仕事や恋愛について、色々悩みは尽きないものです。
自分はなんて運が悪いんだろう・・・そう思うこともあるでしょう。
そんな時は、風水の力で運気をアップさせてみませんか?
本記事では、風水で運気をアップさせる方法について取り上げます。
目次
風水で運気がアップする訳
風水とは「怪しげな開運グッズを使ったおまじない」、だと思っていませんか?
それは誤解です。
風水は単なるおまじないではありません。
風水は環境を整える
風水の起源は古く、紀元前の中国までさかのぼります。
風水は実は元々、宅地に適した土地を探すための方法でした。
山や川などその土地の自然環境を観察し、災害などのリスクが小さい場所を判断していたのです。
その後時代を経るにつれ風水は、方位や暦の要素も加わって、生活環境全般を整える学問として発達しました。
現在の風水で基本となっているのは「陰陽・五行思想」です。
その内容は大まかには、世の中の全ての物質や事象には「陰・陽」と「五行(木・火・水・金・土)」の性質が備わっているという考えと言えます。
それぞれのバランスを取ることで、気の流れを制御することができるのです。
「気」とは生命エネルギーのようなもので、森羅万象の根底に流れています。
良い気を多く呼び込むことによって、運気がアップするのです。
心身の状態が良くなる
上述のように風水的に良い気の流れを作ることで、生活環境が整います。
環境が人に与える影響は、ことのほか大きいものです。
殺伐とした状況の中では、穏やかな気持ちにはなれないですよね?
風水的に良いとされている状態を作ることで、心や体にも良い作用が及びます。
そうすれば自然と気持ちも前向きになり、運が開けてくるのです。
冷めた心・暗い気持ちなどは風水的には悪い気につながります。
そういった心持ちだと、やはり幸運は訪れにくいものです。
占いでは、運命に対して受け身になりがちなことがよくあります。
それに対し風水では、良い気を呼び込むよう自ら環境を整えるという点で、積極性が求められる訳です。
こだわり過ぎないことも必要
風水を生活に取り入れることによって、運気アップが期待できます。
ただしあまりガチガチに考えすぎてしまうのも、よくありません。
「この間取りは家相が悪い・・早く引っ越さないと・・」
そんな風に風水自体がストレスになってしまっては、本末転倒です。
最初は無理のない範囲で、自分が快適に感じるものから始めるのがよいでしょう。
また風水では開運行動や開運グッズによって、即日効果が出るというものでもありません。
良い気が身の回りに多く流れ、自分の心身がそれを取り込むにつれ、少しづつ運気がアップしていきます。
あせらずじっくりと、良い気が溜まるのを待ちましょう。
風水で運気をアップさせる方法(行動編)
それでは風水で実際に運気アップできる方法を、いくつかピックアップしてみましょう。
掃除・整理整頓をする
家や部屋の中を清潔に保つことは、風水の基本中の基本です。
汚れた場所や乱雑な状態からは、悪い気が発生します。
悪い気は家の中によどみ、その家の運気を下げてしまいます。
風水を取り入れる場合、まずは身の回りの掃除や整理整頓から始めてみましょう。
特に重要なのは、玄関・水回り・リビングルームです。
玄関は外から気が流入するところです。
玄関が汚かったり靴が脱ぎ散らかしてあると、良い気が入ってきません。
靴を下駄箱にしまうことはもちろん、レジャー用品など余計なものを置かないようにしましょう。
トイレ・キッチン・風呂場などの水回りは、健康運や金運に深く関係しています。
汚れが溜まりやすい場所だけに、こまめな清掃で清潔な状態を維持することが必要です。
水回りが汚いと悪い気が充満し、運気が下がってしまいます。
リビングルームはそこで過ごす時間が長いため、人の運気に大きく影響します。
脱いだ服が散らかっていたり、使ったものが出しっぱなしになっていませんか?
リビングルームをきれいに片づけることによって、恋愛運など人間関係に関する運気を上げることが可能です。
しっかり睡眠を取る
風水では、眠っている間に気がチャージされると考えられています。
そのため睡眠環境を整え、しっかり寝ることが風水では重要です。
たとえば寝姿が映り込むところに鏡を置くのは、風水的にはNGです。
寝室のドアを開けた正面にベッドを置くことも、避けましょう。
ロフトを寝室にしたりリビングのソファで寝るといったことも、運気を下げる原因になります。
しっかり睡眠専用の場所を整えることで、睡眠中に良い運気を取り込めるようになります。
また夜更かしも、風水的にはよくありません。
早寝早起きが、開運のためには望ましいのです。
さらに就寝直前のテレビ・スマホ・読書なども、避けるのがベターです。
こうしたものを目にすることは睡眠の質を下げ、気のチャージを妨げてしまいます。
風水で奨励されていることの中でも、睡眠に関する内容は特に納得感がありますね。
太陽の光を浴びる
太陽からは「陽」の気を取り込むことができます。
陽の気は前向きな姿勢を後押しし、運気を向上させるものです。
ぜひ日光を浴びて、良い気を体に入れるようにしましょう。
紫外線が心配という方がいるかも知れませんが、日焼けするほど長く直射日光に当たる必要はありません。
ごく短時間で大丈夫ですし、直射日光でなくても十分です。
風水では陽と陰のバランスが大事とされています。
陽の気だけを増やそうと、皮膚にシミができるほど日光浴をするのは逆効果です。
朝日を浴びることは、特に効果的です。
朝日には悪い気を浄化する作用がありますので、早起きして朝日に当たるようにしましょう。
風水で運気をアップさせる方法(アイテム編)
ここからは、運気アップに役立つアイテムをご紹介します。
観葉植物
風水において観葉植物は、ラッキーアイテムのひとつです。
植物の緑には、良い気を呼び込むパワーがあります。
室内にグリーンを配置して、運気をアップさせてみましょう。
観葉植物にも色々ありますが、風水的には「上に向かって生長する植物=陽の気を持つ=活気をもたらす」「下に向かって生長する植物=陰の気を持つ=穏やかさをもたらす」という2種類に大別されます。
玄関やキッチンには陽の気を持つ植物を、寝室やリビングルームには陰の気を持つ植物を配置するとよいでしょう。
ただし植物は種類によって、日当たりを好むもの・好まないものがあります。
よく植物を配置する方角で風水の効果が変わると言われますが、家の立地や間取りによって日当たりやその方向は異なります。
まずは植物の性質を優先に考えましょう。
運気を上げるために観葉植物を置いたのに、日当たりなどの条件が合わずに弱らせてしまっては風水的にも逆効果です。
特に枯れた植物は運気を下げますので、要注意です。
置物
招き猫やシーサーなど、幸運をもたらしたり邪気を払ってくれる置物は色々あります。
インターネットの通販サイトなどでも「風水 置物」で検索すると、たくさんの縁起物や開運グッズが表示されます。
招き猫・シーサー・カエル・龍など定番のものは、先人達によって効果が確認されているという点でおすすめです。
中には怪しいものもありますので、どんなものを置いたらよいか迷ってしまいそうです。
選ぶ際のポイントは、ずばり「見た目」です。
自分が見て「かわいい!」「かっこいい!」と思えるもの、そして置いた際に映えるものを選ぶようにしましょう。
人間の心理は、目からの情報に大きく左右されます。
開運効果があるとされている置物が、自分の好みや置かれている環境にフィットすれば、自然と良い気が流れるようになるのです。
無理をして高価格なものを買う必要はありませんが、「置いてよかった」と思えるものを選ぶようにしましょう。
鏡・ミラー
風水において鏡は、強力なアイテムです。
鏡に良いものが映ると、良い気が増幅されて運気が上がります。
逆に良くないものが鏡に映ると、悪い気が増幅されてしまいます。
このように鏡は単なるラッキーアイテムではなく、使い方によって運気を下げてしまうこともありますので、設置する場所などに注意しましょう。
たとえば玄関の正面に鏡があると、扉から入ってきた良い気をはね返してしまいます。
この位置には鏡を置いてはいけません。
もし壁付けになっていて動かせないようなら、鏡の前に観葉植物を置くなどすれば大丈夫です。
玄関以外の場所においても、鏡に映る景色が清潔で整頓されたものであるようにすることが大切です。
これは自分自身についても同様です。
たとえばコンプレックスを感じながら鏡を眺めていると、悪い気が強まってしまいます。
鏡の中の自分を好きになれるように努力することで、鏡は大きな開運パワーを持つようになるのです。
まとめ
以上で本記事を終わります。
風水では生活する環境を整えることで、心身の状態を改善します。
心と体が健やかであれば、良い気が流れて運気アップが期待できます。
生活に風水を取り入れ、開運行動や開運アイテムで運気をアップしましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。