「WiMAX利用に一番おすすめのルーターを知りたい」と思っている人へ、本記事ではWiMAXでおすすめのルーターについて紹介しています。
WiMAXルーターは新しいモデルの方が、通信速度や電波の受信感度などが高いです。今からWiMAXを購入するなら、できるだけ新しいモデルのルーターを購入することをお勧めします。
またルーターを乗り換えるときは、同じプロバイダ内でもお得なルーター乗り換えキャンペーンが実施されています。しかし支払い金額だけで考えると、今契約しているプロバイダーを解約し、別のプロバイダに新規契約したほうがお得なケースも多いです。
目次
最新WiMAXルーター機種を比較する重要性とは?
ここ1~2年で発売されたWiMAXルーターは比較しておくべきです。
基本的に新しいモデルのルーターの方が、通信速度やスペックに優れています。しかし一方で新しいモデルではそぎ落とされてしまった機能もあるので、1世代前のモデルもチェックしておいた方が無難です。
ルーターは最新モデルが一番おすすめ
基本的にWiMAXのルーターは最新のモデルを買っておけばまず間違いありません。
最新モデルのルーターは電波の受信感度も高く、バッテリー容量や通信速度などが改良されています。
細かいこだわりがある人は別ですが、どのルーターを選べばいいか迷っている人は、とりあえず最新モデルのルーターを選んでおけばまず間違いありません。
最新ルーターは通信速度が早い
最新モデルのルーターは通信速度が早かったり、通信速度を安定させるために工夫が施されていたりと、スペックが改良されています。
古いモデルのWiMAXルーターでも問題なく利用できますが、通信速度を追求したい人は最新のWiMAXルーターを利用した方が良いでしょう。
WiMAXの最新機種を比較
以下では最近発売されたWiMAXルーターの機種およびスペックを紹介しています。
WiMAX最新機種比較1:WX06
WX06は2022年1月30日に発売されたモバイルルーターです。
WXの特徴は「WiMAXでは初めて2.4GHzと5GHzが同時利用できる」ということです。スマートフォンを利用しているときに、たとえば電子レンジを使用中だと、通信速度が著しく落ちる(もしくは通信できない)といった経験をした人もいるかと思います。じつはこれ、電子レンジから発生する電磁波が2.4GHz(スマホで利用される電波帯)に干渉するからなのです。
WX06は2.4GHzに加えて5GHzの通信帯も同時利用できるので、通信の安定性はかなり向上しているといってよいでしょう。
【WX06基本スペック】
- 本体サイズ(横×高さ×厚さ):111 × 62 × 13.3mm
- 本体重量:約127g
- バッテリー容量:3,200mAh
WiMAX最新機種比較2:W06
W06は2019年1月25日に発売されたモバイルルーターです。
W06の特徴は「USB接続することで受信速度が最大1.2Gbps」ということです。従来のモバイルルーターよりも受信感度が向上しており、自宅でも快適に利用できるよう「Wi-Fi TXビームフォーミング」にも対応しております。
【W06基本スペック】
- 本体サイズ(横×高さ×厚さ):128 × 64 × 11.9mm
- 本体重量:125g
- バッテリー容量:3,000mAh
参考:au公式サイト
WiMAX最新機種比較3:WX05
WX05は2018年11月1日に発売されたモバイルルーターです。
WX05の特徴は「WiMAXハイパワー対応」と「混雑具合をビジュアル表示可能」の2つです。
WiMAXハイパワーは、電波が弱いときに通信速度を約20%改善させるシステム。これによって、建物内などの電波が弱い場所でも通信しやすくなります。
またWi-Fiの混雑具合を視覚的に表現する「ビジュアル表示」にも対応。どのチャネルが混雑しているか視覚的に把握することで、効率的に空いているチャンネルに切り替え可能。通信速度の改善が期待できます。
【WX06基本スペック】
- 本体サイズ(横×高さ×厚さ):111 × 62 × 13.3mm
- 本体重量:約128g
- バッテリー容量:3,200mAh
参考:KDDI公式サイト
WiMAX最新機種比較4:W05
W05は2018年1月19日に発売されたモバイルルーターです。
W05の特徴は「最大受信速度758Mbpsに対応」「デザインが良い」ことです。
2年前に発売されたモバイルルーターとなりますが、無線接続で最大受信速度758Mbpsは2022年現在発売されているモバイルルーターと比較しても見劣りしません。また「ホワイト×シルバー」「ブラック×ライム」の上品なデザインは、持っているだけでも楽しい気分になりそうです。
【W05基本スペック】
- 本体サイズ(横×高さ×厚さ):130 × 55 × 12.6mm
- 本体重量:約131g
- バッテリー容量:2,750mAh
参考:au公式サイト
WiMAX機種はホームルーター?モバイルルーター?違いを比較してみた
WiMAXには据置形のホームルーターと持ち運びできるモバイルルーターの2種類があります。
それぞれ特徴があるので、解説していきます。
ホームルーターとモバイルルーターの違い
以下ではホームルーターとモバイルルーターの違いを解説します。
バッテリー搭載か
ホームルーターはコンセントに挿して電源を入れるタイプです。一方のモバイルルーターは本体に搭載されているバッテリーで動かすことができます。
室内利用しやすいか
ホームルーターはモバイルデータよりもアンテナの数が多く、室内でもWiMAXの電波をキャッチしやすいです。
WiMAXの電波は遮蔽物があると通り抜けていく、室内利用するとデータ通信の速度が低下しやすいと言うデメリットがあります。ホームルーターであればアンテナの数が多いため、モバイルルーターよりも室内で電波キャッチしやすく、室内での利用に適しています。
ディスプレイから操作できるか
モバイルルーターはディスプレイからタッチして操作することが可能です。一方でホームルーターは物理的なボタンを押して操作することができます。
スマートフォンなどでタッチ操作に慣れている人は、モバイルルーターの方が使いやすいかもしれません。
接続台数が多いか少ないか
ホームルーターはモバイルルーターよりも同時に接続できるデバイスの数が多いです。
接続できる台数はルーターの種類によっても異なるので一概にはいませんが、一般的にはホームルーターの方がモバイルルーターよりも同時に接続できるデバイスの数は多いです。
比較不要?WiMAXルーター購入後も機種変更できる
WiMAXルーターはいちど購入しても、後で機種変更できます。特に古いWiMAXルーターを利用している人は、新しいルーターに乗り換えるためにお得なキャッシュバックキャンペーンを行っているプロバイダも多いです。
とはいえ同じプロバイダ内でルーターを乗り換えるよりも、別のプロバイダに新規契約して新しいルーターを購入した方が、トータルで考えるとお得な場合が多いです。
おすすめWiMAXプロバイダ
本記事で紹介するおすすめのプロバイダは下記の3社です。
GMOとくとくBB
GMOとくとくBBの魅力はなんといっても高額なキャッシュバック。キャッシュバック金額の多額さでは他のプロバイダの追随を許しません。キャッシュバックを受け取れば、実質的なWiMAX利用料は全プロバイダの中でも最安クラスです。しかし注意点もあるので気をつけましょう。
【GMOとくとくBBの特徴】
- キャッシュバック金額が全プロバイダでトップクラス
- ただしキャッシュバック受け取り手続きは「契約11ヶ月目に」「GMOから提供されたメールアドレスに送信され」「メール送信日の翌月末までにキャッシュバック受け取り手続きを完了」する必要がある。
- キャッシュバック受け取り手続きを忘れた場合、キャッシュバックを受け取れなくなる。
GMOとくとくBBを契約するときに決め手は「キャッシュバック受け取り手続きを忘れないかどうか」にかかっています。どうしてもキャッシュバック受け取りが不安な人は、下記の別プロバイダでの契約をおすすめします。
BIGLOBE WiMAX
BIGLOBE WiMAXの特徴はなんといっても「最低利用期間が1年のプランに対応」している点です。他のプロバイダだと2年、3年契約が当たり前。契約期間未満で解約する場合は解約料が発生してしまいます。
一方のBIGLOBE WiMAXであれば、以下のような特徴があります。
【BIGLOBE WiMAXの特徴】
- 1年以内の解約料は1,000円。2年目以降は解約料が不要。
- キャッシュバックの受け取り期間が短い
- 口座振替にも対応
- 長期契約する場合は、あまりお得じゃない
以上のことから、BIGLOBE WiMAXを契約するときの決め手は「お試しで1年ぐらいWiMAXを利用したい」と思っているかどうかによります。1年ぐらいWiMAXが必要という人にBIGLOBE WiMAXはおすすめです。その反面「WiMAXを長期的に長く利用したい」と考えている人にはあまりおすすめできません。
カシモWiMAX
カシモWiMAXの特徴は「月額料金の安さ」です。ルーターは新古品を利用しているので、月額料金を抑えることができます。
また他のプロバイダと異なり、キャッシュバックなどを利用せずとも月額料金が安いので、安心して利用できるのもポイントです。
【カシモWiMAXの特徴】
- 端末代が0円
- 契約初月は1,380円で利用可能
- 最安プランで選べるルーターはWX05のみ
カシモWiMAXを契約するときの決め手は「受け取り方法が複雑なキャッシュバックは避けたい」「ルーターが新古品で少し古くても我慢できるか」によります。
月額料金が単純に安いという安心感はありますが、ルーターが少し古かったり、他のプロバイダと比較すると必ずしも月額料金が最安というわけではない点に注意しましょう。
まとめ:各WiMAX機種を比較して快適に通信しよう
いかがでしたか。
基本的にWiMAXルーターは最新モデルの方がスペックが高いです。
とはいえ古いモデルでも問題なく利用できますし、古いモデルの方が価格が安かったりするので、安くWiMAXを利用したい人にオススメです。
WiMAXのルーターはモデルによって若干仕様な異なるので、本記事でしっかりスペックをチェックしてからルーターを購入しましょう。