まつ毛パーマもまつエクもしたことがない方は、どちらの方が安全なのか分からず困っているでしょう。またお手頃に済ませたい方は、セルフでは安全なのか心配かもしれません。
そこで今回は、まつ毛パーマは安全なのか・まつエクとの安全性の比較などについて解説していきたいと思います。
まつ毛パーマとまつエクのどちらの方が安全なのか知りたい方やまつ毛パーマを少しでも安全に行いたいと思っている方は、是非参考にしてください。
少しでも安全に行うための方法が分かります。
目次
まつ毛パーマ安全なのか
まつ毛パーマの安全面に関する結論は、絶対に安全だとは言えません。なぜなら、実際にまつ毛パーマをしたことで、トラブルに合っている方がいるからです。
また、トラブルの度合いも軽症であるものや傷が残るほどの重症なものまであります。
まつ毛パーマによるトラブルの度合い
トラブルの度合いは人それぞれで、軽症で病院に通院するほどではない方が多いでしょう。しかし、まつ毛パーマによってトラブルが起こり、病院に通院し完治するまでに1ヶ月以上かかった方がいることも事実です。
なによりまつ毛パーマは継続している方の多くが女性であり、トラブルが起こっている場所のほとんどが顔であることが非常に多いです。その為、傷跡が残ると外出しづらくなるなどの生活にまで支障が出てしまいます。
まつ毛パーマのトラブルの原因
そしてトラブルが起きた際に多くの方が、パーマ液が肌に合わなかったのだろうと思われたり、別のサロンやアイリストに変えようかなと思われるようです。しかしそれは、解決の方法にはなりません。
なぜならトラブルの根本原因は、まつ毛パーマ液である可能性が高いからです。全てのトラブルがまつ毛パーマ液だとは言えませんが、トラブルを引き起こしている大きな要素になっていることは間違いないようです。
知らない方も多いと思いますが、まつ毛パーマ液専用のパーマ液は存在しません。驚くことにサロンによっては、まつ毛専用パーマ液を使用しているとうたっているサロンもあります。しかし薬事法では、まつ毛に使用することを許可されているパーマ液は存在しません。
その為、頭皮用のパーマ液を使用しているまつ毛パーマのサロンもありますし、頭皮以外に使用しないようにと注意書きがされているものを堂々と使用しているサロンもあります。
まつ毛パーマをセルフでするのは安全ではない
まつ毛パーマをセルフで行うことは、サロンで行うよりも安全ではありません。それは、日頃からまつ毛パーマをセルフで行っている方もそうでない方も同じです。
セルフまつげパーマが安全でない理由は、大きく2つです。
- 知識がない
- 処置が遅れる
それぞれ解説していきます。
知識がない
まつ毛パーマのサロンで働いているアイリストは、全員美容師免許を持っています。さらにまつ毛パーマをする際には、まつ毛へのダメージを最小限にするために、まつ毛の状態に合わせてパーマ液を調整しているのです。
しかしセルフの場合は、知識や道具がないことが多い為にパーマ液を調整することができません。その為、まつ毛に大きなダメージを与えてしまっていることが多いです。
そのことに気づかずにトラブルが起きて、パーマ液を新しいものに変えても効果が見られないことはよくあるのです。
処置が遅れる
まつ毛パーマのサロンであれば、施術中にトラブルが起きた時や施術後にトラブルが起きた場合に対応してくれるでしょう。そのおかげで適切な処置を行うことができ、トラブルに迅速に対応できます。
しかしセルフの場合は症状が悪化してから病院に行くなどで、もっと早くから処置を行うことで悪化を防げることも大いにあります。
またセルフの場合は、トラブルが起こっていることに気づけない状況も多いです。
これらのことから、セルフでのまつ毛パーマは慣れている慣れていないに関係なく、サロン以上の危険が潜んでいます。
まつ毛パーマとまつエクの安全性の比較
まつ毛パーマとまつエクのどちらの方が安全性が高いのかについて、気になる方は多いです。しかし結論は、まつ毛パーマとまつエクの安全性はほぼ変わりません。
なぜなら、まつ毛パーマもまつエクも両方とも危険があるからです。両方とも対策方法はありますが、リスクがゼロになるわけではありません。
そしてどちらもセルフでの施術が可能になったことで、安全性は格段に下がってしまっています。
セルフでの施術は、サロンで施術をしてもらうよりもお手頃にできるので、学生などの若い世代が比較的に多いです。しかしセルフは、お手頃と引き換えに失明してしまうリスクを背負っています。
そこまでは考えすぎだと思われる方が多いと思いますが、可能性が少しでもある以上、リスクであることに変わりはありません。
まつ毛パーマはパーマ液が、まつエクはグルーが、目に入ってしまい失明するリスクがあるのです。
両方とも最悪失明するリスクをはらんでいることから、安全性は低くどちらの安全性も変わりません。
まつ毛パーマをできるだけ安全に行う方法
まつ毛パーマとまつエクの安全性について比較して、少し落胆してしまった方もいるかもしれません。
リスクをはらんでいないものは、なかなかないので少しでも安全に行う方法について解説していきたいと思います。
まつ毛パーマをできるだけ安全に行う方法は、3つです。
- 必ずサロンで行う
- 信頼できるアイリストを見つける
- 短期間に何度もかけない
1つ1つ解説していきます。
必ずサロンで行う
まつ毛パーマを安全に行う上で外せないのは、必ずサロンで行うことです。サロンであってもリスクはありますが、セルフで施術するよりもリスクを格段に下げることができます。
また、まつ毛の状態に合わせてパーマ液を調整してくれるので、必要以上のダメージを受けなくて済みます。
トラブルをできるだけ避けたい方は、セルフよりも値段は張りますが必ずサロンでまつ毛パーマを行ってください。
信頼できるアイリストを見つける
コミュニケーションが取りやすく、相談しやすいアイリストを探しておくことは、とても大切です。トラブルが起きにくくなるだけでなく、トラブルが起きてしまった場合でも非常に頼れる存在になります。
まつ毛パーマの施術を行う際も痛みやかゆみを伝えやすく、施術後にトラブルが起きても心強いでしょう。
短期間に何度もかけない
まつ毛パーマは、1ヶ月に1度が適度なペースです。まつ毛パーマをかけてから、時間がたつにつれてカールがとれてきてしまうことは仕方がないことです。
カールが取れることを嫌がる方で、施術してから1ヶ月も経たずにまつ毛パーマをする方がいますが、あまりおすすめはできません。短期間で何度もまつ毛パーマをかけることは、まつ毛だけでなくまぶたにもダメージを与えかねないからです。
このことからまつ毛パーマを安全に行う上で、施術の期間をしっかりと空けることは必要です。
これら3つを行うだけで、これまでよりもまつ毛パーマを安全に行うことができるでしょう。
まとめ
今回は、まつ毛パーマは安全なのか・まつエクとの安全性の比較などについて解説致しました。何事にもリスクは付きものなので、絶対に安全だと言えるものはありません。
まつ毛パーマとまつエクが非常に危険であることを知り、戸惑った方もいるかもしれません。しかしリスクをよく理解し、できる範囲内でリスク回避のために行動を取ることは非常に大切です。
リスクを他人事だとは思わずに、トラブルが起きたときの対処の仕方まで知っておくことも忘れないでください。
最後までご覧いただきありがとうございました。