格安simと言えばスマホというイメージがありますが、ガラケーでは利用ができないのか?そんな疑問を抱いている方のために、この記事ではその問題を解決します。もし、ガラケーでも格安simフリーが利用できるのであれば、ガラケー愛用者にとっては嬉しい朗報であるはず。その真相とは一体どうなっているのか。気になる方は、ぜひご覧ください。
目次
格安simフリーはガラケーでも使える?
格安simフリーはガラケーでも利用することができるのか。正解は、できる、です。ガラケーでもきちんと格安simフリーが利用できるようになっているため、ガラケーからスマホに買い替える必要はありません。ですが、格安simフリーが利用できるガラケーは限られているため、全ての機種でないことは理解しておきましょう。また、乗り換える前に確認しておくことも大切です。
格安simフリーでガラケーを使う方法
では、どのようにしてガラケーで格安simフリーを利用すれば良いのか。方法は3通りあります。それぞれの方法についてここで紹介しますので、自分のやりやすい方法を選んでみてください。
キャリアで購入したガラケーに格安simを入れる
まず一つ目は、大手キャリアで購入したガラケーに格安simを入れる方法です。大手キャリアで購入した、若しくは現在持っているガラケーに乗り換え先の格安simフリーを装着します。大手キャリアのガラケーでも乗り換えることはできますが、機種や乗り換え先によってはSIMロックを解除する必要があります。この場合、ガラケーで利用できるのは、通話とSNSのみとなります。
simフリーガラケーに格安simを入れる
二つ目は、simフリーガラケーに格安simを入れる方法です。SIMフリーガラケーの種類は、上記でも述べたようにそれほど多くはありませんが、大手キャリアで扱っているガラケーよりも安く購入できます。他にも、中古であったり海外製品を使うという選択肢もあります。この方法でも、利用できるのは、通話とSNSのみです。
格安sim会社でセット購入できるガラケーで契約する
三つ目は、格安sim会社でセット購入できるガラケーで契約する方法です。ガラケーとSIMカードをセットで販売している格安SIM会社は存在します。ですが、格安SIM会社ではガラケーではなく「ガラホ」。形状や質感はガラケーと似ていますが、OSとしてAndroidを搭載していたり、ガラケーの機能に加えて、LTE高速通信やテザリングなどができるといった特徴があります。SIMとセットになっているガラホなら、独自ドメインのメールアドレスが獲得できたり、契約プランの内容によって、データ通信やアプリの利用も可能となります。
格安simフリーでガラケーを使うメリット
格安simフリーでガラケーを使うメリットとは何なのか。ここで、ガラケーでも格安simフリーを活躍させたいと願う方のために、メリットを紹介します。
契約がしやすい
大手キャリアでは、一度契約すると2年は解約することができません。ですが、格安simは0ヶ月~1年が最低利用期間となっているため、一定の期間が過ぎればすぐに解約できます。2年というのは意外と長く感じる期間です。そのため、契約するかどうか迷う人もいますが、格安simでは最低利用期間が短いため契約もしやすいということです。
プランによっては安くなる
格安simフリーのプランは、大手キャリアのように複雑な設定ではなく、シンプルに分かりやすく設定されています。新規契約のキャンペーンやオプションなどを付ければさらにお得になるプランも多数あったり、解約金も大手キャリアと比べてグッと低くなっているため、無駄な出費をなくすことも可能。月々の料金がプランによって安くなるのです。
格安simフリーでガラケーを使うデメリット
格安simフリーでガラケーを使う場合、メリットばかりが存在するわけではありません。もちろん、デメリットもあります。というより、格安simフリーのガラケーは、メリットよりデメリットの方が多いかもしれません。それを踏まえたうえで、ここで、格安simフリーでガラケーを使うデメリットについて紹介します。
アプリが利用できない場合は通話料金が高い
格安simフリーのガラケーで利用できるのは、通話とSNSです。専用のアプリを使用すれば、無料通話プランが適用され、料金をグッと抑えることができるのですが、専用アプリが利用できない格安simフリーのガラケーだと、通話料金も高くなってしまうのです。
ガラケー用の料金プランが存在しない
今の時代、ガラケーよりもやはりスマホが主流。そのため各社の料金は、スマホユーザーを想定した作りになっており、元々データ通信量を基準に組まれています。データ通信が関係ないガラケーユーザーは、その中で最安の料金プランを選ぶしかないのです。
ガラケー専用のsimがない
格安simで入手できるSIMカードは、料金プラン同様、どれもスマホで使用することを想定したものです。それをガラケーに挿入するわけですが、サイズや形状が合わず使えないといったケースも生じてしまうのです。
端末持ち込み乗り換えの場合、通話とSNSしか利用できない
現在使用しているガラケーに格安simカードを挿入して利用する場合は、何度も言うように、通話とSNSしか利用することはできません。そのため、動画を見たり、音楽を聞くなどデータ通信として利用するのは無理な話なのです。ガラケーで格安simをどうしても利用したいという方は、通話はガラケーで、データ通信はスマホで、というように2台持ちで利用するのもおすすめです。
ガラケーが利用できる格安simフリー会社
それでは最後に、ガラケーが利用できる格安simフリー会社を紹介します。格安simフリーでガラケーを利用できる格安sim会社は限られています。代表的なものを4つ紹介しますので、格安simフリーでガラケーを使いたいという方は、この4つから選んでみることをおすすめします。
Y!mobile
まず最初に紹介するのは、格安sim会社の中では大手と言っても過言ではない、Y!mobileです。Y!mobileで扱っているガラケーの機種には、「DIGNOケータイ2」「AQUOSケータイ2」「AQUOSケータイ3」「Simply」などがあります。DIGNOケータイ2は、音声通話・Y!mobileメール・装飾文字やマルチメディアの送受信・SMS・LINE対応・テザリングなどが主な機能。AQUOSケータイ2は、装飾文字やマルチメディアの送受信・SMS・LINEなど主な機能です。AQUOSケータイ3もAQUOSケータイ2と同様、装飾文字やマルチメディアの送受信・SMS・LINEなどが主な機能です。Simplyの機能もAQUOSケータイと同じです。通話のみ利用したい方は、月額934円(税抜き)の「ケータイSSプラン」を、データ通信も利用したい方は、月額934円(税抜き)+「パケット定額」月額0~4,500円(税抜き)+ベーシックパック(インターネット使用料)月額300円(税抜き)の「ケータイSSプラン」がおすすめです。さらに、「スーパーだれとでも定額」月額1,000円(税抜き)をオプションでつければ、無制限で国内通話がかけ放題となります。
UQ mobile
UQ mobileは格安simフリー会社の中でも、特に通信速度に自信を持つ格安simフリー会社です。UQ mobileでの取り扱い機種は、DIGNO Phoneのみです。DIGNO Phoneは、音声通話
UQmobileメール(オプション)・SMS・おサイフケータイ・テザリング・LINEなどが主な機能。音声通話は、5分以内の国内通話がかけ放題となる「おしゃべりプラン」か、最大60分の無料通話がついた「ぴったりプラン」のどちらかを選ぶことができます。データ通信を利用したい方は、データ通信量2GBの「プランS」(月額2,980円)がおすすめです。その他にも、キャンペーンで通信量が増量されたり、月額料金が割引になったりとお得感も満載です。
楽天モバイル
楽天モバイルで取り扱っている機種は、AQUOSケータイのみです。主な機能は、音声通話・SMS・テザリングと言ったもの。LINEには対応していないため、LINEを使いたい人には向いていません。おすすめの料金プランは、データ通信量2GBで10分以内の国内通話がかけ放題となる「プランS」月額2,980円(税抜き).。楽天会員向けの会員割や長期割なども充実しているので、ガラケー愛用者にも安心して利用することができます。
IIJmio
IIJmioのガラケー向けおすすめプランは、持ち込みでも利用できる「ケータイプラン」。月額920円(税抜き)で、通話のみ利用でき、メールやネットは残念ながら利用できません。
【まとめ】ガラケー利用者でも格安simフリーで安くなる
ガラケー利用者におすすめする格安simフリーについて紹介しました。ガラケーでも格安simフリーは利用できますが、格安simフリーはスマホ向けに作られたサービスですので、機能もそれほど利用はできません。ですが、ガラケーを愛用している人にとっては利用できるだけでもありがたいこと。格安simフリーでガラケー料金をもっと安くしましょう。