スマホの一つの支払い方法である口座振替。キャリアのスマホであれば口座振替を選択できることは広く知れていますが、格安スマホではどうでしょう。格安スマホは、クレジットカード払いが主流です。ですが中には、口座振替ができる通信事業者もあるということが分かりました。そんな格安スマホの口座振替についてこの記事では紹介。口座振替にするメリットやデメリットを始め、口座振替にする注意点についてまとめました。興味のある人は、ぜひご覧ください。
目次
格安スマホは口座振替が可能
冒頭でも述べたように、格安スマホであっても口座振替にすることか可能です。ですが、一つ問題点も。格安スマホはほとんどの通信事業者がクレジットカード払いを推奨しているため、口座振替ができる通信事業者は極めて少ないということです。そのため、口座振替を希望して格安スマホを選ぶのであれば、選択肢もそれだけ少なくなります。
格安スマホを口座振替にするメリット
ではここで、格安スマホを口座振替にするメリットについて紹介します。
クレジットカードなしでも契約可能
一つ目のメリットは、クレジットカードなしで契約することができるということです。これまで、格安スマホはクレジットカード払いが主流でした。何故なら、クレジットカード払いにすると、端末代金や月額料金の支払いができるかどうかの能力を知ることができるからです。ですが、クレジットカード払い一択にしてしまうと、契約できるユーザーの数が限られ、増やすことができません。そのような理由から、口座振替の支払いを打ち出したのではないでしょうか。
支払いの手間がかからない
二つ目のメリットは、支払いの手間がかからないということです。口座振替であれば、わざわざ店舗やコンビニなどを訪れることなく、支払いが完了します。そのため、手間もかからず楽です。
支払いを忘れたり遅らせることが少なくなる
三つ目のメリットは、支払いを忘れたり遅らせることが少なくなるということです。口座に必要な額を前もって入れて置けば、支払い期日になると勝手に引き落としがされます。そのため、払い忘れたり遅らせることが少なくなり、通信事業者に対しても迷惑をかけることがありません。
格安スマホを口座振替にするデメリット
ここで、格安スマホの口座振替にするデメリットを紹介します。
口座振替を推奨している事業者が少ない
一つ目のデメリットは、口座振替を推奨している事業者が少ないということです。これは、上記でも述べたように、口座振替を推奨している通信事業者はそれほど多くありません。そのため、口座振替を選択するためには、数少ない通信事業者の中から選ばなければならないのです。
端末本体の支払いが適用不可となる事業者が多い
二つ目のデメリットは、端末本体の支払いが適用不可となる事業者が多いということです。クレジットカード払いであれば、端末本体代も月々の料金支払いと一緒に分割で支払うことができるのですが、口座振替の場合は適用されないところがほとんどです。
手数料がかかる
三つ目のデメリットは、手数料がかかるということです。クレジットカード払いでは、手数料は一切かかりませんが、口座振替の場合は、1回で200円ほどかかります。年間にすると2,400円もかかってしまうため、その点は少しもったいない気がします。
手続きが面倒
四つ目のデメリットは、手続きが面倒であるということです。クレジットカードであれば、契約の際、番号を入力して即完了となるわけですが、口座振替の場合は、書類を取り寄せて記入し、また、郵送しなければなりません。そのため、格安スマホを始められる期間が延びてしまうのです。
支払い方法が確定するまでコンビニ払い
五つ目のデメリットは、支払い方法が確定するまでコンビニ払いになるということです。上記のように、書類を書いて郵送すると、書類が通信事業者に届いて承認されるまで時間がかかります。承認されなければ口座振替にできないため、承認が確認されるまではコンビニ払いをすることになります。
審査がある
六つ目のデメリットは、審査があるということです。口座振替を選択したからと言って必ず口座振替にできるとは限りません。クレジットカード払いのように、口座振替であっても審査はあります。
格安スマホで口座振替にする際の注意点
ではここで、格安スマホで口座振替にする際の注意点について紹介します。
対応している金融機関が限定される
まずは、対応している金融機関が限定されるということです。格安スマホで口座振替を契約する際、各通信事業者によって、対応している銀行は異なります。そのため、自分が住んでいる場所から距離が離れすぎている銀行が指定されている場合は、振込に行くのが大変です。手間を省くためにも、できるだけ近くにある指定の銀行を選んだ方が無難です。
ポイント還元がない
続いては、ポイントが還元されないということです。クレジットカード払いにすると、使った料金分のポイントが還元されますが、口座振替の場合は、ポイントは還元されません。長期的な契約のことを考えると、とてももったいないです。
承認されるまで時間がかかる
続いては、承認されるまで時間がかかるということです。これは上記のデメリットでも述べたように、書類の郵送によって手続きが遅れてしまううえ、通信事業者の手元に書類が届いてから承認手続きが開始されるため、どうしても時間がかかってしまうのです。
口座振替可能な格安スマホ事業者
それでは最後に、口座振替可能な格安スマホ事業者を紹介します。
UQ mobile
UQ mobileは、「おしゃべりプラン」「ぴったりプラン」の2つのシンプルプランを用意している格安スマホ事業者です。au回線を利用しているため、通信速度も速いです。UQ mobileでは、プランを問わず口座振替が可能。新規契約時に限りキャッシュカードを持参すれば、店頭で口座登録手続きを実施できます。ただし、一部の金融機関では店頭登録ができず、後日郵送されてくる口座振替依頼書を記入し、返送する必要があります。オンラインでの申し込みの際も返送作業ですので注意してください。現在UQ mobileを利用中で、クレジットカード・デビットカード払いにしている人は、「My UQ」から口座振替の手続きを行うことができます。
<3>LINEモバイル
LINEモバイルは、口座振替での契約は不可能ではありますが、銀行口座からチャージできるプリペイドカード「LINE Payカード」を使うことで、クレジットカードを持っていなくても契約することができます。LINE Payカードは、プリペイド式カードなので、審査や本人確認などが一切必要ありません。また、手数料や年会費もかかりません。LINE Pay カードを手に入れる方法は、LINEアプリから申し込みのみです。
BIGLOBEモバイル
BIGLOBEモバイルは、ドコモとauの回線から選ぶことができる格安スマホ事業者です。一押しなのが、「エンタメフリーオプション」。これは、YouTubeやGoogle Play Musicなどの動画・音楽関連の対象サービスでのデータ通信量がかからなくなるサービスで、大変人気を集めています。基本的にデータ通信専用simのみ口座振替が可能。Webでの新規申し込みの際、口座振替にチェックを入れることで口座振替での支払いを申し込むことができますが、後日、BIGLOBEモバイルから送られてくる支払い方法登録申込書に必要事項を記入し、必ず10日以内に返送する必要があります。因みに、BIGLOBEの口座振替手数料には216円かかります。
楽天モバイル
楽天モバイルは、セット販売しているスマホが豊富であったり、楽天スーパーポイントが貯まり月々の支払にも利用できるという魅力があります。各地に実店舗もあるためサポートも万全。料金プランは、「組み合わせプラン」と「スーパーホーダイ」の2つ。いずれも余ったデータ通信量は翌月に繰り越すことができます。また、楽天モバイルではデータsimと音声simの両方で口座振替による支払いができます。契約者本人名義の銀行口座のみ引き落としが可能ですが、引き落としごとに手数料108円かかります。
Y!mobile
Y!mobileは、「だれとでも10分かけ放題」という通話無料サービスが基本。これは、10分以内の通話が何度かけても無料となるオプションです。音声simでは珍しい最低利用期間が設定されていないスマホベーシックプランも用意されています。このプランであれば、いつ解約しても解約金が発生しません。Y!mobileでは、データsim・音声sim・スマホセットのいずれの契約でも口座振替可能。手数料無料です。ただし、口座振替の登録は原則としてワイモバイルショップのみとなっていますので、注意してください。
【まとめ】格安スマホは口座振替の支払いがおすすめ
格安スマホの口座振替について紹介しました。口座振替にすることで、月々の料金支払いを忘れることもないですし、支払いの手間もかかりません。また、クレジットカードを持っていない人でも格安スマホの契約が可能です。格安スマホの支払いは、ぜひ口座振替を選択してみてはいかがでしょう。