種類が多く選び方やセルフでのやり方が分からないとよく言われるまつ毛パーマの王道であるロット式。
まつ毛パーマはまつ毛へのダメージが多くありそうだと思われている方は、少なくありません。もしかしたら、今この記事を読んでくださっている方もまつ毛パーマへの印象はあまり良いものでは、ないかもしれません。
そこで今回は、まつ毛パーマのロット式の基本知識として知っておきたいメリット・デメリットとセルフでのやり方について解説していきます。
これからまつ毛パーマを始めようと思っている方やセルフでのやり方が気になる方は、是非参考にしてください。
目次
まつ毛パーマのロット式について
まつ毛パーマロット式のメリット・デメリットを解説する前にロット式についてご説明しましょう。
まつ毛パーマのロット式は、まつ毛にパーマ液を塗ってロットにしっかりとまつ毛を巻き上げた状態で固定します。その後は、まつ毛が巻きあがった状態に固定されるまで待ちます。ロットを外せば完成です。
ロットの選び方のポイントについて
ロットの選び方のポイントは、3つです。
- まぶたの形
- 希望の仕上がりデザイン
- まつ毛の長さ
この3つのポイントからロットを選びます。選ぶロットによって、仕上がりのデザインは大きく変わります。セルフでやる際もこの3つに合っているロットを選ばないと理想の形どころかまつ毛が巻き上がらないこともあるのです。
ロットの種類について
ロットの選び方が分かったら、次はロットの種類を選びます。
ロットの種類は、4つです。
- らくちんロット
- シリコンロット
- くるりんロット
- シルコンロット
らくちんロットは安定感があります。セルフで初めてまつ毛パーマをやる方は、くるりんロットを選ぶことをおすすめします。ロットに「補助スリット」というまつ毛の巻き上げを手伝ってくれる溝がついているので、簡単にまつ毛を巻き上げることができるでしょう。
ロットのサイズについて
服や靴と同様にロットにもサイズがあり、まぶたに合ったサイズを選びます。
ロットのサイズは、4つです。1番長いまつ毛に合わせてサイズを選びます。SSサイズはないものもあるので、基本は3種類です。
- SSサイズ:まつ毛の長さ6㎜以内(対応していない物もあり)
- Sサイズ:まつ毛の長さ7~8㎜
- Mサイズ:まつ毛の長さ8~9㎜
- Lサイズ:まつ毛の長さ10㎜以上
カールが緩やかな仕上がりを希望する場合は、1つ大きいサイズを選びましょう。サイズがあっていないとまつ毛が巻き上がらなかったり、まつ毛が折れ曲がることがあります。その為サイズは、ピッタリのものか1つ大きいサイズを選びましょう。
まつ毛パーマのロット式のメリット
まつ毛パーマロット式のメリットは、3つあります。
- ロットをまぶたの形に合わせて選べるため、カールにムラがない
- ロットの吸着力によって圧迫がないこととまつ毛の状態に合わせてパーマ液を調整するので、ダメージレスである
- ロットの種類が多いため、まつ毛に合ったカールと目元に合ったデザインが作れる
全くまつ毛パーマのロット式を知らない方は、まつ毛を上に巻き上げるだけしか効果がないと思われている方は多いでしょう。さらに、ダメージが大きいのではないかと心配してしまいまつエクを選ぶ人もいるようです。
しかしロット式は、まつ毛に合ったカールも目元に合ったデザインも作ることができます。しかもまつ毛の状態に合わせてパーマ液を調整してくれるので、ダメージレスです。自分自身のまつ毛を大切にしたいと考える人の多くがまつ毛パーマを選んでいます。
まつ毛パーマのロット式のデメリット
まつ毛パーマロット式のデメリットは、4つあります。
- ロットの種類が多いため、自分に合うものを見つけるまでに時間がかかる
- セルフの場合は、ロットを使いこなせるようになるまでに時間と研究が必要
- セルフの場合は、まつ毛のコンディションに合わせてパーマ液を変えられないので、ダメージが大きくなってしまうことが多い
- 正確な巻き上げができなかった場合、まつ毛が折れることもある
最近では、まつ毛パーマだけでなく、まつエクもセルフで行う方もいるほどです。しかし、セルフでやるかサロンに行くか迷っている人がいるのであれば、ぜひサロンに行って施術してもらってください。まつ毛パーマもまつエクもセルフでやって、サロンと同じような仕上がりには、なかなかなりません。
自分自身のまつ毛が綺麗に巻き上がったり増えたりするどころか抜けたり、折れたりしてしまうかもしれません。だからこそお気に入りのサロンを探しましょう。
セルフでまつ毛パーマロット式をやる方法
どんなに上手にセルフでやるよりもサロンに行った方が良いということは、全員が分かっていることです。しかし、サロンに行く時間がないほど忙しい方や金銭的に余裕がない方はセルフでやらざるおえません。
セルフでやるのなら、極力失敗しないようにしたいものです。そこで、セルフまつ毛パーマのやり方を細かく解説していきます。
セルフまつ毛パーマで用意するものについて
- スタンド式の鏡 ・爪楊枝
- コットン ・水
- 綿棒 ・付けまつ毛用のノリ
- ロット(まぶたに合う幅にカットしておく) ・まつ毛パーマ液 2種類
- 水溶性のノリ(透明なものを選びましょう)
用意するものだけでこれだけあるので、まつ毛パーマ用キッドを購入していただくのが1番手間がかかりません。
セルフまつげパーマのやり方
- すっぴんの状態で目元が清潔か確認し、ロットにまつ毛がかかりやすくする為に、まつ毛をビューラーでカールさせます。
- ロットに付けまつ毛用のノリをつけて、まぶたの際からロットを貼り付けてください。(ビューラーでまつ毛をカールさせているので、まつ毛がロットの下にならないように気をつけましょう)
- ロットに水溶性のノリをつけて、爪楊枝でまつ毛をロットに貼り付けます(爪楊枝を横にして、まつ毛全体を上げると貼り付けやすいです)
- 貼り付けたら、爪楊枝でまつ毛を1本ずつ整えましょう。(乾いてしまった場合は、水に浸した綿棒でまつ毛を濡らすとノリが溶けます)
- パーマ液を塗ります。(2つのパーマ液は役割が違うので塗る順番を間違えないでください)1種類目は、まつ毛を柔らかくするためのパーマ液を塗ります。(根本の1㎜程は塗らないでください)綿棒でパーマ液をしっかり取って、まつ毛が見えなくなるくらいまで塗ります。塗ったら、指定時間通り放置してください。
- 時間が経過したら、水を含ませたコットンでパーマ液を拭き取ります。しっかり拭き取らないと巻き上がりが弱くなるので、しっかり拭き取ってください。
- 2種類目は、まつ毛を固定させるためのパーマ液を塗ります。塗る量は、1種類目と同様です。そして指定時間放置してください。
- 時間が経過したら、水を含ませたコットンでパーマ液を拭き取ります。
- コットンで濡らして、ロットを外します。
- コットンや綿棒などで、まつ毛に乗っているパーマ液やノリを拭き取っておしまいです。
まつ毛パーマでまつ毛はダメージを受けているので、適度にまつ毛美容液を塗ることをおすすめします。
まとめ
今回は、まつ毛パーマのロット式の基本知識として知っておきたいメリット・デメリットとセルフでのやり方について解説致しました。
まつ毛パーマロット式のメリット・デメリットを1つでも多く知って、まつ毛パーマって良いかもと思っていただけると幸いです。まつ毛パーマとまつエクで迷っている方は、ぜひ1度まつ毛パーマのサロンに行ってみてください。自分自身のまつ毛だけでも、目元を華やかにできることに驚かされると思います。
またセルフでのやり方もご紹介したので挑戦される方は、まつ毛ケアを忘れずにしてください。
最後までご覧いただきありがとうございました。