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WiMAXでおすすめのルーターはどれか?最新5機種を徹底比較

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「WiMAXのおすすめルーターはどれか分からない」
「ホームルーターとモバイルルーターではどんな性能差があるのか分からない」
上記のような疑問を感じている方へ、本記事ではWiMAXルーターの違いについて解説します。

おすすめWiMAXルーターを比較!ホームルーターとモバイルルーターとは?

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以下ではホームルーターとモバイルルーターの違いを解説します。

モバイルルーターとは

モバイルルーターとはポケットに入るサイズの、持ち運びできるルーターのことです。
ルーターにはバッテリーが搭載されており、充電していない状態でも一定時間は利用できます。

持ち運んで使いたい人向け

モバイルデータは持ち運びしてデータ通信したい人向けです。
出張先や旅行先などで気軽に使えますので、外出が多いビジネスマンにモバイルルーターはお勧めです。

ホームルーターとは

ホームルーターとは、コンセントに接続して利用する据置形のWi-Fiルーターのことを指します。
室内でも快適に利用できるようアンテナがモバイルルーターよりも多めに設置されているのが特徴です。しかしバッテリーを搭載していないので、持ち運びして使うことがまず不可能です。

自宅・業務用で複数台接続する人向け

ホームルーターはモバイルルーターよりも同時接続台数が多いです。IoT家電をたくさん利用している人や、複数のタブレットやスマートフォンを利用している人にお勧めです。

通信速度・料金プランに違いはあるの?

以下では「ホームルーターとモバイルルーターでインターネット通信速度や料金プランに違いはあるのか」について解説します。

料金プランはどちらも同じ

結論ですが、ホームルーターでモバイルルーターでも料金プランは全く同じです。
ルーターの端末内だけ若干違いはありますが、基本的にどのルーターでも古いモデルなら安いです。

端末代金が必要かどうかがポイント

上述した通り、ホームルーターのルーターの違いは端末代金です。
もちろん持ち運びするかどうかも1番重要な検討要素ですが、主に自宅で使うのであれば端末代金の負担額で決めてしまっても良いでしょう。

固定回線とWiMAXの違いは?

光通信などの固定回線とWiMAXの違いについて解説します。

工事が必要か?

WiMAXはモバイルデータ通信を利用しているので、インターネットの開設工事は必要ありません。一方で光通信などの固定データ通信回線は、通信を開設するのに工事が必要です。
インターネット回線の工事は、繁忙期なので予約を取れずにいると、長いと数ヶ月間はかかってしまいます。
頻繁に引っ越しする人はモバイルルーターやホームルーターがオススメですが、持ち家等の場合は固定データ通信回線を設置工事するのもオススメです。

通信速度が安定しているか?

WiMAXはモバイルルーターにしては非常に高い通信の安定性を図りますが、やはり固定回線の方が通信速度は安定しています。
通信速度の安定性やデータ通信量を気にせず使えるかどうかを重視するのであれば、固定回線を開設した方が良いかと思われます。

オンラインゲームをプレイするか?

オンラインゲームをする人は、固定配線を開設した方が良いと思います。
ワイパックスでもゲーム機やパソコンに接続することは可能ですが、リアルタイム性を求められるオンラインゲームではラグが発生します。
WiMAXのデータ通信規制が始まるとオンラインゲームを快適にプレイするのはまず不可能ですし、速度制限されていない時でも時と場合によっては通信速度が乱れる場合もあるでしょう。
常に安定して高品質な回線を求めるのであれば、固定データ通信回線は必須といえます。

おすすめのWiMAXルーター最新5機種を徹底比較

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以下ではWiMAXルーターのおすすめ5機種を紹介します。

W06

W06は2019年1月25日に発売されたモバイルルーターです。
W06の特徴は「USB接続することで受信速度が最大1.2Gbps」ということです。従来のモバイルルーターよりも受信感度が向上しており、自宅でも快適に利用できるよう「Wi-Fi TXビームフォーミング」にも対応しております。

【W06基本スペック】

  • 本体サイズ(横×高さ×厚さ):128 × 64 × 11.9mm
  • 本体重量:125g
  • バッテリー容量:3,000mAh

参考:au公式サイト

WX06

WX06は2022年1月30日に発売されたモバイルルーターです。
WXの特徴は「WiMAXでは初めて2.4GHzと5GHzが同時利用できる」ということです。スマートフォンを利用しているときに、たとえば電子レンジを使用中だと、通信速度が著しく落ちる(もしくは通信できない)といった経験をした人もいるかと思います。じつはこれ、電子レンジから発生する電磁波が2.4GHz(スマホで利用される電波帯)に干渉するからなのです。
WX06は2.4GHzに加えて5GHzの通信帯も同時利用できるので、通信の安定性はかなり向上しているといってよいでしょう。

【WX06基本スペック】

  • 本体サイズ(横×高さ×厚さ):111 × 62 × 13.3mm
  • 本体重量:約127g
  • バッテリー容量:3,200mAh

参考:GMOとくとくBB公式サイト

WX05

WX05は2018年11月1日に発売されたモバイルルーターです。
WX05の特徴は「WiMAXハイパワー対応」と「混雑具合をビジュアル表示可能」の2つです。
WiMAXハイパワーは、電波が弱いときに通信速度を約20%改善させるシステム。これによって、建物内などの電波が弱い場所でも通信しやすくなります。
またWi-Fiの混雑具合を視覚的に表現する「ビジュアル表示」にも対応。どのチャネルが混雑しているか視覚的に把握することで、効率的に空いているチャンネルに切り替え可能。通信速度の改善が期待できます。

【WX06基本スペック】

  • 本体サイズ(横×高さ×厚さ):111 × 62 × 13.3mm
  • 本体重量:約128g
  • バッテリー容量:3,200mAh

参考:KDDI公式サイト

HOME 02

HOME 02は2022年1月30日に発表されたホームルーターです。
HOME 02では「スマートスピーカーとの連携」「通信状態をスマホで確認」「接続機器を一目で確認」することができます。
スマートスピーカーに話しかけることでWiMAXの状態を確認することができますし、スマホでも同じことができます。
また現在接続している機器を一目でチェックできる「見えて安心ネット」も注目ポイントです。ホームルーターは便利ですが、第三者から不正に利用されていないか不安ですよね。そこで「見えて安心ネット」を活用すれば、いまWiMAXがどのデバイスと接続しているか一目瞭然です。
通信可能エリアも全機種の「HOME 01」より拡大しており、WiMAXホームルーターとして順当な進化をしていると言えます。

【HOME 02基本スペック】

  • 本体サイズ(横×高さ×縦):50 × 118 × 100mm
  • 本体重量:約128g
  • バッテリー容量:3,200mAh

参考:UQ WiMAX公式サイト

HOME L02

HOME L02は2019年1月25日に発表されたホームルーターです。
LANケーブルにつなげば最大1Gbpsの高速通信が可能。また360°カバーする4本の好感度アンテナを搭載しており、室内利用も快適になる「Wi-Fi TXビームフォーミング」も対応しています。
ホームルーターとして十分活躍できると期待できます。

【HOME L02基本スペック】

  • 本体サイズ(横×高さ×縦):93 × 178 × 93mm
  • 本体重量:約436g
  • 最大消費電力:24W

参考:au公式サイト

【比較】WiMAXルーターはホーム?モバイル?おすすめはどっち?

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以下ではWiMAXのホームルーターとモバイルルーターのメリットデメリットについて解説します。

ホームルーターのメリット・デメリット

以下の3つがホームルーターのメリットとデメリットです。

メリット:同時接続台数が多い

ホームルーターはモバイルルーターに比べて同時に接続できるデバイスの台数が多いです。
室内で常にインターネット通信しているデバイスがあったり、単純にWi-Fi接続するデバイスが多ければホームルーターの方がメリットは大きいでしょう。

メリット:電波受信しやすい

ホームルーターモバイルルーターよりも本体サイズが大きい分、WiMAXの電波を受信しやすいです。
WiMAXの電波は室内ではキャッチしにくいため、モバイルルーターで通信した場合、あまり速度が出ない場合もあります。ホームルーターは受信アンテナはモバイルルーターよりもたくさんあるため、WiMAXの電波を受信しやすいです。

デメリット:持ち運び不可

ホームルーターはコンセントで起動するのに対し、モバイルルーターは内蔵されているバッテリーで起動できます。また本体サイズもモバイルルーターはコンパクトに持ち運びできるサイズであるのに対し、ホームルーターを持ち歩くのはあまり考えられません。
もちろん引っ越しの際にもっていく事は可能ですが、近所のカフェにホームルーターを持ち込んだりはまず無理です。

モバイルルーターのメリット・デメリット

今ではモバイルルーターのメリットとデメリットについて解説します。

メリット:持ち運びやすい

モバイルルーターのメリットは、なんといってもその持ち運びやすさです。
ポケットにも入る位の小さいサイズで、カバンの中に忍ばせておけば、いつでもどこでもWiMAXを利用できます。
出張先や旅行先でどこでも高速インターネット通信できるのは、モバイルルーターの大きなメリットです。

デメリット:電波受信しやすさはホームルーターに軍配

室内利用時に特に感じることですが、やはりモバイルルーターだと室内での利用時に通信速度が遅くなることもあります。
WiMAXの電波が遮蔽物があると透過しにくく、それが通信速度の低下につながります。ホームルーターのほうのアンテナの搭載数が多く、室内でも高速通信しやすいです。

デメリット:同時接続台数が少ない

ホームルーターと比べてですが、同時に接続できるデバイスの台数も少ないです。とは言え普通の人が利用する程度のデバイスならモバイルルーターでも問題なく接続できる台数内に収まるでしょう。

WiMAXルーターを選ぶときに比較すべきおすすめポイント

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最後に、WiMAXルーターを契約しようかどうか迷っている人に向けて、判断すべきポイントを解説します。

通信速度が早いか

同じWiMAXでもルーターによって発揮できる通信速度が異なります。
WiMAXを利用するときは、通信速度の早いものを選んだ方が良いでしょう。基本的に最新のデータを選んでおけば、まず間違いないはずです。

高速通信範囲内で利用するか

WiMAXの利用可能エリアは年々拡大しています。しかしそれでもWiMAXを利用できないエリアはあります。
WiMAXの公式ホームページには高速通信対応エリアが記載されているので、自分の住んでいる地域は対応しているか確認しておきましょう。

サイズと重さは満足できるか

WiMAXを契約しようと決めたら次は、ホームルーターかモバイルルーターかを選びましょう。
また同じルーターでもサイズ感や重さは異なるので、事前にスペックを把握しておきましょう。もしくは家電量販店に行って、購入希望のルーターを手に取って確認してみるのも良いではないのでしょうか。

室内利用がメインか否か

上述した通り、室内利用がメインであればホームルーターの活用をお勧めします。
ただし最近のモバイルルーターは室内でも快適に送信できるよう改善されています。よほど同時接続台数が多くない限り、モバイルルーターでも室内利用は問題なくできるでしょう。

契約期間と違約金に納得したか

スマートフォンの2年縛り等が緩和されている傾向にありますが、WiMAXでは2年契約や3年契約といった契約方法がいまだにスタンダードです。
更新月以外に解約すると1万円を超える解約違約金を請求されてしまうケースもあるので、これが納得していない人はWiMAX契約を1度踏みとどまりましょう。

まとめ:WiMAXルーター比較時は自分のライフスタイルにあわせるのがおすすめ

いかがでしたか。
WiMAXルーターはいろいろありますが、1番は自分の納得いくものを選ぶことが大切です。スペック的には最新のデータを選んでおけばまず間違いはありませんが、お得なキャンペーンを適用するときは1世代前のルーターになっていることも多くあります。
ルーターを選ぶときはホームルーターかモバイルルーターが、通信速度には満足しているか確認し、契約期間の縛りにも納得した上でWiMAXを契約しましょう。