まつ毛パーマとまつ毛エクステは同時に施術できるのでしょうか?
まつ毛エクステをまつ毛パーマのあとにつけることは可能です。カールも長さもボリュームにおいてもあきらめたくないという方は「パーマとエクステも同時に施術できないか」と思いがちです。
ただ、まつ毛をカールしてダメージを受けたまつ毛に、マツエクをグルーでつけるとなるとさらにまつ毛を傷めがちです。
顧客満足として同時に施術することは、それなりにまつ毛の傷みが増えてしまいクレームにもつながりやすいということです。
目次
まつ毛パーマはまつ毛にどういう影響が出るの?
まつ毛のカールはまつ毛にパーマを施すことで、適切にカールをつけます。この場合まつ毛には専用のパーマ液を使用します。
以前は、まつ毛パーマというと頭髪に使用するパーマ液を連想することもあり、まつ毛のパーマには抵抗感がある方も多かったようです。
薬剤や技術なども進歩してきた現在は、安心度も高くなってきたといえます。
まつ毛パーマがおすすめの方
まつ毛をパーマしてまつ毛にカールをつけたいという方は、目元に華やいだ印象を期待する方も多いでしょう。
おもに、まつ毛の長さやボリュームがしっかりとあることでさらに自まつ毛を活かしたナチュラルな印象にすることもできます。
さらにまつ毛カールがおすすめな方では、「下がりまつ毛」「逆さまつ毛」の方にもとてもカールは有効です。
特にマツエクでの対応は難しい「逆さまつ毛」にはまつ毛のカールがおすすめになってきます。
まつ毛カールのメリットとは?
- 根もとからまつ毛を立ち上げる
- 白目が大きく見える
- たるみをリフトアップして二重をきれいに見せる
- マツエクのグルーでアレルギーを起こす方へ
まつ毛エクステがおすすめ方には
目元にボリューム感を出す
まつ毛エクステを施すことで、目元にボリューム感を加えてアイラインを引いたような効果が期待できます。
自まつ毛は短いけれどカールでボリューム感を出し、アイライン効果が得たい方におすすめです。
目元を自由にデザインする
まつ毛エクステは目元を自由にデザインすることもできます。
ラッシュにつけ方によっては「タレ目」の印象にすることもできるし、太目のラッシュにすることでボリューム感のあるアイラインを引いたような効果も引き出せます。
まつ毛カールとマツエクと比較
まつ毛カールとマツエクと比較してみると、お客様の要望はうまく二つに分かれていることがわかります。
この要望のどちらにも対応できることで、まつ毛への提案の幅もより大きく広がることが期待できます。
満足いく目元のおしゃれ度を高めるために、サロンやアイリストの技術は必須です。
目元のおしゃれではまつ毛パーマだけではなく、マツエクの知識も幅広く知ることが必要となってきます。
まつ毛パーマとまつ毛エクステは同時にできる?
まつ毛パーマとまつ毛エクステを同時にしたい方というのは、以外に多いかもしれないです。
目元を、ぱっちりしたいけれど、「パーマとエクステは同時にできるの?」と考えがちです。
おすすめしないパーマとエクステ
目元の施術を同時にした方が、より目元の印象をよくするにはよいのではないかと考えがちです。
ただ、結論としてはおすすめできない施術といった方がよいでしょう。
なぜなら、パーマはパーマ液を用いる施術であるし、エクステは主にグルーを用いる施術だからです。
それが同時に施術となると、パーマ液を用いるパーマと化学繊維を用いたエクステでは薬剤を加えることで溶けたり縮む恐れが出てきます。
結果的にどうしてもやりたい場合には、まつ毛のパーマとエクステの施術では、ある一定期間を開けてからの施術がおすすめになってきます。
まつ毛パーマとエクステを同時に施術した場合
基本的にパーマとエクステの施術はおすすめしません。
参考までに、まつ毛パーマとまつ毛エクステを同時に施術した場合のメリットとデメリットについて考えてみます。
同時に施術した場合のメリット
まつ毛パーマとエクステの同時施術は、基本的にまつ毛のボリュームアップとカールの2つの処置をすることになります。
その方法は、最初にまつ毛パーマを施していきます。
まつ毛にウェーブを与える方法には、約50度程度のカーラーを使用してウェーブで固定します。
施術時間は約10分間ですが、処置後には固定剤を使用して行います。その後はマツエクを施術しますが結果的に時短の施術となります。
これらのふたつの施術を別々にすると約2時間かかってしまうものが、これなら約1時間で施術できてしまいます。
いっしょに施術することで、バランスがとれたボリュームとカールで仕上がり感もよい感じになります。
見た目を重視するのであれば、パーマとエクステを同時に行う施術に期待が持てます。
同時に施術した場合のデメリット
まつ毛パーマとエクステを同時に施術した場合の大きなデメリットとして、「パーマのカールとエクステのカールが合わない」という点で施術後はアンバランスになってしまう恐れがあります。
同時に施術すれば、パーマとエクステのカールが合わないということはないにしろ、その分まつ毛に負担がかかるのはデメリットとなってしまいます。
一般的なサロンでも、最低1週間の期間をあけることをおすすめしているサロンも少なくありません。
まつ毛への負担とは?
まつ毛パーマとエクステの同時施術では、「まつ毛のボリュームが失われる」「長く伸びなくなる」といったデメリットもあります。
まつ毛への負担を考えると施術前にはしっかりとしたヒアリングをしてもらうのがおすすめです。
もし、どうしても同時に施術した場合には、処置で使用する固定剤を1回だけ使用したり、カーラーの温度も低温で処置してもらうようにするといいでしょう。
まつ毛パーマとエクステの施術では、基本的にアイリストをよく相談して自分の希望にあったスタイルやまつ毛を労われる施術を考えることです。
まつ毛パーマとエクステの同時施術後のケア
まつ毛パーマとエクステの同時施術では施術後のケアは欠かせないといってよいでしょう。
手抜きのケアしかできないのであれば、絶対に避けたほうがよいといえます。
まつ毛対策に美容液のケア
まつ毛パーマとエクステの同時施術は、ダメージがどちらか一方の片方の施術よりも多いことが想像できます。
ケアの方法としてまず、まつ毛専用の美容液を使用することがおすすめになってきます。
ケアの内容としては、毎日1回、まつ毛のキューティクルに「栄養を与えるため」ということがあります。
髪の毛の場合、手入れ抜きだと乾燥で枝毛がたくさんできてきてしまうのと同じです。
まつ毛美容液は、ネット通販やドラッグストアなどで販売されています。
施術のときにサロンでも販売されていて利用するのもおすすめです。
まとめ
まつ毛パーマとマツエクを同時に行うことについてメリットやデメリットなど確認してみました。同時に行えるかどうかということでは、行えるけれどあまりおすすめはできないという結論です。
ただ、同時に施術することで施術の時短もでき、まつ毛のボリュームアップ、左右のバランスを調整することができるなどのメリットも考えられます。デメリットではまつ毛がマツエクとカーラーのダメージを受けやすいです。もし、いっしょに行う場合にはまつ毛美容液などを使ったしっかりとしたケアが必要になってきます。