「WiMAXプロバイダ各社のキャンペーンを比較したい。」
「WiMAXプロバイダ各社の特徴を知りたい。」
上記のように考えている人や、本記事ではWiMAXプロバイダ特集のキャンペーンを比較しています。
キャンペーンと聞くと一時的なものに思えるかもしれませんが、多くのプロバイダは常に何かしらのキャッシュバックキャンペーンを実施しているケースが多いです。
WiMAXプロバイダーはどこも同じだと思われがちですが、キャッシュバックや割引等で細かな違いがあります。ぜひ本記事でプロバイダ各社の特徴を把握し、自分に合ったWiMAXプロバイダーを選びましょう。
目次
WiMAXのキャンペーン比較!注目すべきポイントは?
まずはWiMAXについての概要と、よく実施されているキャンペーンの内容について確認しましょう。
そもそもWiMAXとは?
まずはWiMAXのサービス内容について確認します。
WiMAXはUQ WiMAXが提供するデータ通信サービスです。パソコンやタブレット、スマートフォンに接続できるデータ通信回線を提供しています。WiMAXと聞いてイメージしがちなのが、手軽に持ち運びできるモバイルルーターです。しかし据置形のホームルーターと呼ばれるタイプの機種でもWiMAXは利用可能です。
WiMAXは固定回線のような設置工事が必要なく、短期間で利用できるのが強みです。またスマートフォンのデータ通信と異なり、データ通信し放題プランがあります。加えて格安SIMのように、時間帯によって通信制限されることはありません(※ただし使い過ぎによって速度制限されることはあります)。
WiMAXのキャンペーンはどんなものがあるの?
次はWiMAXプロバイダ各社でよく開催される、キャンペーンの内容について紹介します。
キャッシュバック
「1万円が戻ってくる」「5,000円分のAmazonギフト券が貰える」といった、お金が貰える(戻ってくる)キャンペーンを”キャッシュバック”と呼びます。
キャッシュバックは高額なキャンペーンが多い一方、申請しなければ1円も貰えないというデメリットもあります。
月額割引
「月々の利用料から500円引き」といった、料金を割り引くサービスを”月額割引”と呼びます。
確実に割引を受けられるので安心感がある一方、割引額としてはキャッシュバックのほうがお得です。
WiMAXのサービス内容はどこも同じ
WiMAXプロバイダ各社は、通信サービスや品質はどこも同じです。これはサービスを提供しているのがUQ WiMAXだからです。
プロバイダはいわゆる”販売代理店”の役割を果たしており、月額料金やキャッシュバックキャンペーンなどはUQ公式よりもお得なケースが多いです。しかし通信速度や通信対応エリアなど、通信サービスに関してはどのプロバイダでも、WiMAXであれば同じです。
WiMAXのキャンペーンを徹底比較【2022年2月版】
さっそくWiMAXプロバイダ各社のキャンペーンを比較してみましょう。
なお下記情報は2月20日現在のキャンペーン情報である点にご留意ください。
UQ WiMAX
UQ WiMAXでは「LTEオプション料 永年無料キャンペーン」を実施中。通常は7B/月のLTE通信に1,005円/月の利用料がかかりますが、キャンペーンを適用すれば無料でLTE(ハイスピードプラスエリアモード)を利用可能。
今のところキャンペーン期間は定められておりません。また「LTEオプション料 永年無料キャンペーン」適用には「auスマートバリューmine」への契約が必須なので注意しましょう。
BIGLOBE WiMAX
BIGLOBE WiMAXはUQ WiMAXと同じように「auスマートバリューmine」に登録することでお得になる特典が用意されています。こちらはauスマホを利用しているユーザーがBIGLOBE WiMAXを利用すると、auスマホの月額利用料が最大1,000円値引きされます。
ほかのBIGLOBE WiMAXの主な特典は下記のとおりです。
- ルーターも同時に購入すると、サービス開始月の翌月に7,000円のキャッシュバック
- サービス開始月の翌月から3か月間は月額料金を3か月間1,000円値引き
Broad WiMAX
Broad WiMAXではこちらのWebページから「月額最安プラン」と「クレジットカード支払い」で申し込みした場合、初期費用18,57円が割引されるキャンペーンを実施中です。ただし「安心サポートプラス」「MyBroadサポート」の有料オプションに加入しなければならない点はネックとなります。(※オプションは商品到着後に無料で解約可能)
同キャンペーンは2016年3月から続いているため、ほぼ常設のキャンペーンといえます。
Broad WiMAXが他に実施しているキャンペーンは下記のとおりです。
- 全端末無料キャンペーン
- 違約金当社負担乗り換えキャンペーン
- 学生応援キャンペーン
GMOとくとくBB
GMOとくとくBBでは、最大31,600円キャッシュバックキャンペーンを実施中です。2022年2月から同キャンペーンは実施中で、キャンペーン終了予定日は未定です。クレードル(充電台)セットを選ぶとキャッシュバックが28,600円になるので注意しましょう。クレードルがあると「固定回線を無線化」「WiMAXを有線で利用できる」といったメリットもあります。しかし実際のところ、クレードルがなくても問題なく利用できる人が多数です。
ちなみに同キャンペーンでは「クレジットカード支払いのみ対応」「キャッシュバックの受け取り方法が複雑」といったデメリットもあるので注意が必要です。
JPWiMAX
JP WiMAXでは10,000円分のAmazonギフト券をプレゼントするキャンペーンを実施中です。Webからの申し込み完了メール内に「ギフト券申請URL」が記載されています。ルーターが到着したら、同梱されている「契約ID」を「ギフト券申請URL」に入力することで、すぐに10,000円分のAmazonギフト券が送られてきます。
WiMAXの高額キャッシュバックキャンペーンでは、キャッシュバックの受け取り方法が複雑なケースもあります。JP WiMAXは10,000円のAmazonギフト券と非常に使い勝手がよく、かつ比較的早くキャッシュバックを受け取れるのがうれしいポイントですね。
キャンペーン比較より大事?WiMAX契約時に気を付けたいこと
お得なキャンペーンが多いWiMAXプロバイダですが、当然注意すべきポイントもあります。
下記ではWiMAX契約時に注意すべきポイントについて解説します。
キャンペーン適用条件を要チェック
基本的なことですが、キャンペーンの適用条件は事前にしっかりチェックしておきましょう。
キャンペーン適用条件を満たしているか
キャッシュバックを受け取る条件として、有料オプションの加入が条件であるケースもあります。
有料オプションは契約月であれば無料で解約できるケースもありますが、WiMAXルーターが届いてからでないと解約できないこともあるため、申請を忘れがちです。
キャッシュバック受取条件を満たしているが有料オプション加入が条件であった場合、すぐに解約できるかといったチェックは必ずしておきましょう。
キャッシュバック申請期間と受け取り方法を確認したか
GMOとくとくBBのように、契約してから11ヶ月後に、プロバイダから用意されたメールアドレス宛に、所定の期間内に申請手続きをしないとキャッシュバックを受け取れないプロバイダもあります。
キャッシュバックの受け取り方法などは、プロバイダによってまちまちです。事前にしっかり確認しておきましょう。
契約期間縛り・月額料金を要チェック
こちらも基本的なところですが、契約期間や月額料金についても契約前に確認しておきましょう。
WiMAXは契約の縛り期間が長い
WiMAXの契約期間は2年や3年に設定されているケースが多く、更新月以外で解約すると1万円以上の解約違約金を請求されるケースも少なくありません。
お得なキャンペーンに釣られてWiMAXを契約したは良いものの、すぐに解約してしまうと違約金+キャッシュバックの返還を求められることもあります。
短期間で解約する可能性がある人は、1年契約できるBIGLOBE WiMAXか、気軽に利用できるレンタルWiMAXの利用をおすすめします。
月額料金が高くて実質的に損?
お得なキャンペーンにばかり目が行きがちですが、月額料金は確認しましたか?
キャンペーン内容は魅力的に見えるものの、月額料金が他のプロバイダよりも高額だったり、高い手数料を設定しているプロバイダもあります。
お得にWiMAXを契約するのであれば、契約期間トータルで支払う金額を指標に比較したほうが良いでしょう。
キャンペーン比較は早すぎる?WiMAXを本当に契約する必要あるのか
お得に外出先でデータ通信できるWiMAXですが、そもそもの話、WiMAXを契約しなくても不便しない人がいるのも事実です。
下記ではWiMAXを本当に契約する必要があるのか、WiMAX契約をお勧めする人の特徴について解説します。
WiMAX契約をお勧めする人の特徴
WiMAX契約をお勧めする人は下記の特徴があります。
外出先で高速データ通信が必須の人
ITエンジニアやコンサルタント、営業職の人など、外出先でパソコンをインターネットに接続させる機会のある人は、WiMAX契約を検討しても良いかもしれません。
スマートフォンのテザリングでも代用可能ですが、データ通信容量の上限が決められているうえに、格安SIMだと時間帯によってデータ通信速度が低下する可能性もあります。安定した高速データ通信回線が必要な人は、WiMAX契約がお勧めです。
自宅にWi-Fi環境がない人
自宅にインターネット回線のない人は、WiMAXで代用することも可能です。
通信の安定性や速度制限が完全にない点を考慮すると、固定回線の方が高品質です。しかし固定回線の設置には工事が必要なので、転勤が多い人や引っ越しが多い人が固定回線んの設置工事を毎回するのは、あまり現実的ではありません。
これに対してはWiMAXであれば、ルーターがありWiMAXの通信圏内であればどこでも利用可能です。
転勤の多いサラリーマンや一人暮らしの大学生は、WiMAXでデータ通信回線を代用しても良いかもしれませんね。
WiMAX契約をお勧めしない人の特徴
一方で、WiMAXの契約をお勧めしない人の特徴についても解説します。
動画投稿が趣味の人
動画素材をダウンロードしたり、動画を共有サイトにアップロードするなど「動画製作」が趣味の人は、WiMAX契約をあまりお勧めしません。
WiMAXのギガ放題プランでも、3日間で10GB以上通信すると速度制限がかかります。10GBはインターネットサーフィン程度なら全く問題ないものの、動画のダウンロード・アップロードとなると1日で使い切ってしまいかねないです。
動画投稿が趣味の人は、有線接続を強くお勧めします。
高速かつ安定したデータ通信が外出先で必要ない人
WiMAXはお得なデータ通信サービスですが、そもそもの話、外出先でインターネットはあまり利用しない、また自宅に固定回線のある人であれば、あまり契約する必要がないものです。
最近では格安SIMの大容量通信プランの登場でたくさんデータ通信できますし、スマートフォンのテザリング機能を活用すれば、あなたのスマホがルーターの代わりになります。
WiMAXはお得なサービスですが、あまりデータ通信をしない人なら、格安SIMだけ契約したほうがはるかにお得です。
まとめ:キャンペーン比較してお得にWiMAXを契約しよう
いかがでしたか。
WiMAXプロバイダはたくさんありますが、比較してみるとキャンペーンごとにプロバイダー各社の違いが見えてきますね。
WiMAXは契約期間が長く、かつ解約違約金は高いです。契約する前に、自分にWiMAXが本当に必要かどうか、しっかり考えておく必要があるでしょう。