インターネットを利用する際に選ぶ回線。以前はADSLが主流となっていましたが、最近では、光回線が主流となっているようです。そんな光回線についてこの記事では紹介。注目したのは「ocnひかり」です。ocnひかりとは一体どんな光回線なのか。そのメリットやデメリット、申し込み方法などを詳しくまとめました。光回線の乗り換えを検討中の人は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
ocnひかりとは?
まずは、ocnひかりについて簡単に説明します。ocnひかりは、ocnのプロバイダとフレッツ光回線がセットになった光コラボレーションサービス。セットにすることで、色々とメリットがあるようです。そのメリットについて次で紹介します。
ocnひかりのメリット
ではここで、ocnひかりのメリットについて紹介します。
セット割が利用できる
一つ目のメリットは、セット割があるということです。ocnひかりについて上記で紹介しましたが、ocnひかりは、「ocn」と「光回線」のコラボ。この2つをセットで契約すると、スマホとの料金が毎月200円割引されます。たった200円と思われがちですが、長く利用すればかなりの節約に繋がるはずです。
利用可能エリアが広い
二つ目のメリットは、利用可能エリアが広いということです。光回線の中には、利用できるエリアが限られているものが多数ありますが、ocnひかりが利用できるエリアは、全国規模。そのため、契約できるユーザーも多いです。
通信速度が速い
三つ目のメリットは、通信速度が速いということです。通信速度が速いというのは、光回線の大きな特徴ではありますが、ocnはその光回線+IPv6が利用できることから、高速通信で利用することが可能。因みに、IPv6とは、利用者の多い夜間であってもインターネットの混雑を回避することができるもの。そのため、繋がりにくい時間帯であっても安定した通信速度でインターネットを楽しむことができるのです。
工事不要
四つ目のメリットは、工事が不要であるということです。もちろんこれまでに光回線を利用したことがない人は、工事を行わなけばなりませんが、フレッツ光からの乗り換える場合、または、光コラボレーションから乗り換える場合は、工事なしで乗り換えることができるため、高い工事費を支払わずに済みます。
違約金不要
五つのメリットは、違約金が不要であるということです。違約金とは、契約期間内に解約した場合に支払う料金。違約金を回避するためには、更新月に解約すればよいのですが、フレッツ光から乗り換える場合であれば、違約金なしで済みます。
ocnひかりのデメリット
ここで、ocnひかりのデメリットについて紹介します。
プロバイダが固定される
一つ目のデメリットは、プロバイダが固定されているということです。ocnひかりのプロバイダは、上記でも述べたように、ocnとなります。このocn一択となっているため、変更する場合は、解約を選ぶしかありません。
キャンペーンが少ない
二つ目のデメリットは、キャンペーンが少ないということです。ocnひかりは、他社の光回線や光コラボレーションと比べると、キャンペーンの数がそれほど多くありません。そのため、お得意乗り換えを考えている人にとっては、少々物足りなさを感じます。
速度が遅くなる場合もある
三つ目のデメリットは、速度が遅くなる場合があるということです。これは、利用する時間帯や住んでいる場所、天気などの状況によって、速度が落ちてしまう場合もあるということ。ですが、他社の光回線であっても、他社の光回線であっても通信速度が落ちてしまうことはあるため、それほど心配になる必要はありません。もし、いつ利用しても通信速度が遅いと感じた場合は、他の光回線へ乗り換えた方が良いということもあります。
ocnひかりの申し込み手順
ここで、ocnひかりの申し込み手順について紹介します。
①ocnひかりに新規申し込みをする
まずは、ocnひかりの公式サイトへアクセスをして、申し込みを行います。
➁開通工事日を決めて、実施する
申し込みが完了したら、開通工事日を決定し、決められた日に、工事が実施されます。この工事には、立ち合いが必要となりますので、工事費は自宅で待機しておきましょう。
③初期設定を行う
工事が実施されて開通が完了したら、利用する機器の初期設定を行って終了です。
ocnひかり転用・事業者変更での申し込み手順
現在、フレッツ光を利用している人は転用で、光コラボレーションを利用している人は、事業者変更で乗り換えることができます。その申し込み方法について、ここで紹介しマスが、どちらの乗り換えも流れ的には大体同じです。
①転用承諾番号/事業者変更承諾番号の取得
まずは、フレッツ光から乗り換える場合は転用承諾番号を、光コラボレーションから乗り換えの場合は事業者変更承諾番号をそれぞれ取得します。
➁ocnひかりに申し込み
それぞれの番号を取得したら、次に、ocnひかりへ光申し込みを行いましょう。
③契約書類が到着、利用開始日が決まる
次に、契約書類が送られくると共に、利用開始日が決定します。
④インターネット接続
回線が切り替わったら、インターネットに接続し、利用開始となります。
ocnひかり初期費用・月額料金
ではここで、ocnひかりの初期費用・月額料金について紹介します。初期費用は戸建て、マンション共に同じではありますが、月額料金は異なります。尚、ocnの契約年数は標準プランよりも2年自動更新型を選択した方が安くなります。が、2年更新型は契約期間中に解約をすると、11,000円の違約金が発生しますので、注意してください。
戸建て
まずは、戸建ての初期費用・月額料金です。戸建ての場合の初期費用は3,000円、月額料金は標準プランで6,200円、2年自動更新型で5,100円です。
マンション
続いては、マンションの初期費用・月額料金です。マンションの場合の初期費用も戸建て同様、3,000円。月額料金は標準プランで4,700円、2年自動更新型で3,600円です。
ocnひかりの工事費
ここで、ocnひかりの工事費について紹介します。工事費については、上記でも述べたように、フレッツ光・光コラボレーションからの乗り換えであれば発生しません。工事費が発生するのは、新規申込者が対象です。
戸建て
まずは、戸建てからです。戸建てでは、派遣工事あり&屋内配線を新設する場合は、一括支払いで18,000円、分割払いで初回3,000円、次回以降500円×30ヶ月です。また、派遣工事なし&屋内配線を新設しない場合は、一括払いで7,60円、分割払いで初回1,600円、次回以降200円×30ヶ月です。配線工事自体が必要ない場合は、2,000円となります。
マンション
続いて、マンションです。マンションでは、派遣工事あり&屋内配線を新設する場合は、一括支払いで15,000円、分割払いで初回3,000円、次回以降400円×30ヶ月です。また、派遣工事なし&屋内配線を新設しない場合は、一括払いで7,60円、分割払いで初回1,600円、次回以降200円×30ヶ月です。配線工事自体が必要ない場合は、2,000円となります。
ocnひかりのオプション
それでは最後に、ocnひかりのオプションについて紹介します。
ocnひかり電話
ocnひかり電話は、加入電話と同様に、緊急通報への発信ができ、フリーダイヤルや国際電話も利用できるオプション。NTT東日本・西日本のひかり電話を利用中の人は電話番号や電話機はそのまま使うことができます。因みに月額料金500円です。
おまかせマルチパック
おまかせマルチパックは、マイセキュア、OCNプレミアムサポート、マイポケットを別々に契約するよりも、まとめ利用することでお得になるオプション。月額料金は950円です。
ocn モバイル one
ocn モバイル oneは、専用SIMで高速LTE通信が利用できるオプション。NTTドコモのXiとFOMAの両エリアに対応し、都市部でも郊外でも快適に利用できます。音声対応SIMならデータ通信に合わせて音声通話も可能。MNP乗り換えで、今使っている携帯電話番号をそのまま引き継いで利用することができます。月額料金はデータ通信専用SIMで880円~、音声対応SIMで1,180円~となっています。
マイセキュア
マイセキュアは、スマートフォンやタブレット、PCをウイルスから守ってくれるオプション、月額500円で利用できます。
ocnプレミアムサポート
ocnプレミアムサポートは、専門スタッフが契約者のPCを遠隔操作でサポートしてくれるオプション。PCのトラブル解消や定期点検・最適化を行うことができます。
【まとめ】ocnひかりで快適な通信を
ocnひかりについて紹介しました。ocnひかりは、通信速度が速く利用できるエリアも広いことが特徴です。フレッツ光や光コラボレーションから乗り換えであれば工事費も必要ないため、乗り換えやすいというのも魅力。現在利用している光回線の速度が遅いと感じる人は、ぜひ、ocnひかりを契約して、快適な通信を行ってみてください。