broad wimaxの通信速度が遅いとSNSなどで言われていますが、本当にそうなのでしょうか。もし、遅いとすれば何か対処法があるはず。ということで、この記事ではbroad wimaxが本当に遅いのかという真相や、遅くなる原因、対処法などについて紹介します。気になる人は、ぜひご覧ください。
目次
broad wimaxだけ遅いというわけではない
broad wimaxは、遅い。ですが、通信速度はbroad wimaxに限って言えることではありません。例えばキャリアのスマホであっても、自宅で利用しているパソコンであっても通信速度が遅い場合もあります。そもそもwimaxは最新であればあるほど通信速度が速くなる傾向にあるため、旧式のものですと遅いのは当然なのです。因みに、wimaxの「ハイスピードプラスエリアモード」であれば最大通信速度は下り最大1,237Mbps。この通信速度は、利用する環境が良ければ光回線とは変わらないほどの高速通信です。
遅いbroad wimaxの原因
では、どうしてbroad wimaxの通信速度が遅くなってしまうのか。その原因についてここで紹介します。
ノーマルモードになっている
一つ目は、ノーマルモードになっているということです。wimaxの端末によっては、デフォルトで最大通信速度がノーマルモードの220Mbpsになっているものがあります。ハイパフォーマンスへ切り替えると440Mbpsへと速度が速くなり、改善される可能性も。ただしここで注意してほしいのは、ハイパフォーマンスの場合電池消費量が増します。そのためノーマルモードで問題ない場合は極力ノーマルモードのままで利用しましょう。
wifiが遅い規格
二つ目は、wifiが遅い規格であるということが考えられます。wifiには通信規格と呼ばれるものがあり、現在利用可能な端末は11acが最も速い規格です。11acの規格で通信を行うためには、5GHz帯の周波数が必要。wimax端末のデフォルトでは2.4GHzの周波数帯で設定されています。2.4GHzは11b/g/nを使う遅い規格。これを5GHzへ変更すれば速い規格の11acとなり、モバイルルーターとスマホ間のwifi通信が速くなるのです。
通信制限がかかっている
三つ目は、通信制限がかかっているということです。ギガ放題プランを選択すると3日で10GBを超えた場合、翌日18時~翌々日2時まで概ね1Mbps程度に速度制限がかかります。公式では、「概ね1Mbps程度」となってはいますが、実際は4~7Mbps程度。また、Broad wimaxでは、auのLTE通信を使うこともできますが、LTEでのデータ通信量が月間7GBを超えてしまうと、wimaxの速度も月末まで128Kbpsに制限されてしまうため、注意してください。
電波状況が悪い
四つ目は、電波状況が悪いということです。wimaxの電波は、ガラスなどには通りやすいですが、壁などの障害物には弱いです。LTEであればwimaxよりも強いため、wimaxの電波が入らないときは、LTEに切り替えてみるのもおすすめ。3年契約のプランを選択すればLTEが無料で利用できるオプションもあるため検討してみましょう。
回線が混雑している
五つ目は、回線が混雑しているということです。同じエリア内でたくさんの人が利用すると、回線の混雑が発生します。回線が混雑すれば通信速度が落ちてしまうのは当たり前。そんな時は、時間を置いて利用するようにしましょう。
遅いbroad wimaxで速度制限がかかるパターン
ではここで、遅いbroad wimaxで速度制限がかかるパターンについて紹介します。
3日間で上限を超えた
まずは、3日間で上限を超えた場合です。これは、上記の「通信制限がかかっている」と同じ状態。直近の3日間とは、いわば連続した3日間の通信量の合計が、10GB以上かどうかということ。ギガ放題プランのみに適用されることではありますが、この合計通信量を超えると制限がかかるため覚えておきましょう。
ライトプランで上限を超えた
続いては、ライトプランで上限を超えた場合です。これは、ギガ放題ではなく、制限ありのライトプランを選択している場合に適用されます。ライトプランでは、月額通信量の上限7GBを超えた時点から速度制限がかかります。この速度制限を避けるためには、利用する通信量を抑えるか、若しくはギガ放題プランへの変更を検討するしかありません。
ハイスピードプラスエリアモードで上限を超えた
続いては、ハイスピードプラスエリアモードで上限を超えた場合です。broad wimaxでは、2.4GHzや51GHzの他に4GLTEの電波も利用できます。これは、ハイスピードプラスエリアモードに対応した機種に限られますが、これを使い過ぎることで速度制限がかかります。ハイスピードプラスエリアモードの場合、1カ月で7GB以上使用すると速度制限の対象となります。
遅いbroad wimaxで速度制限がかかってしまうと
ではここで、遅いbroad wimaxで速度制限がかかってしまうとどうなってしまうのかについて紹介します。
ギガ放題の場合
ギガ放題の場合は、速度制限がかかったとしても、通信が遅くなってしまうのは上記で述べたように翌日の18時~2時までの8時間のみ。ネットの利用者が多い時間帯に制限がかかってしまうことは残念ではありますが、8時間だけ我慢すれば、通常通りの高速通信が利用できます。
ライトプランの場合
ライトプランの場合は、上限を超えた時点から月末まで制限がかかり続けます。一定期間で解除とはならないため遅いスピードで使い続けなければなりません。そのため月の初めから使い過ぎるのは避けましょう。
broad wimaxが遅い時の対処法
それではここで、broad wimaxが遅い時の対処法について紹介します。
電波感度をよくする
一つ目の対処法は、電波感度をよくするということです。電波感度をよくするということは、電波の届きやすい場所へ移動をしてみるということ。例えば、コンクリートのなどの建物の中で電波が弱いと感じた場合は、外に出て利用してみたり、窓際に移動して利用するなど、場所を変えるだけでも改善される可能性は高いです。
5GHz帯へ切り替える
二つ目の対処法は、5GHz帯へ切り替えてみるという事です。上記でも述べたように、5GHz帯へ切り替えることで11acの規格で通信を行うことができるようになります。また、5GHz帯は、周辺環境に阻害されづらく、建物が密集している地域や山間部でも安定した通信速度を確保してくれます。
クレードルを購入して改善する
三つ目の対処法は、クレードルを購入して改善するということです。これは、自宅で使用するときにのみ利用できる方法ではありますが、クレードルは、スタンドとしての役割だけでなく、電波環境を安定させ、通信速度を上げる効力もあります。簡単にできる方法ですので試してみてください。
最新機種に変える
四つ目の対処法は、最新機種に変えるということです。上記でも述べたように、broad wimaxは最新であればあるほど、通信速度が速いです。そのため、最新機種へ変えてみるのもおすすめの対処法と言えます。
遅いbroad wimaxからの乗り換えにおすすめのwimax
それでは最後に、遅いbroad wimaxからの乗り換えにおすすめのwimaxについて紹介します。
GMOとくとくBB wimax
GMOとくとくBB wimaxは、高額キャッシュバックが人気のwimaxです。最大34,800円のキャッシュバックを受け取ることができます。また、スマホ安心パックに加入すると+4,000円のキャッシュバックを受け取ることも可能。その他にも、端末代や専用クレードル代、送料全て無料で使えるなどサービスも満載です。
So-net モバイル wimax2+
So-net モバイル wimax2+は、SONYの子会社が運営する老舗プロバイダです。信頼度も高く、充実したサポートも特徴。auスマホやUQモバイルのスマホユーザーであれば、セット割も適用されるため、月々のスマホ料金を安くすることもできます。
カシモwimax
カシモwimaxは、業界最安級の月額料金が魅力のwimax。一か月目からの月額料金が1,380円~設定されています。また、通信容量無制限で利用することができたり、最新機器の利用も可能。通信も安定しているため、「遅い・繋がらない」といったことがほとんどありません。
UQ wimax
UQ wimaxは、様々なキャンペーンや特典を揃えているwimaxです。auスマホユーザーであれば月々のスマホ料金割引が適用。プランの変更が自由にできたり、サポート体制も抜群です。通信速度・月額料金共に、評価が高くユーザーを年々増やし続けています。
【まとめ】broad wimaxが遅い時は乗り換え検討もおすすめ
broad wimaxの通信速度が遅いことについて紹介しました。通信速度は簡単な方法で上げることができるものです。もし、現在利用しているbroad wimaxの速度が遅いと感じた場合は、今回紹介した対処法をぜひ試してみてください。