手相で、『成り上がり線』と呼ばれる線があります。とても珍しい手相で大吉相です。全体の1パーセントの人にしかあらわれないと言われています。
成り上がり線の特徴は、言葉通りのどん底や最下位からの大逆転です。今までの人生をひっくり返す、逆転満塁ホームランの手相です。
宝くじに当たって大金持ちになったり、長年の努力が実って後年大成功すると言われている手相です。この手相を持つ人は、人を惹きつけるカリスマ性があって、強運にめぐまれて努力すればするほど成功していく人です。芸能人や社長によく現れる手相です。
成り上がり線は、別名【千金紋】とも呼ばれて、生命線の始点から始まり中指の付け根に向かって湾曲しながら伸びる線を指します。
目次
手相の成り上がり線は左右で、違いがあるの？
手相では、一般的に、利き手でない方の手は、先天的な運勢。もともと自分が持っている運勢をあらわしている。利き手は、後天的な運勢。日常の行動や考え方により変化した手相と言われています。もちろん、これには諸説あるので、あくまでも、一般論としてですが。
上記を踏まえた上で、一般的に、利き手が右手の人が多いので、手相では右手にある場合は今まで積み重ねてきた努力が大きく報われ、成功につながるとしています。
成り上がり線が左手にあるときは、持って生まれた成り上がり線の可能性が高いので、無理をしなくても成功を手にできます。
手相の成り上がり線の濃淡に違いはあるの？
手相で薄い成り上がり線は、今まで積み重ねた努力が報われるという成り上がり線本来の効果が、薄まります。どんなにがんばってもそれ相応の成果が得られないこともあります。自分の意識の持ち方で薄い成り上がり線を、濃くすることもできます。何が何でも成功してやろうという意識を持つことで、成り上がり線も濃くなってきます。
成り上がり線が濃くあらわれている時は、今まで積み重ねてきた努力が報われ、成功や幸運が、手に入りやすくなっている時です。想像以上の努力が伴うかもしれませんが、諦めないで、あと一歩の努力を惜しまずに頑張りましょう。
ドン底まで落ちて、そこから這い上がって頂点まで行くほどの力や精神力が必要かもしれませんが、それだけに、成功を手にした時の喜びは大きいものになると思われます。
手相の成り上がり線の長さの違いは
手相にあらわれる成り上がり線の長さは、その効果の強さそのもをあらわしています。線が長い程より強い力を発揮します。長い成り上がり線とは、線の湾曲が深くて、緩やかに中指の付け根まで伸びている線を差します。
手相の成り上がり線が長い場合は、それまで頑張ってきた努力が実を結ぶ瞬間が、すぐそこまで来ていることを暗示しています。少ない努力の場合は、それなりの成果が。
また、成り上がり線の長さは、その効果の持続期間をあらわしています。長いものは、その恩恵を受けられる期間も長くなるという事です。日々真剣に努力し、向上心を持って物事に取り組む姿勢を忘れなければ、その成果を、長期間継続することも可能です。
手相で、短い成り上がり線とは、生命線の起点付近から、右上に向かって真っ直ぐ直線を描き、中指の付け根まで到達しないものを差します。この線は、成り上がり線の効果もあまり多く得られず、努力もなかな実を結ばないというものです。この手相を持つ人は、負けん気やチャレンジ精神が人一倍強く、とてもアグレッシブな人といえます。線が短いというのは運気の強さも、ほどほどだという事をあらわしています。
手相上の成り上がり線が伸びて来たように感じるときは、日常生活での努力や精神力や行動力が、成り上がり線の効果を向上させるものと合致したと考えられます。無意識にそれができている人は、いずれ立派な成り上がり線が手にあらわれる日が来る可能性があります。
手相は、自分の考え方やこれまでの行動次第で、変化していきます。早いサイクルだと2～3週間ほどで全然違う手相になってくることもあります。日頃の行いと、努力次第で、良い手相があらわれる確率も高くなります。
手相の成り上がり線が切れ切れになっているのは？
成り上がり線が切れ切れになっている手相の場合、成功はするのですがそれ程大きな成果は得られません。努力した結果、成功したりお金が手に入るのですが、大きな成果にはならずに、現状よりは少しよくなる程度です。それでも諦めずに、成功や一発逆転を強く強く願っていると、一本の線につながることがあります。
手相の成り上がり線が二本あるときは
手相の成り上がり線が二本あらわれている場合は、その手相が意味する力も二倍あることをあらわしています。運気だけでなく、向上心・野心などの精神的な面も、かなりアップしています。そのため、逆境にも強く、たとえ困難な状態にあっても負けることなく突き進みます。障害にあっても決して臆することがありません。そのため、より多くの成功や大金をつかむことができます。
成り上がり線が、3本あるあるときは
手相に成り上がり線が3本あらわれていることは、本当に珍しい手相で、めったにありません。それだけに、手にできるものは素晴らしいものになります。今まで積み重ねてきた努力が3倍、それ以上になって実を結んできます。予想もしなかった成功や大金が手にできます。
二本の成り上がり線と比べても、より強運となり、宝くじ、株、ギャンブルなどでも大儲けする可能性が、ない人の何倍も高くなります。それ以外にも、複数のチャンスが舞い込んできます。チャンスを逃さないで、自分のものにすれば、大成功間違いなしです。
成り上がり線にフイッシュ（魚紋）がある手相
手相の成り上がり線にフイッシュ（魚に似た形の線）が、あらわれることがあります。このフィッシュがあらわれると、これまで積み重ねてきた努力が報われ、成功や大金を手に入れるのはもちろん、それ以外に、近い将来、幸運や大金が舞い込むとされる手相です。
玉の輿婚や、素晴らし結婚相手に出会えたり、子宝に恵まれたりと、もたらされる幸運は、多岐にわたります。
成り上がり線にスター（星紋）がある手相
成り上がり線にスター（短い線が星ような形をしているもの）があらわれている手相は、それがどこに出ていてもとても良い吉相です。今までの努力が報われ状況が、一変して幸運や成功が舞い込んできます。また、おもいがけない収入も入ります。
成り上がり線にトライアングル（三角紋）がある手相
成り上がり線にトライアングル（短い線が三角形の形をしているもの）があらわれている手相は、手相の線に接していると良い意味を持つものが多いです。それが、線上に重なってあらわれる場合は、マイナスの力へと逆転することがあります。この紋は、小さく細い線であらわれることが多いので、気付きにくい特殊紋です。
手相の成り上がり線上にトライアングルがあらわれると、運気やモチベーションが下がったりとマイナスの力が働きます。成り上がり線が本来持つ、ハングリー精神やポジティブなメンタルを失ってしまうなど、成り上がり線本来の働きがなくなる可能性もあります。
成り上がり線と火星環との違いは？
手相の火星環とは、親指と生命線の間を起点として、生命線の内側にある丘から、中指の付け根に向かい緩やかに湾曲しながら伸びている線です。成り上がり線よりも、始点が下になります。手相の中指でも、大変鑑定が難しくプロの鑑定士でも意見が分かれる謎に包まれた手相です。
成り上がり線も火星環もどちらも吉相です。成り上がり線が努力の末に大成功を手に入れるとすると、火星環は、混乱や災いの中から幸運を掴み取ります。
火星環を持つ手相の人は、大きいエネルギーと情熱を持ち、いかなる状況でも最大限の力を発揮できる強い精神力を持つ人です。その結果大きな功績を納められて、成功を手に入れます。また、男女の違いでも差はありません。どのような人の手にあらわれても、熱い情熱を持ったエネルギッシュな人物で、周りの人を惹きつけ、魅力的な人物です。
成り上がり線とマネジメントと線との違いって？
手相にあらわれる成り上がり線とマネジメント線の違いは、始点はどちらも同じ生命線ですが、終点は成り上がり線が中指の付け根の部分であるのに対して、マネジメント線は、人差し指と中指の間です。
マネジメント線のある人は、経営や管理能力に優れているとされています。人や事物を管理する才能があり、世話好きで、相手がどんな人物なのかを見抜く力があります。
人の成長を喜び、サポートが得意なので、スポーツ監督やコーチ・アドバイザー・編集者・芸能マネージャー・スカウトマン・看護師・介護士・キャリアアドバイザー・習い事の師匠などが向いています。人と人をつないだり、人の資質を見つけ出すのが、得意なので、企業の中で人事部や総務部などに配置されると、実力を発揮できるようです。もちろん、どの部門でも人をマネジメントする仕事には向いています。
まとめ
手相にあらわれる成り上がり線は、誰にでもあるものではなくて、むしろ、成り上がり線のない人の方が多いです。努力が報われることを示す成り上がり線ですが、大変な努力の末にまた、これからしなくてはならない努力も、いつか報われると思えるだけでも、希望が持てます。それも、ただ報われるのではなく、自分が思う以上に大成功して、幸運も金運も手に入れることができます。もし、そのラッキーな線が、手相にあらわれているなら、なおいっそうの努力をして、持っている運を最大限に活かしてください。
大変なことも、つらいこともあるかもしれませんが、自分は必ず乗り越えることができると強く信じて、突き進んでください。
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