近年人気のまつげのエクステですが、その人気と同時にマツエクの施術を行うサロンも多く見られるようになりました。
その数多くあるサロンの中から、自分に合うサロンを見つけるのはとても大変ですよね。
特に目元は体の中でもデリケートな部分なので、施術によるトラブルも起きやすいです。お店選びで失敗してトラブルを抱えないためにも、ぜひチェックして頂きたいポイントをまとめました。
これから初めてマツエクに挑戦しようとしている方や、今のサロンに満足できていない方へ参考にして頂ければと思います。
目次
美容師免許・美容所登録のあるまつげエクステのサロンか
マツエクの施術を行うには美容師免許が必要
サロンを開業し、人に対してマツエクを施術するには必ず美容師免許が必要になります。以前は美容師免許がなくても、マツエクの施術を行うことが可能でした。しかし、美容師法の改正により、2008年から美容師免許の取得が必須となりました。これは、近年のマツエク利用者の増加で無資格者による施術レベルが低下し、マツエクによる健康被害の相談が増えたことが原因と言われています。
サロン開業に必要な美容所登録とは
美容所登録とはマツエクサロンとして開業するにあたり必要となる届出です。この美容所登録は店舗がある地域の保健所に届出を出し、保健所の施設検査を通過しなければいけません。施設検査の内容としては、作業室の広さ、天井の高さ、洗浄設備や器具等の消毒設備の有無などが検査項目となっています。
まつげエクステサロンの衛生対策
サロンの設備
施術ベッド、トイレ、床などが清潔な状態になっているかをよくチェックしてみましょう。きれいになっているのは当たり前のように思えますが、ここでさえきれいに保てない事業者が、高度なマツエクを提供できるでしょうか。最低限の清潔感が保てているかはご自身の大切な目を守るためにとても大切なことです。ここは注意を払って見てみましょう。
器具の消毒処理
マツエクの施術で使用する器具は、お客様の体に直接触れるものです。ましてや、目の粘膜は外部からの細菌がとても入りやすい体の部分です。そのような場所に触れる可能性がある器具が不衛生であってはいけません。使用する器具がしっかりと消毒処理されているかどうかはとても大切なことです。この点はお店のHPを見ると、衛生管理についてよくアピールしているお店もあるのでチェックしてみましょう。
新型コロナ対策をしっかり行っているか
新型コロナウイルスの流行はまだまだ予断を許さない状況にあります。お店自体が感染対策に積極的に取り組んでいるかチェックしてみましょう。さらに、従業員の1人1人がマスクやフェイスシールドの着用、指先の消毒をするなど感染に対して高い意識を持っているお店を選びましょう。
まつげエクステの技術力の高いアイリストがいるサロン
アイリストの技術力を測るための資格にはいくつかの民間資格があります。今回は代表的なまつげエクステの民間資格をご紹介しますので、サロン選びの基準の一つとしてご参考にしてみてください。
日本まつ毛エクステンション認定機構(JECA)認定資格
まつ毛エクステンション3〜1級、安全技術士、認定講師の資格があります。まつ毛エクステンションの1級では、トップアイデザイナーとして正確且つ、安定した技術力があり、スピード・装着バランス・デザイニング力など総合的技能が認められたアイリストの資格となります。
日本アイリスト協会(JEA)技能検定試験
JEAの技能検定試験は3〜1級まであります。3級ではサロンでマツエクを施術しない人を対象とした基礎的知識の試験、2級と1級が実際に施術を行う者を対象とした技能試験となります。
日本まつげエクステ協会(NEA)プロアイリスト検定
NEAでは3〜1級までのプロアイリスト検定があり、いずれもマツエクの技能をはかる検定試験となっています。そしてNEAにはもう一つ、プロアイリスト認定講師という最上位資格があり、これはサロン内の店長クラスやスタッフ教育担当者、またスクールでの講師として認定する資格となっています。
まつげエクステのカウンセリングやアフターケアがしっかりされているサロン
カウンセリングがしっかり行われているか
目元は顔の第一印象を決める大切なパーツです。マツエクの付け方次第で印象は大きく変わってしまいます。できるだけ自分の持つイメージと完成形を近づけるには、事前のカウンセリングが重要になります。
カウンセリングを通して、アイリストがしっかり希望のイメージを汲み取らないといけません。よく要望を聞いてくれて、お客様からより多くの情報を引き出してくれるようなお店を選びましょう。
事前のパッチテストを行っているか
マツエクに使われる接着剤(グルー)により、中にはアレルギー反応がでてしまう人がいます。事前にパッチテストを行うことは、施術によるの目のトラブルを回避するためにとても重要です。
パッチテストの方法には、皮膚にグルーを塗布する方法と、実際に数本のマツエクをつけて様子を見る方法があります。いずれかの方法でパッチテストを行っている、安全面にもしっかり目を向けているお店を選びましょう
まつげエクステ装着後の説明をしっかりしてくれるか
まつげエクステの装着後はその後のケアがとても重要で、マツエクの持ちにも関わってきます。装着直後のまつげの扱い方や、次回のリペア・リムーブに関する説明なども丁寧にしてくれるサロンを選びましょう。できるだけ長い期間マツエクを持たせるためにも、ケアの仕方をよく説明してくれるお店がいいでしょう。
まつげエクステサロンの口コミチェックポイント
金額に関する口コミ
まつげエクステの料金が安すぎるお店には、衛生面や質に問題がある可能性があります。目元というデリケートな部分を扱うからこそ、そこは安さを求めすぎずに、妥当な料金設定のされているお店を選びましょう。
スタッフの接客に関する口コミ
接客の良さは、カウンセリングの丁寧さにも関わってきます。また、スタッフがしっかり挨拶ができたり、細かな気配りができているかが書かれているといいでしょう。心地の良い時間を過ごすためにも、スタッフの接客についての良い口コミが書かれているか着目してみましょう。
マツエク自体に関する口コミ
希望通りの仕上がりになった、マツエクの持ちの良さなどが書かれているかチェックしてみましょう。特に希望通りの仕上がりになるかどうかはとても重要です。この口コミが多ければ、しっかりお客様からの情報を引き出せて、それを形にできるだけの技術がある可能性が高いです。
まとめ
マツエクを行う上でまず1番大切なのは衛生面です。最低限美容師免許を持ち、美容所登録がされているサロンを選びましょう。その上で、理想的なまつげに仕上げるために大切なのは、担当のアイリストの技術です。実際の施術の技術が高いサロンを選びましょう。その判断基準として、アイリストの民間資格をチェックするのは、一つの手段になります。
さらには、しっかりとまつげのイメージを引き出してくれる高い接客技術も、良いサロンを選ぶ基準になります。口コミサイトやお店のHPでチェックして、自分に合ったお店探しをしてみましょう。