まつ毛パーマが危険だと感じている方はいますか。まつ毛パーマをするのなら、危険な理由や回避方法を知っておくべきです。
何事にもリスクは付き物なので、それほどまでに心配する必要がないと思われている方もいるでしょう。しかし、危険性を知っているのと知らないのとでは、実際に起きたときに対処するまでにかかる時間も対処方法も変わってきます。
そこで今回は、まつ毛パーマは危険なのか、その理由や回避方法について解説していきたいと思います。
まつ毛パーマを長年している方もこれからセルフでまつ毛パーマをしようと思っている方も是非ご覧ください。
目次
まつ毛パーマで危険なのは目だけじゃない
まつ毛パーマというと危険性があるのは、まつ毛のことだろうと思っている方が多いでしょう。しかし、まつ毛だけでなく顔の皮膚にも危険性があるのです。それも目元の周辺だけではありません。
まつ毛パーマによって、実際に起きてしまったトラブルについて、3つの事例から紹介していきます。
皮膚がただれてしまったトラブル
ある方は、サロンでまつ毛パーマをしてもらっている最中にパーマ液が目に入ってしまったことで、目が痛くなり目の周りの皮膚もただれてしまいました。病院に通院し完治までに、3週間もかかったのです。
まつ毛パーマ液が頭皮用だったトラブル
ある方は、サロンでまつ毛パーマをした後に顔がかぶれてしまったのです。後日、サロンで使用されているパーマ液の製造会社に問い合わせたところ、「メーカーでは頭皮以外に使用しないようにと注意書きがされている」ものだと言われてしまいました。しかしサロンに確認したところ、このことを知らないと言われてしまいました。
サロン側が対応してくれないトラブル
ある方は、サロンでまつ毛パーマをしたところまぶたが腫れてしまい、病院で接触性皮膚炎と診断されたのです。サロンにはアトピー性皮膚炎であることを伝えており、施術中も痛いと訴えましたが、なにもしてくれませんでした。
この3件のようにまつ毛パーマによるトラブルは、実際に起こっています。3件ともがサロンで起きていることから、サロンであってもセルフであっても危険度は変わらないようです。
また、サロン側が使用してはいけないパーマ液を使っていることがあったり、痛みや腫れに適切に対応してくれない所もあるようです。このことからサロンだから安心だと思っては、いけないということがわかります。
顔は腕や足と違って服などで隠すことができないので、傷がついてしまうと人に見られやすくなります。さらに傷跡が残ってしまうと外出しづらくなってしまうこともあるので、まつ毛パーマでのトラブルは、大きな問題です。
セルフまつげパーマは危険?
サロンであっても危険なのであればセルフまつ毛パーマは、もっと危険だといえます。なぜなら、サロンであれば多くの人のまつ毛パーマを施術してきたアイリストがいるので相談できます。
しかしセルフの場合は、1人であることが多いので問題が起きても相談できる人がいない状況で、1人で解決しなければならないこともあるでしょう。それでは適切な判断ができなかったり、処置が遅れてしまうこともあるのです。
そこで、セルフまつげパーマを安全に行う方法を2つ紹介していきます。
- 1人でやらない
- 安心して相談できるアイリストやサロンを見つける
それぞれ解説していきます。
1人でやらない
これは鉄則です。まつ毛パーマを安全で安心に行いたいのであれば、必ず誰かと一緒にやってください。出来れば、医療系や美容系の資格を持っている方の方が安心ですが、まずは1人でやらないことが1番大切です。
問題が起こった時に1人よりも2人の方が迅速に対応できるでしょう。
安心して相談できるアイリストやサロンを見つける
これは以前に通っていたサロンでもいいですし、友達のネイリストでも良いでしょう。まつ毛パーマに関する知識のある方で相談できる方を見つけておいてください。
いざ問題が起きたときにとても心強い存在になります。
紹介した2つはやろうと思えば、誰もができることです。そこまでやらなくても心配ないだろうと思っている方もぜひ念のため準備しておきましょう。
何も起こらなければそれで良いですが、問題が起こってしまった後に傷跡が残ったりして悔やんでも、もう取り返しがつかないこともあるのです。
準備しておいて損はありません。
まつ毛パーマは危険らしいが相談件数は減っている?
全国の消費者生活センターや独立行政法人である国民生活センターなどに集まってくるまつ毛のトラブルに関する相談件数は、ここ数年減少しています。
これは、しっかりとした知識や技術を持つアイリストが増えている事による結果です。
しかし、ここで見逃してはいけないことがあります。それは、相談件数がとても多いのは「まつ毛美容液」に関するものだということです。まつ毛パーマを1度でも経験したことがある方は、まつ毛パーマ後はダメージを受けたまつ毛に、まつ毛美容液を塗ることを知っているでしょう。
残念ながらまつ毛に関するトラブルは、まつ毛パーマだけでなく施術後のまつ毛美容液にもあるということです。施術のことだけではなく施術後もトラブルが潜んでいるので、まつ毛美容液は、自分に合ったものを使ってください。
まつ毛美容液のトラブル
国民生活センターには2018年に281件もの、まつ毛美容液に関する相談がよせられています。
相談内容は、皮膚障害が80%程を占めています。具体的な内容は、腫れ、かゆみ、痛み、赤みです。症状の重さは、病院に行くほどではなかった方が80%程ですが、中には完治までに1ヶ月以上を要した方もいました。
まつ毛パーマだけでなく、施術後のケアにも注意をしてください。
まつ毛パーマの危険を回避する方法
まつ毛パーマは、サロンであってもセルフであっても危険はあります。さらに、まつ毛パーマをしている多くの方が愛用しているまつ毛美容液も、危険です。
危険を完全に回避することはできませんが、トラブルが起きたときの為に対策はできます。その方法について、サロンとセルフでの場合に分けて解説していきます。
サロンでまつ毛パーマをする時の対策方法
サロンでまつ毛パーマをする時の対策方法は、2つです。
- 相談しやすいアイリストのいるサロンを選ぶ
- 口コミ評価の高いサロンを選ぶ
それぞれ解説していきます。
- 相談しやすいアイリストのいるサロンを選ぶ
まつ毛パーマのサロンでは、施術前にカウンセリングを行います。その際に話しやすかったり、相談しやすい方を見つけましょう。相談しやすい方を見つけることで、施術中に痛みがある時や施術後にトラブルが起きたときに伝えやすくなるでしょう。痛みやかゆみなどをアイリストに伝えられないことで、症状が悪化してしまう方もいるので信頼できる方を見つけることは、とても大切です。 - 口コミ評価の高いサロンを選ぶ
口コミは、実際に施術を受けた方の生の声が聞けるので、サロンを選ぶ上で決め手になりやすいでしょう。
口コミ評価の高いところは、アイリストの技術力も高く、継続して通っている方も多いので安心して施術してもらうことができるでしょう。
セルフでまつ毛パーマをする時の対策方法
セルフでまつ毛パーマをする時の対策方法は、2つあります。
- 誰かと一緒にやる
- 自分に合うまつ毛パーマ液を見つける
それぞれ解説していきます。
- 誰かと一緒にやる
必ず誰かと一緒に行ってください。本人は、気づいていなくても腫れや赤みに気づいてくれることがあります。 - 自分に合うまつ毛パーマ液を見つける
まつ毛パーマ液をAmazonや楽天市場などの通販で購入する方は、多いでしょう。人気だからやセールをしていたなどの理由でまつ毛パーマ液を選ぶ方は、多いです。そうではなく、かゆみや赤みなどがでない自分に合ったまつ毛パーマ液を探してください。
まとめ
今回は、まつ毛パーマは危険なのか、その理由や回避方法について解説致しました。こんなにもまつ毛パーマが危険だったとは、知らなかったという方が多いでしょう。
回避方法やまつ毛美容液選びなど自分にできることから始めて、まつ毛パーマを楽しみましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。