リクルート生の皆さま、毎日就職活動お疲れ様です!せっかく一生懸命就職活動をされているワケですから、少しでもいい条件&やりがいを持って働ける職場に内定を頂きたいですよね?さて今回はそんな皆さま向けに今人気の「ob訪問サイト」についてお話し致します。
目次
アプリorサイト?ob訪問について
それではまずob訪問とはどのようなものなのかについてお話ししていきますね。「ob」とは「old boy」という和製英語の略語で、自分が所属している組織(大学など)の卒業生を指しています。ちなみに「og」は「old lady」であり、女性の卒業生を意味しています。
ob訪問は企業で働いている大学の先輩を訪ねて、仕事の内容や企業の雰囲気について教えてもらうことです。業界研究・企業研究の一つと言えます。ob訪問は選考を受ける上で必須というわけではありませんが、実施することで就活生に様々なメリットをもたらします。
【サイトあり】ob訪問のメリットは?
次にob訪問を行うメリットを見ていきましょう。ob訪問は時間もかかりますし、必須の活動ではありませんので、面倒臭いと感じるかもしれませんが、就活生に非常に有効です。
メリット①【採用につながるかも】
一部の企業では、「ob訪問の回数と評価」が採用にダイレクトにつながります。例えば商社でいうと、三菱商事、メーカーであればトヨタ自動車、川崎重工業などがその一例です。
ob訪問の社員評価には、2パターン存在します。それは「ob訪問時に、高評価を取らないとそもそも内定を出さない企業」と「高評価を受けると、面接時の加点材料になる企業」です。こういった企業を受ける場合は、ob訪問自体が採用にダイレクトにつながります。特に前者の「そもそも内定を出さない企業」を受ける場合は、ob訪問は必須となります。
メリット②【志望動機の説得力up】
メリット2つ目は、「説得力のある望動機が作れる」点です。就職活動においては、説明会やネット検索を経て、自分が働いているイメージがより湧く企業を探すことが大切です。しかし、自分で調べただけでは「なんとなく合いそう」という漠然なイメージしか持つことができません。ですのでob訪問を活用し、より企業イメージと自身のマッチングを図るのです。このように「志望動機に社風を使う」時、ob訪問はサポートファクトになります。
メリット③【リトマス紙的な役割】
ある面接官によると、「どの話がウケて、どの話が響かないのか知らない学生が多い」ようです。業種や企業によって「企業が求める人材像」は千差万別です。そのため、同じ話でも「どの視点で、どう話せば面接でウケるか?」が異なる場合が多いです。エピソードが複数ある場合は、尚更でしょう。ob訪問を行うことは、面接の練習に非常に有効なのです。
【ob訪問】アポ取りできるサイトとは?
さて実際にob訪問をするにあたっては、obやogにアポイントを取ることが第一歩となります。しかし、お願いできそうな知り合いがいない就活生やゼミやサークルの先輩に志望業界のつながりがない就活生は多いのではないでしょうか。また、自分から見ず知らずの社会人にob訪問のアポを取っていくのは難しいですよね。最近では、社会人に気軽にob訪問できるサイトやアプリが増えています。それらのサイト/アプリは3パターンに分類されます。
3パターンとは「ob訪問専用のサイト/アプリ」「ob訪問に使えるサイト/アプリ」「ob訪問にも使える社会人向けのサイト/アプリ」です。それぞれについて見ていきましょう。
パターン①【ob訪問専用サイト/アプリ】
「ビズリーチ・キャンパス」は、株式会社ビズリーチが運営しているob・og訪問をサポートする就活サイトです。同じ大学・ゼミ・サークルなど、バックグラウンドが近い社会人とつながることができます。自分のプロフィールを入力すると、データから自動で就活生に合ったobを探してくれます。obが見つかったら、後は「話を聞きたい」ボタンを押すだけで、操作が非常に簡単です。また就活対策セミナーやob・og交流会なども開催中です。
「Matcher(マッチャー)」は、学生と社会人とつなげるob訪問専用アプリです。登録している社会人はob訪問を受け入れることを前提で登録してくれているので、メールや電話も必要ありません。チャット機能でスムーズに日程調整や場所決めをすることができます。
「VISITS OB(ビジッツオービー)」は、最前線で活躍する社会人と学生をつなぐサービスです。充実したプロフィールの中から会ってみたい社会人を選んで、ob訪問できます。
「レクミー」は、国内最大級・最高精度の上位校学生データベースをもとにした、就活・採用プラットフォームです。ob訪問のサイトとしても使えますし、インターン情報やイベント情報も豊富です。エントリーシートや面談対策になる、社会人コンテンツがあります。
「ソーシャルランチ」は、トップ企業の社会人にob訪問できる就活支援コミュニティです。IT、マスコミ、金融、コンサル業界中心に、多彩な企業3000社で働く社会人が登録しています。就活に役立つコラムや業界研究など、様々な情報をサイト内で配信しています。
「茶会人訪問(ちゃかいじんほうもん)」は、就職活動中の学生にob・og訪問の機会を提供するサービスです。社会人が学生に食事をおごるものという「常識」を変えるために、「お茶」中心のob・og訪問をしようとできたのが、この「茶会人訪問」なんだそうです。
パターン②【ob訪問に使えるおすすめアプリ】
「OfferBox(オファーボックス)」は、就活生の人柄と採用したい学生像が合致する企業から、インターン・選考・面談のオファーが届く新卒専用の就活サービスです。企業は就活生の自己prやエピソードなどのプロフィールを読み、1通1通厳選してオファーを送ります。
「ニクリーチ」は、登録すると就活生に会ってみたいという企業から、「お肉を食べに行きませんか」とお誘いがくる逆求人のサービスです。面談や会社説明会よりも深くお互いを知ることができるので、非常にスピーディーにob訪問ができるという特徴があります。このサービスのいいところはなんといっても、焼肉を奢ってもらえる可能性があることです。カジュアルな雰囲気の中、焼肉を食べながら本音で語り合うことができるかもしれません。
「サポーターズ」は、交通費の支援をしつつ、たくさんのインターン・イベントに参加できるサイトです。200社を越える人気IT企業が利用しており、インターンやイベントに参加して、社員の人のお話を聞くことができます。就職活動は交通費を中心に、15~50万円ほど費用がかかると言われていますので、交通費の支援をしてもらえるのは嬉しいですね。
「ジョブコミット」は、専門のコンサルタントが一人ひとりの就活をしっかりサポートするサービスです。大手、中小ベンチャーなど様々な優良企業の求人を1000社以上紹介しています。また内定取得後も、就活生が実際に業務にあたるまで無料で支援を受けられます。
「キャリフル」は、各企業で活躍する先輩社会人と直接会話をすることで、あなた自身のキャリア形成における「軸」のヒントを見つけることができるプログラムです。大手就活メディア「リクナビ」が運営するプログラムで、気軽に企業の社員と会えるのが魅力的です。
「ガクセン」は、学生を取材してプロフィールとインタビュー記事を掲載することで、あなたに興味を持った企業から採用オファーを受けるという就活スタイルです。審査に通過し記事が掲載されると、あなたに関心を持った会員企業から「面談を依頼する」「会社説明会に呼ぶ」などの採用アプローチを受けることができます。自分に合った企業に出会えます。
パターン③【社会人向けサイト/アプリ】
「yenta(エンタ)」は、普段はつながる機会の少ない多種多様な領域のプロフェッショナル同士をAI(人口知能)が自動でつないでくれるというサービスです。こちらはob訪問専用のマッチングアプリではないのですが、プロフィールを作成する際に「学生」という選択肢があるので、就活生も登録ができます。東京近郊に住んでいる方専用のマッチングアプリという傾向が強いので、東京に住んでいる学生はob訪問アプリとして十分使えます。
「CoffeeMeeting(コーヒーミーティング)」は、コーヒー1杯を飲む時間を一緒に過ごしたい人と出会うためのサービスです。ちょっとした空き時間を使って、気軽に社会人とお茶することができます。ob訪問専用ではありませんが、こちらも就活生が利用できます。
「Eight(エイト)」は、名刺管理の機能をもったビジネスSNSアプリです。もらった名刺を撮影すると、正確にデータ化し、いつでもどこでもスマートフォンで確認できるようになります。名刺交換した相手も「Eight」をやっていた場合、アプリ上でつながる仕組みになっています。多くの社会人が登録しているので、学生のob訪問の手伝いになります。
就活中の方必見!ob訪問サイトって?のまとめ
さて今回は、就活中の方にオススメの「ob訪問サイト/アプリ」についてのお話でしたが、いかがでしたでしょうか?ob訪問の際はob・ogにアポイントを取ることが第一段階ですが、知人などの「つて」がない方でもサイトやアプリが充実しており、とても安心ですね。ぜひ皆さんも、この記事を参考にして頂いて、有意義なob訪問を行ってくださいね!