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風水における北東にまつわる話

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今回は、風水において北東とはどの様な方位であるのかということや、実際に北東にまつわる話を、私的なものなのですが、ご紹介をさせていただきたいと思います。

風水における北東とは

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風水とは、古代中国において、人々が、暮らしをより良く過ごして行く為に生み出された環境哲学のことです。その後、風水が日本に伝わってからは、開運の要素が強まって行きました。

風水は、陰陽論と五行論から成り立っています。陰陽論とは、この世の全てのものには、陰と陽との正反対の性質が組み合わされているとすることです。

五行論とは、この世の全てのものは、木、火、土、金、水の五つの要素を持っているとすることです。これらの五つの要素は、お互いに作用をし合ってバランスを保っています。

また、五行には、方位や色、季節、感情、顔や身体の部位、家族の役割等、様々なものにも当てはめて行くことが出来ます。

今回は北東について見て行きますので、北東の五行は、土の要素を持ち、季節は冬(1-2月頃)、風水カラーは黄色、ベージュ色、キャメル色茶色、金色、感情は恨み、身体の部位は左足、脊髄、腰、関節、耳鼻となり、神経痛や耳鼻の不調のなりやすいともされています。家族の役割は、貯蓄や相続、次男以降、後継者となります。

北東の方位の持つ吉凶の意味は、投機に成功をしたり、良い後継者に恵まれたり、貯蓄等が増えることが吉的な意味です。反対に凶的な意味は、息子さんが家を出てしまったり、リュウマチや関節炎等になりやすくなってしまうことです。

北東は、表鬼門でもある

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風水における北東の意味を見て行きましたが、北東は、表鬼門でもあります。表鬼門とは、風水において不吉とされる方位のことです。なお、裏鬼門は南西となります。

陰陽道において、鬼門には鬼が出入りするとされていて、災難を呼び込んでしまいやすいので、鬼門にはなるべく台所、お手洗い、洗面所、浴室等の水回りを配置してはいけないとされています。

神棚、仏壇を置くことや、階段を配置すること、井戸、樹木、大木、泉、築山等があることも良くありません。表鬼門と裏鬼門は、常にお掃除を徹底的に行って綺麗な状態に保つ様に心掛ける様にしましょう。また、表鬼門と裏鬼門に盛り塩を置くのも良いとされています。

自分自身のお部屋が北東だった

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以前、方位磁石を買って来て、自宅の家相を調べてみたことがありました。その時には、方位磁石の使い方が間違っていて、正確な家相を判断することが出来ませんでした。

その後、風水のことを学び、改めて自宅の家相を調べてみたら、自分自身のお部屋でもある寝室が北東で、表鬼門に位置しているということを知り、とてもショックを受けました。

ついでに、家相の見方についても触れておきます。まずは、家の中心である宅心(たくしん)を探します。

家の形を正方形、もしくは長方形に見立てた図面を描きます。四隅に一本ずつ対角線を引いて、それらの線が交わった点が、宅心になります。

家に張り(家の一部で三分の一以下に張り出している部分)や欠け(家の一部で引っ込んでいたり、欠けている部分)がある場合には、対角線を引く場所が変わります。

張りや欠けが三分の一以下であれば、張りや欠けの分を入れずに、正方形もしくは長方形の図面に対角線を引いて行きます。

しかし、三分の一以上の張りや欠けがある場合には、張りと欠けが同じ面積になる様に図面に線を足してから、正方形もしくは長方形の図面に対角線を引いて行きます。

宅心は、家の中で、一番尊い場所であるとされていて、ここからエネルギーが湧き出て、循環をするとされています。

宅心の位置が分かったら、今度は方位を見て行きます。方位には、二種類あって、本来の北を表すものを真北(しんぼく)、磁石の北を表すものを磁北(じほく)と、それぞれに言います。

家相を見る場合には真北を用い、家の中の各部屋の中の家具等の配置を見る場合には、磁北を用いるのです。

もう一つ注意が必要なのは、家相の見方は、実際の東西南北とは逆になる、ということです。

そして、東、西、南、北の方位を30度に、北東、東南、西南、北西の方位を60度ずつに分けて行きます。

北と南、東と西の方位の中心を走る線を、正中線と言います。

そして、北東と西南、北西と東南の方位を結んだ中心を、四隅線と言います。この、四隅線の各15度以内に、玄関、浴室、お手洗いを置かない方が良いのです。

もう一つ、家相で重要視されているものが、十干(じっかん)です。

十干とは、古代中国の思想のことで、10日間を一区切りにして、一日ずつ甲(きのえ)、乙(きのと)、丙(ひのえ)、丁(ひのと)、戊(つちのえ)、己(つちのと)、庚(かのえ)、辛(かのと)、壬(みずのえ)、癸(みずのと)と名前を付けたものです。

十干は、十二支と陰陽論と五行論に基づいています。十干と十二支を方位に当てはめて行くと、癸・子は北、甲・寅、己・丑は北東、乙・卯は東、戊・辰、丙・巳は東南、丁・午は南、己・未、庚・申は西南、辛・酉は西、戊・戌、壬・亥は北西となります。

表鬼門と裏鬼門を除いて、壬、癸、甲、乙、庚、辛の八干(はっかん)には、洗面所、浴室、お手洗い等の水回りを置いても良いとされています。

しかし、正中線、四隅線には、不浄な物を置いてはいけません。

家相が分かったら、部屋ごとの吉凶も確認をしましょう。吉相は、部屋が張っていること、壁で止まっていること、別棟があることです。

凶相は、部屋が欠けていること、窓や間口があること、洗面所や浴室、お手洗い等の水回りがあること、玄関があることです。

自分自身のお部屋で心掛けていること

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自分自身のお部屋兼寝室が北西に位置し、北西は表鬼門であるということを知って、とてもショックを受けました。

不思議な現象が起こることもありました。お部屋自体は広くて日当たりも良いのですが、何となくそそわそわしてしまい、自分自身のお部屋にあまり長居をしたいとは思わないのです。体調を崩した時でさえ、あまり自分自身のお部屋で静かに寝ていたくはありません。

というのも、私達がうるさいというのもあるのですが、どうも自分自身のお部屋にいると、近所の心無い人達から聞こえる様に悪口や嫌味を言われたり、酷い時には野次を飛ばされたり、笑われたり、人格を否定されること等が良く聞こえて来ました。

それらは現在も多少は続いているし、自分自身のお部屋の表鬼門と裏鬼門のお部屋で聞くことが多いと、改めて思いました。鬼門には、良くないエネルギーや人達も集まるのかもしれません。

自分自身のお部屋の相は、お部屋の欠けや水回り、玄関も無く、壁で止まっているので吉相ですが、大きな窓があるので凶相の部分もあります。せめて、カーテンは二重にして、日中はカーテンを開けて出来る限り、陽を入れる様には心掛けています。

元々妹が使っていたお部屋を譲り受けました。出来たら、東南か南西のお部屋が良かったのでしょう。

せめてお部屋を自分好みの雰囲気にしたくて、まずは不要なものを出来る限り処分しました。

妹が使っていたベッドは、たまに妹が帰省をすることがあるので、そのままの配置にはなっています。しかも、窓の下にあり、風水的にはあまり良くはありません。

カーテン、寝具、インテリアを白色、クリーム色のものに変えました。インテリアの色においても、北東は白色が良いとされています。

生花、カレンダーを飾り、寝る時には、少し離れたところに間接照明を置いています。姿見も窓の下には置かず、北西を背にして東南に置く様にしました(もしくは、北を背にして南に置くと良いとされています)。

アロマを焚くのも好きなので、定期的に焚いていますが、北東の寝室に合うアロマは、サンダルウッドになります。サンダルウッドは白檀です。サンダルウッドのアロマは持っていなくて、たまに白檀とお香を自分自身のお部屋で焚いています。

特定の香りだけにこだわらずに、お好みのアロマを焚くだけでも、良い効果があるはずです。

以前に比べたら、シンプルで、大分明るい雰囲気にはなりました。

しかし、自分自身のお部屋には、神棚が置いてあります。神棚は、一年弱前から置いています。本当は居間に置くのが一番良いのですが、家族があまり良い顔をしないので、自分自身のお部屋に置きました。

神棚を自分自身のお部屋に置く前から、お部屋のどこかから物音がしたり、近所から心無い言葉等を掛けられていました。仕事等が上手く行っているかと言えば、そうでもありませんでした。神棚にはお塩も捧げているので、逆に神棚は、良くないものから守ってくれているのではないかと、個人的には思っています。

神棚の位置は、独立をして転居をした際に、ちゃんと位置を考えて置きたいと考えています。

占いも行うので、水晶等も棚の中に仕舞ってありますし、盛り塩も置いてあります。

週に一度は必ず自分自身のお部屋のお掃除を行って、鏡や窓も拭き、寝具に陽を当てたり、カバー類の洗濯も心掛けています。

北東には、お金に関するものを置くと良いので、貯金箱を置いてみようかと検討をしています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、北東にまつわる話について、私的なことを挟んで述べてみました。自分自身のお部屋で行っていることが運気を上げることに繋がっているのかは、正直なところは分かりませんが、自分自身のお部屋が綺麗な状態であると、気分は清々しいです。

こまめに整理整頓やお掃除をすることや神棚への感謝を怠ってしまったら、今よりも状況が悪化してしまう可能性があるので、今後も、特に自分自身のお部屋を綺麗な状態に保って行く方針でいます。