皆さんは風水に興味はありますか?
お部屋作りをする時に風水を取り入れるという方も多く、特に寝室や玄関は風水の力を借りるという方も多いです。
では、風水を参考にしてベッドの位置を決めるにはどんなところに注意すればよいのでしょうか。
ベッドの位置を決める時に風水を取り入れつつ、寝心地の良い寝室を作るヒントを一緒に考えてみましょう。
目次
風水の基本とベッドの位置の考え方
眠るということは私たち人間にとってとても大切なことです。
風水の中では睡眠やベッドというものはとても大切なものととらえられています。
風水におけるベッドの位置や置き方について知る前に、まずは風水の基本について少し触れていきましょう。
風水とは何なのか
風水の歴史はとても古く、なんと5,000年以上も昔の中国で生まれた生活にかかわる考え方のひとつです。
中国の風水では、天・人・地の3つの「気」がバランスをとり交わることで、自然の力を十分に受け入れることが出来る、と考えられています。
わかりやすく自分の生活に置き換えてみれば、
- 天=時間や行動するタイミングを整える
- 人=自分の心や環境を整える
- 地=空間や場所を整える
ことで「気」の流れが整う、ということが風水の考え方ということになります。
風水における睡眠とは
眠ること=身体の中にたまった悪い気を外に出して良い気を取り入れる、というのが風水の中での考え方です。
簡単に言うと良い環境でしっかり眠ること=疲れやストレスを身体の外に出し元気になる、ということです。
朝晩しっかり喚起をして静かな整った環境でしっかり眠って疲れをとる。
風水における睡眠は自分の身体を作るためにとても重要なことと言えますね。
風水におけるベッドの位置の考え方
風水の世界ではベッドとドアの位置関係に大切な決まりごとがあります。
それは「ドアとベッドを直線にしないこと」です。
寝室のドアを開けた時にベッドが見えるのは風水的にはNGなこと!
ドアとベッドの位置が直線状にあることは風水的には「棺桶の位置」と呼ばれ不吉なこととされています。
特にドアの方に足が向いているのは良くないこととされています。
ワンルームのお部屋の場合はベッドの位置を決めることが難しいかもしれませんが、できるだけベッドとドアの位置が直線にならないように注意してみましょう。
風水でおすすめのベッドと枕の位置
「〇〇の方向に枕を置くと運気がアップする」
なんてお話を聞いたことはありませんか?
実はベッドの向きや枕の位置によって人の気の流れも変わってしまうのです。
では実際には風水において枕の向きやベッドの位置はどのように影響しているのでしょう。
次に風水でおすすめのベッドと枕の位置についてみていきましょう。
快眠したい人はベッドの位置を北向きに
くなった人の枕」などという話を聞いたことがある方もいると思います。
確かに仏教の世界では北枕は縁起が悪いとされていますし、亡くなった方は必ず北枕で安置されます。
しかし一方で風水の考え方でいうと、快眠に最も適しているのは北枕なのです。
地球の磁場の流れは北から南へと向かっています。
頭を北に向けることで地場の流れと身体の血の巡りの方向が合うというのが理由と言われ、北枕で眠ることは良く眠れる&健康運アップにつながります。
つまり風水的にはベッドの頭の向きが北向きになるのは身体のためにはおすすめということです。
金運アップしたい人はベッドの向きを西向きに
風水で西の方角は金運や財運に良い方向と言われます。
そのため、金運アップしたい人には西枕になるようにベッドの位置を配置することをおすすめします。
西の方角は金運アップとともに心の安定を求める人にもおすすめの方角。
西は太陽の沈む方角=心が穏やかになることを意味します。
心や時間に余裕を持つことで余計なお金もつかわなくなり、自然と金運アップにつながりますね。
人気運アップしたい人はベッドの向きを南向きに
風水の考え方によると南は火や太陽の力を持つ方角とされています。
明るい太陽にたくさん照らされる南の方角は人気運や才能運アップにつながる方角。
仕事を成功させたい人や自分を変えたいと思っている人はベッドの位置を南枕になるように配置してみると身体に太陽のエネルギーがたまりやすくなります。
南の方角は直観力を鍛えたい人にもおすすめの方角。
試験の直前などには南枕になるようにして眠ってみると効果があるかもしれませんね。
風水でベッドの位置以外に寝室で気を付けたいこと
風水の世界では寝室のベッドの位置や置き方は大切です。
しかし、快適な寝室を作るためにはベッドだけを気にすればよいということではありません。
仮に理想的なポイントにベッドを配置したとしても寝室の環境が整っていなければ気の流れは悪くなってしまいます。
ここからは寝室の気の流れをもっと良くするために気を付けたい4つのことを見ていきたいと思います。
風水ではベッドの掃除も大事
汚れ、ほこり、ゴミなどは風水的な考えでいうと良くない気を放つものと言われます。
汚れやごみは悪い気をとどまらせるだけでなく、外から悪い気を呼び寄せてしまう原因にもつながります。
つまり、掃除をして汚れやごみを吐き出すこと=悪い気を吐き出すことにつながるということです。
毎日丁寧に掃除をするのは大変ですが、サッと箒でごみを外に吐き出すだけでも悪き気を外に吐き出すことにつながります。
特にベッドの脚の位置などはホコリがたまりやすいので箒で書き出してしっかり悪い気を捨てておきましょう。
風水ではベッドの周りの空気の流れも大事
家の中の空気の入れ替えをしないと家の中に悪きをとどめておくことにつながります。
掃除の話にもつながってくることですが、毎日しっかり窓を開けて空気の家れ替えをすることで家の中の悪い気を出して良い気を家の中に入れてあげましょう。
風水的には朝の換気が一番のおすすめ。
窓とドアを開けてベッドの位置にもしっかりと朝の清潔な空気を通して、部屋の中の悪い気をしっかりと外へ追い出しましょう!
風水ではベッド以外の家具の配置も大事
風水では寝室のベッドの位置も大事ですが、それ以外の家具の位置によっても部屋の中の気の流れは変わってしまうそうです。
例えば風水では寝ている自分の姿を鏡に映すのは最大のNGと言われます。
もし寝室にある鏡がベッドが移りこんでしまう位置に置いてあるようだったら、使わない時は必ず鏡にカバーをかぶせるようにしましょう。
寝室にぬいぐるみを置いてる方はベッドの足元に近い位置かベッドから離れた場所に移すこと。
ぬいぐるみや人形は風水の世界では人間の運気を吸い取ってしまうものと思われているため、
風水ではベッドの位置だけでなく色使いも大事
風水の世界で寝室に最も適している色は白色です。
白には心を穏やかにし、落ち着いた眠りを作る力があるといわれます。
この白という特別な色に何色を合わせるかによって寝室の中の気の流れが変わってきます。
癒しやストレス解消効果が欲しい方はベッドやカーテンに青をプラス。
明るい毎日にしたい方には黄色のファブリックがおすすめ。
赤や濃いピンクなどの強い色は寝室には不向きですが、アクセントカラーとして小さい場所に使うのであれば問題はありません。
ベッドの位置+自分に適したカラーを選ぶことでより寝室の持つパワーを強くすることが出来そうですね。
最後に
いかがでしたか。
風水の世界では「寝室は自分の身体と心の気を整えるための大切な場所」ということがおわかりいただけたでしょうか。
寝室のベッドの位置を正しくすること。
掃除や換気をしっかりして寝室の気を整えること。
家具の位置やファブリックの色を整えて気の力を強めること。
風水を生活に取り入れるのは決して難しいことではありません。
ベッドの位置を少し変えて風水の力でもっと素敵な自分に代わってみてはいかがでしょうか。