訳あって格安SIMを、銀行引き落としで契約したい。銀行引き落としに対応した格安SIMは無いのか?」
このような悩みを抱えているユーザーに向けて、本記事では「銀行引き落としに対応ししているおすすめ格安SIM」を5社紹介します。
格安SIMの通信費を引き落とす方法はクレジットカードが一般的でが、銀行引き落としに対応した格安SIMも存在します。またデビットカードやキャッシュレス決済に対応した格安SIMもあります。
とはいえ現状、格安SIMの支払い方法はクレジットカード決済が一般的です。口座振替を選択する場合、クレジットカード決済と比べて利用できるサービスが制限されるケースもあるので注意しましょう。
目次
格安SIM契約は銀行引き落とし(口座振替)ができるのか?
結論ですが、銀行引き落としに対応している格安SIM会社はあります。
銀行引き落とし(口座振替)で格安SIMは契約できる
銀行引き落としでも格安SIMは契約できます。ただし残念ながら、銀行引き落としに対応している格安SIMはそう多くありません。
格安SIMの月額料金引き落としは、一般的にはクレジットカード決済が主流です。銀行引き落としに対応していない格安SIMは多くないので注意が必要です。
とはいえ、クレジットカード決済以外にもデビットカード決済やプリペイドSIM、キャッシュレス決済に対応した格安SIM会社もあります。自分に合った支払い方法を採用している格安SIM会社はないか、下記で紹介するおすすめ格安SIM5社から探してみましょう。
キャッシュレス決済利用で銀行引き落とし(口座振替)も可能
事前に金額をチャージするタイプのキャッシュレス決済の場合、チャージ方法を銀行引き落としにすることで、格安SIMを実質的に銀行引き落としで契約することも可能です。
代表的な格安SIMのキャッシュレス決済は、LINEモバイルによるLINE Payカード決済が挙げられます。
銀行引き落とし(口座振替)ができる格安SIM5選
以下では銀行引き落としに対応している格安SIMを5社ほど紹介します。
銀行引き落としできる格安SIM1:UQ-mobile
UQモバイルでは下記の決済方法に対応しています。
- クレジットカード決済
- 口座振替
※オンラインショップおよび新規申し込み窓口での新規契約(MNP転入以外)はクレジットカード決済のみ対応しています。詳しくは公式サイトをチェック。
UQモバイルはauのサブブランドで、格安SIMながらも安定して高速通信できるのが強み。データ通信SIMのみですが、最大500kbpsでインターネット通信し放題の「データ無制限プラン」に対応しているのがポイントです。
銀行引き落としできる格安SIM2:楽天モバイル
楽天モバイルでは下記の決済方法に対応しています。
- クレジットカード
- デビットカード
- 口座振替
- 楽天スーパーポイント
デビットカードは端末・アクセサリーの分割払いに対応していない点、口座振替は端末・アクセサリー購入にそもそも対応していない点に注意が必要です。詳しくは公式サイトをチェック。
楽天モバイルは速度制限がかかっても最大1Mbpsで通信できる「スーパーホーダイ」が特徴的なプランです。またスーパーホーダイには10分間の国内通話かけ放題サービスもついており、かつ楽天ポイントも溜まりやすくなります。ただしスーパーホーダイはドコモ回線のみ対応なので注意しましょう。
銀行引き落としできる格安SIM3:Y!モバイル
Y!モバイルでは下記の決済方法に対応しています。
- クレジットカード決済
- 口座振替
口座振替はワイモバイルショップもしくは郵送での申し込みにのみ対応している(インターネット申し込みに対応していない)ので注意しましょう。詳しくは公式サイトをチェック。
Y!モバイルはソフトバンクのサブブランドで、ソフトバンク回線をそのまま利用しているため通信速度が高速かつ安定しているのが特徴です。
またベーシックプランだと10分間の国内通話かけ放題サービスが付属し、Yahoo!プレミアムの特典も使える点がポイント。
銀行引き落としできる格安SIM4:LINEモバイル
LINEモバイルでは下記の決済方法に対応しています。
- クレジットカード決済
- LINE Pay決済
- LINE Payカード決済
LINE Payカード決済はプリペイド式のキャッシュレス決済方法です。チャージ先を銀行口座に指定することで、実質的に口座振替に対応しています。ただしLINE Payカードの金額が不足していると引き落としが完了せず、期日までに入金できないと強制的に解約となってしまうので気を付けましょう。詳しくは公式サイトをチェック。
LINEモバイルはコミュニケーションアプリ「LINE」の運営する格安SIM。LINEで利用した通信量はカウント対象外になる「カウントフリー・オプション」に対応しているのが強みです。また格安SIMで唯一、LINEの年齢確認に対応しているのもポイントです。
銀行引き落としできる格安SIM5:BIGLOBEモバイル
BIGLOBEモバイルでは下記の決済方法に対応しています。
- クレジットカード決済
- 口座振替(※データ通信専用SIMのみ)
残念ながら、BIGLOBEモバイルで口座振替を選択すると音声通話SIMは契約できません。詳しくは公式サイトをチェック。
BIGLOBEモバイルの特徴はYouTubeやAbemaTV、dマガジンなどのサービスでかかった通信量がカウント対象外となる「エンタメフリー・オプション」を提供しているのがポイント。3GB以上の通信プランを契約しているユーザーであれば、誰でも申し込み可能です。
格安SIMを銀行引き落とし(口座振替)にするメリット・デメリット
下記では格安SIMの月額料金を銀行引き落としで決済するメリット・デメリットについて解説します。
結論ですが、銀行引き落としで格安SIMの月額料金を支払うメリットは多くありません。
銀行引き落としで格安SIMを契約するメリット:クレジットカードが必要ない
銀行引き落としで格安SIMを契約するメリットは、クレジットカードがない人でも格安SIMを契約できることです。
格安SIMを契約して通信費を節約したいのに、クレジットカードがないばかりに契約できないなんて困りますよね。クレジットカードがない人も、口座振替に対応した格安SIMと契約して、月々の通信費を節約しましょう。
銀行引き落としで格安SIMを契約するデメリット:選択できるプランが制限される
銀行引き落としで格安SIMと契約する最大のデメリットは、契約できる通信プランが限られてしまうことです。また端末とのセット販売も、銀行引き落としによる決済には対応していないケースが多いです。他にも格安SIMが実施しているお得なキャンペーンは、クレジットカード決済を前提としているモノが多いです。
このように、通信プランによっては銀行引き落としに対応していないものもあり、ケースによっては自分の希望する通信プランを契約できないかもしれません。
格安SIMを銀行引き落とし(口座振替)にするためのQ&A
下記では格安SIMの通信料を銀行引き落としにする場合によくある質問とその回答を解説します。
すぐに回線契約できる?
銀行引き落としの場合、格安SIMによっては申し込み用紙を郵送で送ってくれる会社もあります。その場合郵送にかかる日数分、回線契約の申し込み手続きスケジュールは後ろ倒しになります。
またクレジットカードと同様にウェブ上から回線契約しても、SIMカードが届くまで数日かかります。口座振替でもクレジットカード決済でも、回線切り替えには時間が必要だと覚えておきましょう。
上記以外の格安SIMも銀行引き落としで契約できる?
ご希望の格安SIMから銀行引き落としに対応しているかどうかは、各自公式ホームページから確認しましょう。
本記事で紹介している格安SIM5社は、2022年末現在、銀行引き落としに対応している主要な格安SIMです。
スマートフォンの通信契約プランはよく変更されるので、こまめにチェックしてみましょう。
未成年でも契約できる?
保護者の同意があれば未成年でも格安SIMを契約可能です。また18歳以上であれば、自分名義で契約することも可能。
ただし18歳未満の場合は、基本的に自分名義での格安SIM契約は不可能なので注意しましょう。
プリペイドSIMって何?
コンビニや家電量販店、空港などで購入できる「データ通信専用SIM」のことです。格安SIMや大手キャリアとの契約は長期間利用を前提としていますが、プリペイドSIMは1~3カ月の短期契約を前提としています。またプリペイドSIMは店頭で面倒な契約手続きをする必要がないので、使いたいときに手軽に利用できるのがポイント。
ただしプリペイドSIMは音声通話に対応していないので、あくまで”お試し用””緊急用”としておすすめします。プリペイドSIMは海外旅行などで、国外からのデータ通信が必要になったとき重宝します。いざという時のために、存在だけでも覚えておきましょう。
まとめ:銀行引き落とし(口座振替)でも格安SIM契約は可能
いかがでしたか。
銀行引き落としに対応している格安SIMは決して少なくありません。またデビットカード決済やキャッシュレス決済など、決済方法も多様化しており、格安SIMの契約にクレジットカードはマストではありません。
とは言え、クレジットカードを持っていた方が格安SIMをお得に契約できる可能性が高いという現実は否定できません。銀行引き落としでも格安SIMは契約できますが、特にこだわりがないのであればクレジットカード決済がお勧めです。