「ニート」、そのような人たちは、ニートという言葉に対していいイメージを抱いているかもしれません。そもそも仕事をしないことは美しいことなのです。人生たった一回なのになんで私達はしたくもない仕事に縛り付けられていなければならないのでしょうか。
社会人ということが、「しばられる」という意味合いならば、社会人でなくてもいいと思っている若い人たちがいます。
学生ニートという言葉があれば、(一般的には学生をニートとは言いませんが)学生というモラトリアムの期間は別に誰も非難しないでしょう。
しかし、既卒ニートは、もう何もないずっぽりニートにはまっている人たちのことです。学生ニートと時間的にはほとんど差はないというものの、既卒ニートとは大きな違いです。
そのような意味では学生という人たちは、学生だから許されていることが一杯あって、まさにモラトリアムの時間を生きているということができます。
学生を卒業したら、社会人として仕事をしなければならないのですが、「しばられる」という意味合いならば、社会人でなくてもいいと思っている若い人たちもいます。しかし、若いことも、モラトリアムの期間です。まだまだ、大丈夫という人たちがいるかもしれません。
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学生でニートはまだ執行猶予の期間
ニートとは、一般的概念としては、十五歳から三十四歳までの、家事・通学・就業をせず、職業訓練も受けていないという人たちのことです。
しかし、おおかた、学生でも最近の人たちは、アルバイトをしていますよね。学生が仕事をしているということが一般的になっている現状では、アルバイトをしていない学生たちのことをニートといういい方、見方をしてしまうことがあるでしょう。
しかし、学生ニートが悪いということではありません。そもそも、学生の人たちは、勉強することが仕事、それを周囲の人たちも納得しているでしょう。
そもそも学生ならニートでも当たり前じゃない
ニートに対していろいろなイメージを持っている人たちがいるので、学生に対してニートという言葉を使う人たちもいるでしょう。言われたあなたは、学生だからニートでもno problemと言えばいいのです。
しかし、学生と言えば一般的には若いイメージがありますが、30歳すぎて学生だからno problemと言っても、それはまた意味が違うような気がしますが……。若い学生はニートで当たり前なのです。
既卒したらニートはマズいと本気で考える必要がある
既卒して即社会人としてバリバリ仕事をする……、それは、私達の社会に存在している一般的イメージです。しかし、最近の若い人たちは大学へ行って卒業して、即就職という道を辿らない人たちも少なくありません。
それも、「許されている時代」と言うことができます。学生たちだけが、「モラトリアムの期間」許されているということではなく、若いからまだまだ許されているという意味合いでです。若い人たちも、許されているのなら、就職しない方が楽という気持もあるでしょう。
なんで大学を卒業して、まだ、モラトリアムの期間があるという認識のされ方が通用しているのでしょうか。
昔は大学卒業=就職という融通のきかないレールがあり、レールを脱線してしまえば、落伍者としてのレッテルを貼り付けられることになります。なんでこんなスキマの存在しない社会が作られているのかといえば、日本が、戦争をし厳しい時代をギリギリ生きて来たからです。
その時代において、子供を甘やかす余裕はないんだということで、子供に対しても容赦ない厳しい規律をおしつけてくるでしょう。
現代社会は、そのような時代ではありません。そこにスキマが存在しているから、子供さんを甘やかしていいというモチベーションが誕生します。厳しい時代を生きて来た親たちだから、子供には甘えさせてやりたいという気持も起こるでしょう。
また、多様化した現代社会です。海外留学という人たちもいらっしゃることでしょう。起業準備という人たちもいらっしゃるかもしれません。 そして、在宅でパソコンで稼ぐことができる時代です。そのような多様化の中で、ニートという存在がぼやけて目立たなくなっていることもあります。
ニートで何もしていないでぼーっとした暮らしをしていても、周囲の人たちはきっと起業の準備をしているんだろう、在宅でパソコンで稼いでいるのだろう……という思い方をしているかもしれません。
周囲の人たちが冷たい視線を投げかけて来ないのなら、敢えてまだ本気で就職について考える必要あるの?と思っている人たちがいます。
若者たちは大学で勉強という仕事をいままでして来たのです。大学卒業して、=就職ではどこで息抜き出来るのでしょうか。
大学卒業をやっと出来たのだから、ここでちょっとニートという息抜きをしたい……、この現代社会において、そのような考えがどのように違っているのかなかなか訂正出来ない問題を抱えていたりします。
既卒のニートは、まだ就職活動は問題なし?
既卒ニートは、お金がなくて困窮しているかもしれません。しかし、現代社会では簡単にお金を稼ぐ方法があります。
クラウドソーシングもパソコンから簡単に向き合うことができるお金を稼ぐ方法です。クラウドソーシングは、仕事をしたい人たちと仕事をして欲しい人をインターネット上で引き合わせるためマッチングサイトです。ライティングやデーター入力など、知識や技術、経験はそれ程なくても出来る仕事は一杯あります。
ただし、クラウドソーシングで本気で稼ぐことができるのかと言えば、やっぱり最初は、こんなはずじゃなかったと思うようなこともあります。はじめてでは、依頼を受けても、何度も修正しなければならないケースも出てきます。
本当の意味では楽に稼ぐことができる仕事はありません。いい方を変えれば、お金をある程度持っているニートの人たちは、苦労をそれなりしているということです。
海外FX会社で儲けているという方々もいらっしゃることでしょう。海外FX会社は、国内FXとは違い、レバレッジは1000倍近くも使用することができます。国内FXは、金融庁でギャンブル性が高いということで、25倍まで規制してしまっているのです。やっぱりFXの魅力と言えば、テコの原理のレバレッジです。
海外FX会社は、金融庁曰く、ハイリスクといいます。しかし、海外FX会社では、国内にはないゼロカットのシステムを導入しているので、負けたとき残念ながら自分自身の資金は失うことになりますが、追証という負債を背負う必要はありません。
FXと真剣に向き合うことができるのも、まさにニートの特権とも言うことができるかもしれません。 テクニカル分析やファンダメンタル分析も時間があるからじっくり勉強することができます。
また、ニートの人たちは、親のすねかじりという手段もあります。
まだまだ若い人たちは、親がニートを許してくれているところもあるでしょう。
今後、大きく成長してくれるものと親はまだまだあなたに対して期待をしているのです。ニートという期間は充電期間です。しっかり、未来に対して計画をもって、勉強して欲しいですね。
既卒のニートは、まだ就職活動は問題なし?
でも、ニートはニート、批判している人たちもいます。
海外ではなかなかニートという言葉が伝わりにくい現状があります。海外では、ニートを正確に伝えるのならニートではなく、I stayed home and did nothingという感じがいいのではないでしょうか。
I stayed home and did nothingとは、 家にいて何もしていなかったという意味合いです。
ニートは、家にいて何もしていなかった、I stayed home and did nothing.のことです。決して、ここには自慢する要素は何もありませんが。
また、ニートはI stayed home all day.という感じではないでしょうか。I stayed home all day.は、ずっと家にいた……という意味合いです。最近新型コロナで、ずっと家にいる状態が続いている人たちが多いですが、そのような人たちは、I stayed home all day.です。しかしニートではありません。
また、ニートは、 I was lazy at home.の人たちのことであり、家の中で、ダラダラ生活している人たちのことです。
つまり、ニートからの脱出方法について言えば、まずは、家の中でダラダラという感じではなく、外へ出ていくことではないでしょうか。そして、ダラダラ生活というのではなく、何か目標を決めて行動することではないでしょうか。遊びでもいいのです。ニートからの脱出は真剣に遊ぶことです。
ニートの人たちは、悪く言えば、家の中に引きこもって、何も目的をもって行動をしていない人たちのことです。ただただ時間に流されて、人間の欲求だけに流れされているだけではないでしょうか。お腹がへれば何かを食べて、寝たいと思えば寝て……。それは、居心地のいい暮らしかもしれませんが、やっぱり社会的人間としてあるまじき行為です。
私達は一体なんのために生まれて来たのでしょうか。
既卒のニートの就活 言い訳はこうする
既卒ニートの人たちは、面接官と向き合うときブランクをどう説明すればいいか心配していることでしょう。
就職活動の面接官は、ブランクに対して、「ちょっと逮捕されていたのでは……」ということまで疑っているのです。
職歴なし どう言い訳をする?
そもそも職歴なし、それをどう言い訳すればいいのでしょうか。嘘をついてもすぐにバレてしまうことです。注意しましょう。就職したあとで、嘘は訴えられてしまうこともあります。
アルバイト経験を持っている人たちは、事実を謙虚に受け止める姿勢が重要です。それを踏まえて、現在は前向きに就職活動を行っていることを伝えましょう。さんざんここで愚痴を言っても意味がありません。
アフィリエイトも、いい方次第では自己アピールの理由に使うことができます。
無職の期間がはしばらく続いたというケースもあるでしょう。その場合にはその期間をどのように活用したのかを話すようにしましょう。
【既卒ニート】 まとめ
いかがでしょうか。既卒ニート、それはまだまだモラトリアムの期間で、許されているのかもしれません。
しかし、許されなくなる日がすぐに来ます。そのための準備は必要です。
既卒ニートの期間は、何もしなくていい期間ではありません。私達の時間には、何もしなくていい時間など一秒も存在しません。何もしない……、それは堕落です。既卒ニートの期間、それは、「充電する期間」です。