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風水における印鑑の選び方

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皆さんは、印鑑に対してこだわりがありますか。今では、気軽に印鑑が手に入る様にはなりましたが、風水においても印鑑と関係があるのです。

今回は、風水において印鑑を選ぶお勧めのポイントをご紹介して行きたいと思います。

印鑑にも相がある

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風水において、顔や手、家等において相がある様に、印鑑にも印相があります。

印鑑において、枠の外は社会を、枠の内側は自分自身を、枠の外の接点は、社会と自分自身の関わりを表します。

印鑑の枠の接点の点や陰陽のバランス等が、運気を上げるのに、重要な役割を持ちます。

陰陽とは、全ての事象は、プラスとマイナス、男と女の様に、真逆の性質である陰と陽とが組み合わさって成り立っているとする考え方のことです。

この陰陽を四象(ししょう)といった太陽、少陰、少陽、太陰とに分けて、更に、陰と陽に分けたものを八卦(はっけ)と言います。

八卦とは、気(エネルギー)を、乾(けん)、兌(だ)、離(り)、震(しん)、巽(そん)、坎(かん)、艮(ごん)、坤(こん)に分類したものです。

九星気学においても、九星は、一定の秩序によって、中宮、乾宮、兌宮、艮宮、離宮、坎宮、坤宮、震宮、巽宮、中宮の順番で動いて行く、遁甲(とんこう)という動き方があることから、九星気学と風水には共通している部分があるのだということが分かります。

八卦により、印鑑の上部から時計回りに、成功運、金運、希望、再起運、家族運、住居運、貯蓄、健康運、交友、良縁運、愛情、守護運の八面に意味が割り当てられているのです。

印鑑の接点と陰陽のバランス、画数が吉になる様に、専門の印鑑の彫師さんに依頼をしてもらうのがお勧めです。

印鑑の書体は、古代中国から伝わった篆書体(てんしょたい)が用いられますが、最もふさわしい書体で印鑑を彫っていただけるでしょう。

色で選ぶ

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風水において、色は運気と大いに関係があるとされています。まずは、色ごとの意味について見て行きたいと思います。

青色
濃い青色は木の気、水色は水の気を持ちます。青色は冷静さ、判断力が冴え、仕事運や勉強運が上がるでしょう。

緑色
緑色は、木の気を持ちます。物事を拡大、発展をして行ったり、癒しの効果もあるので、健康運が上がるでしょう。落ち着いて物事に取り組むことも出来るので、仕事や勉強も上がるでしょう。

赤色
赤色は、火の気を持ちます。活力を与えてくれたり、恋愛運も上げてくれます。決断力を上げたい時にも赤色を選ぶと良いでしょう。

ピンク色
女性らしさや優しさが増し、心も穏やかになります。恋愛運も上がるでしょう。

黄色
黄色は、金の気を持ちます。やる気や元気を与えてくれたり、金運も上がるでしょう。

オレンジ色
オレンジ色は、穏やかな気持ちになり、勉強運を上げてくれたり、対人運を上げてくれるでしょう。オレンジ色は、妊活中の女性にも良い色でもあります。

茶色
茶色は、土の気を持ちます。安定感を与え、全般の運気を上げてくれます。

白色
白色は、浄化の効果があり、物事をリセットしてくれます。新しい気持ちで物事を行いたい、やり直したいと思った時に選ぶと良いでしょう。

黒色
黒色は、全ての色の要素を含んでいます。黒色は、気品を与えてくれます。仕事運も上げてくれるでしょうが陰の気も持つので、差し色として、上げたい運気の色も、一緒に併用をするのが良いでしょう。

金色
金色は、金の気を持ちます。金運を上げてくれます。

銀色
銀色は、金色程ではありませんが、金運を上げてくれます。また、銀色は人気運も上げてくれる効果もあります。

また、自分自身の九星気学の本命星から、印鑑の色を選ぶという方法もあります。

一白水星は紺色、二黒土星は黄色、ベージュ色、茶色、三碧木星は、緑色、青色、四緑木星は緑色、五黄土星は黄色、ベージュ色、茶色、六白金星は金色、銀色、七赤金星はピンク色、オレンジ色、八白土星は黄色、ベージュ色、茶色、九紫火星は、赤色、紫色。

となりますので、九星気学を調べて、自分自身の本命星に適した色の印鑑を選んでみるのも良いでしょう。

印鑑自体、もしくは印鑑ケースを、色を上げたい運気のものにするか、九星気学の本命星に適した色で選ぶと良いかもしれません。

素材で選ぶ

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印鑑は、色だけではなく、素材で選ぶことも出来ます。最近では、パワーストーンの素材の印鑑も人気だそうです。

パワーストーンの素材ごとに、見て行きたいと思います。

水晶
水晶は、浄化の作用が強く、厄除けや、物事を新たな気持ちで始めたい場合に適しています。

ローズクォーツ
ローズクォーツは、恋愛運を上げてくれるでしょう。

アメジスト
アメジストは厄除けや癒しの効果があります。家庭運を上げてくれるのにも役立ちます。

ラピスラズリ

ラピスラズリは神秘的で、厄除け、新生活をスタートさせるのにもお勧めです。

タイガーアイ
タイガーアイは、仕事運や金運を上げてくれるでしょう。

シトリン
シトリンは黄色のパワーストーンで、金運や対人運を上げてくれるでしょう。

また、九紫火星の本命星から、印鑑の素材を選んでも良いかもしれません。

九星気学の本命星においては、一白水星は、本つげ、牛角白、黒水牛が適しています。

二黒土星は、牛角白、黒水牛が適しています。

三碧木星は、本つげ、牛角白、黒水牛が適しています。

四緑木星は、本つげ、牛角白、黒水牛が適しています。

五黄土星は、牛角白、黒水牛が適しています。

六白金星は、牛角白、黒水牛が適しています。

七赤金星は、牛角白、黒水牛が適しています。

八白土星は、牛角白、黒水牛が適しています。

九紫火星は本つげ、牛角白、黒水牛が適しています。

もしくは、自分自身の名前の画数で、印鑑の素材を選んでも良いかもしれません。その際に見る画数は、人格です。人格とは、姓の最後の文字と、名前の最初の文字のを足したもののことです。

人格の画数によって、五行の属性が決まります。五行とは、古代中国の思想で、物事は、木、火、土、金、水から成り立っているとすることです。

人格の画数が1、2、11、12、21、22、31、32、41、42は木に属します。

人格の画数が3、4、13、14、23、24、33、34、43、44は火に属します。

人格の画数が5、6、15、16、25、26、35、36、45、46は土に属します。

人格の画数が7、8、17、18、27、28、37、38、47、48は金に属します。

人格の画数が9、10、19、20、29、30、39、40、49、50は水に属します。

木属性の場合は、本つげ、象牙の素材が適しています。

火属性の場合は、羊角、本つげの素材が適しています。

土属性の場合は、牛角白の素材が適しています。

金属性の場合は、象牙、本つげの素材が適しています。

水属性の場合は、黒水牛、本つげの素材が適しています。

印鑑の素材は、お好みで、パワーストーンや九星気学の本命星、人格の画数から選んでみても、良さそうです。

その他

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印鑑の大きさには、特にこだわる必要が無いそうです。自分自身が使用しやすい大きさや、それぞれの用途に合わせましょう。

また、印鑑は、毎年10月1日が印章の日となっていますので、この日に神社へ持参して、今までの感謝の気持ちを表して供養を行うのが望ましいでしょう。

この日に印鑑を持参するのが難しい場合は、この日に限らず、神社やお寺に持参をするのが良いです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

印鑑にも、風水と深い関わりがあります。

最強の印鑑を手にする場合には、プロに依頼をするべきですが、風水と印鑑の関わりや、色、素材等について、少しでも参考にしていただけたら、幸いです。