数ある格安スマホ会社の中で、今一押しするのがocnモバイルoneです。このocnモバイルoneは料金が安く、通信がよいことで話題です。しかし、そこは格安スマホなのでやっぱり通信速度が遅いと思われがちです。いくら月の料金が安くても通信速度が遅いスマホは使いたくない人は多いです。そこで今回は通信速度が速く、料金も安いocnモバイルoneについて解説します。
月々のスマホ代は毎年高くなってきています。その額は今では月に1万円を超えることも珍しくなくなりました。そんなときだからこそ、格安スマホの時代です。今記事を読んで格安スマホocnモバイルoneに乗り換えを検討してみてください。
目次
ocnモバイルoneとは 格安スマホの中でも料金、速度ともに高い水準
最初にocnモバイルoneについて解説します。ocnモバイルoneは、日本最大のインターネットプロバイダocnのブランド名が付いた格安スマホ会社です。このocnはNTTコミュニケーションズが運営しています。よってocnモバイルoneはNTTコミュニケーションズが運営している格安スマホ会社です。ocnと言えばocn光を始めとしたインターネット事業が有名で、多くの個人や法人がocnを使ってインターネットに接続しています。
このocnのブランド名を持った格安スマホ会社がocnモバイルoneです。ocnモバイルoneの特徴として、優れた通信品質、格安スマホの料金、特徴的なオプションの3つがあります。まずocnモバイルoneの特徴として、1番大きいことが優れた通信品質です。ocnモバイルoneはインターネット事業を中心とした、NTTコミュニケーションズが運営しています。そのため他の格安スマホ会社と比較したとき、とても優れた通信品質が有名です。
その通信品質は格安スマホの中でもTOP3に入る実力です。もし格安スマホにしたいけど、通信品質が気になるといった方には特におすすめです。さらに格安スマホ会社なので、月の料金についても安いです。月額料金が税抜980円のプランも存在し、料金プランも豊富です。そのため使い方に合わせたプランを選ぶことで、月の支払いが半分になることもあります。この安さもocnモバイルoneの特徴の1つです。
さらに、独自のオプションもありそのオプションも人気です。特に音楽聞き放題のオプションは無料でつけられるため、契約時にぜひともつけたいオプションです。このように魅力たっぷりのocnモバイルoneですが、格安スマホと呼ばれる会社であり通信方法に特徴があります。そこで次は格安スマホについて解説します。
格安スマホとは、料金に優れたスマホ会社
格安スマホとは月の料金が安いスマホ会社のことではありません。正式にはMVNOと呼ばれる通信事業者の中でスマホを扱っている会社のことを言います。このMVNOですが、自前で通信回線設備を持たずに回線の一部を借りることで、サービスを提供する会社のことをまとめて呼びます。スマホでは回線を自社で持っているのはドコモ、au、ソフトバンク、楽天の4社です。
この4社から回線を借りてサービスをおこなう会社が格安スマホとなります。ocnモバイルoneの場合、ドコモから回線を借りています。そして格安スマホは回線を借りることで通信料金を安くしています。これは回線の管理や維持にお金がかからないため、安い料金でサービスを提供できるからです。しかし、その反面通信速度が遅いという弱点もできてしまいます。
格安スマホが回線を借りるとき、すべての回線を借りることはできません。それは貸す側であるキャリアも、通信サービスを提供しているので仕方ありません。イメージとしては10本回線があるとき、格安スマホに貸す回線は2~3本であると言われています。そのため時間帯によってはその2~3本に、多くの通信が集中してしまいます。その結果、通信速度が遅いということになります。
格安スマホはその混雑の影響を受けやすいため、通信速度が遅いと言われるわけです。しかし。その反面通信料金は格安になっています。ocnモバイルoneはその中でも通信速度に優れており、その速さはTOP3に入ります。そうなると気になるのは月の料金です。格安スマホocnモバイルoneは本当に安いのか、次は料金について解説します。
ocnモバイルoneの料金は? その特徴を解説
最後はocnモバイルoneの料金について解説します。格安スマホは料金の安さが強みのため、料金が満足いかなかったら使いたくないですよね。そこで今回は実際のモデルケースごとの料金を確認し、あわせて比較をすることで料金を評価します。果たしてocnモバイルoneの料金は安いのか、注目です。
モデルケース1 あまりスマホを使わない人向け
最初のモデルケースはあまりスマホを使わない人、または外出先でスマホをあまり使わない人です。今回は仕事でもあまりスマホを使わないため、電話機能についてもオプションをつけない人を想定します。また家族割りやインターネットの同時加入などは、全員が満たせる条件ではないので今回は除外します。実際の料金を見ていきましょう。
モデルケース 都内一人暮らし
月の通信量3GB以下、スマホ本体については新しく購入しない
オプションについては考えないものとする
キャンペーン、特典は条件が簡単なもののみ利用
- ocnモバイルoneの場合
通信量3GBの場合、月額料金は1,480円(税抜)になります。 - ドコモの場合
通信量3GBの場合、月額料金は3,980円(税抜)になります。 - LINEモバイル場合
通信量3GBの場合、月額料金は1,480円(税抜)になります。
またオプションでLINEの通信量がカウントされません。 - Y!mobileの場合
通信量3GBの場合、月額料金は最初の6ヶ月は1,980円(税抜)、残りは2,680円(税抜)です。またオプションで通話が1回10分間無料になります。
ocnモバイルoneとキャリアであるドコモ、他格安スマホ会社を2社比較して見ました。結果としてはocnモバイルoneは料金的にもっとも安いと言えます。キャリアのドコモと比較した場合、その料金は半額以下であり格安スマホの実力が分かります。それ以外と比較しても料金が高いということはなく、お得であると言えます。もちろんocnモバイルoneより安い格安スマホは存在します。
しかし、その場合は通信品質に不安が残ることが多いです。そのため料金と通信品質のバランスで見たとき、ocnモバイルoneはおすすめできる格安スマホ会社と言えます。
モデルケース2 よくスマホを使う人向け
次のモデルケースはよくスマホを使う人、また通勤通学時や外出先でスマホを使う人です。今回も電話機能はあまり使わず、スマホの使い方としては動画やSNS、ゲームが中心です。また同様に家族割りやインターネットの同時加入などは、全員が満たせる条件ではないので今回は除外します。実際の料金を見ていきましょう。
モデルケース 都内一人暮らし
月の通信量20GB以下、スマホ本体については新しく購入しない
オプションについては考えないものとする
キャンペーン、特典は条件が簡単なもののみ利用
- ocnモバイルoneの場合
通信量20GBの場合、月額料金は4,400円(税抜)になります。 - ドコモの場合
通信量30GBの場合、月額料金は6,980円(税抜)になります。 - LINEモバイル場合
通信量12GBの場合、月額料金は3,200円(税抜)になります。
またオプションでLINEの通信量がカウントされません。 - Y!mobileの場合
通信量14GBの場合、月額料金は最初の6ヶ月は3,980円(税抜)、残りは4,680円(税抜)です。またオプションで通話が1回10分間無料になります。
先ほどと同様にocnモバイルoneとキャリアであるドコモ、他格安スマホ会社を2社比較して見ました。結果としてはocnモバイルoneは20GBで4,400円と、キャリアであるドコモと比較したとき2000円以上安いことが分かります。もちろんドコモは月の通信量が30GBもあるため単純に比較はできませんが、なかなかの安さだと思います。また他の格安スマホ会社と比較した場合は料金的には少し高くなります。
しかし、どちらの会社も通信量が20GBに足りていません。その理由として多くの格安スマホは大容量の通信プランが充実していません。その理由は格安スマホは回線を借りているためであり、通信量が大きくなると料金的な安さが失くなってしまうからです。しかし、ocnモバイルoneは最大30GBまでプランがあります。そこも強みの1つです。さて実際に必要な通信量はどれぐらいでしょうか?
目安として動画を1時間見たとき、通信量は0.5GBと言われています。仮に20GB契約の場合、1日当たり90分動画視聴が可能ということになります。通勤通学時や外出時にすべて動画を見るわけではないので、実際は1日3時間はWi-Fiがない環境で通信を可能だと思われます。私個人の意見ですが自宅にWi-Fiがある人の場合、30GBは多すぎであり20GBがもっともよいと思います。
このようにocnモバイルoneは料金的に見ても、他の格安スマホに負けない安さをしていることが分かります。
まとめ ocnモバイルoneは速度だけでなく料金も優秀
まとめとして今記事ではocnモバイルoneの料金について解説しました。ocnモバイルoneの特徴や格安スマホの特徴、実際の料金について他の会社と比較し解説しました。結果としてはocnモバイルoneは他の会社と比較しても、料金は負けず劣らず安いことが分かります。また通信品質についてもTOP3に入る高品質であり、おすすめできます。あなたもぜひ検討してみてください。