格安simは大手キャリアのように、通話やデータ通信を行うことができるのですが、通話はそれほどしないという方にとっては、不必要に感じることもあります。出来るならば、データ通信のみでいい。という方のためにこの記事では、格安simのデータ通信のみをピックアップしました。データ通信のみにするとどのようなメリットがあるのか。ぜひご覧ください。
目次
格安simはデータ通信のみ利用できる?
そもそも、格安simは通話を外したデータ通信のみの利用が可能なのでしょうか。その答えはもちろん、可能です。格安simには、「音声通話SIM」と「データ専用SIM」があります。音声通話SIMは、音声通話も可能した格安sim。データ専用SIMはデータ通信のみを可能としたsimです。それぞれの機能によって、どちらを選ぶかは人それぞれ。データ通信のみを希望している方は、データ専用SIMを利用すれば良いということになります。
データ通信のみの格安simを選ぶメリット
では、データ通信のみの格安simを選ぶメリットにはどのようなものがあるのでしょうか。ここで、そのメリットについて紹介します。
料金が安い
一つ目のメリットは、料金が安くなるということです。大手キャリアで契約をすると、基本料金・パケット・ネット接続の3つをオプションとしてつけなければなりません。契約するオプションが多ければ多いほど料金も高くなります。ですが、格安simの場合は、基本料金にデータ通信量も盛り込まれているため、オプションをプラスすることもなく、料金を安くすることができるというわけです。
LINEは利用できる
データ通信のみの格安simは、基本的にメール・インターネット・アプリが利用できます。もちろんLINEもその一つ。大手キャリアと同じように利用できるわけですが、LINEに関しては契約前に確認しておくべきことがあります。データ通信のみの格安simでは、通話はできません。そのため、LINE通話も利用することはできないのです。また、LINEでID検索をするという人も多いと思いますが、この機能も失われます。このように2つのデメリットが生じてはしまいますが、メールであれば大手キャリアと同じように利用できます。
いつでも解約できる
データ通信のみの格安simは、大手キャリアとは異なり、2年縛りというものが存在しません。格安simの最低利用期間は会社にもよりますが、0ヶ月~1年がほとんどです。決められた期間がとても短いため、契約もしやすく解約もしやすい。これも格安simならではの特徴です。また、大手キャリアで解約をすると解約金が発生しますが、格安simでは発生する可能性は低く、あったとしても大手キャリアよりも安く済みます。
データ通信のみの格安simはこんな人におすすめ
データ通信のみの格安simは、データ通信のみを必要としている人にはもちろんおすすめなのですが、その他にも、データ通信のみがぴったりな人がいます。ではどのような人に格安simのデータ通信のみが向いているのか。ここで紹介しますので、当てはまる人はデータ通信のみに変えてみましょう。
2台持ちの人
データ通信のみは、通話はできないということはこれまで説明した通り、皆さんも理解していると思います。ですが、どうしても通話が必要となる場合もあります。そんな時は2台の格安simを持つというのはどうでしょうか。一つはデータ通信のみとして、もう一つは通話専用として使い分けることによって、万が一通話が必要となる場合でも困りません。2つの格安simを契約したとしても、大手キャリアのスマホを一台持っている場合と比べると、断然、格安simスマホを2台持っている場合の方が安いです。
電話番号が必要でない人
電話は必要としていない、通話は家の電話で十分など、そもそも最初から電話は必要ないと考えている人は、データ通信のみの格安simが向いています。何度も言うようにデータ通信のみの格安simはデータ通信のみを目的として作られたsimスマホです。そのため、電話が必要ないという方には、ピッタリというわけです。
データ通信のみの格安simを選ぶ際に気を付けたいこと
データ通信のみの格安simを選ぶ際に気を付けてほしいことがあります。その点についてここで説明します。
通信料を間違わないこと
データ通信のみの格安simを選ぶ際は、通信量を間違わないように選ぶようにしましょう。データ通信のみの契約プランは、各社で異なりますが様々なプランが用意されています。毎月自分がどの程度の通信量を使っているかを把握することで、よりお得に利用できるプランを見極めることができるということです。
通話ができないことを認識すること
格安simデータ通信のみは、通話をしたい人が選ぶプランではありません。通話をしたい方が選ぶのは、音声通話プラン。契約前によく理解しておきましょう。
simカードのサイズを間違わないこと
格安simスマホを使用する場合は、simカードを乗り換え先のスマホに挿入する必要があります。simカードは、形も厚さも色々とあるため、乗り換え先のスマホに合う形を選ばなければなりません。もし挿入できないsimカードを間違えて選んでしまうと、乗り換え先の格安simスマホは利用することができません。
データ通信のみのプランがあるおすすめの格安sim会社
では最後に、データ通信のみのプランを設定しているおすすめの格安sim会社を紹介します。
Y!mobile
Y!mobileは、通信速度に加え、快適なスマホライフを提供してくれる格安sim会社です。ソフトバンクの回線を使用し、その速度は大手キャリアと引けをとらないほどの満足感。他の格安sim会社と比べると少々高いですが、ストレスなく動画や音楽を楽しみたい方には、おすすめです。
エキサイトモバイル
エキサイトモバイルは、docomo回線を使用する格安sim会社です。最大の特徴は、自分に合ったプランが見つけやすいこと。毎月の上限をあらかじめ決めて利用する「定額プラン」をはじめ、使った分だけ支払う「最適料金プラン」など料金プランも充実しています。また、2GBや4GBの他に、30GBを超えるプランも多いため、大容量でデータを満喫したいという方、家族でデータ量をシェアしたいという方に一押しです。
楽天モバイル
楽天モバイルは、他のsim会社とは異なり、「スーパーホーダイ」と「組み合わせプラン(通話SIM・050データSIM・データSIM)」の2種類からプランを選びます。スーパーホーダイの最大の特徴は、毎月の通信量を使い切っても1Mbpsの通信速度が使い放題なこと。通信量を超えてしまうと、速度制限が起きてしまうということは大手キャリアでも経験したことがあるという方も多いはず。ですが、楽天モバイルのスーパーホーダイで格安simを利用しても、その心配がないのです。さらに10分以内の国内通話がかけ放題。電話をあまり使わないという方でも、スーパーホーダイプランであればもしもの時も助かります。もう一方の組み合わせプランには、「通話+データ通信」と「通信プランのみ」があります。組み合わせプランは、自分が好きな高速通信容量、通話オプションなどを組み合わせることができるため、無駄がありません。回線も、docomoとauの2つです。
IIJmobile
IIJmobileの最大の特徴は、データ通信量を節約するためにバースト機能を搭載していること。バースト機能は、ページを読み込んだ瞬間だけ高速通信を行う機能のことです。読み込みにかかるストレスを大幅に軽減してくれる上、データ消費の節約にも。また、格安simスマホでは珍しいテザリングも可能となっています。
UQ mobile
UQ mobileは、auの回線を使っている格安sim会社です。顧客満足度も高く、速度や通信の安定性には定評があります。格安simは、通勤時間や昼休み、22時以降になると利用者増えるため、どうしても速度が遅くなりがちですが、UQ mobileは混雑する時間帯であってもストレスなく利用できる通信速度を誇ります。通信速度でよくイライラするという方には、UQ mobileおすすめです。
DTI SIM
DTI SIMは、docomoの回線を使う格安sim会社です。1GB・5GB・10GBと細かく分けられたプランが多く、価格も他の格安sim会社と比べると格安。YouTubeやTwitterで使ったデータ容量がカウントされないプランであったり、一部プランで全国75,000以上で使えるフリーWi-Fiを使えるなど、動画でたっぷり容量を使いたいという方に向いています。
b-mobile
b-mobileは、ソフトバンクとdocomo回線を使う格安sim会社です。音声とデータがセットになったプランは月額990円~。データ量も使った分だけ支払えばよいので無駄がありません。また、データ量を1GBずつ増やせるため、「今月は足りなかったから来月は1GB増やしてみようかな」なんてこともできます。しかも1GBの価格は200円。上限設定ができるため使い過ぎを防いでくれます。
【まとめ】データ通信のみプランで格安simライフを満喫しよう
データ通信のみで格安simを利用したい方のために、色々と紹介しました。通話は必要ない、動画や音楽を大容量で楽しみたいという方は、データ通信のみのプランを選んで、格安simライフを満喫しましょう。