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イオンモバイルの通信速度は遅い?速度制限される?

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「イオンモバイルを契約しようか悩んでいるけど、通信速度が遅くならないか不安」と悩んでいる人もいるかと思います。せっかく契約した格安SIMなのに、通信速度が遅くて使い物にならなかったら嫌ですよね。
しかし残念ながら、イオンモバイルだけでなく格安SIM全般に言えることですが、時間帯によっては通信速度が遅くなることもあります。MVNOが大手キャリアから借りている通信帯域は限られているので、多くのユーザーがアクセスするお昼時間帯などは特に通信速度が遅くなります。
ただし繰り返しますが、お昼時間帯などで通信速度が遅くなるのはほぼすべての格安SIMに通じることです。また混雑時間帯以外であればストレス無く高速通信することも可能です。

通信速度が遅い?イオンモバイルの特徴

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以下ではイオンモバイルの音声通話SIMの特徴について紹介します。

イオンモバイルでは高速・低速通信の切り替えで速度変更が可能

イオンモバイルの公式無料アプリを利用すれば、アプリだけで高速通信のオン/オフを自在に切り替えることが可能です。高速通信がオフの時は、高速通信データ容量が減ることもありません。
低速通信時は通信速度が最大200kbpsの状態まで低下します。かなり通信速度は遅いので、低速通信に切り替える際は注意しましょう。また低速通信時に直近3日間で通信量が合計366MBを超えると、通信速度が終日制限される可能性があるので注意しましょう。

イオンモバイルではプランが豊富

イオンモバイルの通信プランは非常に豊富です。
料金プランにはデータ通信と音声通話が可能な「音声プラン」、音声通話ができない「データプラン」、家族契約向けの「シェア音声プラン」があります。特にプランが豊富なのが「音声通話プラン」で、60歳以上なら200MB/月プラン、50歳未満の人なら500MB/月から音声通話プランを契約できます。さらに最大50GB/月プランまで契約できるため、自分に合った通信容量プランを選ぶことができます。
選べる通話プランの豊富さは、格安SIMの中でもトップクラスに豊富です。

イオンモバイルはドコモ・au回線に対応

イオンモバイルではドコモ回線またはau回線に対応したデータ通信SIMを利用可能です。
SIMロックがかかっているスマートフォンでも、ドコモもしくはauのスマホならロック解除せずに利用できるのが大きな魅力です。
ただしau回線の場合、直近3日間の通信量が6GBを超えた場合、速度制限が実施される可能性があるので注意しましょう。

全国のイオンでイオンモバイルを契約可能

イオンモバイルは全国のイオン200店舗以上で「申し込み」「料金プラン変更」「修理受付」といったサービスに対応しています。
格安SIMを提供しているMVNOは通常、実店舗を持って格安SIMを販売したりアフターサービスをしたりすることが少ないです。通常はインターネット経由での申し込み・アフターサービスの申請となります。
多くのイオンでサービスの申し込みから修理まで一貫してサポートできるのは、イオンモバイルの大きな特徴ではないでしょうか。

イオンモバイルはMNP転出料が高い

格安SIMではMNP転出する際に”手数料”を取られることが多いです。イオンモバイルもMNP転出料を取っており、特にイオンモバイルの契約から90日以内でMNP転出する場合の手数料が高額になります。

  • 契約日より91日以降に転出する場合:3,000円(税抜)
  • 2018年7月1日以降に契約し、契約日より90日以内に転出する場合:15,000円(税抜)
  • 2018年6月30日以前に契約し、契約日より90日以内に転出する場合:8,000円(税抜)

理由あってイオンモバイルを短期でMNP転出する場合も、90日以上は契約継続することをおすすめします。

イオンモバイルで速度制限は発生する?

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イオンモバイルの速度制限は発生するのでしょうか?下記で考察しています。
結論ですが、イオンモバイルは他の格安SIMと同じく、速度制限が発生します。

アクセスが集中するとイオンモバイルでも速度制限が発生する

まずは格安SIMの通信速度がどのように決まるのか解説します。
格安SIMはドコモ・au。ソフトバンクといった大手キャリアから通信回線の一部を借りてサービスを提供しています。借りている回線は一部なので、アクセスが集中するとデータ通信速度が遅くなります。
これはほぼ全ての格安SIMに当てはまることで、通勤通学時間帯や、特に平日お昼の12時から13時までの間は通信速度がかなり遅くなります。
イオンモバイルも同じく、混雑時間帯になると通信速度が低下します。しかし混雑していない時間帯であれば、大手キャリアと同じく快適な高速データ通信が利用できます。

イオンモバイルでもデータチャージで速度制限を解除可能

データ通信を使いすぎてしまい速度制限がかかっても大丈夫。イオンモバイルでは1GB480円でデータチャージが無制限で利用可能です。
ただしデータ通信プランのみ対応している「タイプ2」では、データチャージの回数が最大6回までとなっているので注意しましょう。

通信速度よりも大事?イオンモバイルの料金プラン

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以下ではイオンモバイルのデータ通信SIM・音声通話SIM・シェア音声プランの特徴と料金について紹介します。

イオンモバイルの料金プラン:音声プラン

音声通話とデータ通信が可能なプランです。スマートフォンを利用する多くの人が契約するプランになるでしょう。
【音声プランの料金】(※税別表記です)

  • やさしいプランmini.(音声200MB):980円/月
  • 音声500MBプラン:1,130円/月
  • 音声1GBプラン:1,280円/月
  • 音声2GBプラン:1,380円/月
  • 音声4GBプラン:1,580円/月
  • 音声6GBプラン:1,980円/月
  • 音声8GBプラン:2,680円/月
  • 音声12GBプラン:3,280円/月
  • 音声20GBプラン:4,680円/月
  • 音声30GBプラン:5,680円/月
  • 音声40GBプラン:6,980円/月
  • 音声50GBプラン:8,980円/月

イオンモバイルの料金プラン:データプラン

音声通話が利用できないデータ通信専用プランです。ただしLINE電話やSkypeといった、インターネット通信を利用した電話サービス(いわゆる”IP電話”)はデータ通信専用プランでも利用可能です。
また下記料金に140円/月プラスすることによって、SMSが利用可能となります。

  • データ1GBプラン:480円/月
  • データ2GBプラン:780円/月
  • データ4GBプラン:980円/月
  • データ6GBプラン:1,480円/月
  • データ8GBプラン:1,980円/月
  • データ12GBプラン:2,680円/月
  • データ20GBプラン:3,980円/月
  • データ30GBプラン:4,980円/月
  • データ40GBプラン:6,480円/月
  • データ50GBプラン:8,480円/月

イオンモバイルの料金プラン:シェア音声プラン

SIMカードが複数必要な人におすすめのプランです。具体的には「複数デバイスにSIMを挿入したい人」「家族でイオンモバイルを利用したい人」におすすめです。
SIMカードは最大5枚まで利用可能。1つは音声通話プラン、もう1つはデータ通信専用プランといった契約方法も可能です。ただし4枚目と5枚目のSIMカードには別途200円/月の追加料金が発生するので注意しましょう。

  • シェア音声4GBプラン:1,780円/月
  • シェア音声6GBプラン:2,280円/月
  • シェア音声8GBプラン:2,980円/月
  • シェア音声12GBプラン:3,580円/月
  • シェア音声20GBプラン:4,980円/月
  • シェア音声30GBプラン:5,980円/月
  • シェア音声40GBプラン:7,280円/月
  • シェア音声50GBプラン:9,280円/月

通信速度が早い!イオンモバイルのおすすめスマホ

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以下ではイオンモバイルで取り扱っているおすすめスマホを紹介します。

通信速度が速いイオンモバイルのおすすめスマホ:Huawei P30 lite

Huawei P30 liteは中国のスマホメーカー「Huawei」が作っている廉価モデルのスマートフォンです。廉価モデルといえど、スタイリッシュなデザインを採用しており、本体背面にはカメラが3つも搭載されている、凄いスマートフォンです。
カメラはAIを搭載しており、画角120°の超広角撮影にも対応しているのが特徴的。本体価格を抑えつつ、スマホでのカメラ撮影にもこだわりたい人におすすめのモデルです。
2022年3月現在、Huawei P30 liteの本体価格は税込32,780円、月々支払いの場合も税込1,365円から購入できます。他のスマホと比べても、コストパフォーマンスに優れています。

通信速度が速いイオンモバイルのおすすめスマホ:OPPO Reno A

OPPO Reno Aは中国メーカー「OPPO」が作っているスマートフォンです。6.4インチの有機ELディスプレイに、本体背面にはデュアルカメラを搭載。またディスプレイの上からロックを解除する「ディスプレイ指紋認証」機能を搭載しているなど、近未来感あふれるスマートフォンです。また「おサイフケータイ」に対応しているのも見逃せないポイントです。
2022年3月現在、OPPO Reno Aの本体価格は税込39,380円、月々支払いの場合も税込1,640円から購入できます。他の格安スマホよりも若干お値段は高いほうですが、本体性能なども考慮すると非常にお買い得なスマホといえます。

通信速度が速いイオンモバイルのおすすめスマホ:AQUOS sense3

AQUOS sense3はSHARPが作っているスマートフォンです。4,000mAhの大容量バッテリーにシャープ独自のIGZOディスプレイを搭載。防水機能やおサイフケータイといった、日本メーカーならではの機能も搭載されているので安心感があります。
2022年3月現在、AQUOS sense3の本体価格は税込38,280円、月々支払いの場合も税込1,595円から購入できます。日本のメーカーが作っているスマートフォンという安心感やバッテリー持ちを重視する人におすすめの端末です。

まとめ:イオンモバイルの通信速度は遅くない

いかがでしたか。
イオンモバイルの通信速度は決して他の格安SIMよりも遅くないことが分かりました。
ただしイオンモバイルに限らず、格安SIMは時間帯による速度制限が発生します。もしどうしても安定した通信速度にこだわるのであれば「大手キャリアと契約する」「Y!モバイルと契約する」「モバイルルーターを契約する」ことをおすすめします。
しかし通信費が高額になりがちなので、「速度制限を受け入れつつ、通信料金を抑えてかつ手軽に入手できる格安SIMが欲しい」と思っている人はイオンモバイルをおすすめします。