバイルで取り扱っているガラケー端末は、AQUOSケータイSH-N01のみ。この端末は、LINEには対応していないため、LINEを使いたい人は要注意です。おすすめのプランは、「音声500MBプラン」月額1,130円に「イオンでんわ10分かけ放題」オプション月額850円をプラスするプランが良いでしょう。
楽天モバイル
続いては、楽天モバイルです。楽天モバイルは、AQUOSケータイSH-N01が購入できます。ただしこの端末も、LINEを使うことはできません。おすすめの料金プランは、データ通信量2GBで10分以内の国内通話がかけ放題の「プランS」月額2,980円。楽天会員向けの会員割や長期割なども充実しているため、楽天ユーザーにおすすめです。
BIGLOBEモバイル
続いては、BIGLOBEモバイルです。BIGLOBEモバイルでは、ドコモとauのガラケーをそのまま使うことができます。データ量1GBの場合は月額1,400円、3GBなら月額1,600円で契約可能。また、音声通話SIM3GBプラン以上で契約すると、3ヶ月間月額800円の割引を受けることができるため、さらにお得に利用できます。
mvnoでセット購入できるガラケー端末
それでは最後に、mvnoでセット購入できるガラケー端末について紹介します。
AQUOSケータイ
最初に紹介するのは、AQUOSケータイです。AQUOSケータイは、イオンモバイルで取り扱っている端末。必要最低限の機能した搭載されていないため、mvnoで初めてガラケーを使う人にとっても利用しやすいです。さらにイオンモバイル独自の通話料半額が可能となる「プレフィックス機能」を搭載。通話料金を大幅に削減することができるため、家計にも優しいです。
AQUOSケータイ2
続いては、AQUOSケータイ2です。AQUOSケータイ2は、Y!mobileで取り扱っている端末。上記で紹介したAQUOSケータイ同様、最低限の機能しか搭載されていませんが、サイドのボタンを押すだけでガラケーを開くことができたり、本体を開くだけですぐに消音になるなど、便利な機能も満載です。
AQUOSケータイ3
続いては、AQUOSケータイ3です。AQUOSケータイ3もY!mobileで取り扱っている端末です。この端末は2019年4月に発売された割と新しい端末。前モデルと比較して15%大きくなった大型のレシーバーを搭載しているため、通話中の相手の声が聞き取りやすくなっています。また、レシーバーから自分の声も聞こえる「スムーズトーク」も搭載。通話性能を大幅に向上しました。さらに、ボタンに改良が加えられ操作がよりしやすくなった点もおすすめうするポイントです。
DINGOケータイ2
続いては、DINGOケータです。DINGOケータイ2もY!mobileで取り扱っている端末。防水・防塵機能が非常に高く、水洗いをすることもできます。そのため、入浴中や海水浴など濡れやすい場所での利用も可能。さらに、1,700mAhという大容量バッテリーを搭載しているため、一度充電を満タンにすると、一週間は充電なしで利用することができます。
DINGO Phone
続いては、DINGO Phoneです。DINGO PhoneはUQ mobileが取り扱っている端末。上記のDINGOケータイ同様、防水・防塵性に優れています。さらに、Wi-Fiやテザリングの使用も可能で、おサイフケータイやワンセグまで利用できるという幅の広さも特徴となっています。
【まとめ】mvnoでもガラケーを愛用してみよう
mvnoで利用できるガラケーについて紹介しました。mvnoではあまり知られてはいませんが、実に様々なガラケーが販売されています。端末価格は少々高めではありますが、キャリアのガラケーと同じように利用することができるため、ガラケー愛用者にとっては使いやすいこと間違いなし。ぜひ、mvnoでもガラケーを使ってみてください。