今回は、風水盤について述べて行きたいと思います。流派により、三元羅盤と三合羅盤の二種類があるそうです。
申し訳ないのですが、私は風水盤において詳しくありませんが、私が今までに風水意を学んで聞いて来たことを述べさせていただきます。
風水盤の見方
風水盤の中心に、方位磁石が埋め込まれています。そして、外側に向かって地盤、人盤、天盤の三つの盤から構成されています。
風水は中国から伝わったもの、すなわち道教を基にしているので、真北を用いて測定します。地盤の子を北極星に合わせます。
人盤は、二十四方位を表しますが、二十四山に分類をします。これは、それぞれの地龍を読む為に用います。地龍というものは、自宅に居住する人達に与えられる地のエネルギーのことです。
そして、風水盤の四角の土台をNに合わせます。ずれない様に、必ず机の上に置いて安定させて下さい。
流派により、読み方が変わるかもしれませんが、貴金属を身に着けながら風水盤を使用しない様に気を付けましょう。部屋の電化製品等の影響も全く無いとは言えないので、その辺りにも配慮が必要となります。
風水盤の使用後は、ケースの中にしまい、貴金属や電化製等の傍には置かない様にしましょう。自分自身以外の誰かに触れさせない様にして下さい。自分自身の気と風水盤の気を同調させる為です。
本命掛
風水において、生年月日と性別から、本命掛(ほんめいか)を導き出すことが出来ます。
自分自身の生年月日が、1937年、1946年、1955年、1964年、1973年、1982年、1991年、2000年、2009年、2018年にあたる男性は、「離」となります。女性は、「乾」となります。九星気学の本命星は、九紫火星になります。
自分自身の生年月日 が、1938年、1947年、1956年、1965年、1974年、1983年、1992年、2001年、2010年、2019年にあたる男性は、「艮」となります。女性は、「兌」となります。九星気学の本命星は、八白土星になります。
自分自身の生年月日が、1939年、1948年、1957年、1966年、1975年、1984年、1993年、2002年、2011年、2020年にあたる男性は、「兌」となります。女性は、「艮」となります。九星気学の本命星は、七赤金星になります。
自分自身の生年月日が、1940年、1949年、1958年、1967年、1976年、1985年、1994年、2003年、2012年、2021年にあたる男性は、「乾」となります。女性は、「離」となります。九星気学の本命星は、六白金星になります。
自分自身の生年月日が、1941年、1950年、1959年、1968年、1977年、1986年、1995年、2004年、2013年にあたる男性は、「坤」となります。女性は、「坎」となります。九星気学の本命星は、五黄土星になります。
自分自身の生年月日が、1942年、1951年、1960年、1969年、1978年、1982年、1996年、2005年、2014年にあたる男性は、「巽」となります。女性は、「坤」となります。九星気学の本命星は、四緑木星になります。
自分自身の生年月日が、1943年、1952年、1961年、1970年、1979年、1988年、1997年、2006年、2015年にあたる男性は、「震」となります。女性も、「震」となります。九星気学の本命星は、三碧木星になります。
自分自身の生年月日が、 1944年、1953年、1962年、1971年、1980年、1989年、1998年、2007年、2016年にあたる男性は、「坤」となります。女性は、「巽」となります。九星気学の本命星は、二黒土星になります。
自分自身の生年月日が、 1945年、1954年、1963年、1972年、1981年、1990年、1999年、2008年、2017年にあたる男性は、「坎」となります。女性は、「艮」となります。九星気学の本命星は、一白水星になります。
しかし、中国では、2月3日の立春から一年が始まるので、立春の前に生まれた人は、前年の年を見る様にして下さい。立春は、毎年2月3日であるとは限らないので、確認をする際には、気を付けましょう。
ご自身の本命掛が分かったら、それぞれを見て行きます。
坎
北が伏位、北東が五鬼、東が天医、南東が生気、南が延年、南西が絶命、西が禍害、北西が六殺
震
北が天医、北東が六殺、東が伏位、南東が延年、南が生気、南西が禍害、西が絶命、北西が五鬼
巽
北が生気、北東が絶命、東が延年、南東が伏位、南が天医、南西が五鬼、西が六殺、北西が禍害
離
北が延年、北東が禍害、東が生気、南東が天医、南が伏位、南西が六殺、西が五鬼、北西が絶命となり、これらは東四命となります。東の四方位が吉方位となります。
艮
北が五鬼、北東が伏位、東が六殺、南東が絶命、南が禍害、南西が生気、西が延年、北西が天医
坤
北が絶命、北東が生気、東が禍害、南東が五鬼、南が六殺、南西が伏位、西が天医、北西が延年
兌
北が禍害、北東が延年、東が絶命、南東が六殺、南が五鬼、南西が天医、西が伏位、北西が生気
乾
北が六殺、北東が天医、東が五鬼、南東が禍害、南が絶命、南西が延年、西が生気、北西が伏位となり、これらは西四命となります。西の四方位が吉方位となります。
以上が八宅盤となります。
それぞれの意味についても触れておきます。最大吉は、生気(せいき)と読みます。生気は、引っ越しや職場等に選ぶのが良い方位です。
大吉は、天医(てんい)と読みます。天医は、健康運を高めてくれるので、寝室に選ぶと良い方位です。
中吉は、延年(えんねん)と読みます。延年は、人間関係を円滑にする方位です。
小吉は、伏位(ふくい)と読みます。伏位は、家族関係を円滑にする方位です。
最大凶は、絶命(ぜつめい)と読みます。絶命は、トラブルや、様々な運気の停滞の可能性がある方位です。自宅等がある場合は、可能であれば引っ越しをした方が良いかもしれません。
大凶は、五鬼(ごき)と読みます。五鬼は、様々なトラブルを起こしやすい可能性がある方位です。引っ越しや旅行の際は、十分に注意をしましょう。
中凶は、六殺(よくさつ)と読みます。六殺は、人間関係等のトラブルを引き起こしやすい方位です。
小凶は、禍害(かがい)と読みます。禍害は、小さなトラブルを引き起こしやすい方位です。
八宅盤の利用方法①
ご自宅の、吉方位で過ごす時間が過ごす時間が長ければ長いほど良く、凶方位で過ごす時間が短ければ短い程良いです。
また、吉方位に頭を向けて就寝をしたり、仕事をしたり、作業等を行うのが良いでしょう。
八宅盤の利用方法②
ご自宅において、吉方位に玄関、居間、寝室があり、凶方位に台所(台所は火と水の両方の気を持ちます)、水回り、浴室、お手洗いがあるのが望ましいとされています。
もし、ご家族で同居をされている場合には、一家の大黒柱の本命掛を参考にされると良いでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、風水盤について述べさせていただきました。風水盤自体については見方しか分からず、あまり詳しい説明をすることが出来ず、申し訳ございません。
八宅盤もかなり参考になりますので、少しでもお役に立てれば幸いです。
