リクルート生の皆さま、毎日就職活動お疲れ様です!ob訪問は順調ですか?一生懸命やっているのに、なかなか手ごたえを感じられない…という方は、一度「服装」を見直して見た方がいいかもしれません。今回は「ob訪問時のベストな服装」についてお話し致します!
目次
服装で印象アップ?ob訪問について
まずob訪問とは何かということからお話ししますね。そもそも「ob」とは、日本人が作った和製英語で、「old boy」の略です。女性の場合は「old lady」で「og」と呼ばれています。ですのでob・ogとは、「自分と同じ学校を卒業した先輩」を意味しています。自分が志望する企業で働く、自分と同じ学校の先輩に話を聞くことが一般的な「ob訪問」です。
【服装】ob訪問のメリットは?
次に、なぜob訪問をするのかについてお話ししていきますね。考えられるメリットは、大きく分けて3つです。ob訪問の意味と効果をしっかり理解した上で活動に臨みましょう。
メリット①【企業理解を深められる】
ob訪問は通常、先輩と就活生が一対一で行います。長さとしては30分~1時間程度の場合が多いでしょう。ですので企業説明会に比べて長時間、志望企業の社員と話すことができます。予め事業内容や、仕事内容を知っておくことで、より具体的な志望動機が書けます。
メリット②【選考に有利になる場合】
表向きはob訪問であり、選考には無関係としている企業も多いですが、学生の印象を社内で共有する企業もあります。ob訪問は面接の前に就職への熱意を伝えられる場として活用しましょう。また面接の前に社会人の方と話すことに慣れる、という効果もありますよ。
メリット③【アドバイスがもらえる】
企業の方針によりますが、obが選考へのアドバイスをしてくれる場合も多くあるようです。選考フローは年ごとに変更される場合も多いですが、適性試験(SPIなど)の種類や、面接の回数、グループ面接の有無、面接でどのような質問をされるかなどが聞けます。
メリット③【社会人の本音が聞ける】
ob訪問は大人数を相手にする説明会ではないので、ある程度フランクに話すことができるでしょう。ただし、訪問を受けてくださる先輩にとってob訪問は業務の一部です。そのため、今後の選考に有利になるよう情報を集める手段、と考えて臨むようにしましょう。
【服装】ob訪問のアポ取りは?
ob訪問を行う際は、obまたはogにアポイントを取ることから始まります。以下に、アポ取りをするための方法についてまとめておきました。就活生の方は、ぜひ参考にして下さい。
ちなみにob訪問のピークは大学3年生の3~4月です。この時期はob・ogがつかまりづらくなる可能性があります。できればピーク時より1ヶ月程度前に訪問する予定で動きましょう。
パターン①【キャリアセンター】
正規の学生であれば、大学のキャリアセンターを使うことができますので、キャリアセンターでob・ogの名簿を見せてもらいましょう。センターweb上でも見ることができます。
パターン②【サークル・ゼミなど】
ゼミや寮、サークルなどで出会った先輩はとても頼りになる存在です。先輩自身はもちろんですが、先輩の友人で志望企業に就職した方がいないかなど、積極的に聞いてみましょう。友人・知人への声かけも有効です。また、学校の先生に紹介をお願いしてもいいでしょう。
パターン③【アプリ・サイト】
現在は就職活動にもインターネットが不可欠となりました。アプリやサイトの場合は、出身校に関わらず、obを紹介してくれる場合が多いです。例えば「マッチャー」などですね。
このような方法を経由して、ob・ogが見つかったら、メールor電話でob訪問を申し込みます。あくまでもob・ogからお話を伺うというスタンスですので、日程などは基本的にob・ogの都合に合わせましょう。また、待ち合わせ場所には絶対に遅刻しないでくださいね。
ob訪問時の服装が内定に影響する?
さてここからは、ob訪問に何を着ていけばいいのか?という疑問についてお話しします。就職活動において、基本はリクルートスーツという認識の学生が多いかと思いますが、ob訪問の位置づけが選考の一環なのか明確でないため、服装に悩む就活生が多いようです。
つまり面接は選考だからスーツで行くのが当たり前ですが、ob・og訪問は選考とも違う気がするから、服装に迷ってしまう学生が多いということですね。ただ実際ob・og訪問を必須としている企業もありますし、企業の方と会う場合は説明会なども含めて全て選考と考えた方が行動しやすくなります。ですのでob・og訪問も選考の一環だから、服装の指定がなければリクルートスーツで、服装の指定があれば指定された服装で行くようにしましょう。
ob・og訪問の相手がたとえ仲の良かった先輩だったとしても、今は社会人なわけですから、社会人と接するという意識を持てば自然と服装の悩みも解決されていくでしょう。
ob訪問の際のベストな服装って?
先ほどもお伝えしましたが、ob・og訪問の服装は特に指定がなければリクルートスーツで行くのが無難です。ob・og訪問の服装で極端に評価が上がったりすることはありません。むしろ評価を下げないように、最低限注意すべきポイントを押さえた服装で行きましょう。
一般的なのがリクルートスーツに白のシャツというのがob・og訪問の服装で一番多いパターンです。要はob・ogから見て不自然に感じない服装で行くのがベストです。そのためにリクルートスーツが無難という訳ですが、服装だけではなく「清潔感」も大切です。
男性はネクタイが曲がっていないか、Yシャツにしわがついていないか、女性であればストッキングが伝線していないかなどは、ob・og訪問前にしっかり確認しておきましょう。
ob訪問の服装を選ぶポイントは?
ob・og訪問に行く際、私服で行くかどうか迷う時もあるでしょう。実はそれぞれのob・og訪問のケースで注意するポイントがありますので、ケースごとに詳しく解説していきます。
ケース①【服装は自由と言われた】
一番厄介なのがこのパターンです。スーツでも良いし私服でもいいと解釈できます。事前に口コミサイトなどで先輩がどんな服装で行ったかを徹底的に調べることをオススメします。
ケース②【私服で来いと言われた】
企業から私服で来るように指定された場合は、私服で行きましょう。その際はオフィスカジュアルが一番無難です。また私服とはいえ、ジャージやミニスカートはNGです。
ケース③【知り合いのob・og】
ob訪問をお願いする相手が知り合いで、ある程度お互いの気心が知れていれば、スーツ以外でも構いません。しかし「親しき仲にも礼儀あり」です。短パンやサンダルなど、軽装は避けてください。また初対面の相手の場合は、特に指定がなければスーツで行きましょう。
ケース④【休日のob・og訪問】
ob訪問の日時や場所は、様々なケースが想定されます。休日のプライベートな時間を使い、個人としてob訪問を受け入れてくれるケースもあります。この場合も、やはり迷ったらスーツを着ていくことが望ましいです。就活において、スーツは最強の服装と言えます。
ケース⑤【アパレル業界の場合】
アパレル業界は、私服を指定してくることが非常に多いです。自社ブランドを持っている企業の場合、最低でも1点はその会社のブランドを組み合わせることをオススメします。obの方から「それ、当社のブランドですか?」などと聞かれ、話が弾むこともあるようです。
ケース⑥【暑い日のob・og訪問】
ob・og訪問するのが暑い夏の時期だったとしても、クールビズの考え方は会社や人それぞれです。自分の思い込みだけでノーネクタイ・ノージャケットで行くのは控えましょう。
【ob訪問】「服装は自由」の意図って?
それでは、「服装は自由」と提示した企業側の意図はどのようなものなのでしょうか?そこには3つのポイントがあるようです。就活生の方は、ぜひこのポイントを理解しましょう。
ポイント①【就活生を試している】
時には企業が就活生を試しているケースがあるようです。服装自由と伝えることで、就活生の判断を試しているということですね。これは企業封土に合わせるべきですので、ベンチャーや外資系は私服、日系大手はスーツが無難ですが、口コミサイトを調べてください。
ポイント②【服装のセンスを見る】
従業員が私服で勤務している会社やアパレル業界に多いケースですが、就活生の服装のセンスを見たいという理由で私服を指定することがあります。ほとんどの場合は「私服でお越しください」と提言されます。業界・企業研究をしっかり行って企業の意図を探りましょう。
ポイント③【純粋に企業側の配慮】
例えば、暑い夏や寒い冬はスーツより私服の方が就活生にとって良いのでは?とか、私服の方がリラックスしてobと話ができるだろう、という純粋な気配りを企業側が行っている場合があります。この場合は「私服可」や「私服でお越しください」と提言されるようです。
就活生必見!ob訪問時のベストな服装って?のまとめ
さて今回は、就活生の方にオススメの「ob訪問時のベストな服装」についてのお話でしたが、いかがでしたでしょうか?たとえ「服装は自由」など指定がなかったとしても、スーツで行くか私服でいく方がいいかは業界によります。企業研究・業界研究をしっかり行って、失礼のない服装でob訪問に臨みましょう。ぜひ皆さん、この記事を参考にして下さいね!