光回線には様々な種類がありますが、最近注目を浴びているのが「光コラボ」。光コラボは、光コラボレーション事業者が、NTT西日本から光回線を借り受けた光回線と、独自サービスを組み合わせて提供するサービスのことです。この光コラボの選び方についてこの記事では紹介。メリットやデメリット、乗り換え方法などをまとめました。
目次
【比較】光コラボを選ぶならどれがおすすめ?
光コラボを選ぶならどれが良いのか。迷っている人も多いと思います。光コラボの事業者はとても多くいため、迷うのも無理がありません。それぞれ料金も違えば、通信速度、その他のサービスさえ異なるのです。
【比較】おすすめの光コラボの選び方
では、光コラボは何を基準にして選べばよいのか。ここで光コラボの選び方について紹介します。
利用できる特典の総額を計算する
一つ目のポイントは、利用できる特典の総額を計算するということです。例えば、月額料金が少し割高であっても割引額が大きい特典を利用することで結果的にお得になるというような光コラボです。光コラボ事業者の多くは、契約時の特典としてキャッシュバックを設けているところが多いです。キャッシュバックの金額は事業者によって異なりますが、このキャッシュバックをうまく利用するというのも料金を抑える一つの手です。
月額料以外にも満足できるものがあるかどうか
二つ目のポイントは、月額料金以外にも満足できるものがあるかどうかということです。月額料金が安くなるのはもちろん嬉しいのですが、その他にも満足できるものがあるとすれば嬉しさも倍になるのではないでしょうか。例えばいくら料金が安いからと言って、通信速度が遅ければ意味がありませんし、契約期間が長すぎるというのも乗り換えが中々できないためデメリットに感じてしまうことも。それらのことを総合的に判断して契約する方が、安心して利用できます。
口コミを参考にする
三つ目のポイントは、口コミを参考にするということです。光コラボと契約をする際、色々と聞けるのは契約先の事業者のみ。事業者はやはりユーザーを増やしたいがため、ほとんどメリットしか説明しません。ですが、口コミ見ると、メリットだけでなくデメリットも知ることができます。実際に利用した方の口コミですので信頼度も高い。口コミによってプロバイダそれぞれの特徴も見えてくるためおすすめです。
【比較】光コラボのメリット
ではここで、光コラボのメリットを紹介します。
契約が一本化される
一つ目のメリットは、契約が一本化されるということです。フレッツ光の場合、光回線の問い合わせはフレッツ光に、プロバイダに関する問い合わせはプロバイダにと2つ別々の窓口が用意されています。が、光コラボの場合は、同一の事業者がプロバイダと光回線を提供しているため、窓口は一本化。フレッツ光のようにややこしくなく、とても分かりやすいのです。また、プロバイダと回線が一本化されることで、請求書も1枚で届きます。
割引やサービスが受けられる
二つ目のメリットは、割引やサービスを受けられるということです。光コラボはインターネット回線を本業としない会社が運営を行っています。そのため、光回線と独自サービスとのセット割が主流となっており、安く提供できるのです。
料金が安くなる
三つ目のメリットは、料金が安くなるということです。フレッツ光と光コラボを比較すると、光コラボはセット割がなくても、長期割引や大容量通信割引、ポイント還元などが適用され、料金が安くなる仕組みをとっています。結果、月額料金が安くなるというわけ。これは、光コラボならではの強みでもあります。
回線の切り替えが簡単
四つ目のメリットは、回線の切り替えが簡単に行えるということです。フレッツ光のような光回線の場合、乗り換える際は、新しい回線の契約や、現在使用している回線の解約、新しい回線の工事が必要となります。この作業は意外と面倒。ですが、光コラボの場合、フレッツ光から乗り換えると「転用」のみで済むため、比較的簡単に切り替えることができます。
NTTフレッツ光からの転用は違約金が発生しない
五つ目のメリットは、NTTフレッツ光からの転用は違約金が発生しないということです。これはフレッツ光からの転用に限られたもの。他の光回線からの乗り換えは、違約金が発生する場合があります。
NTTフレッツ光からの転用は工事なし
六つ目のメリットは、NTTフレッツ光からの転用は工事なしで済むということです。これは、上記で述べたように転用で済むことから得られるメリット。さらに、フレッツ光契約時に利用していたオプションもほとんど継続的に利用できます。
【比較】光コラボのデメリット
光コラボのメリットを紹介したところで、ここからはデメリットを紹介します。
マンションタイプは安いとは限らない
一つ目のデメリットは、マンションタイプは安いとは限らないということです。光コラボを契約すると料金が安くはなるのですが、これは、戸建てタイプに限って言えることです。そのため、マンションタイプでは従来の回線が安いということもあるため、契約する前に、従来の回線と光コラボでの料金を比較することをおすすめします。
長期契約前提が多い
二つ目のデメリットは、長期契約契約前提が多いということです。フレッツ光から光コラボへの方法は上記でも述べたように楽に行うことはできますが、契約は必要です。光コラボの多くは、割引を適用させていますが、この割引の内容には長期契約が含まれていることも。中には、3年や5年と言ったものもあります。これらの期間内に解約をしてしまうと違約金が発生。そのため、契約期間もチェックしておく必要があります。
転用手続きが原則1回
三つ目のデメリットは、転用手続きは原則1回しか行うことができないということです。フレッツ光から光コラボへ乗り換えた後は、フレッツ光に再転用を行うことはできません。そのため、しっかりと考えた上で転用を行うようにしましょう。
【比較】おすすめ光コラボ乗り換えは3パターン
光コラボへの乗り換え方法には3パターンあります。そのパターンについてここで紹介します。
転用
一つ目の乗り換え方法は、転用です。転用はこれまでにも述べているように、フレッツ光から光コラボへ契約を変更する乗り換え方法です。
再転用
二つ目の乗り換え方法は、再転用です。再転用は、フレッツ光から光コラボへ契約を変更した後、再度フレッツ光へ契約を変更する乗り換え方法です。再びフレッツ光に戻ることができるというメリットはありますが、光回線開通工事の再実施が必要となるため、時間や費用がかかるというデメリットが生じます。
事業者変更
三つ目の乗り換え方法は、事業者変更です。事業者変更は、光コラボ間で契約を変更する乗り換え方法です。これは、2019年7月から始められたサービスです。
【比較】光コラボからおすすめ光コラボへの事業者変更方法
ではここで、光コラボから光コラボへの事業者変更方法について説明します。
①事業者変更承諾番号を発行する
事業者変更には、事業者変更承諾番号というものが必要となります。これは、現在利用している光コラボ事業者から発行してもらいます。この事業者変更承諾番号は発行から15日間の有効期限が定められているため、出来るだけ早めに次の契約に進むことをおすすめします。
➁希望する光事業業者に申し込む
事業者変更承諾番号が発行されたら、希望する光コラボに申し込みます。これで、事業者変更は完了です。
【比較】おすすめの光コラボ
それでは最後に、おすすめの光コラボを紹介します。
So-net光
So-net光の最大の特徴は、「大幅割引キャンペーン」で3年間2,980円/月で利用できるということです。また、auスマホをお使いの方は「auスマートバリュー」が適用されるため、毎月1,000円以上の割引も。全国にも対応しているため、どなたでも契約可能です。高速WiFiルーターも永年無料でレンタルすることができるため、通信速度も満足と言えます。
ソフトバンク光
ソフトバンク光のキャッシュバック金額は、新規申し込みで3万円、フレッツ光からの乗り換えでも1万1,000円を条件なしで受け取ることができます。また、工事不要で通信速度が速く、使い放題であるというのも大きな魅力と言えます。
BIGLOBE光
BIGLOBE光は、新規申し込みであれば、開通確認後最短2カ月で指定口座へ現金をキャッシュバック。標準工事費相当額の無料サービスと合わせると、最大6万1,000円もお得になります。3年プランで契約をすれば、引越し先での工事費は何度でも無料となるため、引っ越しが多い人にはおすすめのプロバイダです。その他にも、「auスマートバリュー」を利用する場合は、指定のデータ定額サービスとのセット利用でau携帯電話の利用料金が最大2年間、毎月2,000円割引になるなど特典が満載です。
【まとめ】おすすめ光コラボは比較して選んでみよう
おすすめの光コラボについて紹介しました。光コラボは数が多くどこを選べばよいか迷ってはしまいますが、自分にピッタリなところを見つけることで、現状よりも安く利用することができるのも確かです。ぜひ、色々と比較をしながら、自分に最適な光コラボを見つけてみてください。