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まつ毛パーマはやり直しが多い?

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セルフでまつ毛パーマをかけて、うまくかからない、きれいにできなかったなど失敗の悩みはありませんか?
失敗したら、すぐにやり直しても大丈夫でしょうか?セルフパーマでもきれいにやり直す方法ってあるのでしょうか?

まつ毛パーマをきれいにやり直す方法は?

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まつ毛パーマを失敗したら、最善の直し方にはどういうものがあるでしょうか?

まつ毛パーマとやりなおしの失敗の原因とは?

まつ毛パーマを施す場合、正確な巻き上げや適切な薬剤の塗布料、薬剤の浸透時間などについて適切に行えない場合が多いです。

そのため、まつ毛には大きなダメージが起こりまつ毛の「折れ」や見た目にもあまり美しいといえないまつ毛パーマになりがちです。

もし、まつ毛パーマで失敗した場合はやり直せる方法はあるのでしょうか?

まつ毛の施術をする場合、まつ毛にかかる負担や危険性なども考えておかなくていけません。

まつ毛パーマをセルフでする場合にも、十分な注意と知識をもち、適切な下準備を確認してから行わないといけません。

 まつ毛パーマの失敗とやりなおし

まつ毛パーマを失敗してかけ直してみても、すぐにはきれいなカールにできるとは限りません。

まつ毛パーマを失敗した場合は、「毛先がチリついている」「まつ毛が折れている」など気がつくかと思います。

これらのまつ毛の症状はすぐにはもとに戻りません。

また、すぐにまつ毛パーマをかけ直してみても、カールはうまくカールせず、チリついた部分は元にはもどりません。

また、毛が折れている部分は断裂したり切れ毛となってしまいます。

まつ毛パーマの失敗のやりなおし法とは?

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セルフまつ毛パーマなどで失敗してしまった場合には、毛のチリつきや毛の「折れ」などに気がつきます。

そのような場合には、コーティング剤などで補修することがおすすめです。

ただ、補修したからといって直ぐにはチリつきや折れたまつ毛は直りません。

まつ毛パーマを施した直後には、薬剤の還元作用を起こす残留アルカリというものが残っています。

つまり、まつ毛はとてもデリケートな状態になっています。

残留アルカリは空気中の酸素に触れて酸化することで完全に抜け切ります。

1週間ほど放置しておくと、まつ毛はだんだんとハリを取り戻していきます。

その1週間の間は、ホームケアをすることがおすすめです。まつ毛美容液を使用しながらまつ毛の回復を待ちます。

まつ毛パーマで起きやすいまつ毛のトラブルの状態

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セルフまつ毛パーマで起きやすい、まつ毛の状態について説明させていただきます。

まつ毛パーマで失敗した場合にはまつ毛の「チリつき」「まつ毛の折れ」といった状態になりがちです。

チリチリしたまつ毛の状態

まつ毛がまつ毛パーマの失敗で「チリつき」が見られる原因は、まつ毛パーマの薬剤をうまくコントロールできなかったことで毛髪内部の成分が流出したことが原因です。

まつ毛のキューティクルの損傷から、毛髪内部のCMCなど健康なまつ毛を構成する成分が「蓄積によるダメージ」「過剰なダメージ」により流出したことによります。

まつ毛が直角に折れている

まつ毛が根本から不自然な立ち上がりや、毛先がまとまりのない方向に向いている状態は「まつ毛の折れ」として確認できる場合があります。

まつ毛にとっては、まつ毛の折れは危険な状態でありパーマのかけ直しはしない方がよいです。

まつ毛が折れた状態は、円錐形のまつ毛が平に折れ曲がっています。

まつ毛内部の流れがうまくいかず、折れている部分からまつ毛の断裂がはじまっています。

そんなときのまつ毛の対処法として、まつ毛内部にCMCや低分子ケラチンなどを補給することです。

つまり、まつ毛の状態をこれ以上に悪化させないことが最前の対処法といえます。

まつ毛パーマの危険性とデメリット

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セルフで行うまつ毛パーマの危険性について説明しておきます。

家庭でもできるまつ毛パーマの場合、空いた時間でできることやコスト面で施術しやすい、といったことが魅力のひとつとなっています。

ただ、セルフで行うまつ毛パーマは、失敗しやすい要因として「まつ毛を傷める」「デザイン性が低い」「眼球への影響」などデメリットがあります。

「目元」はとても敏感な部分であり、そこで薬剤を使用するには簡易的でも十分な技術を必要とします。

まつ毛以外にも眼球に対する影響にはさまざまな危険性が伴います。

まつ毛のダメージを引き起す要因

1)薬剤の不鮮明さ

まつ毛パーマの薬剤は「化粧品登録」と「医薬部外品」の2種類です。セルフまつ毛パーマの場合、薬剤はチオグリコール酸・モノエタノールアミン・エチルアルコールなど医薬部外品が配合されている可能性があります。

これらは、安価であり、パーマをかける力が強いとはいえ、まつ毛のコンディションの状態で強い薬剤を使用している状態です。

2)バラつく巻き上げのため

通常、まつ毛パーマはまつ毛の根本から毛先までに毛質に合わせた薬剤を使い、きれいに伸ばして吸着させていきます。

まつ毛を巻き上げた際の形がそのままパーマの結果に現れてきます。

まつ毛パーマの仕上がりで絡んだようなまつ毛は、さまざまな方向に散らばることで艶もなくなっています。

そのためまつ毛を正確に巻き上げるとダメージを最小に抑え、デザイン性を高めるという重要なことにつながります。

3)薬剤の塗布料について

セルフパーマでも薬剤をどれくらい塗布するかによって、まつ毛に及ぼす影響は違ってきます。

まつ毛パーマの履歴のあるすべての方において、薬剤の種類や薬剤の塗布料というものは違ってきます。

このことをセルフのまつ毛パーマにおいて、適量で施していくといくのは難しいといえます。

また、塗布をする部分についてもパーマの履歴のある毛先の部分と新しく生えてきたまつ毛のコンデションは違います。

4)まつ毛パーマのオーバータイム

まつ毛に薬剤を塗布してからの「軟化時間」については、まつ毛によって大きく違ってきます。

それぞれ、薬剤を塗布してからまつ毛が反応してきますので薬剤のオーバータイムということでは、カールのかかりも悪くなり、きれいなデザインとは言えなくなります。

5)セルフでまつ毛パーマとデザイン性

セルフでのまつ毛パーマはデザイン性が低くなるデメリットがあります。

まつ毛パーマは正確な巻き上げ、ロッド選定、薬剤塗布が根本からしっかりと立ち上がることできれいなパーマがかかります。

  • シリコン製のロットを目元にフイット
  • まつ毛の長さ、形により最適なロット選定
  • 思い描いたデザインを的確にできる

以上のポイントをセルフでも簡単にしかも的確に、まつ毛パーマとしてデザインに実現できるとは到底思えません。

6) 眼球への危険性がある

まつ毛パーマをする場合は、もちろん目に薬剤は入ってはいけません。

薬剤が目に及ぼす影響は少なくありませんし、目元の粘膜にも影響を及ぼす場合もあります。

デリケートな目元付近の塗布だけでも反応してしまうこともあります。

まつ毛パーマの薬剤は、化粧品登録、医薬部外品とあり配合成分によっても影響を及ぼすこともあるかもしれません。

薬剤を使用する場合は、正しい知識が必要となってきます。また、それに伴う技術が必要だということです。

薬剤については、薬剤の知識、使用、保管などについてよく知っておかなければなりません。美容師免許もないままにまつ毛 パーマを扱うことはとても危険なことでもあります。

まつ毛パーマをする場合のおすすめ法

セルフでまつ毛パーマをする場合は、アイメイク用のビューラーのようにまつ毛を挟みこんで薬剤を注入するものがあります。

この美容器具であれば安定感をもってまつ毛パーマがかけられます。

顔の輪郭と目元へのフィットが持ち味で、形状を固定させることができます。挟み込む部分にシリコンが装着されていてしっかりまつ毛パーマをかけられます。

ビューラー式のメリット

  • 挟み込み式でまつ毛の巻き上げ不要
  • 形状によりフィットする部分が見つかる
  • テーパワーク不要
  • 薬剤注入で簡単塗布
  • 経験が浅くても使用可能
  • 料金が安い

ビューラー式のデメリット

  • 正確な巻き上げができない
  • カールのムラ、まつ毛が折れる
  • まつ毛パーマの魅力の立ち上がりが弱い
  • 根本付近がストレートになり不自然なカール
  • まつ毛へのダメージが出やすい
  • 毛先に集中した施術となり、まつ毛へ負担がかかる
  • 器具をすみずみまで洗浄するのが手間がかかる

以上、ビューラー式まつ毛パーマのメリット、デメリットについて確認してみました。

まとめ

まつ毛パーマをセルフでした場合、やり直しも簡単にできるかと思っている方も多いかもしれません。
まつ毛パーマはセルフでも薬剤を使用するのでパーマのデメリットと危険性があることを知っておかなくてはなりません。
やり直すという場合でも、最低1ヶ月程度は期間を開けておかなくてはならないですが、あせってしまうあまりまつ毛を傷めてしまいかねません。
そのため、十分に注意しながらの塗布が必要であり、やり直す必要がないようにしたいものです。