皆さんは、人から貰った手紙を取っておく派ですか、それともすぐに捨ててしまう派ですか。
私は、以前は、人から貰った手紙をなかなか捨てられずに、いつまでも取っておく派でした。いつまでも形のある思い出として取っておきたいと思っていました。
部屋の掃除をしていた時に、学生時代に仲が良かった友達から貰った手紙を見つけました。当時の楽しかった思い出が蘇り、それらの手紙もずっと取っておきたかったです
また、私の兄弟やいとこ達が小さかった頃に貰った手紙も出て来ました。字や絵も可愛くて、手紙を読んでいていたら、涙が出て来ました。
しかし、いつまでもそれらを取っておいても部屋の整理整頓にならないし、いつか私が自分の部屋を出て行く時には手紙類は一緒に持って行くことは出来ません。
自分の部屋に残しておいたとしても、その部屋を、家族の別の誰かが使うとなった場合、手紙類は邪魔になってしまうのです。
冷たい人間であると思われてしまうかもしれませんが、人から貰った手紙をしっかりと読んで、心の中に焼き付けて、思い切って捨ててしまいました。
それ以後、人から貰った手紙やメッセージカード類等は一定の間は取っておいて、ある程度の期間が過ぎたら捨てる様にしています。
皆さんはいかがでしょうか。今回は、風水において、手紙を捨てることは、果たして良いことであるのか、といったことを見て行きたいと思います。
風水のおきて
風水は、陰陽論と五行論という思想を基に生み出された、環境学と呼ばれる占術のことです。
風水は日本に伝わってから、開運の意味合いが強くなりました。
風水において、
- 余分なものは捨てること。
- 出来る限り、不要な物は置かないこと。
- 物の整理整頓と収納をきちんとすること。
- 天井や壁や床を綺麗にすること。
- 家具や家電、棚等も綺麗にすること。
- 窓や鏡を綺麗に磨くこと。
- こまめに換気を行い、風通しを良くすること。
といったこと等を、大事にしています。
風水では、綺麗にしている場所に、運気がやって来ると考えられています。
手紙は捨ててしまった方が良い
風水において、手紙は木の気を持ちます。
木の気は、健康運や仕事運に関係しているので、いつまでも手紙を取っておくと、健康運や仕事運を停滞させてしまう可能性があります。なので、出来る限り、手紙は捨ててしまう方が良いでしょう。
特に、貰ってもあまり嬉しくない相手からの手紙であったり、読んでいて、嫌な気持になる様な手紙であれば尚更です。
その様な手紙はシュレッダーにかけてしまったり、塩を振って、白い紙に包んで捨てたり、場合によっては、お焚き上げをして貰っても構いません。
反対に、貰って嬉しい相手からの手紙や、読んでいて嬉しい気持ちになる様な手紙は、その手紙に感謝の気持ちを抱きながら、白い紙に包んで捨てると良いでしょう。
しかし、それでも、どうしても捨てられない手紙がある場合には、籠や箱等の中に手紙を入れて、陽の当たる場所に置く様にして下さい。
私は、出来る限り、貰った手紙は、読んでから、相手の気持ち、手紙を貰った喜び等を自分自身の胸に焼き付けて、すぐに捨ててしまいます。形としては残りませんが、思い出として、いつまでも自分自身の中に残り続けます。
その代わり、手紙を貰った相手の住所等の連絡先は、しっかりと控えておいて、何時でも連絡が取れる様な状態にはしておきます。
また、チラシやDM、情報誌等も不要な物はすぐに捨て、幼稚園等で貰ったプリント等も、いつまでも取っておかずに、不要になったら捨ててしまいます。
年賀状は捨ててしまった方が良いのか
年賀状も、手紙と同じで、木の性質を持ちます。なので、年賀状もいつまでも捨てずに取っておくと、健康運や仕事運等に支障が出たり、運気が停滞してしまう可能性があるので、注意が必要です。
年賀状は、出来たら春分までに捨てて下さい。捨てる際は、シュレッダーにかけても。白い紙に包んで捨てても、どちらでも構いませんが、貰った相手への感謝の気持ちを抱きながら捨てる様にしましょう。
年賀状を捨てる時には、玄関か居間に赤い色の花を飾ると良いそうです。この時は、決して造花やドライフラワー等ではなく、必ず生花にして下さい。
私は、以前は、人から貰った年賀状を、いつまでも捨てずに取っておいていました。私が小学生位の頃は、数十枚単位で人に年賀状を送り、返ってきた年賀状を大事に取っておいていました。
それが、年月を経て、段々メールやラインにおいて、新年の挨拶を交す様になり、年賀状を出す枚数は随分と減りました。
しかし、それでも毎年ある程度の年賀状を貰うので、しっかりと目を通して、相手の近況を確認します。
そして、お年玉付き年賀はがきの当選番号が発表される頃には、その年に貰った年賀状は捨ててしまいます。貰った相手の連絡先等の変更が無いかといったことは、しっかりと確認はします。
また、メールやライン等も同様で、迷惑メールや不要なDM等をはじめに、新年の挨拶や、日々のメッセージ等も、割とすぐに消してしまいます。
貰った相手からの気持ちをしっかりと受け止め、感謝の気持ちを抱きつつ、消してしまいます。メールやライン等においても、相手のアドレス等の変更があるかどうかといったことは、しっかりと確認はします。
送る媒体が異なっただけで、手紙もメールやライン等も、書いたりメッセージを打っている時点で、相手には気持ちが伝わっているはずです。
それに、受け取った手紙や年賀状、メールやライン等も、いつまでも形として取っておかなくても、思い出や気持ちとして残ります。
いくら手紙等を収納をするスペースや、携帯電話やパソコン等にも容量があったとしても、無限ではありませんし、処分もしくはデータの削除をしなければ一杯になってしまいます。
新しいものや、良い運気を呼び込む為にも、スペースを空けておくことが望ましいのです。
不要な物は捨ててしまった方が良い
人から貰った手紙や年賀状等だけではなく、使わなくなった物は、なるべく捨ててしまった方が良いでしょう。
例えば、新聞紙や情報誌、雑誌、書籍、服、雑貨、家電、家具、食器、ぬいぐるみ、人形等です。
ただ捨ててしまうのではなく、フリマサイトに出品をしたり、リサイクルショップへ売りに行ったり、知人にあげたりするのが良いでしょう。その際には、物に対して、感謝の気持ちを表して下さい。
ぬいぐるみや人形等は、神社やお寺へ持って行ったり、お焚き上げをしてもらうと良いでしょう。お守り等も同様です。感謝の気持ちを表して下さい。
また、携帯電話やパソコンの中の不要なデータや情報等もこまめに消去をするのが望ましいでしょう。
全てのデータを真っ新にするということではなく、定期的に、自分にとって必要なものとそうでないものとを振り分けて、大事なものは大事に取っておき、不要なものはいつまでもそのままにはしておかずに処分、消去をする様に心掛けましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、風水において、手紙を捨てるというテーマで書いてみました。
人から貰った手紙や年賀状を捨てるのには勇気がいることかもしれません。
自分自身にとって本当に大事なものは、大事にとっておき、残りは感謝の気持ちを持って、思い切って捨ててしまった方が風水的には良い様です。
また、なかなか物を捨てるというタイミングが無いかもしれませんが、断捨離を行うと気持ちもスッキリしますし、新しいものや、良い運気等も呼び込むことが出来ます。
思い切って、感謝の気持ちを示しながら、断捨離をされてみてはいかがでしょうか。