入学試験・資格試験・生涯学習・語学習得など、勉強する機会は何かと訪れるものです。
勉強と言えば、やはり机ですることが多いですよね。
本記事では勉強に適した机について、風水の観点で解説します。
目次
風水が勉強に効く?重要な机の配置
風水が勉強対策になると言われても、あまりピンとこないかもしれません。
風水は運気の上げ下げで合格率などに影響するとしても、勉強そのものには関係ないのでは?
・・・そのように思われる方もいるでしょう。
しかし風水を取り入れることによって、勉強の効率はぐんと向上させることができるのです。
風水は気の流れで心身をリードする
そもそも風水は、古代中国で生まれた一種の環境学です。
万物に流れているとされる「気」を整えることによって、人間の心身を良い状態に保とうというのが風水の基本的な考えです。
気を整えるには、生活する環境の中であらゆることのバランスを取っていくことが重要です。
このバランスは「陰陽五行」の考え方によって判断されます。
物事は全て「陰と陽」および「木・土・火・水・金」の五行によって構成されており、それらのバランスを考えることによって良い気が流れるようになるのです。
陰陽五行のバランスは、間取りや家具の配置などにも影響されます。
すなわち勉強部屋の位置や学習机の配置によって、勉強する際の心身の状態も変わってくるということなのです。
集中力の向上にも有効な風水
気持ちが沈んでいたり体調が悪かったりしたら、勉強もはかどりませんよね。
風水によって良い気が流れるようにすれば、心や体の状態は良好になります。
当然勉強にも身が入るようになるということです。
また風水では、TPOに合わせた環境を整えるように考えます。
ゆったりとリラックスしたいリビングルームと、ぐっと集中したい勉強部屋や書斎では、風水面での対応も異なってくるのです。
さらに同じ部屋の中でも、ベッドと机では役割が全く違います。
学習机には勉強へ集中するような、ベッドには静かに休めるような気の流れを作る必要があるのです。
このように風水を上手に取り入れることによって、勉強に最適な空間を作ることができます。
風水で学習環境を整えよう
勉強は想像以上に、多くのパワーを必要とします。
じっくり集中できる環境でないと、勉強した内容が頭の中になかなか入ってきません。
ではどんな環境を整えたら、気を散らさず学習できるようになるのでしょうか。
好みや考え方は、人によって様々です。
たとえば物音ひとつしない所が物事に没頭できるという人もいれば、BGMが流れている方が却って頭が冴えるという人もいるでしょう。
一口に集中できる環境と言っても、なかなか難しいですね。
そんな時こそ、風水の考えを取り入れてみてはいかがでしょうか。
風水的にGoodな勉強机の配置
それでは実際に、風水的によいとされる勉強机の配置について見ていきましょう。
北や東が吉
風水では方位にも意味があります。
昔は太陽をはじめとする天体の動きや風向きなどが現代以上に生活環境へ影響を与えたため、特に方角を気にしていたのでしょう。
勉強に向いている方角は、風水的には北です。
北の方位は、落ち着きや静けさにつながる「水」の気を持っています。
また水の毛には浄化作用もあるので、学習上の疑問点・不明点が解消しやすくなります。
学習意欲を高めるという点では、東もおすすめです。
東は「木」の気を持っており、生長のパワーが流入する方角です。
朝日が昇る方位でもあり、何かに取り組むモチベーションをアップさせる特性があります。
勉強机を置く位置は、部屋の中で北あるいは東側の壁がよいでしょう。
梁の下や柱の近くは避ける
部屋の中に出っ張った壁のことを、風水では「欠け」と言って忌避します。
欠けの部分はその尖った先端が殺気を持ち、悪い気を引き寄せるのです。
とは言え家の構造上、柱や配管の部分が欠けになってしまうことはよくあります。
もし勉強部屋に欠けがある場合、その近くに机は置かない方がよいでしょう。
もし机をそこにしか置きようがない場合は、近くに観葉植物を配置することで良い気の流れを補うことができます。
天井についても、部屋の中へ出っ張った梁の下は避けた方がよいとされています。
理由は壁の欠けと同様で、低くなっている部分が良い気の流れを妨げるためです。
ドアや窓の位置関係にも注意
一般的に机を置くのは窓際がよいとされていますが、窓のそばの学習机は風水的にはNGなので注意しましょう。
窓は気が流入・流出するところであり、窓の近くは気のバランスが乱れやすいのです。
そのため風水では、窓際の机で勉強すると集中力が落ちるとされています。
もし窓の前にしか机を置くことができない場合は、勉強中はカーテンを閉めるとよいでしょう。
また机に向かった時に、背後にドアや窓があるような位置も避ける必要があります。
風水では座った際背中にできる空間を「背空殺」と言い、運気を下げる原因と言われています。
従って本当は机を壁から離して配置し、背中側に壁が来るように椅子を置くのが理想です。
しかし日本の住宅事情では、そのような配置は難しいことが多いでしょう。
背もたれが大きめの椅子にして真後ろが反対側の壁になるようにすれば、背空殺の状態は避けられます。
しかし反対側にドアや窓があると、背空殺になってしまうのです。
机を壁に向けて置く場合、窓やドアが横に来るようにしましょう。
勉強机を風水でさらにパワーアップする方法
机を置く場所以外にも、風水によって勉強がはかどる方法があります。
そのいくつかをご紹介しましょう。
青い色で集中力アップ
風水では方角同様、色も気の流れを整えるための重要なポイントになります。
学習効率をアップさせるのに向いている色は、ずばり青色です。
青は「木」の気を持っており、成長や発展に関係しています。
また冷静・集中といった特性とも深く結びついているので、勉強運を上げるにはとても適した色なのです。
とは言え、学習机の上を青いもので埋めつくす必要はありません。
風水ではバランスを重んじるので、やり過ぎは却って逆効果です。
机の近くの壁に青いイメージの絵画やポスターを貼ることで、十分効果が得られます。
ただし人物が描かれたものは避け、抽象模様や風景を扱ったものにしましょう。
人の気配はたとえそれがイラストや写真であったとしても、気の流れに影響して集中力を乱します。
掃除と整理整頓で運気向上
風水で最も重要なのは、清潔と整理整頓です。
汚れや乱雑は悪い気を呼び込み、運気を下げる原因になります。
これは勉強机でも同様です。
机の上には必要なものだけを出し、使い終わったらきちんとしまうようにしましょう。
参考書やノートが山積みになっていたりお菓子や食器が散らかっているような机は、勉強運を下げてしまいます。
勉強になかなか手が着かない・始めてもすぐに中断してしまうといった状態にある人は、まずは机の上を片付けることを意識してみるとよいでしょう。
机の材質
最後に机そのものの良し悪しについて取り上げます。
風水的に勉強に向いている机というものはあるのでしょうか。
まず机の材質ですが、風水の観点からは木製が望ましいです。
風水では自然のパワーを取り込むことで、運気が上がります。
木材は言うまでもなく「木」の気を持っており、青色と同様勉強運アップに効果的です。
できれば天然木だとなおよいでしょう。
まとめ
以上で本記事を終わります。
風水は気の流れで心身の状態を整えるものであり、勉強にも効果があります。
勉強運を上げるためには、北や東に机を置くとよいでしょう。
窓やドアの位置、机周りの色使いや整頓にも気を付けてみましょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。