運命線は手相の中でも、基本７本線の一つですが、運命線がない人は珍しくありません。また、手相の中でも、変化することが多々ある線となるため、子どもの頃に運命線がない人も、大人になり急に現れることも大いにあるのです。あるいは、運命線が１本しかなかった人も、歳を重ねるごとに、その運命線が変化し、中には数が増える人もいます。
運命線がないからといって、運がないというわけではありません。運命線がないからといって、社会で活躍出来ないと決めつけてしまうのは早いです。運命線がない人は、どのようにすれば運勢が上がるのでしょうか。読み解いていきましょう。
目次
手相の運命線とは？ないとどうなる？
運命線とはどのような手相なのでしょうか？ある人はない人と比べてどのような違いがあるのでしょう。運命線とは、自分の運命に影響を与える手相です。では、具体的にどのような手相を運命線というのでしょうか。
まず運命線とは、中指に向かって伸びる線のことをいいます。皆さんがよく思い浮かぶ手のひらの真ん中に縦に伸びる線が運命線だと思う人は多いでしょう。
しかし、運命線はこの線だけではありません。むしろこの線は稀といえるでしょう。運命線とは、手のひらのどこから出発しても運命線なのです。たとえ、途中で切れていても、線が曲がっていたとしても、中指に向かって伸びていれば、その手相は運命線となります。今まで勘違いをして自分には運命線がないと思っていた人も多いのではないでしょうか。自分の手相を改めてじっくり観察しましょう。
運命線は、自分自身の人生の運の変わり目を教えてくれる手相です。運命線には流年法というものがあります。就職や転職、または結婚など人生のターニングポイントを運命線が教えてくれるのです。
但し、運命線があるからといって、ただただ運が強いというわけではありません。運命線がある人は、ない人に比べてエネルギーがあり個性的という特徴があるということです。運命線がない人が、個性がないというわけではありません。個性の強い人は、自分を主張することも多く、自己中心的な考えを持った人もいます。運命線がない人のほうが、協調生があり、周囲に合わせることができる順応性があるという特徴があるのです。
運命線がない人の中にも、勿論社会で成功している人もたくさんいます。周囲と協調しながら、組織の中で柔軟に対応していく人は、運命線がない人の特徴ともいえます。
また、運命線は、右手と左手では意味が違います。そもそも、右手は後天的な運勢、つまり現在進行形の手相です。そして、左手は先天的な運勢、つまり元々持って生まれた資質ということです。右手に運命線がない場合は、現在の環境が大きく関わります。今目標や夢がないという人は運命線がないのです。だからといって、将来を嘆く必要はありません。今は夢や目標を見つける準備時間なのだと捉えることができるのです。
また左手の手相の場合は、元々の資質が影響するため、単純に争いごとが嫌いだという特徴があるのです。
手相の運命線の太さや濃さは何がいいの？基準を解説
運命線にもさまざまな違いがあります。まずは手相の太さです。手相の三大線と言われる「生命線」「感情線」「知能線」は、他の手相よりも太いと言われます。「運命線」も３大線と同じくらい太ければ、かなり明瞭にくっきりとした線となりますね。
それほど明瞭ではない場合でも、手のひらを３０cmほど話しても、運命線が見える場合は、明瞭といってよいでしょう。運命線が太い人は、運命線がない人や薄い人と比べて、社会での関わりがより深い人、社会で活躍する人と言えるでしょう。
はっきりとした運命線があると何がいいの？手相がない人との違い
はっきりとした運命線があると、手相がない人と比べてどんな運勢がいいといえるのでしょうか。
子どもの頃から運命線があり、且つはっきりとした運命線を持つ人は、競うことが好きななタイプが多いという特徴があります。子どもの頃からはっきりとした将来の夢や目標があり、それに向けて努力を重ねている人が多く、運命線がない人よりも、責任が重い立場になったりと、リーダーシップを発揮する人が多いのです。
誰かに頼るというよりは、自立しており、自分自身え強く生きていく、周りを引張っていく特徴があると言えます。特に女性で運命線がはっきりとある場合は、仕事に邁進するキャリアウーマンタイプが多く、結婚しても仕事に邁進する特徴があります。
つまり、男女ともに仕事に熱中する傾向があるのです。但し、運命線があるからといって、必ずしも幸せになれるというわけではありません。運命線がないからといって、必ずしも不幸になるともいえないのです。
運命線がないとはどういうこと？手相がないと判断する基準とは？
運命線がある人とは逆に、手相がない人は、どういうことを意味するのか。大人になっても運命線が現れない人、よく見ないと分からないほど、運命線が薄い人は、社会との関わりがなく、依存性があるといわれます。しかし、それは不幸や失敗を意味しているわけではありません。
運命線がない人や薄い人には、社会で成功する、仕事に邁進すること以外に、興味を持っていることがあるタイプが多いのです。
仕事よりも、趣味に時間とお金を使い生きていきたいという人や、働くことが苦手で嫌だという人お金儲けなどに興味がなく、欲がない人という特徴があります。
運命線がある人とは、重きを置いているポイントが違うだけなのです。自分の価値観がしっかりあるという点では、運命線がある人と違いはありません。自分に無理をする必要はないのです。
また、運命線がない人は、別格主義とも言われています。常に集団の中心や中にいるのではなく、皆の様子を、少し別の角度から見ているといえます。客観的に物事を考えられるということですね。
運命線がない人はどういう人が多い？手相がない人の特徴
運命線がない人は、運命線がある人と比べて、控えめなタイプが多いようです。仕事でも出世争いなどの競争社会に対して嫌悪感や苦手意識を持っており、他人からの評価はあまり重要には考えていまいのです。マイペースで生きているということですね。運命線がない人は、あえて社会との関わりを自分から避けているようなあまのじゃくな気持ちを持った人という特徴があります。
また自分の意思に関わらず、家庭の事情などで、常に誰かの影に隠れて生きている場合も、運命線がない場合や、薄い場合があるようです。
常に自分が中心、１番だと自己中心的な考えではなく、副やサブの立場から支えたり、自分は１歩下がって周りを立てる「縁の下の力持ち」のような役割を担うことが多いようです。つまり運命線がない人は集団や組織で能力を発揮するタイプといえます。自分自身の明確な目標がない場合でも、役割や使命を人から与えられるのであれば、それに向かって邁進することができるということですね。
決断したり判断を下す役割というよりは、２、３番手の協調役として自分の力を発揮する人が多いのです。
そして運命線がない人は、冷静沈着な性格といえます。冷静に物事を分析し、今なにwすべきか、何が必要なのか、冷静に判断することができるのです。組織や集団には必ず必要な人ですよね。
また女性の場合、運命線がない人は、家庭的な人が多い傾向があります。刺激よりも安定や安心を求める人が多く、結婚時期が早く家庭に入る専業主婦となる人が多いといえます。しかし、決して怠け者というわけではないので、家庭をしっかりと支えサポートできるといえるでしょう。
一方男性の場合、外見内面ともにソフトな柔らかい人が多いでしょう。男性の場合も、刺激よりも安定や安心を求める人が多いため、その点では女性と同じですね。
刺激はないですが、どんな環境でも協調生があり、周囲の人となじみ上手く立ち振る舞いが出来るため、印象が良い人が多いでしょう。積極的なタイプとはいえませんが、穏やかな柔らかい性格であり、感情を荒立てることもないため、優しい人が多いのです。
また、現在の自分自身の環境も大きく影響しています。やる気がないわけではないが、明確な目標や夢がまだ見つからず模索している人などは、まだ自分自身の中で定まっていないため、運命線がない、現れないということがあるようです。
なので、子どもの頃から運命線がある人は少ないのですね。
まとめ
運命線がない人は何もかも運勢がない。手相がある人よりも幸せになれないなどと思ってはいけません。運命線がない人は、サポート役に適しているため、仕事でも家庭でも必要な存在なのです。しかし、運命線がない人の中でも、自分の力で成功したいと思う人もいるでしょう。そんな人には運命線がない人必見の開運方法をご紹介します。
まずは、①運命線がないのならば直接書けばいい。運命線を自分で書いてしまうという方法です。運命線は変化しやすく、手相は変わるものです。線を書くことで、自分自身の考え方がプラスとなり、自分の思い描いた未来を想像することで、行動や気持ちも前向きとなります。太くはっきりと書くようにしましょう。
いかがでしたでしょうか。運命線のあるなしで、全ての運が決まるわけではないのです。手相のひとつの個性と考えてみてください。大切なことは自分自身を受け入れ肯定するということです。また、自分の手相をしっかりと観察し、手相を意識するということです。意識をするということは、行動も心にも大きな変化をもたらします。自分自身の人生です。結局は自分次第なのです。自分の意思や行動で未来は変わるのです。自分自身の幸せや生き方を見つけましょう。自分の人生を豊かにするのは自分自身なのです。
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