格安スマホの中でも人気の高いb mobile。b mobileは、日本通信株式会社が運営しています。そんなb mobileについてこの記事では紹介するわけですが、注目したのは「速度」。b mobileの速度は速いのか、それとも遅いのか。気になるという人もいると思いますので、詳しく紹介します。また、速度が遅いと感じた場合の対処法についてもまとめていますので、ぜひ、ご覧ください。
目次
b mobileの速度が遅くなる原因
b mobileは、冒頭でも述べたように通信会社が運営をしています。ですが、利用環境によっては遅くなってしまうことも。ではなぜ、速度が落ちてしまうのか。ここで詳しく紹介します。
回線が借り物
一つ目は、回線が借り物であるということです。b mobileは格安スマホです。格安スマホはキャリアの回線を間借りして通信を行っているため、回線が混みだすと優先されるのはキャリアのスマホ。そのため、速度が遅くなってしまうのです。
利用する時間帯
二つ目は利用する時間帯です。格安スマホの場合、通勤時間や昼休み、22時以降は通信が遅くなりがち。これは、b mobileにも同じことが言え、利用する時間帯によっては速度が落ちます。
利用する場所
三つ目は、利用する場所です。これは、格安スマホに限らずキャリアでも同じことが言えるのですが、各通信事業者によって利用できるエリアは異なります。また、山間部など電波を遮断するような場所であれば、通信が遅くなったり、利用でいないといった場合も。そのような理由から、利用する場所に速度が落ちることがあるのです。
電波干渉
四つ目は、電波干渉です。自宅でスマホやパソコンをwifiで繋いでインターネットを楽しむといったことも多いでしょう。ですが、電子レンジなど電波を発するものを近くに置いておくと、電波干渉が起き、通信に乱れが生じます。そのような事は、b mobileでも起きてしまうため、速度が乱れ遅くなります。
速度制限
五つ目は、速度制限です。b mobileを契約した際、契約している以上のデータ通信量を使うと、速度制限がかかります。この速度制限によって速度が落ちてしまうのです。
利用しているユーザーの数
六つ目は、利用しているユーザーの数です。格安スマホに限らず大手キャリアでも同じ回線を契約している皆が利用します。そのため、ユーザーの数が多ければ多いほど回線が混みあい、速度を落とす原因になるのです。
b mobileの速度を改善する方法
ここで、b mobileの速度を改善する方法を紹介します。
利用する場所を移動する
まずは、利用する場所を移動するということです。利用している場所が原因で速度を落としていることはよくあります。例えば、コンクリートの建物の中や地下など、電波が弱い場所は、b mobileであっても速度を落とす原因に。ですので、そんな時は利用する場所を変えてみましょう。
電源をON/OFFしてみる
続いては、電源をON/OFFしてみるという方法です。これは、設定画面でモバイル通信をON/OFFしてみるということです。何らかの理由で、スマホが電波を受信しにくくなっている場合は、モバイル通信をON/OFFと切り替えることで改善する場合があります。
再起動してみる
続いては、再起動してみるということです。これは電子機器の初歩的な改善方法ではありますが、スマホ自体になんらかのエラーが起きてしまっている場合も考えられるため、再起動してみるのもおすすめ。再起動させることによって、プログラムが本来格納されている場所に収まるため、改善する可能性が高いです。
初期化してみる
続いては、初期化してみるという方法です。これは、最終手段として試してほしい方法です。初期化するということはリセットさせるということですので、初期化する前に、バックをとるなど必要な対策をしてから行いましょう。
【速度以外】b mobileの料金プラン
ではここで、b mobileの料金プランについて紹介します。b mobileは利用したデータ通信量によって料金が増えていく従量制です。また利用できる回線は、ドコモとソフトバンクです。
990ジャストフィットSIM
990ジャストフィットSIMは、最低月額料金を990円に定めたプランです。ソフトバンクのiPhoneかドコモのスマホで使え、音声通話にも対応しています。基本料金にデータ通信1GBがついており、これを超えない場合は最低料金の990円。基本通信量を超えた分は、1GBごとに料金が加算。月間最大使用量は15GBであり、加算料金は10GBまでは1GBあたり500円、10GB以上は1GBあたり350円となります。
190Pad SIM
190Pad SIMは、データ通信専用SIMのプランで、月額最低料金は190円と破格の安さがポイントです。基本データ使用量は100MBでそれを超えると、1GBあたり350円が加算されます。最大使用量は10GBもあり、最大でも月額3,690円と安いです。
START SIM
START SIMは音声通話に対応し月額1.5GBで1,380円で利用できます。ですが、利用できるのはドコモ回線のみ。基本使用量を超えた分は、低速モードで引き続き利用できます。また、b mobile電話アプリを使えば、通常30秒で20円の通話料金を半額の10円で利用可能。通話が多い人におすすめです。
【速度を含む】b mobileのメリット
ではここで、b mobileのメリットについて紹介します。
プランが豊富
一つ目のメリットは、プランが豊富であるということです。上記で紹介したように、b mobileはプランの数が豊富です。選べるプランが多いと利用する側にとっては、自分にピッタリなプランが見つけやすくもなります。
アプリを使うと通話料が半額
二つ目のメリットは、アプリを使うと通話料が半額なるということです。通常格安スマホで通話を行うと30秒で20円かかります。これはキャリアと比べて高いです。ですが、b mobileは専用のアプリを利用することで、通話量が半額に。アプリを利用せずにかけた場合は、30秒で20円かかりますので、注意しください。
従量制プランで無駄がない
三つ目のメリットは、従量制プランで無駄がないということです。これはb mobile独自の料金設定方法。使った分だけ支払うわけですから、データ通信量にしても料金にしても無駄がありません。無駄がないということは、節約にも繋がります。
ガラケーでも利用可能
四つ目メリットは、ガラケーでも利用可能ということです。格安スマホであれば、利用できるのはスマホのみと思いがちですが、実はガラケーであっても利用は可能です。そのため、b mobileに乗り換えたからと言って、ガラケーを使うのを諦める必要はありません。
キャリアのスマホがそのまま利用できる
五つ目のメリットは、キャリアのスマホがそのまま利用できるということです。SIM端末であれば格安スマホとして利用することは可能です。今まで使っていた端末をそのまま利用することができるのであれば、新しく端末を購入する費用が浮くため、節約にもなります。
【速度を含む】b mobileのデメリット
では最後に、b mobileのデメリットについて紹介します。
キャリアと比べると通信速度が遅い
一つ目のデメリットは、キャリアと比べると通信速度が遅いということです。格安スマホはキャリアの回線を間借りして通信を行います。そのため、回線が混みだすと優先されるのはキャリアのスマホ。どのような理由から通信速度が遅くなってしまうのです。
キャリアメールが利用できない
二つ目のデメリットは、キャリアメールが利用できないということです。キャリアメールとは、「@docomo.ne.jp」のようにキャリアから提供されているメールアドレス。このキャリアメールは格安スマホでは利用できません。そのため、GmailやYahoo!メールといったフリーメールを使うことになります。
自分で設定を行う
三つ目のデメリットは、自分で設定と行うということです。bmobileは実店舗が存在しません。キャリアであれば店頭を訪れて契約し、必要な設定を行ってくれますが、実店舗のないb mobileでは、自分で必要な設定を行わなければならないのです。
LINEのID検索ができない
四つ目のデメリットは、LINEのID検索ができないということです。LINEのID検索では、年齢確認ができるシステムが必要となります。キャリアではこのシステムが導入されていますが、格安スマホである b mobileには、このシステムの導入がされていません。そのため、LINEのID検索ができないのです。
テザリングが利用できない場合がある
五つ目のデメリットは、テザリングが利用できない場合があるということです。テザリングとは、自分のスマホをwifiスポットの様に使って、様々な機器を接続する機能のこと。端末によっては、この機能が搭載されていないものもあるため、利用できない場合があるというわけです。
【まとめ】速度で選ぶならb mobileがおすすめ
b mobileの通信速度について紹介しました。b mobileはキャリアの回線を間借りしているため、キャリアと比べると通信速度は劣ります。が、通信に困るほどの速度ではありません。ぜひ、b mobileに乗り換えて月々の料金をお得にしましょう。