大手キャリアのスマホやタブレットを利用しているけど、満足できるレベルでないという人もいるのではないでしょうか。大手キャリアは、サポートも充実しているため安心して利用することができる携帯会社ではありますが、月額料金を考えると高いと感じている人も多います。そんな人は、simフリーへの乗り換えがおすすめ。simフリーに乗り換えるとどんなメリットやデメリットがあるのか。詳しく紹介します。
目次
大手キャリアからおすすめのsimフリー乗り換えるメリット
まずは、大手キャリアからおすすめのsimフリー乗り換えるメリットについて紹介します。
月額料金が安くなる
一つ目のメリットは、月額料金が安くなるということです。simフリーは「格安」をモットーにしている携帯会社です。大手キャリアと比べると、月々数千円安くなったという人が多いほど、安いのが売り。また、料金設定もとてもシンプルに作られているため、大手キャリアのように、プランで迷うこともありません。
端末代が安い
二つ目のメリットは、端末代が安いということです。simフリーでは、現在利用している大手キャリアのスマホをそのまま使うことができます。また、人気のあるsimフリー会社では、端末代が100円というとこもあり、かなりお得。端末代からしても、大手キャリアより格段に安いのです。
プロバイダごとに独自の付加価値がある
三つ目のメリットは、プロバイダごとに独自の付加価値があるということです。simフリーの契約先となっている、各プロバイダには、様々な独自のサービスが展開されています。内容としては、高額なキャッシュバックが受け取れたり、スマホとのセット割で月々のスマホ料金が安くなるなど、豊富。自分が得をするキャンペーンを自由に選ぶことができるため乗り換えがおすすめなのです。
データ通信料を意識して節約できる
四つ目のメリットは、データ通信料を意識して節約できるということです。simフリーの料金設定は、データ通信量に応じて上がる仕組みです。そのため、データ通信量をそれほど利用していなければ安く済み、逆に大容量のデータ通信量を利用しているのであれば高くなるのです。が、中には月額固定でつ空き放題のプランも多くあったり、余ったデータ通信量を翌月に繰り越せるプランもあるなど、無駄がありません。
大手キャリアからおすすめのsimフリー乗り換えるデメリット
ではここで、大手キャリアからおすすめのsimフリー乗り換えるデメリットについて紹介します。
通信速度が不安定
一つ目のデメリットは、通信速度が不安定であるということです。simフリーは大手キャリアの回線を間借りして通信を行います。そのため、回線が混みだすと大手キャリアのスマホ通信を優先させてしまうため、simフリーの通信速度が不安定になるのです。
通話料金が高い
二つ目のデメリットは、通話料金が高いということです。simフリーは上記でも述べたように、データ通信量に応じて月額料金が決まってきます。つまり、データ量に関して元々安く設定しているのですが、通話に関しては、大手キャリアと比べると高い設定。因みに、simフリーで通話を利用すると30秒で20円かかります。
キャリアメールが利用できない
三つ目のデメリットは、キャリアメールが利用できないということです。キャリアメールは大手キャリアがそれぞれ提供しているサービスなのですが、simフリーではこのキャリアメールを利用することはできません。そのため、simフリーでは、GmailやYahoo!めーるといったフリーメールを使うことになります。
LINEのID検索ができない
四つ目のデメリットは、LINEのID検索ができないということです。LINEでID検索を利用する場合は、年齢確認が必要となります。大手キャリアではこの年齢確認のシステムが搭載されているのですが、simフリーではこのシステムは搭載されていません。そのためLINEでのID検索ができないのです。
テザリングが利用できない場合がある
五つ目のデメリットは、テザリングが利用できない場合があるということです。テザリングとは、自分のスマホをWiFiルーターのように利用して、他のデジタル機器をインターネットにつなぐための機能のことを言いますが、大手キャリアの端末ではほとんどがこの機能を搭載しています。ですが、simフリーの場合、端末によってこの機能が搭載されていないものも存在するため、テザリングが利用できない場合があるのです。
初期設定を自分で行う必要がある
六つ目のデメリットは、初期設定を自分で行う必要があるということです。大手キャリアで契約をした場合、設定は店舗側で行ってくれますが、simフリーは実店舗がほとんどないため、初期設定は自分で行う必要があります。
サポートや補償が充実していない
七つ目のデメリットは、サポートや補償が充実していないということです。これは、上記でも述べたように、実店舗がほとんど存在しないことが原因。実店舗が存在しないのは、サポートや補償に対しても弱いことを表します。そのため、万が一困ったことがあった場合は、電話やメールで連絡を行うことになります。
大手キャリアからおすすめsimフリーへの乗り換え手順
ではここで、大手キャリアからおすすめsimフリーへの乗り換え手順について紹介します。
①MNP予約番号を取得する
まずは、現在契約をしている大手キャリアでMNP予約番号取得します。このMNP予約番号とは、simフリーへ乗り換える際、現在使っている電話番号を引き継ぐために利用する番号です。取得してから15日間の有効期限があり、期限を過ぎると再発行が必要となりますので、注意しましょう。
➁乗り換え先のsimフリーに申し込む
MNP予約番号を取得したら、乗り換え先のsimフリーへ申し込みを行います。
③届いたsimカードを装着する
手続きが完了したら、自宅にsimカードが送られてきますので、simフリー端末にsimフリーカードを挿入します。
④APN設定を行う
simフリーカードを挿入したら、APN設定を行います。このAPN設定は、端末をsimフリーとして利用するための初期設定のことです。このAPN設定が完了すれば乗り換え完了。simフリーとして利用することができます。
大手キャリアからおすすめのsimフリーへ乗り換える際の注意点
それでは最後に、大手キャリアからおすすめのsimフリーへ乗り換える際の注意点の注意点について紹介します。
動作確認が取れている端末でも利用できないものがある
一つ目の注意点は、動作確認が取れている端末でも利用できないものがあるということです。動作確認とは、使っている端末がsimフリーでも利用可能かどうかの確認がとれているかとれていないかということです。simフリーとして利用する端末はsimフリー対応のものでなければなりません。スマホの場合はほとんどの端末がきちんと操作確認をとれていますが、タブレットになると動作確認がとれていないものがほとんどですので、注意しましょう。また、例え動作確認がとれているものであっても、実際に利用しようとすると作動しないものも中にはあります。
利用できる機能が少ない
二つ目の注意点は、利用できる機能が少ないということです。simフリーの場合、料金価格が安いということから、利用することができる機能は少ないです。これは、上記のデメリットの部分で述べたような、キャリアメールやテザリングといったものが挙げられます。ですが、おサイフケータイ機能や防水機能など、優れた機能を持つ端末もあるため、その点を注意しながら選ぶことで、大手キャリアのように利用することもできます。
電話が利用できない期間が発生する
三つ目の注意点は、電話が利用できない期間が発生するということです。simフリーはsimカードを挿入して利用するものです。そのため、simフリーが手元に届くまでの期間、電話を利用することはできません。
乗り換えのタイミング
四つ目の注意点は、乗り換えのタイミングです。これは、大手キャリアからsimフリーへ乗り換える際に最も重要なること。大手きゃりからsimフリーへ乗り換えを検討する場合、乗り換えるタイミングは、更新月がベストです。何故なら、この更新月以外に解約を行う都高額な違約金が発生してしまうからです。もし、乗り換えを急ぎたいのであれば、simフリーを契約する際、違約金を負担してくれるプロバイダを選ぶことをおすすめします。違約金を負担してくれるのであれば、すぐに乗り換えることができました、何より無駄な費用を支払う必要もありません。
【まとめ】大手キャリアからおすすめのsimフリーへ乗り換えよう
大手キャリアからsimフリーへの乗り換えについて紹介しました。simフリーへ乗り換えることで、利用できる機能は限られてはきますが、月々の料金を下げることができるのは確かです。また、多くのプロバイダでは、大手キャリアと比べものにならない通信速度を誇るところもありますので、色々と比較をして選んでみましょう。ぜひ、大手キャリアからsimフリーへ乗り換え、安い料金で快適なスマホライフをお過ごしください。