まつ毛パーマをしている方もマツエクをしている方も1度は、両方同時にできないものかと考えたことがあるでしょう。特にまつ毛パーマで理想通りのデザインができない方が、考えることが多いようです。実際まつ毛サロンでも、まつ毛パーマとマツエクを両方できないかと頼まれることが多くあります。
また発表会や結婚式などのイベントごとの時にのみ、同時にできたら便利だと言っている方もいます。そこで今回は、まつ毛パーマとマツエクは同時にできるのかと同時にするメリット・デメリットについてご紹介していきます。長年まつ毛パーマかマツエクをしている方やまつ毛パーマでできるデザインの幅に困っている方は、ぜひ参考にしてください。
目次
まつ毛パーマとマツエクは同時にできる?
まつ毛パーマとマツエクは同時にできます。まつ毛パーマでは物足りなかったり、マツエクと自分のまつ毛に差を感じると同時にやりたくなる方が多いです。しかし、基本的にはまつ毛パーマとマツエクは同時にできないということを理解しておきましょう。さらにまつ毛パーマとマツエクを同時に施術して欲しいと頼んでも、断るサロンが非常に多いです。
それはまつ毛パーマとマツエクはカーブの角度が異なるからです。カーブの角度が違うので無理矢理つけると、不自然な仕上がりになります。さらにまつ毛パーマをした後にマツエクをすると、よりまつ毛にダメージを与えてしまいます。まつ毛にダメージを与えすぎると、まつ毛パーマもマツエクもできなくなってしまうこともあるので、注意が必要です。
そのためまつ毛パーマとマツエクを同時にやりたい時は、パリジェンヌラッシュリフトを選びましょう。パリジェンヌラッシュリフトであれば、マツエクと同時に施術ができます。パリジェンヌラッシュリフトは、まつ毛の根元を立ち上げる施術です。まつ毛を立ち上げるだけなので、まつ毛には、カールがつきません。
まつ毛にカールがついていないので、マツエクの接着にも問題がないのです。サロンでは、パリジェンヌラッシュリフトとマツエクの併用メニューを『パリエク』と呼んでいます。
まつ毛パーマとマツエクを同時にやりたい方は、サロンに『パリエク』のメニューがあるか確認しましょう。『パリエク』はまつ毛パーマとマツエクが同時にできることで、人気があります。
まつ毛パーマとマツエクを同時にするメリット
まつ毛パーマとマツエクを同時にするメリットを2つご紹介していきます。
- まぶたのボリュームアップ
- 自まつ毛との差がなくなる
それぞれ解説していきます。
まぶたのボリュームアップ
まつ毛パーマをしている方でボリュームが足りないと感じている方が、まつ毛パーマとマツエクの同時施術を希望していることが多いです。まつ毛パーマとマツエクを同時に行うことで、まぶたのボリュームは一気に上がります。デザインの幅は広がりませんが、ボリュームがアップするだけで目元は一気に華やかになるのです。
自まつ毛との差がなくなる
マツエクをしている方で、自まつ毛とマツエクの差に困っている方が、まつ毛パーマとマツエクの同時施術を希望していることが多いです。日本人は、まつ毛が下向きの方が多いです。マツエクは上向きなので、自まつ毛が目立ってしまう方もいます。またまつ毛の向きだけでなく、自まつ毛とマツエクの長さに差がありすぎて困っている方もいます。
そんな方はまつ毛パーマとマツエクを同時にやることで、差を感じることがなくなるでしょう。まつ毛パーマとマツエクを同時にやりたい方は、すでにまつ毛パーマかマツエクのどちらかをしている方が非常に多いです。
まつ毛パーマとマツエクを同時にするデメリット
まつ毛パーマとマツエクを同時にやることは、デメリットが多くあります。今回は3つご紹介します。
- まつ毛への負担が大きい
- コストが高い
- サロンとアイリストが見つかりづらい
1つ1つ解説していきます。
まつ毛への負担が大きい
まつ毛パーマとマツエクを同時にやることの1番のデメリットは、まつ毛への負担が大きいことです。まつ毛パーマもマツエクも、まつ毛へのダメージがあります。しかしその2つを同時にやると、まつ毛へのダメージはより大きくなるのです。
しかし、これからもまつ毛パーマとマツエクを同時にやりたい方もいるでしょう。そんな方には、日頃からのケアと配慮が必要になります。
コストが高い
まつ毛パーマとマツエクを同時にできる『パリエク』の平均費用は、10,000円です。まつ毛パーマの平均費用は3,000〜10,000円で、マツエクの平均費用は5,000円となっています。これまでまつ毛パーマやマツエクをしていた方が『パリエク』に変えると、毎月の施術費用が倍になるのです。さらに施術費用だけでなく、交通費もかかってきます。
パリエクは人気のメニューではありますが、オーソドックスな施術ではありません。そのため、全てのサロンで取り扱っているメニューではないのです。今通っているサロンに『パリエク』がない場合は、他のサロンを探すしかありません。
人によっては、今通っているサロンよりも遠いところのサロンを選ぶ方もいるでしょう。そうなると、今までよりも交通費がかかってしまうのです。
サロンとアイリストが見つかりづらい
『パリエク』は、全てのサロンが取り扱っているメニューではない上に、アイリストにとって難しい施術です。サロンによっては『パリエク』のメニューを追加したいが、アイリストの技術力が追いついていないので、取り扱っていないところもあります。また『パリエク』のメニューがあるサロンでも、全てのアイリストが施術をできるわけではありません。
そのため1人アイリストに予約が集中し、予約が取りづらいこともあります。これらのことから、継続的に『パリエク』を続けられるサロンとアイリストを見つけるのは難しいのです。
まつ毛パーマとマツエクを同時にやるにはケアが大切
まつ毛パーマとマツエクを同時にやる場合は、今まで以上にケアが大切になります。これまでかかさずにケアを行ってきた方も、もう1度見直しましょう。同時にまつ毛パーマとマツエクをやると、今までよりもさらにまつ毛はデリケートな状態になります。これまでよりもケア方法を増やすべきでしょう。絶対にやってもらいたいケア方法2つをご紹介します。
- まつ毛美容液を塗る
- うつ伏せで寝ない
それぞれ解説していきます。
まつ毛美容液を塗る
まつ毛美容液はまつ毛パーマかマツエクをしている方であれば、誰もが行っているケア方法です。しかし、寝る前の1度しか塗っていない方が多いでしょう。まつ毛パーマとマツエクを同時にやった時には、朝の洗顔後と寝る前に塗ってください。
まつ毛美容液は、まつ毛が清潔な状態の時に塗らなければ効果が半減してしまいます。だからこそ、まつ毛が清潔である朝の洗顔後と寝る前に塗りましょう。
うつ伏せで寝ない
人は寝てる時に、無意識に寝返りを打ちます。そのため100%配慮できるわけではありません。しかしうつ伏せで寝ないように気にかけておかないとたった1度うつ伏せで寝ただけで、デザインもまつ毛の立ち上がりも崩れてしまいます。だからこそ寝始める時の体制を変えたり、抱き枕を使ったりと工夫をしましょう。
まとめ
今回は、まつ毛パーマとマツエクは同時にできるのかと同時にするメリット・デメリットについてご紹介致しました。これから『パリエク』をやろうと思っている方は、まつ毛へのダメージを理解してから始めましょう。そうすることで、ケアを忘れずにできるようになります。またサロンやアイリスト選びは、時間をかけて行ってください。
最後までお読みいただきありがとうございました。