キャリアから格安スマホへの乗り換えるには、一度解約をして新たに新規契約を結ぶかまたは、mnpを使って乗り換えるかの2パターンがあります。今回紹介するのは、この2つの内のmnpで乗り換えるパターン。mnpで乗り換えるとどのようなメリットがあるのか。また、mnpで乗り換える手順についても詳しく説明します。格安スマホへの乗り換えを検討している人は、ぜひご覧ください。
目次
mnpをおすすめするメリット
まずは、mnpを使って乗り換えるメリットについて紹介します。
電話番号を変えなくて済む
一つ目のメリットは、電話番号を変えなくて済むということです。mnpは、そもそも電話番号を変えずに乗り換えることができる番号のこと。キャリアから格安スマホに乗り換えても同じ番号引き継ぐことができるため、電話番号を変更したくないという人には大助かりです。
好きな携帯会社を選ぶことができる
二つ目のメリットは、好きな携帯会社を選ぶことができるということです。mnpでの乗り換えが可能となっている格安スマホはたくさんあります。中には、mnp乗り換えの契約によって、キャリアで発生する違約金を負担してくれる携帯会社も。そのため、キャリアの契約期間内であっても乗り換えがしやすいのです。
割引キャンペーンが受けられる
三つ目のメリットは、割引キャンペーンが受けられるということです。格安スマホには、それぞれ独自のキャンペーンが展開されています。そのため新規契約によって、様々な割引キャンペーンが受けられ、月額料金も安く抑えることができます。
手続きが簡単
四つ目のメリットは、手続きが簡単であるということです。キャリアと格安スマホは似ているようで似ていない携帯会社です。そのため、乗り換え手続きは一見面倒で難しそうに感じますが、実はとても簡単に行うことができます。
mnpをおすすめしないデメリット
ではここで、mnpのデメリットについて紹介します。
キャリアメールが利用できなくなる
一つ目のデメリットは、キャリアメールが利用できないということです。キャリアメールとは、「@docomo.ne.jp」というように、キャリアから提供されているメールアドレス。格安スマホに乗り換えるとこのキャリアメールは利用できません。利用できるメールアドレスは、gmailやYahoo!メールといったフリーメールとなります。
手数料が発生する
二つ目のデメリットは、手数料が発生するということです。この手数料については、詳しく紹介しますが、mnpでの乗り換えによって様々な手数料が発生することは覚えておきましょう。
キャリアのポイントがなくなる
三つ目のデメリットは、キャリアのポイントがなくなるということです。格安スマホへの乗り換えによって、キャリアでのサポートは一切受けることができません。そのため、これまで貯めていたポイントも失うことになります。損をしないためにも、ポイントを使い切ってから乗り換えることをおすすめします。
おすすめのmnpでかかる各種手数料
ではここで、mnp乗り換えによって発生する手数料について詳しく紹介します。
mnp転出手数料
まず一つ目の手数料は、mnp転出手数料です。この手数料は、新しい回線に変わった段階で発生する手数料。ドコモからの転出であれば2,000円、auまたはソフトバンクからの転出であれば3,000円かかります。
契約事務手数料
二つ目は、契約事務手数料です。契約事務手数料は、乗り換え先の携帯会社との手続きで発生する手数料です。ドコモオンラインショップで手続きを行えば無料となりますが、それ以外の場合や、au・ソフトバンクの場合は、3,000円かかります。
契約解除料
三つ目は、契約解除料です。契約解除料は、契約期間内に回線を解除すると発生する手数料です。これは、各携帯会社の契約していたプランによって異なりますが、一般的には9,500円かかります。
おすすめのmnpで乗り換える手順
ではここで、mnpを使ってキャリアから格安スマホへ乗り換える手順を紹介します。
①現在利用している携帯会社からmnp予約番号を発行してもらう
まずは、現在利用している携帯会社からmnp予約番号を発行してもらいます。このmnp予約番号は、各店舗を訪れて取得します。
➁転入先の新しい格安スマホ通信事業者で手続き
mnp番号を取得したら、次に、転出先の新しい格安スマホ通信事業者で手続きを行います。同じ回線のキャリアから乗り換える場合は、これまで使っていたスマホをそのまま使うことも可能で。ですが、sim対応のものでなければ利用すことができませんので、契約前に各ホームページで動作確認を行っておきましょう。
③回線切り替え
転入先の格安スマホ通信事業者で手続きが完了したら、simカードが手元に届き、回線の切り替えが行われます。
④MNPの乗り換え完了
回線が切り替わったら、端末にsimカードを挿入して初期設定を行います。これで、mnpでの乗り換えが完了します。
mnpを取得するおすすめの方法
ではここで、mnpを取得する方法について各携帯会社から紹介します。
ドコモ
まずは、ドコモです。ドコモでは、ショップはもちろん、オンラインでの発行も可能です。My docomoへアクセスし、dアカウントでログインします。それから「各種お申し込み・お手続き」「携帯電話番号ポータビリティ」「解約お手続き」の順にクリックし、注意が気に目を通します。次に「上記注意事項を確認しました。」にチェックして「次へ」ボタンをクリック。さらに、もう一度注意書きに目を通し、「上記注意事項を確認しました。」にチェックして「次へ」ボタンをクリック。そして、「携帯電話番号ポータビリティを予約する」にチェックが入っていることを確認して「次へ」ボタンをクリックし、「手続きを完了する」に進んで、mnp予約番号をメモします。
au
続いては、auです。auは基本的に、ショップか電話での取得となります。電話での手順は、まず、0077-75470に発信。ガイダンスが流れたら「3」→「2」の順にボタンを押し、オペレーターに繋がったらmnp予約番号を発行して欲しい旨を伝えます。そして、注意事項や引き止め等を聞いた後、同意し、mnp予約番号を確認します。
ソフトバンク
続いては、ソフトバンクです。ソフトバンクでも基本的にショップか電話での取得となります。ただし、ガラケーに関してはオンラインでmnp予約番号を取得できます。電話でのmnp予約番号取得は「*5533(ソフトバンク回線専用)」 または「0800-100-5533」に発信します。ガイダンスが流れたら「2」→「1」→「#」の順にボタンを押し、暗証番号を入力します。次に、オペレーターに繋がったらmnp予約番号を発行して欲しい旨を伝え、注意事項を聞いて同意します。最後にmnp予約番号を確認して終了です。
おすすめのmnp引き継ぎに関する注意点
ここで、mnp引き継ぎに関する注意点を紹介します。
メールアドレスは引き継ぎ不可
まずは、メールアドレスの引き継ぎです。これは上記でも述べた通り、格安スマホへ乗り換えるとキャリアメールは利用できません。そのため、新しいメールアドレスを考えておきましょう。
アプリの引き継ぎが必要
続いては、アプリの引き継ぎが必要であるということです。乗り換えと同時にスマホを購入する場合は、アプリの引き継ぎが必要です。アプリの引き継ぎには、「IDとパスワードで引き継ぎできるもの」「SNS連携で引き継ぎできるもの」、または引き継げないものがあります。このアプリは絶対に外したくない、というものがあれば忘れないように引き継ぐための準備もしておきましょう。
おすすめのmnp手続きで発生するお金に関する注意点
それでは最後に、mnp手続きによって発生するお金に関する注意点を紹介します。
契約更新月以外での乗り換えは解約金がかかる
一つ目の注意点は、契約更新月以外での乗り換えは解約金がかかるということです。これも上記で述べたように、契約更新月以外で乗り換えを行うと、高額な解約金がかかってしまうということです。更新月であれば解約金はかかりませんので、できるだけ更新月を狙って解約を行いましょう。
端末代金を分割している場合はそのまま残る
二つ目の注意点は、端末代金を分割している場合は、そのまま残るということです。キャリアの端末代金は2年契約することを前提に設定されています。そのため、契約途中で解約を行うと、端末代金の支払いも途中までとなってしまうため、残りの支払いを請求され続けます。
契約窓口によってお得度が変わる
三つ目の注意点は、契約窓口によってお得度が変わるということです。格安スマホは、契約する窓口によって、キャッシュバックやキャンペーン内容などが異なるため、お得度も全く違います。どの窓口から契約をするのかによって、お得になる金額も異なりますので色々と比較をして決めましょう。
【まとめ】おすすめのmnpで格安スマホへ乗り換えてみよう
キャリアから格安スマホへ乗り換える方法としておすすめのmnpについて紹介しました。mnpを利用すれば、電話番号を変えずに簡単に乗り換えることができます。格安スマホへの乗り換えを検討中の人は、ぜひ、mnpで乗り換えてみてください。