自宅でインターネットを楽しむ場合、無線ルーターを用いて通信を行っているという人も多いでしょう。その場合、スマホも一緒に無線ルーターで電波を飛ばし、月々のデータ利用料を節約しているという人もいます。もちろん大手キャリアのスマホはその方法で月々のデータ利用料を減らすことはできますが、もしそのスマホがsimフリーであるならば、さらに料金を下げることができるはず。ということで、この記事では、simフリーの料金値下げを計るルーターについて紹介します。選ぶポイントは、持ち運び可能かどうか。興味のある方は、ぜひ、ご覧ください。
目次
simフリールーターを選ぶなら「wifi」がおすすめ
simフリーと一緒に使うルーターは、有線より無線で利用できるwifiがおすすめです。特に、モバイルwifiは、自由にどこへでも持ち運び可能なものですので、一つ持っているだけでかなり役立つこと間違いなし。自宅でも外出先でも、どこへでも持ち運ぶことができる優れものです。
simフリールーターの選び方
ではここで、simフリールーターの選び方から紹介します。
バッテリー持ちの良さ
まずは、バッテリーの持ちの良さで選ぶという方法です。モバイルwifiルーターは、充電は切れると利用することはできません。そのため、モバイルwifiのルーターを選ぶ際は、大容量バッテリーを搭載したルーターを選ぶのが鉄則。大容量バッテリーを搭載したモバイルwifiルーターの中には、スマホに給電可能なものもあります。このようなタイプを選ぶことで、スマホのバッテリーも長く利用できるため、一石二鳥です。
対応LTEバンドの豊富さ
続いては、対応LTEバンドの豊富さです。LTEバンドとは、LTEが利用できる周波数のことをいます。このLTEバンドは全部で44個に分かれており、各キャリアに割り当てられているのですが、simフリーではこのLTEバンドを選択できる数が多いため、対応しているLTEバンドを選ぶようにしましょう。
通信速度の速さ
続いては、通信速度の速さです。通信速度は、simフリーを利用する上でも、モバイルwifiルーターを選ぶ上でも最も大切なことです。この通信速度が速いものを選ぶことで、simフリーでも快適なインターネットライフを送ることができるというわけ。通信速度は忘れずにチェックしましょう。
simカードが何枚入るか
続いては、simカードが何枚入るかということです。simカードを複数枚利用する場合は、抜き差しが面倒なため、2枚以上のsimカードを入れておくことができる端末を選ぶことがおすすめです。複数枚入れておくことで、1つのsimカードが使用できなくてもそれ以外のsimカードが使用できることができます。また、ビジネスとプライベートで分けることもできるため、とても便利です。
持ち運びできるか
続いては、持ち運びができるかどうかです。外出先でもwifiルーターを利用したいのであれば、コンパクトなサイズで持ち運びできるものがおすすめ。そうすることで、スマホのデータ通信量を失わずに済みます。
海外で利用できるか
続いては、海外で利用できるかどうかです。海外出張が多い人や、よく海外旅行に出かけるという人も多いでしょう。そんな人は、海外のsimに対応している必要があります。もし行き先の国が決まっているのであれば、その国のsimに対応しているかを確認してください。
simフリーでルーターを使うメリット
ではここで、simフリーでルーターを使うメリットについて紹介します。
通信費用を安くできる
一つ目のメリットは、通信費用が安くできるということです。モバイルwifiルーターを利用すれば、スマホへ届く電波はモバイルwifiルーターを利用するため、データ利用量を抑えることができます。simフリーは、データ利用量が増えれば増えるほど月額料金が高くなってしまうため、データ利用量を抑えることで、月額料金も安いプランで変更可能。その結果、月額料金が安くなるというわけです。
好きなタイミングで乗り換えできる
二つ目のメリットは、好きなタイミングで乗り換えることができるということです。simロックがかかったモバイルwifiルーターを解約する時は、1万円近くの違約金が発生してしまいますが、simフリーでは違約金が発生しません。そのため、好きなタイミングで乗り換えることができるのです。
自分に合ったプランが選べる
三つ目のメリットは、自分に合ったプランを選ぶことができるということです。simフリーでは、選べるプランが豊富にあります。そのため、自分に合ったプランを見つけやすく、とてもシンプルに作られているため、分かりやすいという特徴もあります。
simフリーでルーターを使うデメリット
ではここで、simフリーでルーターを使うデメリットについて紹介します。
simフリーの端末やsimカードを自分で購入
一つ目のデメリットは、simフリーの端末やsimカードを自分で購入する必要があるということです。キャリア限定の端末を購入すればsimカードも一緒に付いてきますが、それ以外で購入をするとsimカードは自分で用意しなければなりません。
simカードのサイズ
二つ目のデメリットは、simカードのサイズです。simフリーの端末ではそれぞれに合ったsimカードが必要となります。異なるsimカードでは挿入することができないため、simフリーとしてスマホを利用することはできません。
設定や問題の解決は自分
三つ目のデメリットは、設定や問題の解決は自分で行う必要があるということです。simフリーに乗り換えると、これまで大手キャリアから受けていたサポートは全て受けられなくなります。また、スマホの設定も自分で行わなければなりません。設定はそれほど難しくはありませんが、意外と面倒な作業ではあります。
simフリーでルーターを活用させた方が良い人
ではここで、どのような人であれば、simフリーでwifiルーターを活用させた方がよいのか、について紹介します。
通信費をできるだけ抑えたい人
まずは、通信費をできるだけ抑えたい人です。上記でも述べたように、wifiルーターを利用することで、通信費を抑えることができます。毎日動画を見る人、オンラインゲームをよくやる人など、インターネットを普段からよく利用するという人にはピッタリです。
外出先でもネットを楽しみたい人
続いては、外出先でもネットを楽しみたい人です。外出先では自宅で利用するように、どこにでもwifiスポットがあるわけではありません。そのて、持ち運びに便利なモバイルwifiを値ようすることで、無駄なデータ容量を消費することなく、ネットを楽しむことができます。
解約金を支払いたくない人
続いては、解約金を支払いたくない人です。これも上記で述べたように、simフリーでは解約金は発生しません。解約金を無駄に支払う必要がないため、その分お得です。
海外に出かける人が多い人
続いては、海外に出かける人が多い人です。simフリーの端末があれば、現地のsimカードや渡航前にあらかじめ用意しておいたsimで海外でもネットを楽しめます。キャリアのサービスやレンタルを利用するよりもお得に利用できるため、おすすめです。
simフリー対応のおすすめルーター
それでは最後に、simフリー対応のおすすめルーターを紹介します。
NECモバイルルーター Aterm PA-MP01LN-SW
NECモバイルルーター Aterm PA-MP01LN-SWは、クレジットカードよりも小さなサイズで、ポケットに入れて持ち運ぶことができます。コンパクトながらも、最大10時間の連続通信が可能なため、長時間の利用も安心。30秒間操作がなければ、自動でOFFになるため無駄に電力を消費させずにすみます。
ファーウェイ モバイルwi-fiルーター E5577
ファーウェイ モバイルwi-fiルーター E5577は、最大12時間の連続通信が可能で連続待受時間は最大約600時間。国内の主要バンドはもちろん、海外のバンドにも対応しており、国内に居る時と同じようにインターネットを楽しむことができます。また、最大10台と同時に接続できるのも、おすすめする大きなポイントです。
ZMI Battery WiFi MF855
ZMI Battery WiFi MF855は、スマホだけでなく、タブレットやノートパソコンなどへの給電も可能。最大連続通信時間は約18.5時間。wifi接続とUSB接続で、最大9台のテザリングに対応していたり、高速4G LTEや3Gに対応しているため、国内外問わず利用できます。専用のアプリをダウンロードすれば、スマホやタブレットから端末を操作でき、電池残量や電波状況などの確認を行えます。
【まとめ】simフリールーターでインターネットをもっと身近に
simフリーで利用してほしいwifiルーターについて紹介しました。wifiルーターであれば、simフリーのデータ容量を消費せずに、インターネットを楽しむことができ、月々の料金を抑えることもできます。外出先でもインターネットを満喫したいのであれば、ぜひ、wifiルーターの持ち歩きを検討してみてください。