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やってはいけない!?風水的に運気を下げるNGパターン

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風水について「ラッキーアイテムを家のあちこちに置くおまじない」、だと誤解している人もいるかも知れません。
しかし風水は、単なるおまじないではありません。
風水的に避けた方がよいと言われていることには、それなりの理由があるのです。
本記事では、風水的にNGとされていることについて取り上げます。

なぜ風水的にやってはいけないことがあるの?

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風水は古代中国で発祥し、日本では主に家相学として発展しました。
風水にはスピリチュアル的な考え方もありつつ、観察やデータに基づいた知見が多く含まれています。

風水は生活環境を整えるもの

元々風水は、宅地の選定や間取りの決定に利用されていました。
周辺環境・日当たり・風向きなどを見極め、住みやすい家を建てるためのメソッドだったのです。
やがて方位や色使いなどの要素も取り入れられ風水は、暮らし方全体をマネジメントする学問へと進化していきます。
このように風水は、生活環境を整えるものとして現代へ受け継がれました。
そのため風水の教えに従うことによって生活の質が向上するのは、むしろ自然なことと言えるでしょう。

雑な暮らし方が運気を下げる

風水では「気」の流れを良くすることを重視します。
気とは生命エネルギーのようなものと考えると、分かりやすいでしょう。
そしてその「気」によってもたらされる運のことを「運気」と言います。
運気が上がった・下がったなどと聞くと、占いを連想するかも知れません。
しかし生活環境を整えることで心身が良好な状態になり、その結果自然と物事がうまくいくようになるのが風水です。
風水の考えを生活に取り入れることによって、きちんとした丁寧な暮らしができるようになります。
逆に風水的にNGなことが多い生活は、雑な暮らし方になっていることが多いでしょう。
そのような生活をしていては、メンタル・フィジカル両面で良いことはありません。
それが「悪い気がたまっている」「運気が下がる」という風に表現される状態なのです。

風水を取り入れて開運しよう

忙しい・面倒くさい・疲れているなど、色々ストレスの多い毎日を送っている方も多いでしょう。
そのような状態を改善したくても、ただ誰かの助けを待っているだけでは状況はなかなか好転しません。
そこで暮らしの中に風水の考え方を取り入れ、環境を整えることから始めてはいかがでしょうか。
風水で良いとされていることを行い、悪いとされていることを出来るだけ避けるようにしてみるのです。
心身が健やかになり、やがて運が開けて来ることでしょう。
風水はおまじないではないので、始めたら翌日には即開運するというものではありません。
整った環境できちんとした生活をしていく内に、物事が良い方へ向かい始めます。
このようなプロセスを、「良い気が溜まる」などと表現するのです。

やってはいけない、風水的にNGな部屋

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それでは風水的に避けた方がよい状態を、いくつか見てみましょう。
まずは家相の面からご紹介します。

気が流れにくい

気が家の中を流れにくくなっていると、悪い気がよどんでしまいます。
気は玄関から入ってきて、反時計回りに家の中を流れます。
この時悪い気が窓から外へ排出されるようになっていないと、新鮮な気が入って来ないのです。
このような点から、以下のようなことがNGとされています。

  • 玄関の正面に鏡を置く(入ってきた気が跳ね返されてしまう)
  • 廊下や階段が家の中心を通っている(気が循環しない)
  • 部屋に窓がない(悪い気が出ていかない)

当てはまることがあったら、見直してみましょう。
とは言え、既に住んでいる家の間取りを変えることは難しいでしょう。
その場合は、

  • 鏡を布で覆う
  • 家の中心に観葉植物を置く
  • 空気清浄機を設置する

・・・などの方法でカバーすることが可能です。

「欠け」がある

風水では、配管や柱の関係で部屋の壁が一部室内側に出っ張っている「欠け」の状態はNGとされています。
風水を抜きにしても、実際そのような部屋は使いづらいことが多いものです。
新築で家を建てる場合や、引越しで新たな家やマンションに入居する時などは、そういう部屋は避けた方がよいでしょう。
既にそのような部屋に住んでいる場合でも、風水的には「欠け」がない状態にすることができます。
たとえば欠け部分と隣り合わせに壁面収納を設置することで、見た目には欠けのない一直線の壁とすることが可能です。
あるいは欠け部分に大きめの鏡を置くことで疑似的に奥行きを作り出し、欠けを補うという方法もあります。

使われていない部屋

使われていない部屋には、気が巡りません。
この「使われていない」には、「物置になっている場合」も含まれます。
気が巡らない部屋が多いと、家全体の運気が下がっていくのです。
とは言え居住者の数に対して部屋が多過ぎる、といったこともあるでしょう。
そのような場合は、趣味・リモートワーク・ホームシアター・ヨガやストレッチなどの専用部屋として活用するようにしましょう。
空き部屋や物置部屋が有効活用されるようになると気の流れが良くなり、生活の幅が広がったり新たな興味関心が出来たりと前向きな気持ちが強くなることが期待できます。

やってはいけない、風水的にNGな暮らし

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続いて風水的にNGなことを、生活習慣面から見てみましょう。

玄関や水回りが汚い

風水では清潔・整理整頓などを重視します。
その中でも玄関と水回りは、特に重要なポイントとされているのです。
玄関は外から気が入って来る箇所ですから、きれいに保つことで良い気を多く呼び込むことができます
靴が脱ぎ散らかしてあるのもNGです。
脱いだ靴は下駄箱に収納し、たたきはいつもスッキリさせておきましょう。
キッチン・トイレ・風呂場などの水回りも、こまめな掃除が必要です。
キッチンについては、食料の賞味期限切れもNGとされています。
古い食材からは悪い気が出ますので、冷蔵庫へ不必要なストックを大量にしまい込むのはやめましょう。
トイレや風呂場には物を置き過ぎないことも重要です。
いずれも悪い気が発生しやすい場所なので、物を減らして掃除しやすくすることと、しっかりとした換気を心がけましょう。

ものが出しっぱなし、乱雑

玄関や水回り以外でも、清潔・整理整頓は風水の基本です。
衣類が脱ぎ散らかしてあったり、食事の後の食器がずっとダイニングテーブルの上に放置されているなど、いわゆるだらしない状態は運気を下げる原因になります。
衣類はきちんと畳んでたんすやクローゼットに、食器はちゃんと洗って食器棚へ収納することが、風水的にはとても大切です。
「出しっぱなし」の中には、枯れた生け花を片付けない・ゴミを溜め込むなどの行為も含まれます。
枯れた植物やゴミからは悪い気が発生しますので、ゴミ収集日をチェックして面倒がらずに処分するようにしましょう。

睡眠環境が落ち着かない

人は寝ている間にも気を体内へ取り込みます。
そのため寝室の環境は、風水的にも大事なものとされています。
寝室でNGとされているのは、

  • 寝姿が映り込む位置に鏡を置く
  • 寝巻に着替えず部屋着のままで寝る
  • 寝室の扉を開けた正面や梁の真下にベッドを置かない

・・・などです。
いずれの禁忌も落ち着いてゆったりとした睡眠を妨げ、良い気の流入を阻害します。
しっかり寝られなければ、心身の疲労が十分に回復しません。
疲れた心や体では、開運も出来ませんよね。

まとめ

以上で本記事を終わります。
風水は生活を整えるための知見の集大成です。
風水でNGとされていることを避けることは、きちんとした生活につながります。
丁寧な暮らしぶりで得られる健やかな心身状態が、運気上昇をもたらします。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。