ガラケーの主な機能と言えば「通話」か「メール」ではないでしょうか。スマホが主流となっている現在であっても、ガラケーを使っている人は多いです。そんなガラケーについてこの記事では「かけ放題」プランについて注目してみました。ガラケーのかけ放題プランを選ぶなら、キャリアか、それとも格安simか。どちらが良いのかそれぞれのかけ放題プランについて紹介します。興味のある人は、ぜひご覧ください。
目次
ガラケーでかけ放題を選ぶなら「キャリア」?格安sim?
ガラケーのかけ放題プランは、キャリアにも格安simにもあります。では一体どちらと契約をする方が良いのでしょうか?キャリアと格安simとでは、同じ「かけ放題」であっても、料金に差が生じるようです。その差はどのくらいあるのか。次から紹介します。
キャリアのガラケーかけ放題プラン
ここで、キャリアのガラケーかけ放題プランについて紹介します。
ドコモ
まずは、ドコモです。ドコモのガラケーかけ放題プランは、月額1,700円。「かけ放題オプション」として使うことができます。
au
続いては、auです。auのガラケーかけ放題プランは、月額2,200円。「カケホ」オプションとして利用できます。
ソフトバンク
続いては、ソフトバンクです。ソフトバンクのガラケーかけ放題プランは、月額1,500円。「定額オプション」として利用できます。
ガラケーかけ放題プラン
ここで、ガラケーかけ放題プランの種類について紹介します。尚、このガラケーかけ放題プランは、格安simにあるプランの種類です。
時間無制限
一つ目は、時間無制限。時間無制限は、何度でも何分でも通話ができる定額料金制のオプション。時間に制限がないため、定額料金さえ支払えば、一ヶ月間無限に通話ができます。
10分かけ放題
二つ目は、10分かけ放題です。10分かけ放題は、1回の通話が10分以内であれば通話料無料となるオプションです。
5分かけ放題
三つ目は、5分かけ放題です。5分かけ放題は、1回の通話が5分以内であれば通話料が無料になるオプションです。
【ガラケー】時間無制限プランがある格安sim
ここで、時間無制限プランがある格安simを紹介します。
Y!mobile
まずは、Y!mobileです。Y!mobileで時間無制限となるのは「スーパー誰とでも定額」。スマホプランでS・M・Lのいずれかのプランで契約している場合にのみ申し込みが可能となっているオプションです。月額料金は、わずか1,000円。大手キャリアのかけ放題と同じ感覚で使用できます。
イオンモバイル
続いては、イオンモバイルです。イオンモバイルの時間無制限となるのは「050かけ放題」。イオンモバイルの場合は、050から始まるIP電話番号を取得し、この番号からかける場合のみ回数も時間も無制限で通話し放題となります。月額料金は、1,500円。050番号は、インターネット回線を使用する番号のため、通話simを契約していなくても使用することができます。そのため、仕事用の番号とプライベート用の番号を使い分けたりもできます。
【ガラケー】10分かけ放題プランがある格安sim
ここで、10分かけ放題プランがある格安simを紹介します。
LINEモバイル
まずは、LINEモバイルです。LINEモバイルは、「10分電話かけ放題オプション」で月額料金880円で利用が可能。10分以内であれば回数制限なしで誰とでも通話し放題となります。が、1回の通話時間が10分を超えた場合、30秒で10円の通話料がかかります。また、このかけ放題は、通話アプリ「いつでも電話」をダウンロードしアプリ経由で発信した通話のみ適用されるもの。アプリを使用しない場合は、30秒で20円の通話料が発生しますので、注意してください。
楽天モバイル
続いては、楽天モバイルです。楽天モバイルは、「楽天でんわ10分かけ放題」で月額料金850円で利用が可能です。10分以内であれば回数制限なしで誰とでも通話し放題となりますし、楽天モバイルのスーパーホーダイプランで契約をしている人は、そちらのプランにかけ放題が含まれているため別途申し込む必要はありません。また、この楽天でんわ10分かけ放題は専用アプリ「楽天電話」をダウンロードし使用するか、電話番号の先に「003768」をつけて発信した場合に適用されます。1回の通話時間が10分を超えた場合は、30秒で10円、アプリを使用しない場合には、30秒で20円の通話料がかかります。
BIGLOBEモバイル
続いては、BIGLOBEモバイルです。BIGLOBEモバイルは、「10分かけ放題」で月額830円で利用できます。かけ放題は、専用無料アプリ「BIGLOBEでんわ」をダウンロードし、使用した場合にのみ適用。1回の通話時間が10分を超えた場合は、30秒で9円の通話料がかかり、アプリを使用しない場合には、30秒で20円の通話料がかかります。
mineo
続いては、mineoです。mineoは、「mineoでんわ 10分かけ放題」で月額料金850円で利用できます。10分以内であれば回数制限なしで誰とでも通話し放題。mineoでんわは専用アプリをダウンロードし、アプリ使用時のみ適用されます。また、1回の通話時間が10分を超えた場合には30秒で10円、アプリを使用しない場合には30秒で20円の通話料がかかります。
IIJmio
続いては、IIJmioです。IIJmioは、「通話時間長い方向け」で月額料金830円で利用できます。10分以内であれば回数制限なしで誰とでも通話し放題。また、同一契約者名義(家族間)での通話時間は30分以内、回数制限なしで使用することも可能です。IIJmioの場合も、専用アプリ「みおふぉんダイアル」をダウンロードしアプリ使用時にのみ適用され、1回の通話時間が無料時間を超えた場合には30秒で10円、同一契約者名義(家族間)通話での超過の場合は、30秒で8円の通話料がかかります。
nuroモバイル
続いては、niroモバイルです。nuroモバイルは、「10分かけ放題オプション」で月額料金800円で利用できます。10分以内であれば回数制限なしで誰とでも通話し放題。専用アプリ「nuroモバイルでんわ」をダウンロードして使用するか、または、電話番号の先に「0037-692」をつけても使用できます。1回の通話時間が10分を超えた場合は30秒で10円、アプリを使用しない場合には、30秒で20円の通話料がかかります。
【ガラケー】5分かけ放題プランがある格安sim
ここで、5分かけ放題プランがある格安simを紹介します。5分かけ放題プランがあるのは、UQ mobile。おしゃべりプランS・M・Lのいずれかで契約すれば、国内通話が5分以内、回数制限なしで通話し放題が含まれています。「おしゃべりプランS」は月額料金2,980円、「おしゃべりプランM」は月額料金3,980円、「おしゃべりプランL」は月額料金5,980円です。尚、1回の通話時間が10分を超えた場合には30秒で20円の通話料がかかります。
ガラケーかけ放題の格安simを選ぶメリット
ここで、ガラケーかけ放題の格安simを選ぶメリットについて紹介します。
月額料金が安い
一つ目のメリットは、月額料金が安いということです。格安simは、キャリアと比べると大幅に月額料金が安いです。その差は、最大で月額5,000円ほど。年間にすると60,000円ほど節約できます。
料金プランがシンプル
二つ目のメリットは、料金プランがシンプルであるということです。格安simの料金プランは、「音声通話sim」か「データ専用sim」かを選ぶだけ。データ容量に応じて月額料金が上がる仕組みとなっているため、料金プランで悩むことが少ないです。
電話番号が引き継げる
三つ目のメリットは、電話番号を引き継げるということです。キャリアから格安simへ乗り換える場合、MNPを付けば電話番号をそのまま引き継ぐことができます。電話番号を変えたくない人にとってこのサービスは打ってつけ。もちろん、電話番号を変えたい人は新規申し込みで、新しい番号を手に入れることもできます。
持っている端末をそのまま利用することができる
四つ目のメリットは、持っている端末をそのまま利用できるということです。キャリアで利用していた端末は、格安simでもそのまま利用ができます。が、キャリアとは別の回線の格安simへ乗り換える場合は、simロック解除が必要となりますので、注意てしてください。
ガラケーかけ放題の格安simを選ぶデメリット
ここで、ガラケーかけ放題の格安simを選ぶデメリットについて紹介します。
通信速度が落ちる
一つ目のデメリットは、通信速度が落ちるということです。格安simはキャリアの回線を間借りして通信を行うため、通信速度はキャリアと比べると遅めです。
キャリアメールが利用できない
二つ目のデメリットは、キャリアメールが利用できないということです。キャリアメールとは、キャリアで提供されているメールアドレス。格安simでは利用でなくなるため、gmailやYahoo!メールなどのフリーメールを使うことになります。
【まとめ】ガラケーで通話が多い人はかけ放題プランを
ガラケーの格安simとキャリアのかけ放題プランについて紹介しました。ガラケーであっても格安simで使うことは可能です。ガラケーで通話が多いという人は、ぜひ格安simのかけ放題プランを選んでみてください。