mnpを使って乗り換えを検討する場合、どのタイミングが解約となるのか。キャリアから格安スマホへの乗り換えで一番分からないという人が多いのが、このキャリアから解約となるタイミングです。ということで、この記事では、mnpでの乗り換えの場合、どのタイミングでキャリアも解約となるのかについて紹介。mnp乗り換え手順や注意点についても詳しくまとめていますので、乗り換えを検討中の人は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
mnp乗り換えでキャリアが解約となるタイミングは「mnpの契約がされた時」
キャリアから格安スマホへ乗り換える場合は、mnpを利用します。このmnpで乗り換えを行った場合、キャリアが解約となるタイミングは、mnpの契約がされた時。このタイミングで自動解約となるため、キャリアで解約手続きをとる必要はありません。というより、むしろ解約手続きは行わないでください。乗り換えが完了する前に、キャリアの解約手続きを行ってしまうと、電話番号の引き継ぎができなくなります。
【解約タイミング】mnpの取得方法
ではここで、mnpの取得方法について各キャリア別に紹介します。
ドコモ
まずは、ドコモです。Web・電話・ショップの3つの方法からmnpを取得することができます。電話での方法が一番簡単ですので、ここでは、電話での取得方法を紹介します。電話での受付時間は9時~20時まで。まずは、ドコモの携帯からは「151」、ドコモ携帯以外の場合は「0120-800-000」へ電話をかけます。次に、音声ガイダンスに従って進めいき、オペレーターに繋がったら解約したい旨を伝えます。ここで本人確認などが行われmnpに関する説明を受けます。同意をすればmnpを取得することができます。
au
続いては、auです。auの場合は、電話またはショップでしかmnpを取得することができません。ただし、ガラケーであればWebから申し込むことができます。auの場合も電話の方が手っ取り早いので、電話での取得方法を紹介します。まずは、「0077-75470」へ電話をかけます。後は、ドコモと同じように、「音声ガイダンス」「オペレーター」「同意」で終了となります。
ソフトバンク
続いては、ソフトバンクです。ソフトバンクの場合は、電話・ショップの2つの方法から選ぶことができます。ここでもやはり電話の方が早いので、電話での取得方法を紹介します。まずは、電話番号ですが、ソフトバンクの携帯からは「*5533」、ソフトバンク携帯以外の場合からは「0800-100-5533」へかけます。後は、ドコモやauと同じ流れで進めていけば、mnpを取得できます。
【解約タイミング】mnpの乗り換え手順
ではここで、mnpの乗り換え手順について紹介します。
現在利用している携帯会社からmnp予約番号を発行してもらう
まずは、現在利用している携帯会社からmnp予約番号を発行してもらいます。取得方法は先ほど紹介した通りですので、参考にしてください。
乗り換え先の格安スマホへ申し込む
mnpを取得したら、乗り換え先の格安スマホへ申し込みを行います。この時一緒にsimカードも購入しておきましょう。
MNPの乗り換え完了
simカードが手元に届いたら、端末にsimカードを挿入します。この時点で回線の切り替えは済んでいますので、必要となる初期設定を行えば乗り換え完了となります。
【解約タイミング】mnpを引き継ぎする際の注意点
ここで、mnpを引き継ぎする際の注意点について紹介します。
メールアドレスは引き継ぎ不可
一つ目の注意点は、メールアドレスは引き継ぎ不可であるということです。格安スマホへ乗り換える、キャリアで利用していたメールアドレスは使うことはできません。そのため、格安スマホで利用するメールアドレスは、gmailやYahoo!メールといったフリーメールとなります。
アプリの引き継ぎが必要
二つ目の注意点は、アプリの引き継ぎが必要であるということです。乗り換えと同時にスマホを購入する場合は、アプリの引き継ぎが必要となります。アプリの引き継ぎに、IDとパスワードで引き継ぎできるもの、SNS連携で引き継ぎできるもの、そして、できないものがあります。引き継ぎ方法はアプリそれぞれで異なりますので、事前に確認しておきましょう。
【解約タイミング】mnpを手続きする際の注意点
ここで、mnpを手続きする際の注意点について紹介します。
解約手続きは絶対にしない
まずは、解約手続きはぜっていにしないということです。これは、上記でも述べたように、キャリアから格安スマホへ乗り換える場合、mnp契約をした時点でキャリアのスマホは自動的に解約されます。乗り換え手続きが完了される前に解約をしてしまうと、乗り換え自体ができなくなり、電話番号も喪失してしまいます。
引き止めを回避する
続いては、引き止めを回避するということです。mnpをショップや電話で行う際、引き止めの営業を受ける場合があります。これは、ユーザーの乗り換えようと携帯ショップが行う方法ではありますが、乗り換えたいのであれば、引き止めは気にしないように手続きを進めましょう。
契約名義が一致しているか注意する
続いては、契約名義が一致しているか注意するということです。mnpで乗り換えを行う場合は、乗り換え前の名義と乗り換え後の名義が一致している必要があります。名義が異なる場合は、名義人に契約をしてもらうか、名義を変更してから手続きすることがおすすめです。
有効期限
続いては、有効期限です。mnpには有効期限があります。その期限は発行してもらってから15日間。この期限が過ぎてしまうとmnpでの乗り換えも行えませんし、乗り換えを行うとなると再発行が必要となってしまいます。
受付時間
続いては、受付時間です。mnpの受付時間は、9時~20時までです。契約や機種変更などの手続きは、開店している時間帯であればいつでも行うことはできますが、mnpに関しては時間が決まっていますので注意してください。
【解約タイミング】mnpよるお金に関する注意点
ではここで、mnp乗り換えによるお金に関する注意点について紹介します。
契約更新月以外での乗り換えは解約金がかかる
まずは、契約更新月以外での乗り換えは解約金がかかるということです。契約更新月の解約であれば、違約金の発生はありません。ですが契約更新月以外に解約を行うと、解約金が発生してしまいます。金額は各携帯会社のプランによって異なりますが、ほとんどの場合が9,500円となっています。
端末代金を分割している場合はそのまま残る
続いては、端末代金を分割している場合はそのまま残るということです。キャリアで端末を購入し契約をすると、2年の分割払いで端末代を支払いますが、契約期間内に解約をすると、端末代の残債もそのまま残ってしまうため、支払い続ける必要があります。
乗り換え前の会社のポイントに注意する
続いては、乗り換え前の会社のポイントに注意するということです。キャリアで貯めたポイントは、乗り換えと同時に失効します。貯めたポイントは商品と交換したり、携帯料金の支払いに回すこともできるため、失くしてしまうのは非常にもったいない。全て使い切って乗り換えた方がお得です。
契約窓口によってお得度が変わる
続いては、契約窓口によってお得度が変わるということです。これは格安スマホならではの特徴でもあるのですが、格安スマホの場合、契約窓口が公式か代理店によって受け取ることができるサービス内容が異なります。おすすめの窓口は代理店。代理店で契約をするメリットは、キャッシュバックや独自のキャンペーンを展開しているということです。キャリアを途中で解約しても違約金を負担してくれたり、高額なキャッシュバックを受け取ることができるなど特徴も様々ですので、色々と比較をして選んでみましょう。
乗り換えするベストなタイミングは月末
続いては、乗り換えするベストなタイミングは月末であるということです。なぜ月末なのかというと、解約月の月額料金は日割り計算されないからです。例えば、スマホの月額料金に1万円を支払っている場合、月初の1日に解約しても、月末の30日に解約しても、日割り計算されないため同じ1万円を支払うことになります。1日解約・30日解約を比べるとやはり月末に解約をした方がお得になることが分かります。また、新規契約やスマホ乗り換えの場合は月額料金が日割り計算されます。仮に、新しい料金プランが1万円だった場合、日割り計算で1日あたりの料金は約333円です。つまり、月初に契約すると1万円の月額料金がかかり、月の最終日に契約すると333円の月額料金で済むということになり、こちらも損をせずに済みます。
【まとめ】キャリアの解約タイミングはmnp契約をした時
mnpで乗り換えた場合の、キャリアの解約タイミングについて紹介しました。mnpを契約した時点でキャリアの契約は自動で解約となります。乗り換えが完了してしまう前に解約を行うと、乗り換えることもできませんし、電話番号を失効させてしまいますので、キャリアの解約は、絶対に行わないようにしてください。